またまたご無沙汰しております~(;´▽`A``
最近はマッピングの記録ばかりですが、
更新が止まっている間にも読んでくださっている方がいるようで、ありがたいです。
(最近は趣味ブログの方ばかり出没しております・・・)
5月の上旬、右耳の6回目のマッピングがありました。
約3ヶ月ぶりです。
ここ数回はほとんどマップを変えずに来ましたが、
右耳の人工内耳にも慣れてくると、今のマップじゃ物足りなくなってきて・・・
今のマップでもちゃんと聞こえるし言葉もわかるけど、
音の大きさと言うか強さ?が、左耳に比べると足りず、左右アンバランスに感じるようになって。
その旨をST(言語聴覚士)さんに伝え、音を上げてもらいました。
左耳(最初の人工内耳)はずっと単独で聞く訓練をしてきたので、
今ではかなり本物に近い音で聞こえるようになってます。
でも右耳(2回目の人工内耳)は、音入れ後ずっと両耳(左の人工内耳も付けた状態)で装用していて、右耳単独での聞く訓練をほとんどしていないためか、いまでも左耳に比べるとロボットっぽい音で聞こえます。
両耳装用だとやはり時間がかかるみたいです。
左耳のときは本当にどんどん音が進化していったので、
右耳も左のように聞こえを良くするには、もっと単独でリハビリしなきゃいけないかも。
片耳と両耳とでは聞こえやすさが圧倒的に違うので、外出時は両耳装用しますが、
家の中ではなるべく左耳は外して、右耳のリハビリを頑張らなねば!
そして6回目のマッピングで、気になる点がもうひとつ。
人工内耳の機械は、磁石で頭に貼り付けています。
(Wikipediaより引用)
この丸い部分の真ん中に磁石がついていて、
体内に埋め込んだ機械の磁石と引き合って、固定しています。
当然磁石が強いほどしっかり固定され、磁石が弱いとすぐに落ちてしまいます。
磁石は取り外せるようになっていて、適した強さの磁石を選べます。
人工内耳セットには、デフォルトで【2番】の磁石が入っています。
2番はちょうど真ん中の強さです。
数字が大きいほど磁力が強くなります。
左耳(最初の人工内耳)は2番で強くもなく弱くもなく、快適に使えています。
でも右耳(2回目の人工内耳)は、2番だと付きが弱く、ちょっと頭を振ったり手が当たったりするだけで落ちてしまいます。
体内装置を埋め込んだ位置の違いか?皮膚の厚さの違いか?
原因はわかりませんが、同じ病院で同じ先生に手術してもらっても、違いがあるようです。
右耳の磁石は【3番】に交換してもらいました。
3番でもまだ、左耳よりも付きが弱いくらいでした。
そしてずっと3番の磁石で使い続けてきましたが、最近痛むようになりまして・・・
先生に診てもらったところ、磁石が張り付いているところが、赤く腫れていると。
皮膚の内側と外側からず~っと押さえつけてる訳ですから、ある程度は仕方ないのですが。
痛くて何時間も付け続けることができなくて、
朝に装着しても、昼ごろには我慢できなくて外して・・・
しばらく休憩してまた付けて・・・
ここ数週間はこんな感じでした。
(左耳はずっと付けていても平気です)
術後すぐと比べると傷口の腫れぼったさもひいて、磁石の付きが良くなってきたことで、3番の磁石では強くなりすぎてしまったようです。
赤みと腫れがひくまで、磁石を浮かせて磁力を弱める器具を装着して、様子を見ることに。
【参考画像1】
この白い輪を人工内耳にカチッとはめて、白い輪の厚み分だけ皮膚から浮かせるようになってます。
【参考画像2】
※ちなみにこの白い輪は、応急処置のために病院にあるもので、
オプション品として販売はされていません。
そして先週、7回目のマッピングに行きました。
上記の磁石による痛みの経過をみるため、いつもよりマッピングの間隔が狭めです。
約1ヶ月、磁石を浮かせて装着(白い輪)していたおかげで、赤み・痛みはほぼなくなりました。
やはり今は3番の磁石では強すぎるようです。
試しに2番の磁石に変えてみたところ、術後すぐのようにポロッと落ちることも無く、問題なく使えそうでした。
次のマッピングまで2番の磁石を付けてみて(今は病院の磁石をお借りしています)このままいけそうであれば、2番に買い換えることになりました。
ガッチリ固定されるほうがいいし、磁石は弱いより強いほうが・・・って思ってましたが、
痛くて付けられないんじゃ元も子もないし。
でも弱すぎてもすぐに取れちゃうので、それも意味ないし。
『ちょうどいい強さ』って難しいです・・・
(左耳はたまたま最初の2番がちょうど良くて、ラッキーでした)
前回音を上げた右耳のマップは順調です。
またさらに音を上げてもらい、左右差を小さくしました。
両耳装用したほうが格段に聞こえが良いので、
ついつい両耳付けたくなっちゃうのですが、
なるべく左は外して、右耳のロボット感が消えるようにリハビリ頑張ります!
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
今年も終わりですねぇ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
この冬はあんまり寒くないわ~と思っていたら、クリスマスあたりから一気に寒くなりました。
冬休みだけど、外に出たくないです・・・
さてさて、こんな時期ですが、先日のマッピングの記録がまだだったので書いておきます。
今回は左右両方の調整をしました。
左は半年ぶりのマッピングです。
左右ともに聞こえに大きな変化がなかったので、マップを作り変えることはせずに、微調整だけで終わりました。
右はまだ音入れしてから3ヶ月ですが、もう変化なし?
いいのか、悪いのか・・・(-。-;)
そして、片方ずつで簡単な聞き取り検査をしました。
STさんが口元を隠し、「ウー」と「ンー」や「シー」と「シュー」など、まぎらわしい単音をランダムに発して、私が復唱するというもの。
結果。
左耳は「ウー」と「ンー」の区別がつかず。
全部「ンー」に聞こえてしまう。
《こんなに「ンー」ばっかり続くわけないから、どれかは「ウー」なんだろうなぁ・・・》
と頭の中では思うんですが、私の耳には「ンー」と聞こえるので「ンー」を連呼(笑)
一方の右耳は、「ウー」も「ンー」もちゃんと聞こえます。
(めちゃくちゃ集中して聞けばなんとか分かる程度)
ちなみに、
右耳:音入れから3ヶ月(新しいほう)
左耳:音入れから1年1ヶ月(慣れたほう)
です。
少なくともこの「ウー」と「ンー」の聞き分けに関しては、右耳のほうが良いんですよね。
より自然な音に聞こえるのは、慣れた左耳です。
男女の声の違い、大人と子供の声の違い、様々な機械の音、雨の音、鳥の鳴き声・・・
生活の中で、頼りになるのは左耳の音です。
ですが、たとえロボットみたいな音でも、右耳のほうが聞き取りやすい音もあるんだなぁ。
音入れ3ヶ月にして、もう右が左に勝ってる聞こえもあるんだなぁ。
ビックリでした( ̄ー ̄;
過去記事にも書いたように、左の人工内耳は特定の音域を上げすぎると顔がピクピクけいれんしてしまうため、それを抑えるためにあえて下げています。
左耳が「ウー」と「ンー」の聞き分けができないのも、それが原因と思われます。
どう頑張っても、これ以上上げられません。
一方の右耳は、STさんいわく「もうかなり上げているので、現時点でピクピクが起きていないなら大丈夫」とのこと。
左がピクピクのせいで欠けてしまった音を、右が補えているとしたら、嬉しいな。
ロボットみたいに変な音なのは、時間の経過とともに慣れて自然な音に近づいていくはず。
いずれは左耳と同等かそれ以上に、右耳で豊かな音が聞けるようになったらいいな。
改めて、両耳した甲斐があったなと思いました(*^▽^*)
そして、手術直後ガーンと落ち込んだ味覚障害ですが。
数ヶ月分まとめて処方された薬も、先日のみ終わりました。
今はもうほとんど気にならなくなり、「舌の右半分の感覚が若干鈍いかな~」と感じる程度。
追加の薬はもらわず、このまま自然におさまるのを待つことにしました。
耳鳴りもたいしたことないし、
めまいも全くないし、
髪の毛剃った部分もだいぶ生えてきたし(笑)
味覚障害さえ治ればこっちのもんだっ!
順調♪順調♪
・・・と、喜んだのもつかの間。
来ました、アレが。
グ ル グ ル め ま い
今月半ば、予定がつまっていて忙しい日が続き、さらに風邪気味だったりで、疲労と体調不良が重なったからかな?と思うんですが、
朝起きたら天井が回る回る(@_@)!!
寝返りうっても回る回る(@_@)!!
起き上がっても回る回る~(@_@)!!
うっ・・・(x_x;)
船酔いみたいで気持ち悪い・・・
耳の中に異物が埋め込まれているわけですから(しかも両方)
人より三半規管?平衡感覚?がおかしくなりやすいんでしょうかね・・・
忙しいといっても、お仕事をされている方と比べたら全然たいしたことないんですが。
元気だし♪順調だし♪と調子に乗ってると、やはりこうなるみたいです・・・
(ちなみに、左耳の手術後にもなりました。グルグルめまい)
先日美容院に行った時も、シャンプー台から起き上がって自分の席へと歩き出した瞬間にグラァ~っときまして。
そばにつかまる物が何もなくて困りました。
たまたま自分の席がシャンプー台のすぐ近くだったので、よろめき斜め歩きしつつどうにかたどり着きましたが、もし遠い席だったらズッコケてたかも(焦&恥)
予定がない日はなるべくゆっくり過ごしていたら、徐々にマシになってきました。
このまま治ったらいいなぁ(´Д`;)
そんなこんな(どんな?)で、今年最後の更新です。
このブログに来て下さった方々、ありがとうございました!
今年もたくさんの難聴仲間さんと交流でき、とても嬉しく思っています。
かなりゆる~い更新頻度ではありますが、来年もまったりと続けていく予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
もう12月ですね!( ̄□ ̄;)
早いわ~!!
先月半ばに、右耳の聞き取り検査をしました。
(便宜上タイトルにマッピングと書きましたが、新しいマップは作らず、検査のみです)
検査のやり方は、以前に左耳でやったのと同じです。
↓左耳の検査についてはコチラ。
◎聞き取りテストの結果は?(マッピング3回目)
◎顔ピクピク防止より聞こえを優先!?(マッピング6回目)
検査の方法は3種類。
【1】人工内耳を外し、口の動きだけを見る
【2】人工内耳を付け、口元を隠して声だけを聞く
【3】人工内耳を付け、口の動きを見ながら声を聞く
『単語』と『文章』でそれぞれ、上記3種類の聞き取りテストをします。
まず【1】これはつまり、音は全く聞こえない状態で、口の動きだけで読み取るのですが・・・
過去2回と同様、ほぼ0点(特に文章)・・・(T▽T;)
「おしい」のが2、3個あるくらい。
読唇は全く上達してませんヽ(;´ω`)ノ
人工内耳の聞こえがソコソコ良好なのは嬉しいのですが、おかげで完全に音に頼ってコミュニケーションをとっていて、読唇スキルが身につかないままです。
もし何らかの事情で人工内耳が使えなくなった時に、全く口が読めないのは困るので、ちょっとくらいはできるようになりたい気持ちはあるのですが。
人工内耳を外してお風呂に入る時に、子供の口の動きをジーーーーっと見て、必死で読み取ろうと練習していますが・・・
全然わから~ん!!(T_T)
きっと読唇にも『センス』の有無があるんでしょうね。
私にはなさそう・・・
上手な方、コツとかあれば伝授して下さいm(_ _ )m
次に検査【2】と【3】ですが、
単語は1、2個怪しいのがありましたが(『ちどり』を『ぢどり』、『ゆめ』を『うめ』など)文章は全問正解。
上にも書いたように、普段ほぼ音だけで言葉を理解しているので、口の動きが見えても見えなくても聞き取りに差はないようです。
音入れ後1ヶ月での聞き取りとしては、順調です(*^▽^*)
音の質(本物の音との違い)はまだまだ左耳には及ばず、相変わらず機械音?変な音なのですが、右耳だけでも言葉はちゃんと理解でき、会話できます。
両耳つけると、左右差はあまり感じず、より音の輪郭がクッキリする感じです。
普段はずっと両耳付けているので、右耳単独での聞こえの変化はよくわからないのですが・・・(-。-;)
どちらか片方だけだと物足りなく感じ、両耳で聞く音こそが『私の聞こえ』だという感覚になりました。
両耳装用になって、ふと気がつくと、日常生活の中でのつまずきが大幅に減ってました。
買い物してレジでやりとりすることも
道端で知り合いに会って世間話することも
何かの手続きをしに窓口に行くことも
前みたいにビクビク緊張することはありません。
もちろん健聴者レベルまでハッキリ聞き取るのは不可能だし、
聞き間違えたり、聞き返したりすることはあります。
でも健聴者だって、聞き間違えたり聞き返すこと、ありますよね?
その程度の感覚です。
『明らかに普通とは違う聞き取れなさ』ではなくなりました。
・・・それが良い事かと聞かれたら、100%「良い」とは言い切れない複雑な想いもあります。
聞こえるようになったと言っても『人工内耳を付けたとき限定』の仮の姿なわけで、本当の私は、全く聞こえない聴覚障害者に変わりないんだし。
だけど今の私を他人が見たら、きっと誰もが健聴者だと思うでしょう。
実は聞こえない音がいっぱいあることも、話についていけなくて困ってることも、ピンとこないだろうし想像もつかないだろうなぁ。
『健聴者っぽい難聴者』ゆえの不便さは、増えるかもしれない。
でもそれを承知の上で、ちょっとでも聞こえるようになりたくて、健聴者の世界に近づきたくて、手術を望んだのは私だしσ(^_^;)
その望みは叶ったので、やっぱり『良い事』ですね(´∀`)♪
普段は健聴者にかなり近い生活ができていますし、精神的にもめちゃくちゃ楽になりました。
また、私自身『聴覚障害者歴』が長くなってきてキャリア(?)を積んだことで、前より動じなくなってきたというか・・・
聞こえない時でも「ま、いっか」「しょうがない」で諦めがつき流せるようになってきて。
以前はもっとピリピリしてて、健聴者と難聴者の違いにいちいち敏感に反応して、アチコチでつまずいては凹み・・・
それこそ毎日がブログネタの宝庫で、「モヤモヤを発散したい」「誰かに聞いてほしい」って思ってたけど。
今では、①人工内耳により、聞こえでつまずくことが減った ②聞こえなくても、前ほど気にならなくなった の2点により、ブログネタがなかなか見つからずです。
そうそう、昨日Mー1やってましたね。
家族と一緒に見てたのですが・・・
両耳装用でも、やっぱり聞き取れませんでした(´Д`;)
テンポが速すぎて!
アナウンサーが読み上げるニュースや天気予報なら、字幕なしでもほぼ分かるし、
ドラマやアニメでも滑舌が良く聞き取りやすい声なら、(専門用語とか以外は)だいたい分かるけど、
お笑いの掛け合いは無理だ~!
隣で家族が笑ってるのを見ながらも、何がおもしろいのかさっぱり分からないという・・・
自分も一緒に見てるくせに、
「今のおもしろかったの?」
「さっきのとどっちが良かった?」
「誰が優勝すると思う?」
っていちいち夫に聞く寂しさ(笑)
いくら両耳装用でも、限界あるよね(;´▽`A``
話は変わりますが、映画『レインツリーの国』始まってますね~!
私は原作は読みましたが、映画はまだ見てません。
感音性難聴を扱った映画で、見たいと思いつつ、どの程度難聴者をリアルに描いているのか?見るのが怖い気持ちもあり・・・
私は失聴以来映画館に行っていませんが、今ならけっこう聞き取れるかな。
期間限定で日本語字幕も付くそうですね。
この映画が、多くの人に難聴に関心を持ってもらうきっかけになると嬉しいですね(*^▽^*)
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
2回目のマッピングから約2週間たちました(・∀・)
まずは、マッピングの様子を簡単に。
音の調整に入る前に、聞こえの検査をしました。
(ピーピーと音が聞こえたらボタンを押す、普通の聴力検査)
左の人工内耳ははずして、右だけの聴力です。
25~30デシベルでした。
音入れから2週間でこの結果なら、わりと良好と言えそうです。
その後、音の調整。
(マッピングのやり方は今までと同じなので省略)
新しいマップは前回(音入れ)と比べると、音が大きくハッキリ聞こえます。
前回は音が小さくて(と言うか、パンチが弱い感じ)
実際の相手との距離と比べて、音で感じる距離のほうが遠いような違和感がありましたが、
(すぐ目の前にいるのに、声だけ遠い・・・みたいな)
その違和感が減りました。
声質も、まだまだ不自然ではあるものの、ロボット感が減って言葉が聞き取りやすくなりました。
両耳で聞くと、左右差が小さくなったことでさらにクリアに。
雑音下の会話がしやすくなりました。
先日自宅に友達が数人遊びに来たとき、小さい子供が何人もいてワーワー騒いでうるさくて、以前なら諦めていた騒音の中でも、会話できました!
もちろん聞き返しはありますし、全部理解できるわけではありませんが、何の話題かはほぼわかるし、時々自分から話に加わったりもできます。
筆談ボードがなければポツーンとなっていた頃からは、考えられないような進歩です!
以前も『静かな場所で』『1対1で向き合って』なら、わりとスムーズに会話できました。
でも実生活の中ではこの『難聴者にとっての好条件』な環境で会話できることって、めったに無い。
話し相手が複数いたり、店のBGMとか雨の音とか、何かしらの『邪魔な音』があるのが普通です。
そうなると、とたんに聞こえなく(聞き取れなく)なってしまうのです。
だから両耳装用による『雑音下での聞き取り』効果は、めちゃくちゃ重要です!!
右耳の人工内耳はまだ初期段階ですが、それでも片耳の頃とは違うとハッキリわかります。
これから右耳が進化して、さらに向上すれば良いなと願います。
そして、2回目のマッピングがあった日の夜。
子供たちが寝て静かになったリビングで、ふと耳を澄ますと・・・
コチ コチ コチ コチ
ん?? なんか聞こえる(・・;)
コチ コチ コチ コチ
・・・ハッ! これはもしやヽ(*'0'*)ツ
秒針の音~!!!
時計に目をやると、確かに秒針の動きに合わせて音が聞こえます。
今までは、聞こえなかった音です。
試しに人工内耳を片耳ずつはずしてみると、
左耳(慣れたほう)では聞こえないけど、
右耳(新しいほう)だとコチコチ聞こえます。
音の自然さや言葉の聞き取りやすさでは、当然左のほうが上だけど、聴力は右のほうがまさる音もあるようです。
右耳のおかげで、新たな音の世界が広がった~!と嬉しくなりました(*^▽^*)
そう言えば。
手術直後に大ショックを受けた味覚障害ですが、
かなり回復しました~!(´∀`)
入院中は本当に味がおかしくて気持ち悪くて、かなり凹みましたが、
術後1ヶ月頃には、あまり気にならなくなりました。
やたら苦かったりスースーする症状はなくなり、
舌の右側だけ味が薄いかな~と感じる程度。
今もまだ元通りではありませんが、普通に食事ができてます(・∀・)
味覚が鈍いことに慣れただけかもしれませんが(笑)
なんにせよ、『食べる楽しみ』を奪われたのは想像以上にショックだったので、思ったより早く回復してきて良かった!
この調子だと半年かからず治りそう?です。
味覚以外の後遺症は、今のところほぼありません。
先生は「2回目のほうがめまいが起こりやすい」と言ってましたが、私は1回目よりも2回目のほうがめまいは軽いです。
耳鳴りも、気にならない程度(手術前と変わらず。悪化はしていない)です。
味覚障害もめまいも耳鳴りも、本当に個人差が大きくて、「やってみなきゃわからない」ですね。
ただ、傷はいまだに痛みます。
ずーっとではありませんが、ピリピリする感じ?引きつる感じ?がします。
時々ズキン!となります。
頭を洗ってもしみたりはしませんが、指で軽く押すと痛む箇所はあります。
埋め込んだ機械の異物感に、時々イーッ!!!とむしり取りたくなります。
(もちろん不可能)
術後1年たった左耳は何とも無いので(違和感が全く無いとは言えませんが)
右耳も、時間の経過とともにおさまってくるといいなぁ。
表面の傷はふさがっても、見えない内側はまだ完治してないってことでしょうか。
まぁ、頭の中に機械を埋め込んだんだもんね。
しょうがないですよね・・・ガマンガマン(-。-;)
2回目のマッピングから約2週間、もうすぐ音入れ後1ヶ月。
ソコソコ順調です(・∀・)
そして今週、3回目のマッピング。
(なのであわてて書いた)
最近このパターン多し(笑)
以上、経過報告でした~(・ω・)/
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
昨日、札幌に初雪が降りました~(。>0<。)
寒っ!
少し前まで半袖着てた気がするのになぁ・・・
秋短すぎ~!
札幌に来て4度目の冬。
だいぶ雪にも慣れたけど、やっぱり寒いのは苦手です(´Д`;)
書くの遅くなりましたが、
13日(火)に右耳の音入れをしました!
2週間たちました。
気がつけばもうすぐ2回目のマッピングなので、慌てて書いてます・・・
音入れの流れは、左耳のときと同じです。
↓左耳の音入れの様子はコチラ
◎ 音入れしました!
◎ 左耳の聞こえはどうなった?
すべてが初体験だった左耳と違い、今回はマッピングも慣れたものなので、それほどドキドキも緊張もせず。
左耳の音入れよりは早く進みました。
全てのチャンネルの設定が終わり、いざ!音入れ!クリック!!
シー゚・:,。゚・:,。ジジ...シー・:,。゚・:,。ジ...゚・:,ザー。゚・:,ジ・:,。゚ピッ・:,。ジジジ...
゚・:,ジー...。゚・:,。バリバリ...・:,。゚・:,。カン・:,。゚・:,。ピッポッ・:,。゚・:,。カンカン...
キ゚・:,。゚コエ・:,。マ・:,。゚・:,。スカ
(ピッポッ※パッ※※パッ※ピッ)
おおっ!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
聞き覚えのあるこの変な音か~!!
(↑てか、左耳の音入れのコピペ)
いや、正直言うと。
何年も失聴していた後に手術した左耳と違い、
右耳は手術直前まで聴力があって(補聴器を使って)音を聞いていたわけだから、
♪今回のほうが良く聞こえるんじゃないの~?♪
・・・なんて淡い期待をしていたのですが( ´艸`)
そんなことはなかった(笑)
約1年ぶりに、宇宙人と交信しました~(;´▽`A``
ピッポッパッとかジージーザーザーとかキンコンカンとか、
謎の音が交錯しておりました。
ある意味懐かしい。うん。
人工内耳に慣れた左耳で聞くと、マッピングの部屋はとても静かでシーンとしているのに、
音入れしたばかりの右耳で聞くと、ず~っとジージーザーザーうるさく響いてるんです。
慣れてくると、雑音は不要な音と脳が認識して消してくれるのかな?
主治医の声もSTさんの声も自分の声も、みんな宇宙人かロボットみたいだけど、それでも前回よりは良いかも?と感じたのは、(宇宙人やロボットなりに)声の違いがわかったこと。
主治医は男性っぽい声、STさんは女性っぽい声、自分の声は(頭で思い浮かべる)自分の声っぽく。
ひとつの声・言葉が、宇宙人の声と本物の声と、2重に聞こえる感じ。
左の人工内耳も、最初はこんな変な音からスタートしたんだよなぁ。
それが今では、そこそこ本物っぽい音に聞こえるようになったと思うと、感慨深いです≧(´▽`)≦
今は宇宙人の右耳も、じきに進化してくれるはず。
リハビリ頑張ろ~(*^▽^*)
あ、リハビリと言っても特別な何かをするわけじゃなく、
ただひたすら人工内耳を付け続けて、日常の色んな音を聞いて慣らすだけですが。
なるべく左をはずして右だけで聞くように・・・とSTさんに言われたけど、やっぱり右だけじゃ不便すぎて(-。-;)
子供たちが起きてる間はほぼ両耳付けてますが、それでも訓練にはなってると思います。
右のマップがもうちょっと聞こえやすくなったら、右だけで生活できるように頑張りたいです。
そうそう、両耳と言えば!!ヾ( ̄0 ̄;ノ
右耳(新しいほう)の音入れが終わり、左耳(慣れたほう)の人工内耳も付けて、初めて両耳で聞いてみたら・・・
音、でかっっ!!( ̄□ ̄;)
両耳にしたとたん「音量3倍くらい上げましたか?」ってほど音が大きく感じて、頭にガンガン響いてウルサイ!
左に比べたら右はまだまだ小さい音なのに、両耳付けると、右のほうが響く。
左は音がスーッと自然に入ってくるけど、右の音は違和感があるからかな。
左の聞き取りやすい音を右の宇宙人が邪魔して、両耳にするとかえって聞きにくいような・・・
まだまだ左右差が大きいので音がうまく融合しないけど、それでも、両耳にしたら聞こえる音の量は確実に増える。
その音の大きさ、音の多さに、ただただビックリ!
左の人工内耳の聞こえが向上して、
かなり良く聞こえるようになった~♪
って思ってたけど、とんでもない。
両耳で聞ける健聴者はこんなにも、イヤこれよりも更に豊かな音の世界にいるんだなぁ~って。
改めて、健聴者と難聴者の差を思い知りました。
いくらリハビリを頑張っても、私は健聴者にはなれないけど、
右が宇宙人じゃなくなって、左右差が縮まったら、きっともっと聞こえやすくなるはず。
そう思って頑張ろう(´∀`)
・・・そして、両耳人工内耳生活を始めて、約2週間。
昨日、外出中に右耳(新しいほう)の電池が切れたんです。
でも左耳(慣れたほう)が聞こえるからいっか~とそのまま放置。
久しぶりに左耳だけで音を聞いてみたら・・・
めっちゃ聞こえにくい!
隣で話す夫の言葉が、何度聞き返してもわからない。
駅のアナウンスも、何て言ってるかわからない。
以前は聞き取れたのに。
左の人工内耳だけで生活してたときは、もっとクリアな音で聞こえてたのに、今はザラザラしたにごった音で、ハッキリ聞こえない。
それに、片耳だと音が小さすぎる!
そう感じる自分に、驚く( ̄□ ̄;)
最初は「違和感あるし邪魔だ~」って感じた右耳が、いつのまにか必要な音になってたみたいです。
今では両耳で聞くほうが聞き取りやすく、より多くの音を捉えられるようになってました。
うるさく感じた音の大きさも、それが普通になり、片耳だと静か過ぎて物足りない。
両耳に慣れるにつれて、以前はバリバリメインで頑張ってた左耳の力が弱まってきた?ってことでしょうか。
人間の順応力って不思議です(-。-;)
この先、右耳がもっと聞こえるようになったら、両耳装用での聞こえ方も良い方向に変化するのではと期待しています。
今週、2回目のマッピングがあります。
この2週間でどれだけ変わっているかな?
ドキドキです( ̄ー ̄;
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていたただけると励みになります。
にほんブログ村
退院おめでとうコメント、ありがとうございます!(*^▽^*)
先月末まで義母さんが来てくれていて、
入れ違いに今度はうちの両親が札幌に来ていて、
ナンヤカンヤと出歩いてました。
さらに爆弾低気圧のせいか、
傷はジワジワ痛むし、
耳鳴りはするし、
頭も痛いし、
入院・手術の疲れがなかなかとれず、
イマイチ調子が出ず・・・
どんどん寒くなってきたし、なんかダルいな~と。
ブログを放置・・・(-。-;)スミマセン
みなさんも風邪ひかないように気をつけて下さいね!
さて、タイトルにある『手術費用』についてのコメントを頂きました。
成人の人工内耳手術は、片耳しか保険適用にならないのでは?と。
このブログは人工内耳について調べに来る方が多く、
以前から(片耳の時から)コメント・メッセージで手術費用についての問い合わせをたくさん頂いていました。
お金の事を詳しくブログに書くつもりはなかったのですが、
私自身、人工内耳の手術を検討し始めた時にはネットなどで調べましたので、読者の方が費用について気になる気持ちはよ~くわかります。
「2回目の手術を受ける」とブログに書くにあたり、
その費用について今まで以上に問い合わせを頂くことが予想されたので、自分から「保険適用になる」旨を開示しました。
2回目の手術を希望した時、一番心配だったのは費用のことでした。
もし400万支払わなければならないなら、2回目は受けませんでした。
病院に事前に確認した時、私がクレームを言って無理やり保険適用にした訳ではなく、スンナリ通りましたし、
また、私以外にも何人か保険で2回目の手術を受けた方を知っています。(成人・私とは異なる病院です)
だから私が特別な例ではないと思うのですが・・・
でも保険適用の可否が、
希望すれば全員可能なのか
自治体によるのか
病院によるのか
正確な境界線がどこなのか、私にはわかりません。
「私は2回とも保険で手術が受けられた」
という事実を書きましたが、
「私が大丈夫だったからみなさんも大丈夫ですよ!」
「2回目も安く手術できますよ!」
とオススメするものではありません。
もしこのブログを読んで両耳装用を考え始めた方がいたとしたら、
私の費用については参考程度に見て頂き、
ご自身の病院で事前によく確認して下さいね。
・・・って、私が言うまでもないことですが(;´▽`A``
ブログの読者さんが増えるのは嬉しいですし、
続ける励みになり、とてもありがたいのですが、
それだけ影響力も大きくなるわけで。
慎重に言葉を選び、
書く内容に責任を持たなければいけないなと、
改めて考えさせられました。
費用についてコメントを下さった方々、
ありがとうございました!
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
金曜日に予定通り退院しました(*^▽^*)
入院中は、たくさんの応援コメントをありがとうございました!
個別のお返事をお休みして、ひたすらダラダラ・ゴロゴロして、
自分が書きたいことを一方的に書くばっかりにもかかわらず、
読みに来て下さった方々、『いいね』やコメントを下さった方々、
本当にありがとうございます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
まだ体力は戻りきってなくてすぐ疲れるし、
動き過ぎると傷が痛み出しますが、
けっこう元気です≧(´▽`)≦
これからはまた個別にお返事します。
落ち着いたらまた更新しますので、
今後ともよろしくお願いします。
いつも応援ありがとうございます!
にほんブログ村
コメントを下さったみなさん、ありがとうございます!
初めましての方々もありがとうございます!
嬉しく読んでます。
退院したらいつも通り個別のお返事に戻りますので、
今はまとめてのお礼にさせて下さい。
本当にありがとうございます。
連休終わりましたね。
楽しく過ごせましたか?
私は、病室(9階)からの景色を満喫し、
食っちゃ寝生活を満喫しました。
ワーイ。
・・・・・・。
思えば、2年前に突然失聴し、入院。
昨年は、左耳の人工内耳手術で入院。
そして今年、右耳の人工内耳手術で入院。
3年連続で秋に入院してます。
食欲の秋でも
芸術の秋でも
スポーツの秋でもなく
『入院の秋』(って嫌すぎるわ)
今年が最後、だったらいいなぁ。
昨日同室に新しい患者さんが入ってこられ、少しお話しする機会がありました。
私とは全然違う病状の方ですが、少しでも良くなるように治療を頑張るとおっしゃっていて、私も励まされました。
病棟には常にたくさんの患者さんがいて、それぞれ包帯姿だったり点滴してたり車椅子だったり、みんな大変そうで。
何の病気ですか?なんていちいち聞かないけど、
でっかい大学病院に入院してる時点で、近所の小さい病院じゃ対処できない重大な問題を抱えてるのは間違いなく。
なかには生死に関わる病状の人も、きっといるんだろうな。
そんなまわりの人たちを見てたら、今の自分の状況がちっぽけなものに思えてきました。
聞こえないことはもちろん大変なんだけど、
人工内耳というありがたい治療法があり、
希望すればすぐ手術を受けられる環境があって、
今も音のある世界で生きてる。
私は少なくとも今は、耳以外は健康と言えるし、
ショックだった味覚障害もいつかは治るし、
めまいも耳鳴りも吐き気も、味覚障害以外の後遺症はほぼ無くて、
術後の回復はかなり順調。
けっこう恵まれてるな~って。
私がうらやむ健聴者たちだって、たとえ耳は正常でも、他の悩みがある人はたくさんいるだろう。
どっちのほうが大変とか、○○よりはマシとか、比べられるもんじゃないけど、
大変なのは自分だけじゃなくて、
みんなそれぞれ、色々抱えながら頑張って生きてるんだなぁと。
ゆったりまったり時間が流れる病室で、ボンヤリそんなことを考えてました。
ま、今は入院中だから言えることで、
日常生活に戻ったらまた、アレコレ悩むんでしょうけどね。
キツキツに巻かれてた包帯は、5日目にようやく外され、久しぶりに洗髪できました。
傷口ははもう塞がってるとのこと。
爪をたてないように、撫でるように優し~く洗いました。
ギュッと押したりしない限り、全然しみたりせず痛くないです。
傷口は、前回の手術では医療用ボンドでとめてましたが(退院後に、ポロポロ少しずつ取れてきた)
今回はテープでとめてありました。
髪の毛が数ミリ生えてきて、テープが浮いてめくれてきたので、早々にはがしました。
どちらにせよ、抜糸しなくていいのが嬉しいです。
手術の際に神経を切っているため、今は右耳付近の感覚がありません。
でもそこは2回目、
ま、そのうち治るだろ~
とお気楽に構えております。
点滴も包帯も取れ、気分もスッキリ♪
体力も食欲も戻ってきてます。
寝てばっかりだから、足腰弱ってそうだけど・・・
退院は明日です。
入院生活もあと少し、今のうちにめいっぱいゴロゴロしたいと思います(笑)
音入れは3週間後の予定です。
今から楽しみです♪
退院後の心配といえば、ご飯作り!
味がマトモにわからないんだよねぇ・・・
味見しなくてもバッチリきまるほどの腕がない(笑)
「マズかったらゴメン」
って先に謝っとこう(笑)
※※以下、耳とは関係ないお知らせです※※
突然ですが、
私のFacebookのアカウントが乗っ取り被害にあいました。
私はFacebookに登録はしてるももの放置だったのですが、
入院中に友達から
「かずえさんから友達申請来た!
でも写真が別人だけど、ほんとにかずえさんかな?」
ってメールがきて、
なんのこっちゃ!?
と慌てて確認してみたら、
第三者が無断で私のアカウントの顔写真を変更して、
手当たり次第に友達申請しまくって、
私とは無関係な画像やらなんやら更新しまくってたー!!!
あの写真のケバい女・・・
アンタ誰ー!!!((怒))
友達がメールで教えてくれなかったら、もっと被害が広がるとこだった・・・
お~コワ。
今はアカウント削除を申請中です。
これを読んで心当たりのある方がいらっしゃったら、
第三者のなりすましによる迷惑行為ですので、無視してください。
すみません。
みなさんもお気をつけ下さい・・・
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
引き続きコメントありがとうございます!
どれも嬉しく読んでます。
昨日、点滴が終わって針を抜きました。
ずっと刺さったままだと動くたびにチクチクして痛いし、シャワー浴びる時もいちいちカバーしなきゃいけなくて邪魔なので、ひとつスッキリ身軽になりました。
頭はまだ包帯グルグル巻きですが、明日の朝には外せるようです。
傷が腫れないようにキツめに圧迫するので、それもかなりストレスで・・・
病院によってはすぐに包帯取るところもあるみたいですが、ここの病院は5日間くらいは傷を圧迫しなきゃダメだと。
頭も早くスッキリしたいです。
傷の痛みはそれほど気にならないのですが、顔の右半分(いや、アゴかな?耳下~エラのあたり)が腫れてます。
右だけおたふく風邪になったような感じです。
アゴや奥歯らへんがジワジワ痛くて、痛み止め飲んでます。
でも身体のダルさは、少しずつ楽になってきています。
↓前回の続きです。
術後3時間が過ぎ、
「もう飲んだり食べたりしてもいいですよ~」
と許可が出たので、
喉がカラッカラだった私は、ペットボトルの緑茶を一口・・・
ん?
なんか変だな、と感じつつ、確かめるようにもう一口・・・
ん!?!?
舌がしびれてる?
右側だけ妙にスースーしてハッカみたいな味がする・・・
この時はまだ、『しびれ』しか自覚がありませんでした。
虫歯の治療後に麻酔が覚めきってない時のような感じ。
嫌な予感が一瞬頭をよぎるも、必死で打ち消して。
その後すぐに夕食の時間になったけど、あまり食欲がわかず。
夫に食べやすそうなゼリーを買ってきてもらいました。
それと一緒に子供たちはアイスを買ってもらい、嬉しそうに食べてるのを見て、
「お母さんにも一口ちょうだい~♪」
とアーンをしてもらうと・・・
ゥエッ!!ナニコレ!?
苦い。
見た目はどう見てもバニラ。
口に入れた瞬間はバニラ。
左側に流れた味はバニラ。
なのに、口の中全体に行き渡った瞬間、甘味が苦味に変換され、粉薬みたいな味になる。
まさか・・・
恐る恐る、チョコ味も食べてみる。
やっぱり同じ。
オレンジ味も。
やっぱり同じ。
舌の左端で感じる味だけは、私の記憶にある味と一致するけど、
舌の真ん中~右側は甘味を全く感じず、チョコやオレンジの風味もほとんどなく、
ハッカのようなスースー感と、粉薬のような苦味がミックスされた味。
うん
認めたくないけど
これは
どう考えても
『味 覚 障 害』
子「どう?おいしい?(ニコニコ)」
私「う、うん。おいしいよ・・・」
マズイ。
とんでもなくマズイ。
頭に思い浮かべる味と、実際に感じる味が違いすぎる。
食べ物を口にするのが怖い。
100%マズイとわかっていて、しかもどんなマズさなのか想像もつかないのに、食べなきゃならないなんて苦痛すぎる。
順調に回復してる~♪と上がりぎみだったテンションが、ガンッといっきにドン底まで落ちました。
こんなことなら、手術やめときゃよかったかも・・・
今まで迷いなくズンズン手術まで突き進んできたけど、この時ばかりは一瞬そう思いました。
音入れ前だから当然右耳は聞こえず、現状はただ『激しい痛み』と『味覚障害』が上乗せされただけ。
気弱にもなります・・・
人工内耳の手術に味覚障害や顔面麻痺のリスクがあることは、もちろん知ってました。
でも可能性は低いと言われたし、やる前から心配しても仕方ないし、前回も大丈夫だったし、次もきっと大丈夫さ~♪なんて。
自分はならない気がしてた。
何の根拠もないけど。
もしなったとしても、一時的でしょ?一生じゃないでしょ?大丈夫大丈夫♪
って、軽く考えてました。
こんなダメージくらうとは。
ああ、食べるって大事。
思えば今まで順調だったのは、当たり前じゃなく、ものすごくラッキーだったんでしょうね。
調子に乗りすぎてました。
だからって新たな試練なんていりませんが。
勘弁して。ほんと。
おかげさまでこのブログには、人工内耳について調べに来て下さる読者さんが多いので、
順調♪順調♪タリラリラ~ン♪
と浮かれてばっかりの内容より、
こんなリスクもあるよ。どよ~ん・・・
と凹んだ内容もあったほうが、
よりリアルで参考になるのではと。
私のこの経験も、どこかの誰かの役に立つかもと思って、書いてます。
ブログのネタがひとつ増えた!と思うことにします。ハイ。
味覚障害発覚から数日たち、少しは耐性ができたのか、少なめながらも食事はできてます。
一番最初は、あまりにも予想外な味すぎて
死ぬほどマズイ!!
と思いましたが、
慣れてくると、死ぬほどではないです。生きてます。マズイけど。
恐る恐る、色んな食べ物を試してます。
とりあえず一番ダメなのが、甘味。
上にも書いたように、甘味→苦味に変換されるので、かなりおかしな味になります。
もともと苦ければ大丈夫なんじゃ?と思って、夫が買ってきたグレープフルーツゼリーを食べたら、
もともとのグレープフルーツの苦味に加え、ゼリーの甘味も苦味に変わるため、めちゃくちゃ苦いばっかりで1個完食できず。
比較的マシなのが、塩味。
すごーく薄味にはなるけど、苦くはならず。
味噌汁なんかは「味うすっ!!」とはなるものの、ほのかなダシの風味は感じるので、思ったよりイケます。
牛乳もそこまで違和感なし。
朝食で食べたコッペパンは、味が全くしなくて(まさに無味)パフパフした食感だけを感じ、スポンジを食べてるみたい。
処方されたビタミン剤の効果かは不明ですが、
口の中にずーっと粉薬を含んだような嫌な味がしてたのが、少し消えてきたような気がします。
とはいえ、食べられる量がまだまだ少ないため、今日からは栄養補助食品(カロリーメイトゼリーみたいな、少量で高エネルギーな流動食)も追加されました。
今は入院中でほぼ寝たきりで、食べることしか楽しみがないのでダメージ大きいですが、
退院して忙しい日常生活に戻り、さらに右耳の音入れをしたら、気分ももっと浮上していくだろうと思います。
全然食べられないわけじゃないし、
全然味を感じないわけじゃないし、
お見舞いに来てくれた家族には「苦い」とか「マズイ」とかブツクサ言ってますけど、
特効薬もないので、「そのうち治る」の「そのうち」が来るのを待つしかないですね。
人工内耳の手術が成功したことに感謝して、
次は音入れがうまくいくことを祈るのみ。
最後にひとこと。
治ったら
おいしいケーキを嫌ってほど腹一杯食べるぞー!!
ご清聴ありがとうございました。
タリラリラ~ン。
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
たくさんのコメントをありがとうございます!
体調は、おかげさまで順調に回復してます。
痛みはもちろんありますが、どうにか耐えられる程度です。
昨夜は久しぶりにまとまった時間眠れたので、ちょっとスッキリしました。
おとついの朝、2回目となる人工内耳手術を受けました。
自分でも不思議なくらい、ドキドキせず平常心でした。
手術室に案内してくれた先生(初対面)と、
「前のテレビ見ましたよ~!今日も取材あるのかと思いました(笑)」
「いやいや、今日はないので安心してください~(笑)」
などと談笑しながらなごやかムードで手術室に入り、
「うわ~!今日も満員だなぁ~!みんなは何の手術を受けるんだろう?」
とまわりを眺めながら、椅子に座ってボケーッと時間が来るのを待ってました。
オペ担当の看護師さんが、
「緊張しますよね~!私たちそばにいるので、何でも言ってくださいね!」
って背中をさすってくれて、
「いや、そうでもないです」
とも言えないし、その気遣いはとってもありがたいので反応に困って、笑ってごまかしました・・・
手術室に入って台に寝かされたら、もっとドックンドックンなるのかな~と思ったら、そうでもなくて。
「あ、前回とは違う部屋だな~」
「そうそう、前回もこんなんだったよな~」
「このあとの麻酔が痛いんだよなぁ嫌だな~」
と冷静に観察しつつ、
看護師さんの指示通りに服を脱ぎ、横になり、たんたんと動いてました。
いや、たぶん緊張してるんだろうけど、それを意識するとよけい緊張の度合いが上がっちゃうので、あえて冷静な自分を装ってたのかもしれません(笑)
「そのメガネかわいいですね。どこのですか?」
と、手術台に乗ってからも看護師さんと話しながら緊張をほぐし、
そうこうしてる間に麻酔を打たれ、1年前のあの痛みがジワジワあがってきて、
「うぁぁ~やっぱりコレ痛いですねぇ~」
とブツブツ言ってるうちに寝てました。
そして、あっという間(?)に手術終了。
肩をトントンと起こされ、
『無事に終わりました』
の紙を見せられ、
あ、もう終わったんだ・・・
意外と早かったなぁ~
と天井を眺めてました。(実際には4時間くらい経ってる)
ガラガラと運ばれながら、ボンヤリした意識の中でも、
「あ、今手術室を出たな」
「エレベーターに乗ったな」
「ベッドに移されたな」
と、自分の状況が一応わかりました。
こんなに痛かったっけ!?とビビるくらい頭が痛いし、
酸素マスクはベッタリ貼られ、チューブやら点滴やら色んなものに繋がれて身動きとれないけど、
絶対安静の3時間さえ乗り越えれば、あとはなんとかなる!
と心の中でとなえながら、
激しい痛みに耐え、
不自由な状態を耐えました。
3時間後、無事に酸素マスクとチューブを外され、どうにか自力でトイレに行ける状態になり、着替えて少しだけスッキリして、
術後の一番辛いピークは越えた!とホッとしました。
前回と違い術後の流れがわかる分、
「この辛さはいつまで続くの!?」
と不安にならずにすんだので、耐えやすかったし、思ったより早く感じました。
心配しためまいは、今のところなく。
耳鳴りは時々大きくなったりまた小さくなったりと、波はあるももの、それほどひどくはありません。
吐き気も気にならない程度で、術後の回復は前回より順調かも?と喜んでいました。
この時点までは。
絶飲・絶食が解かれ、お茶を一口飲むまでは。
(続く)
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
入院しました~!(。・_・。)ノ
今日の午前中、入院しました。
1週間前に義母さんが札幌に来てくれて、それから毎日アチコチ出かけたりバタバタ過ごしてるうちに、
気づいたら入院の日になってました(笑)
特に緊張するでもなく、昨夜もぐっすり寝て、いたって穏やかな気持ちで・・・
と、自分では思ってたんですが。
今朝、出発の時刻をなぜか1時間勘違いしてたり
(直前で気づきました)
足の指を角にガンッッ!!とぶつけたり
(爪割れた・・・)
娘に食べさせようと冷蔵庫から出した子供用ヨーグルトを、義母の前に置いたり
携帯の充電器をコンセントにさすときに、指にビリッと感電して「痛っっ!!」てなったり
「今朝なんかおかしいで。大丈夫?」
とつっこまれ。
無意識に緊張してるのかもしれません・・・
(オッチョコチョイなのはもともととも言う)
なんにせよ、無事に手術できそうでホッとしてします。
入院初日である今日は、麻酔科に行ったり、CT検査に行ったり、あっちこっち移動して・・・
(そして軽く迷子になった)
ひとつひとつにかかる時間は短いんだけど、待ち時間が長い!
いつ呼ばれるかハッキリ決まってないので、下手に病室から動けず・・・
どのタイミングでトイレに行ったり売店行ったりしたらいいのか、ソワソワして落ち着かな~い!
忙しいのか暇なのか、よくわからない日です。
とりあえず今はひたすら暇です。
あまりにも暇すぎるので、隙をみてコンビニで雑誌を買ってきました。
(惹かれるものがない限られたラインナップから、無理やり選択。種類少なすぎ)
『cookpad殿堂入りお弁当おかず108』
↑これを見て、新しいレシピを開拓することにします。
そういえば、去年と同じ耳鼻科病棟での入院なので、
「見覚えのある人(看護師さんとか)がいるな~」
と思ったら、
相手も
「もしかして以前も入院されてました?」
って。
スゴイ!覚えてるんだ~♪と、1年前も入院したことを伝えると、
「じゃあ病室の使い方は覚えてますね?特に変わったところはないので」
と説明を省かれました(笑)
けっこう忘れてるけど・・・いや、いいけどね(笑)
夫が付き添いで来てくれてたんですが、あまりにも暇すぎて申し訳ないので、もう大丈夫だよ~と帰ってもらいました。
手術は去年と同じ、朝イチの8時15分からです。(早!)
明日の昼頃、再び夫に会うときには、
もう手術が終わって包帯グルグルの酸素マスクシューシュー状態になってます。
酸素マスクといえば。
前回酸素マスクがプカプカ浮いてすぐにポロッと落ちるのがしんどかったので、
(酸素マスク問題については去年の手術記録を読んでね)
今回はテープで止めてもらえることになりました!
これでひとつ、術後のストレスが減った~(笑)
今回は2回目なので、大まかな流れはわかります。
その分安心・・・な反面、術後の痛みをリアルに思い出しちゃって、
「またアレをやるのか・・・ハァ」
と憂鬱になったりもしますが。
でも痛いのなんて、たった数日のガマンです。
その後の聴こえへの期待でワクワクする気持ちのほうが大きいので、頑張ります。
昨日の夜、子供たちから応援の手紙をもらいました。
(主に小2の息子から。3歳の娘からは『お母さんの顔』という名の落書き)
思わずウルッときました・・・こういうの弱いです。
お守りに持ってきました。
子供たちの声が、もっとたくさん聞こえるようになるといいな。
今日の21時以降は絶食です。
今日はたくさん食べてたくさん寝て、明日の朝イチの手術に備えたいと思います。
気合いいれて行ってきま~す!
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
今週から、息子の小学校が始まりました。
北海道はもう秋の気配が・・・
朝晩は風がヒンヤリしています。
短い夏も終わりかなぁ・・・
さてさて、夏休みに関西に帰省した際、人工内耳仲間のぷーどるさんとお会いしました(*^▽^*)
↓今までぷーどるさんとお会いした時の記事はコチラ
◎ブログでつながる難聴友達の輪♪その人はまさかの・・・
◎話は尽きない☆難聴女子会♪
会った時の様子は今までとだいたい同じなので、省略しますが・・・
普通の耳の人が聞いたら面白くもなんともないような話を、延々と。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
延々と。(略しすぎか)
難聴~中途失聴~人工内耳に関する話題は尽きることなく。
ぷーどるさんは正確には『中途失聴』ではないけど、
(残存聴力がけっこうあるため)
言葉の聞き取りが不可能になった時点で、スパッと人工内耳に切り替えた方です。
私の難聴悪化の過程と違いはあるものの、
「今より聞こえが良くなる可能性があるなら、手術でもなんでもやっちゃって!!」
という勢いで、現状への未練やら手術への不安やらはあまり考えずに、サッサと人工内耳に踏み切ったところがとても似ています。
そして、その結果ふたりとも
「人工内耳にして本当に良かったね~!!」
と(おおむね)満足しているところも同じ。
だから、とても話が合うのです≧(´▽`)≦
今回もまた11時集合~18時解散。(長)
長期休みごとに、その間に溜まったアレコレを吐き出してスッキリ~♪ってのが恒例になってきてます。
(私が聞いてもらってばっかりな気もするけど・・・)
ぷーどるさん、今回もありがとうございました!
また冬休みも楽しみにしてますо(ж>▽<)y ☆
で、タイトルの意味は??
ぷーどるさんにお会いした時に、先日私が取材を受けたテレビ放送のDVDをお渡ししたんです。
『今日ドキッ!』は北海道ローカル番組なので。
↓テレビ取材についてはコチラ
◎テレビ取材を受けました!放送日は・・・
◎テレビ放送は無事終了☆ホッと一安心・・・そして感想など
そしたら、それを見たぷーどるさんが、内容をブログに書き起こして下さいました!
北海道以外の方にも、内容がわかるようにと。
それが、めちゃくちゃ丁寧でわかりやすくまとめて下さってて!
感謝です~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
この『今日ドキッ!』の特集は、
「突発性難聴とは」
「中途失聴とは」
「人工内耳とは」
という説明が主になっています。
図解も入れて、とてもわかりやすくまとまっています。
でも私としては、
「聞こえる人が聞こえなくなったら、生活がどう変化するのか」
「難聴者から見た、社会の不自由さと無理解」
「難聴者が健常者に望むこと」
これらにもっとスポットを当ててほしかった、という想いが強かったのですが・・・
ぷーどるさんは、
「まだまだ認知度が低い人工内耳について、詳しく説明されていて良かったよ!
これから人工内耳を考えている人にとっては、非常にためになる情報だと思うし、手術を受ける勇気を与えられたと思うよ!」
と言ってくれて。
人工内耳装用者であるぷーどるさんからそう言ってもらえたことで、
これはこれで良かったんだ、意味があったんだ
どこかの誰かの役に立ったかもしれない、取材を受けてよかった
と、スーッと納得することができました(´∀`)
そんなこんなの『今日ドキッ!』中途失聴・人工内耳特集。
ぷーどるさんの書き起こしは、コチラです⇒☆☆☆
北海道外で放送を見ていない方、良かったらチェックしてみてくださいね(;^ω^A
ぷーどるさん、改めてありがとうございました!(≧▽≦)
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
もう1ヶ月ほど前の話ですが、8回目のマッピングに行きました。
・・・書くの遅すぎですが(;´▽`A``
と言うのも、ほぼ変化ナシで、あえて書くほどの内容がなく・・・
でも記録を残しておきたいので、一応書き留めておきます。
最初に、聞こえ具合の確認。
チャンネルひとつひとつ、『聞こえ始めの一番小さい音』と『大きすぎてうるさいと感じる音』をチェックしていきます。
その結果、ほぼ変化ナシと。
聞こえのテスト(STさんが口元を隠して声を出し、私がそれを復唱する)もしましたが、ちゃんと聞き取れているとのこと。
新しいマップは作らず、使い慣れた今までのマップで継続することになりました。
自分としても、ここ数ヶ月は自覚できるほどの聞こえの変化はないと感じています。
その日の体調や天候により微妙な違いはあるものの、言葉の聞き取りや音の質はほぼ変わらずです。
人工内耳にはリモコンが付いていて、音量や感度を変えられるので、本当はその日の聞こえ具合によって微調整したほうがいいのだろうけど・・・
アレコレ試すと余計に、どれが一番良いのかわからなくなって(汗)
結局いつも同じ基本設定のままで過ごしています。
(リモコンは家に置きっぱなし)
聞こえ方がイマイチな日は、
「疲れてるのかな~」
「今日は雨だからしょうがないか~」
なんて思って納得してます(笑)
音入れから半年以上たち、そろそろ安定期(?)に入ったようなので、これからは半年に1回程度のマッピングでいいでしょうと言われました。
マッピングの間隔があくのは、経過が順調ってことかな。
娘を連れて頻繁に通うのは大変なので、助かります。
でも・・・ふと思う。
人工内耳の聞こえは、コレが限界ってことかなぁ(-。-;)
これ以上良くならないのかな?
それとも、自覚できないほど少しずつでも、良くなっていく可能性もあるのかな?
もちろん今でも、補聴器よりは聞こえは良いです。
会話もしやすくなったし、電話もちょっとだけできるようになったし、人工内耳に助けられているのは間違いありません。
しょせんは機械なので、限界があるのはわかっています。
・・・頭では。
だけど気持ちは、もっともっと・・・って求めてしまうんですよね。
手術する前は、
音が聞こえるようになりたい!子供と会話がしたい!
それだけだったのに。
欲深いですねぇ・・・ヽ(;´ω`)ノ
この間、ふと昔好きだった曲を思い出して、聴いてみたんです。
難聴が悪化して以来、あえて音楽は聴かないようにしていました。
歪んだメロディーを聴くのが苦痛だったから。
だけど最近は、子供が見るアニメの主題歌などで、
「あっ!この曲知ってる!わかる!」
と思うことが時々あって、言葉の聞き取りだけじゃなく音楽の聴こえも少しずつ向上しているのかな?と感じていました。
だからもしかしたら、知っている曲(記憶に残っている曲)なら、それっぽく聴こえるのでは?と。
期待と不安が入り混じりつつ、再生ボタンを押してみました。
聴こえてきたのは、私の想像とはかけ離れた、メロディとして全く成立しない不可解な雑音でした(´・ω・`)
音が鳴っているのはわかる。
でも、私の好きだったあの曲の面影は全くない。
元通りの音楽が聴けないのはわかってる。
でも、もうちょっと、もうちょっと、懐かしく感じられるかと思ったのに・・・
あのメロディが、イントロが、歌が、もう二度と聴けないのかと思ったら、泣けました。
私はもともと、特に音楽好きという訳ではありません。
音楽がなくても生きてはいけます。
それでも、当たり前に身近にあった音楽を奪われるって、やっぱり辛い。
何か物足りない、味気ないと感じてしまいます。
⇒『味気ない・・・効果音のないテレビ』 参照
・・・とまぁ、ちょっとガッカリしましたが、
人工内耳で音楽の聞き取りが難しいのは知っているので、想定内っちゃ想定内ですけどね( ̄ー ̄;
ついつい期待値が上がりすぎました。
ガッカリな出来事ばかりではなく、むしろ日々の生活では人工内耳に感謝する出来事がたくさんあります。
家の中ではほとんど、会話が成立します。
聞き返すことはありますが、「何回聞いてもわからない」というパターンはかなり減りました。
食事をしながら、テレビを見ながら、家族と会話ができます。
隣の部屋にいても、トイレに入ってても、子供に呼ばれたら気付きます。
歩きながらでも、会話ができます。
子供を寝かしつける時、並んで横になりながら、会話ができます。
これらは全て、補聴器の頃には不可能だったことです。
夜子供の隣で寝ながら、たわいもない話で笑う時、幸せだな~と感じます(*^▽^*)
外出時、店員さん・職員さんなどに予想外な質問をされても、どうにか聞き取れます。
常にカバンに入れていた筆談ボードも、最近はめっきり出番がなくなり、普段は持ち歩かなくなりました。
人工内耳で健常者にはなれません。
それでも「健常者に近づいた」とは言えます。
手術前とは比較にならないほど、生活が楽になりました。
これからは目に見えて向上することはないでしょうが、人工内耳のリハビリに終わりはありません。
今聞こえる音を大切に、そしてたとえわずかでも聞こえが良くなるように、過ごしていきたいと思います:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
またまた放置気味のブログですが(-。-;)
いつも読んでくださる方、コメントをくださる方、本当にありがとうございます。
今週は図書館ボランティアの用事などで、毎日バタバタ出歩いております。
3歳の娘も連れて行くのですが、まだまだ抱っこが多くて。
もう15キロくらいある娘を抱きかかえて歩き回り、腕が筋肉痛でパンパンです・・・
もともと体力があるほうではないのですが、
難聴が悪化してからさらに疲れやすくなったように感じます(>_<)
夜は子供を寝かしつけるのと同時に、自分もバタンキュ~です。
(むしろ私のほうが先に寝てるかも)
難聴でも毎日お仕事を頑張っている方々、本当に尊敬します!!
滞っていたコメントのお返事、ようやく書きました!
常連の方も、はじめましての方も、ありがとうございます。
頂いたコメントはありがたく読ませていただいてます。
いつもお返事お待たせして申し訳ありませんm(_ _ )m
じっくり考えて書きたいので、時間と気持ちに余裕がある時にしか書けなくて・・・
気長に待っていただけると嬉しいです(´Д`;)
最近はいい天気が続いています(*^▽^*)
スッキリ晴れると、耳詰まり感がマシになって嬉しい♪
今週末は運動会なので、晴れるといいな~!
・・・でも去年は暑すぎてジリジリ焼けたので、曇りくらいがいいかも?
4月の末から、娘のプレ幼稚園が始まりました。
⇒『幼稚園決定!決め手は障害への理解とフォロー』参照
プレ幼稚園に知り合いはいなかったのですが、息子(小2)のクラスのママさんが
「プレに通う友達がいるから紹介するよ~(^O^)/」
と、前もって引き合わせてくれました。
とても感じがよく親切な方で、
「幼稚園で困ったときは何でも言って下さい!」
と頼もしいお言葉(≧▽≦)
おかげで1回目の幼稚園も安心して行けました。
先生の言葉を耳元で教えてくれたり、書いてくれたり、色々と助けてくれてとっても心強い!
紹介してくれた友達にも、新たな友達にも、感謝です(´∀`)
事前に園長先生との面談に行ったときに、
「いつも最初に、自分の口から聴覚障害の説明をしている」
と私が話したのを覚えていて下さり、1回目のプレ幼稚園で『私が説明する時間』を設けて下さいました。
天井が高く広いホールで、人が多くザワザワしている中なので、マイクを持って話しました。
緊張~(;´▽`A``
前に立って説明するのは、これで何度目かな?
毎回緊張するけど、数をこなすうちに少しは慣れてきたような。
伝えたいことはたくさんあるけど、欲張ってアレコレ詰め込みすぎると何が言いたいのかわからなくなりそうだし・・・
最後まで飽きずに聞いてもらうには?
わかりやすく、関心を持ってもらうには?
どんな言葉で、どんな順番で話せばいいだろう。
強調すべきところと省くところはどこだろう。
ああでもないこうでもないと悩み・・・
大まかな流れはこんな感じに。
◎両耳とも聞こえず、耳が不自由である
↓
◎普通に話せるし手話も使わないため、障害に気づいてもらえない
↓
◎誤解されたり困る場面が多いため、最初に伝えている
↓
◎人工内耳である程度聞こえるが、健常者のようには聞き取れない
↓
◎会話や説明が聞こえず、流れについていけない
↓
◎困ったときは力を貸して欲しい
↓
◎不便な耳だが、みなさんと楽しく過ごしたいと思っている
ご理解ご協力お願いします
※実際には、具体例を入れたりもうちょっと詳しく説明しています。
顔がこわばってなかったかな~
声がうわずってなかったかな~
終わった後もしばらくドキドキしてました(><;)
でも、みなさん真剣に聞いてくれたので、ホッとしました。
その後、
「今のわかりましたか?」
「大丈夫ですか?」
と気にかけてくれるママさん(初対面)がいて、
おっ!さっそく~♪と嬉しかったですヾ(@^▽^@)ノ
プレ担当の先生は、毎回前もって活動内容をメールで教えてくれます。
先生の詳しい説明が聞こえなくても、大まかな流れがわかっていると焦らずにすむので助かります。
終わった後も、
「今日は大丈夫でしたか?困りませんでしたか?」
と声をかけて下さいます。
とっても温かい先生方でありがたいです≧(´▽`)≦
うちが通うプレ幼稚園は、月に1~2回。
クラス分けもなく、参加は自由。
一応決まった活動内容はありますが、子供のペースに合わせてノビノビと~というスタンスです。
広いホールで大勢の親子がおのおの自由に遊んでいて、児童館の延長のような雰囲気です。
初回が一番人数が多いだろうと踏んで、張り切って耳の説明をしたけれど・・・
2回目行ってみたら、1回目よりも多いくらいで!
参加は自由・・・てことは、決まったメンバーが集まるわけじゃなく。
初回の私の話を知らない人もたくさんいます。
月に1~2回しかない・・・てことは、初回にいた人でも、次に会うときには忘れちゃってそうだし。
わざわざマイク持って説明した効果があるのかは・・・微妙( ̄Д ̄;;
でもまぁ、頭の片隅にでも
「そういや耳が悪いママさんがいたな~」
と思ってくれる方がいたらいいな、と。
無駄ではないはず(-。-;)
(・・・と思いたい)
そんな感じで効果はイマイチですが、上記のように友達や先生のフォローもあり、一応ついていけてます。
人工内耳のおかげで、離れた先生の声もちょっとは聞こえます。
肝心の幼稚園での活動はと言うと、娘は初めての場所で緊張しているのか、私にくっついてモジモジしてることが多いです。
みんなで歌ったり踊ったりは苦手なようで、ひとりで遊具で遊んでます。
毎週行く児童館ではもっとノビノビできてるので、幼稚園も慣れてくれば、みんなの輪に入っていけるかな?と思います。
行きたくないって言わないかな~?とちょっと心配でしたが、
「ようちえん たのしい。またいきたい(・∀・)」って。
あんまり楽しそうには見えなかったので意外でしたが(笑)
とりあえず安心しました( ̄▽ ̄)=3
新しい環境では必ず最初に聴覚障害の説明をしていますが、今回のようにメンバーの入れ替わりが激しい場合は難しいですねヽ(;´Д`)ノ
毎回『前に立って説明』するわけにもいかないし。
もちろん、私と関わる方には個別で説明もするけど、事前説明(=相手側の予備知識)があるのと無いのとでは、伝わりやすさが全然違うんだけどな~(´・ω・`)
プレ幼稚園はゆったりノンビリなので、どうにかなりそうですが。
来年度、正式に入園してクラスに配属されてからが本番です( ̄ー ̄;
明日は3回目です。
明日も楽しく過ごせますように~♪
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
札幌はここ数日、ぐずついた天気が続いています。
天気が悪い日は、耳も不調です・・・(´д`lll)
耳が詰まった感じがしたり、耳鳴りがひどくなったり。
音も普段よりザラついて聞こえます。
ちょっとした気候の変化で、聞こえ具合も変わります。
GW直前に、7回目のマッピングがありました(´∀`)
前回新たに作ったマップ(顔ビリビリVer.)は、結局1度も使わなかったので、消しました。
⇒『顔ピクピク防止より聞こえを優先!?(マッピング6回目)』参照
過去のマッピング記事にも書いたように、ちょうど会話で使う音域の音を大きくすると、顔(口角のあたりと眉間)がピクピク~ビリビリとけいれんしてしまいます。
そのため、ピクピクが起こる直前までに音の大きさを抑えて設定しています。
今までは、その他の音(ピクピクが起こらない音)も、抑えて設定している音の大きさに合わせて、全部の音がだいたい同じくらいの大きさになるように調整していました。
今回から新しいST(言語聴覚士)さんに替わったので、確認のためひとつひとつ細かく音を調整していきました。
改めてひとつひとつの音を確認していきながら、ピクピクが起こらない音に関しては、限界まで上げてみよう、ということに。
その結果・・・( ̄ー ̄;
低い音、そして高い音は、かなり大きい音が入りました。
でも相変わらす、中間の音域(ピクピクなる部分)だけは、控えめな大きさのまま。
真ん中だけがガクンと凹んだ設定になりました。
問題は、この凹んだ部分がちょうど会話で使う音域。
つまり、1番使用頻度が高く、最も聞こえるようになりたい音だということ・・・
日常生活において重要な音は小さいまま、低い音・高い音だけが大きくなったため、かえって耳障りな音が増えました。
低い音⇒ジージーザーザー地鳴りみたいな、テレビの砂嵐みたいな音が気になる。
高い音⇒電子レンジや洗濯機の完了音(ピー)が、やたらとキンキン響く。PCのキーボードを叩く音(カチャカチャ)が、キツく感じる。
などなど・・・
肝心の言葉の聞き取りに関しては、大差なく。
新しいマップ(凹んだVer.)でも今までと同じくらいの聞き取りはできるけど、耳障りな音(低い音・高い音)が邪魔して不快感は増した気がします。
慣れれば変わってくるかと思い、1週間くらいは頑張って新しいマップを使ってたけど、結局しんどくなって元のマップに戻しました(-。-;)
2月の始めに作ったマップが、今のところ一番なじんで聞こえやすいようです。
今回わかったのは、【限界まで上げた音】と【ピクピク防止のため抑えた音】とでは、想像以上に音の大きさが違うということ。
ピクピクなる音域は、その他の音域の3分の2程度の大きさしか入れられません。
音の大きさに関してだけ言えば、人工内耳にも慣れた今、限界まで大きくすることは可能なはず。
(キンキン響いて頭が痛いとかもなく、大きな音にも耐えられるはず)
でも自分の意思とは無関係に起こるピクピク~ビリビリは、どうにもならない!!
気持ち悪いし、外見も不自然に動いて変だし・・・
これはいくらリハビリが進んでも、改善することはなく。
よりによって、少しでも聞こえが良くなりたい音域(会話で使う音)が、これ以上音を上げられないことが、本当に悔しい(T_T)
そして、ただ音を大きくすればいいというものではなく、全体のバランスが大事だともわかりました。
特定の音だけ大きかったり小さかったり、凸凹のマップより、全体がなだらかにつながるようなマップのほうが不快感は少ないようです。
※あくまで私の場合は、です。
全ての方にあてはまるとは限りません。
これからは、今使っているマップをベースに微調整する感じになるのかな?と思います(;^_^A
そんなこんなで、5回目のマッピング以降ずっと同じマップを使い続けています。
最近は劇的な聞こえの変化はありませんが・・・
毎日当たり前のように人工内耳を付け続けていることで、じわじわ少しずつ、聞こえが良くなっているのかな?って気はします(´∀`)
人工内耳の効果を実感するのは、外出先でインターホンを押したとき。
聞こえないと、相手から応答があったかどうかわからないので、名乗るタイミングがわからないんです・・・
それが今は、何となくでも相手の声が聞こえるので、いつ名乗ればいいかがわかります。
また、先日テレビで地震のニュースが流れたのですが、字幕ナシでもわりとハッキリ聞き取れました。
地震のニュースはある程度言葉を予測できますし、話すプロであるアナウンサーさんがハキハキしゃべっているから、という好条件だからこそかもしれませんが。
地震など緊急時のニュースを、字幕ナシで理解できるのは心強いな~とヘ(゚∀゚*)ノ
電話も、他人とスラスラ話せるほど聞こえないので普段は使いませんが、緊急時(110番・119番とか)には、一応使えるし。
ハッキリ聞き取れなくて会話がかみ合わなくても、相手が何か言ってるな~ってことくらいはわかるので、一方的に状況を説明するくらいはできるし(;´▽`A``
補聴器だけの頃は、受話器を耳に押し当ててもな~んにも聞こえず、完全に無音で、「相手が電話に出たのか」「何かをしゃべっているのか」すらわからなかったので、それと比べれば雲泥の差!
そのほか、例えばエレベーターにある緊急通報ボタンも。
電車の人身事故等の、突発的な車内アナウンスも。
日常生活の中で、『音のみ』の情報に頼る場面はたくさんあります。
安心・安全のために、人工内耳は大いに役立っています(*^▽^*)
そして改めて、耳が不自由でも(人工内耳や補聴器がなくても)安心・安全に暮らせる社会になってほしいなぁと感じています。
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
前回悲しくも却下された、緑のシンプルトレーナー( ̄Д ̄;;
⇒『カンガルーポケットのシンプルトレーナー☆大きすぎた・・・』
無地だけだとシンプルすぎて、作ってていまいち気分が乗らず。
今度は柄物だ!
・・・と意気込んで出来上がったのが。
↓コレ(・∀・)
と、↓コレ(・∀・)
よく見て!同じじゃないよ(;´▽`A``
こういう柄なんていうの?グラフィック柄??
ボーダーやチェック以外で男の子向けの柄物生地ってあんまりなくて。
色違いで2色持ってたので、最初は普通に『青だけ』と『茶だけ』で作ろうと思って裁断してたんだけど、並んだパーツを見てたら何か変化を付けたくなって・・・
身頃と袖をテレコにしてみた!( ´艸`)
襟と裾のリブは、身頃の色に合わせたギンガムチェックで。
裾には、身頃の色に合わせた濃い色のタグでワンポイント&前の印を。(←息子が自分で着るときに間違えないようにね)
前回のシンプル服の反動で『柄×柄』にしちゃったけど、さすがにクドイかな~と思ったので、袖リブだけ無地で。
しつこさがちょっと中和されたかな?(そうでもない?)
やっぱり子供服はこれくらい遊んだほうが、作ってて楽しい~♪
自分ではなかなかお気に入りな感じにできました。
でも、完成品を見て思ったんだけど・・・
この2着、他人が見たら区別つかなそう(笑)
「あれ?昨日もソレ着てたよね?」
「ううん、昨日のは身頃が青で袖が茶、今日のは・・・」
「・・・?」
ってなりそう( ̄ー ̄;
素直に『青だけ』と『茶だけ』で作ったほうが、着まわしという意味では良かったような・・・ま、いっか。
なかなかお気に入り、と言いつつ、これにもひとつ問題が。
前回も書いたように、息子は痩せ型で身長のわりに横幅がない。
しかもピッタリした服を好んで、ダボッとしたのは嫌い。
なので、幅に合わせた小さめサイズで作ると、丈がすぐにつんつるてんになるのです(-。-;)
それを防ぐため、今回は身頃の丈を伸ばして作ったんだけど・・・
長く着られるように・・・と欲張って伸ばしすぎた!
チュニック丈になってしまった・・・(男子なのに)
こっそり息子のクローゼットにしのばせといたけど。
ヤバイな~また却下かなぁ(´・ω・`)
春ですね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
札幌にも桜が咲きました~♪
GWはお天気が良さそうなので嬉しいです。
長~い冬が終わり、寒すぎず暑すぎずとっても気持ちがいいこの季節を、目いっぱい満喫したいな~(*^▽^*)
春といえば・・・
入園・進級などで環境が変わり、新たな出会いに期待と不安が入り混じる。
ドキドキするのはみんな同じ、でしょうが・・・
難聴者にとっては、
「耳の事情を理解してもらえるかどうか」
に頭を悩ませる、気が重い季節でもあるのです( ̄ー ̄;
環境が変わるたび、それまで築いてきたサポート体制がリセットされ、
また新たな体制を整えるために難聴を説明しなければならない。
難聴とはどんな障害か。
どんな場面で、どんな風に困るのか。
どうやって助けてもらいたいのか。
ただ言えばいいってモンじゃない。
健常者の中で生きるためには、正しい理解と支援が得られるか否かがなにより重要なんです。
理解してもらうには?関心を持ってもらうには?
どんな言葉で、どんなタイミングで伝えればいい?
口頭で説明するのか?それとも紙に書くのか?
「いかに自分を売り込むか」
・・・という表現は適切ではないかもしれませんが。
健常者なら、サラッと自己紹介するだけですむのに、
聞こえない私は毎回、就職活動中の学生のように苦心するわけです。
息子は、小学校2年生になりました。
今回はクラス替えはありません。
保護者の方々は去年と同じメンバーなので、私が難聴だと知っています。
去年の懇談会の様子はコチラ⇒『難聴の『良いこと』探し』参照
とても親切な方ばかりで、いつも助けてもらってます。
懇談会では、となりについて筆記してくれたり、後からポイントをメールで教えてくれたりします。
筆記をお願いするのはその方の負担になるし、
より確実な情報保障を求めるなら、プロの要約筆記を依頼するほうがいいかと悩んだのですが・・・・
私にとって参観・懇談などの行事は、ほかの保護者や先生とお話しする貴重な機会です。
部外者である要約筆記者がずっと隣にいると、話しにくいですよね・・・
懇談は要点をまとめたプリントももらえるし、不明点があれば後から聞きに行こうと思って要約筆記は依頼していませんが、みなさんのご協力で無事に切り抜けています。
ありがたや~≧(´▽`)≦
クラス替えがなくそのまま引き継がれるのは、非常に助かるのですが・・・
担任の先生は替わりました(-。-;)
昨年度の担任の先生は、とても優しくて親切な方でした。
懇談のときは、少しでも聞こえやすいように私に近づいて話したり、後から手紙で懇談内容を教えて下さったり。
個人懇談のときも、手書きより速くて読みやすいからと、PCの文字入力画面を使って筆談して下さいました。
なので、先生もそのままが良いな~なんて思っていたのですが・・・
新しい担任の先生に、また難聴を説明しなければいけません。
最初の懇談会の前に伝えておきたいと思い、先生宛に手紙を書いて渡しました。
両耳とも聞こえず、人工内耳を付けていること。
機械をつけても健常者のようには聞こえず、コミュニケーションがとりづらいこと、情報保障が必要であること。
口の動きやジェスチャー・筆談など、視覚での情報が重要であること。
そして、1番大切なこと・・・
不便な耳だけど、先生とちゃんとコミュニケーションをとって、親子とも充実した楽しい学校生活にしたい、という気持ち。
先生もお返事を下さり、ひとまず伝わったかな・・・とホッとしつつ、迎えた懇談会の当日。
予想もしていなかった出来事が!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
懇談が始まると、前に座った先生は、大きい画用紙に書いた文字をみんなに見えるように掲げながら、説明し始めました。
(紙芝居をする時のような感じです)
話す内容を、あらかじめ書いておいて下さったんです。
資料のプリントに沿って話すときはプリントをテレビ画面に映して、今どの部分を説明しているのかわかるように指し示し、さらに補足説明はそのつど赤ペンで書き足して、聞き漏らしがないようにして下さいました。
立って話すときには、要点を必ず板書して、何の話題かをわかるようにして下さいました。
この時、隣に座ったママさんが「書こうか?」と言って下さったので、ありがたく筆記をお願いしていました。
でも改めて書くことがほとんど無いくらいに、先生が言葉を文字に変えて下さったのです。
それはまさに、私が手紙でお願いした『情報の可視化』でした。
今まで色々な場面で、難聴について説明し情報保障をお願いしてきました。
でもなかなか伝わらず、思うような応えは得られず・・・
だけど、私以外はみんな聞こえる人なのに、私ひとりのためにやり方を変えるのが難しいことは理解できるし、面倒をかけて申し訳ないという遠慮や引け目もあり、仕方ないという諦めもありました。
今回の先生への手紙も、あまりクドクド書くのもどうかと思い、簡潔に省略して書きました。
だからまさか、こんな充実した情報保障で応えて下さるとは、思ってもみなかったんですΣ(・ω・ノ)ノ!
1番驚いたのは、私にも『同時に』伝わるように工夫して下さったこと!
難聴者が健常者と同じタイミングで情報を得るのは、とても難しい。
そのため、たいていの場合は『後から』教えてもらいます。
同じ空間でみんなと情報を共有できるって、こんなにも安心できて満たされた気持ちになるんだなぁ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
嬉しくて嬉しくて、泣きそうになりました。
難聴を説明しても、わかってもらえなくて当たり前。
ちょっとでも協力しようとしてくれたら御の字。
過去の経験からそんな感覚でいた私は、この先生のきめ細やかな配慮に、本当にビックリしました。
こんな人もいるのか~!と(≧▽≦)
大勢の中でただ一人の難聴者を排除せず、健常者と同等に扱ってくれた先生の気持ちに感動しました。
ありがたや~≧(´▽`)≦
新年度は好調な滑り出しで、不安より期待のほうが大きくなりました♪
先生や保護者の方々の協力で安心して懇談会に出られる私は、恵まれた難聴ママです(≡^∇^≡)
不便とか辛いとかナンダカンダ言っても、けっこう幸運だよな~と思います。
この1年も、親子ともども楽しく過ごせますように~!
ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
ご無沙汰しております(^▽^;)
先週は風邪で寝込んでおりました・・・
みなさまもお気をつけ下さいませ。
さて、先週金曜日、予告していたテレビ放送が終わりました!
無事に終わって、とりあえずホッとしています。
取材を受けている最中はあまり実感がなくて、恥ずかしいという感覚はなかったのですが・・・
いざ放送開始の直前となると、急に恥ずかしさがこみ上げてきました~((>д<))
どの部分が流れるんだろう・・・とヒヤヒヤして、変な汗かきながら見てました(-。-;)
以下、テレビを見ていない方には分かりにくい内容ですが、お許しください。
放送時間は、CM込みで20分くらいかな。
大筋を説明しますと・・・
◎『突発性難聴』により、耳が聞こえにくくなる、あるいは全く聞こえなくなる中途失聴者が増えています。
突発性難聴(感音難聴)は、原因不明で確かな治療法もありません。
その患者数は、年々増加しています。
(グラフや図で解説)
◎札幌市で子育て中の主婦かずえさんは、7年前突発性難聴と診断されたあと症状が進行し、現在は両耳の聴力をほぼ失っています。
(自宅での取材で、難聴悪化の経緯を説明)
耳が聞こえないことによる困難は、少なくありません。
薬での治療の効果がなく、聴力を取り戻すため人工内耳の手術を受けました。
(人工内耳の仕組みを図で解説)
(病院での診察・手術室に入っていく様子が流れる)
◎手術1ヵ月後、人工内耳のリハビリが始まりました。
(音入れ・マッピングの様子が流れる)
人工内耳の音は機械的な合成音に近く、音程や抑揚はとらえにくいため、元の自然な聞こえを取り戻せる訳ではありません。
◎月1回のリハビリに通い、音を取り戻したかずえさん。
失聴前の日常生活に近づきつつあります。
でも不安が消えたわけではありません。
「普通の人に見られることが嬉しくもあり、怖くもある。
黙っていたら耳が不自由だとわからないため、聞こえなくて困っていても、困っていることに気づいてもらえない」
(屋外での取材で、私が質問に答える様子が流れる)
◎健康だった人が突然聞こえなくなる『中途失聴』
それは誰にでも起こりうる怖い病気なのです。
「もし耳の異変を感じたら、放置せずすぐに病院に行ってください」
(アナウンサーさんの締めのコメントで終了)
・・・だいたいこんな感じです。
図での解説がたくさん組み込まれていて、予備知識がない方でも難聴・人工内耳の仕組みがわかりやすく構成されていました。
字幕は入りませんでしたが、文字を多めに付けてくださったので、耳が不自由な方が見ても情報を視覚でとらえやすかったかなと思います。
限られた時間内に収まるように、視聴者にわかりやすいように、(私の下手くそなインタビューもうまくつなげて)構成・編集されていて、さすがプロの仕事はすごいな~と感動しました≧(´▽`)≦
自宅でディレクターさんからの質問に私が答えている場面で、
「このくらいの声の大きさで聞こえますか?」
「・・・はい、聞こえますった」
(↑「聞こえます」と「聞こえました」が混じった)
おおっ( ̄□ ̄;)!!
噛んだ部分が使われてもた・・・(ガーン)
ま、誰もそんなこと気にしないと思うけども~(;´▽`A``
テレビを見てくれた友達から感想メールが来たのですが、
「わかりやすかった!」
とみんな言ってました。
今回のテレビ放送で、『難聴』『中途失聴』『人工内耳』を全く知らない・見たことも聞いたこともない人に対して、その存在を知ってもらうという大きな意味があったかなと。
(どれくらいの人が見たか不明ですが・・・)
自分がアップでテレビ画面に映るなんて、もうないと思うので(恥)
ちょっと芸能人気分が味わえました~( ´艸`)
改めて、この貴重な機会を与えてくださった方々、
ご協力くださった方々、ありがとうございました~!!
欲を言えば・・・
感音難聴の不便さ・辛さについて、もう少し掘り下げてもらえたら嬉しかったな~と。
今回の特集のメインテーマが、
『患者数が増加している突発性難聴』
~中途失聴者が人工内耳で音を取り戻すまで~
という構成なので、突発性難聴と人工内耳の説明が大半でした。
(内耳の障害であること・原因不明で確かな治療法がないこと・人工内耳の仕組みなど)
取材がちょうど人工内耳手術の時期と重なったため、まるで人工内耳がメインになりました。
もちろん、それも大切です。
でも難聴者にとっては、もっともっと大切なことがあるんです。
人工内耳は、健常者社会での障害を減らすための手段にすぎません。
人工内耳で音を取り戻すことがゴールじゃないんです。
私が取材を受けようと思った1番の理由は、誤解が多い感音難聴の本質を、健常者に知ってもらいたかったからです。
そして、難聴者がもっと生きやすい社会になってほしいからです。
「内耳にある蝸牛に障害が起こり聞こえにくくなります」
と言われても、健常者にはピンとこないでしょう。
私がいつもブログで訴えている、
「音は聞こえるけど、言葉が聞き取れない」
という感音難聴の特性は、上記の説明では伝わりません。
難聴者がどんな場面で、聞こえないバリアを感じるのか?
健常者にどうやって助けてもらいたいのか?
コンビニのレジでやり取りするだけでも、緊張してしまうこと。
何回も聞き返したら嫌そうにされるので、聞こえるフリをしてしまうこと。
補聴器の耳元で大声で叫ばれると、キーンと響いて聞き取れないこと。
まわりが楽しそうに笑ってても、何の話題か聞こえず入っていけないこと。
筆談を頼んでも、なかなか応じてもらえないこと・・・
放送の中では「聞こえないことでの困難は少なくありません」とサラッと触れるだけで、すぐ病院のシーンに切り替わったのですが、それだと視聴者は
「大変そうだなぁ~(想像つかないけど)」
で終わってしまいます。
難聴者のリアルな日常が、見えてこないのです。
この「想像つかない」を少しでも具体化できたら良かったな・・・と感じました。
「突発性難聴は誰にでも起こる病気です。みなさんも気をつけましょう」
最後このようなコメントで終わりました。
これだと視聴者の感想が
「そっか~。私も耳に気をつけなきゃな~」
となるでしょう。(もちろん、それも大事だけど)
「もし耳が聞こえにくい人と出会ったら、面倒がらずに筆談に応じてあげよう」
「補聴器をしてる人には、耳元で大声出すんじゃなくて、ゆっくりハッキリ話したほうが聞き取りやすいんだな」
視聴者にそんな風に思ってもらえるような構成なら、もっと嬉しかったなぁと。
・・・とは言っても。
短い放送時間で、伝えられる内容には限界があります。
感音難聴の説明も人工内耳の説明もして、さらに私がブログで書いてるようなことをアレもコレも盛り込もうと思ったら、どれだけ放送時間があっても足りません(;´▽`A``
前編後編か、いや3部作か、いや1週間くらいのシリーズ物にするか・・・
いやいや、2時間くらいの密着ドキュメントじゃないと無理かも( ̄□ ̄;)
そう考えると、やっぱりあの短時間で、うまく視聴者の関心を引くように編集して下さったのはスゴイわ~(´∀`)
健常者に『難聴』『中途失聴』『人工内耳』の存在を知ってもらうこと。
まずは知ってもらわなきゃ、理解を得るのは不可能ですからね。
たくさんの人に、見てもらえてたらいいな~(・∀・)
ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
『シャ乱Q』のボーカルで音楽プロデューサーのつんく♂さんが、喉頭がんの治療のため声帯を摘出し、声を失ったとのこと。
歌い手である彼が声を失う苦悩は、私には想像もつかないほどでしょうね・・・
それでも、「生きる」ことを選んだつんく♂さんは、強いな~!!
とてもショックだけれど、同時に勇気ももらいました。
このニュースを聞いたとき、中途失聴した自分と重ね合わせました。
聞こえるけど、話せないつんく♂さん。
話せるけど、聞こえない私。
音声言語の障害という意味で、通じる部分があるのではと・・・
もちろん、難聴は命にかかわる病気ではないし、
つんく♂さんにとって声は「話す」だけでなく「歌う」という重要な意味があり、他の人のそれと同列に比べる事はできないでしょうが。
つんく♂さんは、食道発声法のリハビリを始められたそうです。
新たな発声法を習得されるまで、コミュニケーションに苦労するのだろうな・・・なんて考えました。
世の中には、色んな病気・色んな障害の人がいて、
できること・できないことは、それぞれ違う。
それぞれが自分の置かれた状況と向き合い、試行錯誤しながら生きてるんだよなぁ・・・(´・ω・`)
私は耳が聞こえません。
以前は聞こえてたのに、聞こえなくなりました。
だから、やっぱり聞こえるようになりたいと思うし、
「もし聞こえたら○○できるのに」って思います。
中途障害者は、もともと持っていたもの・できていたことを失っての『今』だから、失う前の状態と比べてしまうのは仕方がない。
それがどんなに便利で、楽で、恵まれた状態かを知ってるから。
でも・・・
元通りにはならないことも、わかってます(´_`。)
健常者を見れば、
耳が聞こえていいなぁ、羨ましいなぁ
と思い、
もっと大変な状況の人を見れば、
自分なんてまだまだマシ、恵まれている
と思う。
上を見ても下を見ても、キリがない。
他人と比べたって、身体を交換できるわけじゃなく。
自分に与えられた状況で生きるしかない。
愚痴ったり落ち込んだりしながらも、気持ちに折り合いをつけて、
私はこの不便な耳で生きるしかないんだな~(-。-;)
こんな私だからできること、
こんな私にしかできないことを、
考えながら生きていこう
つんく♂さんの言葉です(´∀`)
耳が聞こえなくなった今だからこそ、
この言葉が深~くしみるなぁ・・・(´∀`)
私は耳が聞こえません。
でも、話せます。
目も見えます。
身体も普通に動きます。
この先どうなるかなんてわからないけど、少なくとも今は、
耳以外は元気です(・ω・)/
花粉症だし、アレルギー色々あるし、
すぐギックリ腰になるし、
鼻炎のせいで嗅覚も弱いし・・・
とか、細かいやつまであげたらいっぱいあるけど、
とりあえず元気です(笑)
できないことはたくさんあるけど、
できることもたくさんあります。
失聴した直後は、
「このまま聞こえない世界で生きるくらいなら、いっそ死にたい」
と思うくらい絶望したけど、
ナンヤカンヤと生き続けてみたら、
けっこう楽しいし幸せなこともあるよっ!と(・∀・)
もし選べるなら、聞こえる人生がいい。
「聞こえる人になりたい」って気持ちは、きっと死ぬまで消えない。
でも、聞こえない人生もそう捨てたモンじゃないかも?とは思います。
(もちろん私にとっては、補聴器や人工内耳があればこそ、ですが・・・)
つんく♂さんみたいに多才じゃないし、
たいそうなことはできないけど、とりあえず
「難聴でも明るく楽しく生きる!」
を目標に、
できることを探していきたいな~と思ってます。
小さいことから、ボチボチと・・・ね(;´▽`A``
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
下のほうに※追記※があります(・∀・)
私が使っている人工内耳は、
コクレア社の【Nucleus (ニュークレアス)6 】という機種です。
↓耳かけ式の人工内耳(体外装置=スピーチプロセッサ)は、このように装着します。
耳かけ式の補聴器と似ていますが、人工内耳は補聴器と違って耳穴から音を聞くわけではないため、耳栓(イヤーモールド)は不要です。
↓これがスピーチプロセッサ(私が使っている機種)です。
丸いフックの部分を、ちょこんと耳に引っ掛けるだけです。
ですが、ちょっと頭を動かしただけで、すぐに落ちる!((>д<))
頭に張り付いている丸い部分があるので、耳かけ部分が外れてもすぐに下まで落ちることはないですが・・・
丸い部分も弱い磁石で張り付いているだけなので、ちょっと当たったりするだけで外れます。
大事な人工内耳を落として壊しそう・・・とヒヤヒヤするので、落下防止に耳栓を付けてます!
耳栓って?イヤーモールドって?
という方のために。
↓左:簡易の耳栓 右:イヤーモールド(オーダーメイドの耳栓)
今私が人工内耳に付けているのは、簡易の耳栓です。
イヤーモールドは、耳かけ式補聴器を使用する際に、耳穴をしっかり塞いで音漏れを防ぐために作るものです。
(右耳の補聴器には、イヤーモールドを付けています)
私はもともと左耳には補聴器を使っていなかったので、左耳のイヤーモールドを持っていません。
人工内耳の落下を防ぐ(耳穴に引っ掛けて止める)のが目的なら、簡易の耳栓で十分だろうと。
値段も安いし。(たぶん300円くらい)
・・・と言うわけで、人工内耳を使い始めてすぐから、耳栓アリで装着しています(^_^)v
耳栓を付けて良かったことがもうひとつ。
人工内耳は補聴器に比べ、バッテリー部分が大きくて重いです。
フックを耳の上に引っ掛けるだけだと、機械の重みが全て耳のつけ根部分にかかるため、すごく痛かったんです。
それが耳栓を付けてみたら、機械の重みが『フック・チューブ・耳栓』に分散するので、耳のつけ根の痛みが軽減しました!
どれだけ痛くても機械を外すわけにはいかないし、この『痛み』がけっこうストレスだったので・・・
マシになったのは、非常に助かりました(´∀`)
耳栓を入れると耳穴が蒸れるので(夏とか特に・・・)本当は耳栓ナシで開放感を味わいたい気持ちもあるんですが。
これからも耳栓アリで使い続けると思います(*^▽^*)
ちなみに、この簡易の耳栓。
【落下を防ぐ】という意味では、十分な働きをしてくれてはいますが・・・
右耳のイヤーモールド(←耳かけ式補聴器)と比べると、やはりフィット感はイマイチです。
ギュッと奥まで押し込んだつもりでも、動いているうちに浮いてくる(抜けてくる)し、そのせいか耳の奥がかゆいです。
右耳のイヤーモールドは、私の耳の形にしっかりフィットしているだけあって、そんなことはないんですが・・・
これから一生使い続ける人工内耳ですし、左耳のイヤーモールドも作ろうかな?と検討中。
より快適に使いたいですもんね( ̄▽ ̄)=3
人工内耳の使用感は人それぞれですし、耳栓ナシのほうが楽だ!って人ももちろんいると思います。
これから人工内耳手術を考えている人の参考になれば・・・と、「私はこうしてるよ~♪」って話を書いてみました(・∀・)
※※※ 以下、追記 ※※※
先日、人工内耳用のイヤーモールドを作りました!
今まで使っていた簡易の耳栓と比べて、快適さが全然違います(*^o^*)
ガッチリ固定されて動かないし、耳にかけるフックが耳から浮くので、耳のつけ根の痛みがほとんど無くなりました。
今までは、動くたびに人工内耳が揺れてメガネのフレームにカチャカチャ当たり、その音を人工内耳が拾ってめちゃくちゃうるさかったのですが、そのイライラも軽減されました。
頭を動かしても抜けてこないし、耳の奥のかゆみも大分マシです。
簡易の耳栓でも無いよりはいいけど、長く使うことを考えるとやっぱりイヤーモールドを作って良かった~(´∀`)
ちなみに。
簡易の耳栓→200~300円
イヤーモールド→約9000円
障害者手帳の保持者は、補聴器の購入には補助金(公的助成)が出ます。
補聴器に付けるイヤーモールドは、「音を聞くために必要」とみなされ助成に含まれます。
でも今回購入したイヤーモールドは、「人工内耳を固定するため」です。
人工内耳はイヤーモールドがなくても音を聞くことができるので、補助金は出ません。
でもなぁ・・・(´・ω・`)
人工内耳がすぐに外れたり、痛くて付けられなかったら、音は聞けない。
人工内耳を装着するために、イヤーモールドが必要⇒つまりは「人工内耳のイヤーモールドも、音を聞くために必要」ってことにならない?
こじつけかな~(;´▽`A``
この先ずっと快適に使えるなら、9000円はけして高くはないです。
お金をくれ~って言いたいんじゃないんです。
なんの機械にも頼らずお金もかからず、いつでもどこでも音が聞ける健常者と違って、アレコレ負担して不自由な思いをしてるんだからさ・・・
人工内耳にイヤーモールド?
んなモン必要ないでしょ?
どうしても欲しいなら自分で買ってね
って扱いはどうなの(´・ω・`)
・・・ってチョット思っちゃいました。
色々助成してもらってるだけでも、ありがたいとは思っていますが。
求めすぎですね、スミマセンm(_ _ )m
お金の話はともかくとして。
人工内耳にイヤーモールド、使ってみたらすごく良かった♪
・・・という報告でした~ヾ( ´ー`)
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
聴覚障害者=耳が聞こえない人?
聴覚障害者は、完全に音がない人ばかりではありません。
音は聞こえる(感じる)人もたくさんいます。
私は裸耳だと全く聞こえませんが、人工内耳と補聴器を付ければ、中等度難聴と同じくらいには音が聞こえます。
このブログで便宜上『聞こえない』と表現している場合でも、『無音』ではありません。
正確には、『聞こえにくい』のです。
もっと詳しく説明すると、
『音は感じるけど、それが何の音なのかが分からない』
『声は聞こえるけど、何て言ってるのかが分からない』
という状態です。
聞こえる人と聞こえない人の間に、『聞こえにくい』人がたくさんいることを、正しく理解している健常者は少ないと思います。
健常者は、音が聞こえれば分かって当たり前。
「聞こえるけど分からない」
なんて厄介な世界は、想像がつかないでしょう。
健常者が誤解していること。
「補聴器を付ければ、聞こえる」
目が悪くても、メガネをかければ視力が矯正されるように、
耳が悪くても、補聴器を付ければ普通に聞こえるんでしょ?と。
感音性難聴は、内耳で音が上手く処理されなかったり、音の電気信号を脳へ伝える神経が上手く働かないため、音の内容がハッキリしない状態です。
音がゆがみ、壊れています。
補聴器とは、大まかに言えば「音を大きくする機械」です。
内耳や聴神経のゆがみまでは、矯正されません。
補聴器で音が大きくなっても、明瞭に聞こえるとは限らないのです。
ラジオの音を想像してみて下さい。
周波数が合わずザーザー雑音が混じって、聞こえにくい時。
音量を上げれば、言葉や音楽が聞こえるようになりますか?
よけいな雑音まで一緒に大きくなって、聞こえにくいままですね。
正しくチューニングしなければ、クッキリ聞こえるようにはなりません。
感音性難聴とは、聞きたい音をチューニングする機能が損なわれた状態です。
補聴器を付けると不要な雑音まで大きくなり、聞きたい音の輪郭はぼやけたままです。
いくら音が聞こえても、言葉が分からなければ意味がないのです。
聴覚障害は、『聞こえる』か『聞こえない』かの2択ではありません。
100%か0%か、そんな単純なものじゃない。
静かな所なら80%だけど、余計な音があると5%だったり、
相手が一人なら95%だけど、2人以上になると10%だったり、
高い声なら70%だけど、低い声だと30%だったり、
ゆっくり話せば100%だけど、早口だと15%だったり・・・
人によって、時と場合によって、聞こえ方は全然違います。
この中途半端で不安定な聞こえ方が、健常者にはなかなか伝わらないのです。
「耳元で大きい声で話せば、聞こえるんでしょ?」
「呼んだら振り返った。なんだ、聞こえてるじゃないか」
「さっきは聞こえてたのに、なんで今は聞こえないんだ」
「真面目に聞く気がないから、分からないんじゃないの」
難聴者は精一杯、聞く努力をしています。
「あなたの言葉が聞きたい」と願っています。
それでも、限界があるのです。
聞くための能力を失っているのですから。
「頑張れば聞こえる」なんて精神論ではどうにもなりません。
声は聞こえるけど、言葉がわからない。
なまじ音が聞こえるだけに誤解されやすく、かえってコミュニケーションに壁を感じることもあります。
例えば、英語が全くできない人が英語圏に入ったとします。
「Hi!」や「Hello!」くらいなら、声をかけられたことは何となくわかりますよね。
それで振り向いたからって、相手に「英語がわかるんだな」と誤解されてネイティブな発音でペラペラペラ~!と話されたら、
「???ヽ((◎д◎ ))ゝ」
ってなりませんか?
声は聞こえるけど、言葉はわかりませんよね。
だけど、ゆっくり・ハッキリ・区切りながら話してもらって、ジェスチャーも交えてもらったら、少しは単語が聞き取れたり、意味が通じるかもしれません。
難聴者のコミュニケーションは、それと似ています。
耳に届くゆがんだ音・断片的に聞き取れた言葉を手がかりに、欠けた部分を想像力で補いながら、神経を張りつめて頭をフル回転させて、必死でコミュニケーションをとろうと頑張っています。
約1年前の、佐村河内氏の騒動を覚えていますか?
その際の、叩ければなんでもいいとばかりに揚げ足をとるような報道のされ方には、疑問を感じました。
※けして佐村河内氏を擁護するわけではありません。
あくまで、聴覚障害や感音性難聴についての報道です。
ゴーストライターや障害者等級の詐称については、別の問題です。
普通にしゃべれてるから聞こえるんだろう、とか
聞こえないなら何で補聴器を付けないんだ、とか
呼びかけに反応したら「ほら聞こえてるじゃないか!」とか
障害者手帳に該当しないから聞こえてるはず、とか
聞こえてるくせに手話通訳なんておかしい、とか
・・・・・・
感音性難聴について、あまりにも無知・無理解すぎる、と。
難聴・聴覚障害についてちゃんと調べもせず、誤解を与えるような報道ばかり。
この騒動によって、難聴者がさらに生き辛くなるのでは・・・と怖くなりました。
障害者手帳を持っていなければ健常者、ではありません。
手帳の有無にかかわらず、聞こえにくさで生活に支障をきたすなら、聴覚障害の範疇です。
(自分を聴覚障害者だと自覚しているかは別として)
難聴者が生きやすくなるには、健常者にもっと正しく知ってもらうこと。
できることは小さいけれど、まずは身近なところから、伝える努力をしていきたいと思います。
久しぶりの更新になってしまいました(;´▽`A``
書きたいことはアレコレあるのですが、なかなか想いがまとまらず、書いては消し、書いては消し、日にちが経ってしまいました・・・
+++関連記事+++
◎ 音が歪む障害
◎ 知ってほしい!聴覚障害(感音難聴)の本質
◎ やっと障害者になれた・・・手帳のない難聴者の苦悩
よければコチラも読んで下さいね~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
水曜日、6回目のマッピングに行きました(・∀・)
まず始めに、聞き取りテスト。
↓前回の聞き取りテストの様子はコチラ。
『聞き取りテストの結果は?(マッピング3回目)』
テストのやり方は、前回と同じです。
◎単語の聞き取り
◎文章の聞き取り
の2種類。
それぞれ、下記の3つの方法でテストします。
・人工内耳は外し、口の動きのみ(読唇)
・口元は隠して、声のみ(人工内耳の音が頼り)
・口の動きと声と、両方
結果は・・・前回とほとんど同じ(;´▽`A``
(まぁ、予想通りですが)
読唇はあいかわらず苦手で、全然読み取れません。
でもST(言語聴覚士)さんいわく、惜しい間違いとのこと。
(例えば、正「ゆめ」⇒誤「うめ」とか。口の動きは同じ)
このテスト、普通はけっこう時間がかかるらしいんですが、
読唇テストはほとんど
「わかりません!(`・ω・´)ゞ(ハイ、次!)」
で終わるので、めちゃサクサク進みます(笑)
(ちゃんと真面目にやってるんですよ・・・
でも、悩んだってわからんモンはわからんのです)
『声のみ』『口と声の両方』のテストは、
単語は多分8割くらい。
文章は全問正解。
単語はやっぱり時々聞き間違いをしますが、文章なら前後の繋がりでわかるので、正解できます(´∀`)
人工内耳を外したらぜ~んぜん会話できないのに、
人工内耳を付けたとたんに、聞き返しもなく普通に会話できます。
(静かな検査室の中なら、ですが)
改めて、人工内耳ってスゴイ!!(*゜▽゜ノノ゛☆
「うんうん、良く聞こえてるね~♪」
とSTさん。
今回は新しいマップは作らず、もうしばらく今のマップでいこうか?となったのですが・・・
前回・前々回のマッピングの記事で書いたように、
特定の音域だけ、大きな音を聞くと顔がピクピクけいれんするんです。
『顔ピクピクとグルグルめまい(マッピング4回目)』
『音のザラつきが軽減!(マッピング5回目)』
音が発生すると、体内に埋め込んだ電極に電気が流れます。
その電流が、そばにある顔面神経まで刺激してしまうんです。
顔ピクピクが発生する音域が、ちょうど会話で使う音域と重なっていて・・・
ピクピクを防ぐため、そのほかの音に比べ音の大きさを抑えて設定しています。
使用頻度が高く、最も聞こえるようになりたい音(=会話の音域)を抑えなければならないことが、どうしても気になって(T_T)
その音域も、抑えず他と同じくらいの音を入れたら、もっともっと聴こえやすくなるんじゃないかと(´・ω・`)
なのでSTさんに、
「抑えている部分の音を、他と同じくらいに上げたマップも作りたい」
と頼んでみました。
どれくらい聞こえかたが違うのか、比べてみたくて。
体調が良いときはピクピクなりにくいので、日によって『抑えたマップ』と『上げたマップ』を使い分けたらいいんじゃないかな~と思って。
それを聞いたSTさん、最初はビックリしてましたが、
「なるほど。試してみるか!」と。
そんな訳で、新しいマップを作成すべく、抑えていた部分の音をチェックしてみたのですが・・・
マッピング中の音(外部の音じゃなく、プープープーという検査音)ですでに、口元ピクピクがめっちゃ気持ち悪い!((>д<))
「で、でも・・・私がやるって言い出したんだし・・・」
と、気持ち悪さに耐え、さらに音を大きくしていくと・・・
口元だけじゃなく眉間の辺りまでビリビリ感じ始めた!!
とりあえず希望のマップを作成し終え、その音を入れてみると・・・
自分の話し声にまで、ビリビリ反応してしまう!ヽ((◎д◎ ))ゝ
(もはやピクピクじゃなくてビリビリ~!!)
音が発生する
↓
自動的に電気が流れる
↓
自分の意思と関係なく、顔の左半分が動く!
さらにビリビリしびれる!!
「やっぱり無理です!やめときます・・・」
想像以上に気持ち悪すぎました(´д`lll)
「せっかく作ったし、一応プログラムに入れとくね」
と、STさんが設定してくれたけど。
試しに1度、家の中で新しいマップ(ビリビリVer.)に切り替えてみたけど、携帯メールの受信音で顔左半分がビリビリビリ~!!となって、
「ギャー!!((゚m゚;)」
って慌てて元に戻しました・・・
肝心の聞こえがどうかと言うと、思ったほど『抑えたマップ』と『上げたマップ』の違いはありませんでした。
『上げたマップ』のほうが、少しクリアな音(何て言うか・・・濁りがないスッキリした音)に聞こえる気もするけど、あの『ビリビリ地獄』に耐えるほどの差はなく。
新しいマップは、結果的には使えなさそうだけど、
「たいした違いはない」
と納得できたので、試した価値はあったかな( ̄ー ̄;
結局、今も元のマップを使い続けてます。
過去に試したマップでは、一番聞こえが良いです(・∀・)
最近の聴こえで、進歩した点は・・・
◎静かな場所なら、電話ができる
(まだ携帯電話しか試していませんが)
やっぱり聞き返しが多いので、相手は親しい人限定です。
◎字幕なしでも、テレビの音声がそこそこ聞き取れる
滑舌の良いアナウンサーさんだと、かなり分かります。
子供と一緒に見るアニメも、割と分かりやすいです。
(ドラえもん・サザエさん・名探偵コナンのように、聞こえていた頃の記憶がある声優さんの声は、それっぽく聞こえます。
妖怪ウォッチ・プリキュアは、失聴してから見始めたアニメなので、正しい声や主題歌は分かりません・・・)
◎参観や懇談で、教室の前のほうで話す先生の声が、断片的に聞き取れる
補聴器だけのときは、『音を感じる』だけで『言葉』は全然わかりませんでした。
でも今は、ところどころ言葉がわかるので、「何の話題か」は想像できます。
完全に取り残されてポツーンとなることは、減りました。
◎うるさい乗り物の中でも会話ができる
補聴器だけのときは、何回聞き返しても言葉がわからず、会話すること自体を諦めていました。
でも今は、何回か聞けばわかるので、一応会話が成立します。
◎並んで歩きながら・ドアを隔てながらでも会話ができる
もちろん聞き返すことはありますが、いちいち側に行って耳を寄せなくても、ちゃんと聞こえます。
人工内耳では、健聴者にはなれません。
それでも確実に、楽に会話ができるようになり、電話やテレビなど生活の質が上がったと感じます。
次回のマッピングは、約1ヶ月半後。
マッピングの間隔が、徐々に空いてきました。
リハビリがうまく進んでいるってことでしょうか。
さらなる聴こえの向上を目指して、頑張りますо(ж>▽<)y ☆
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
本日、2記事投稿しています。
『【聴覚障害者×接客業】は成り立つか?』 からの続きです。
未読の方は、先にコチラから読んで下さいね~(・∀・)
【バリバラ】の仕事体験を見て、再確認した2つのこととは・・・
まず1つ目。
なるべく早い段階で障害を伝える重要性。
聞こえる人と聞こえない人とでは、コミュニケーション方法が違います。
でも、黙っていたら『聞こえない人』だとは分からない。
だから相手は『聞こえる人』として接してきます。
早い段階で『聞こえない人』向けの方法に切り替えてもらうことが、自分のため、そして相手のためにも重要だと。
そして伝えるときは、明るく!コレが大事。
・・・私、片耳難聴の頃は、コレがめちゃくちゃ苦手でした(ノ◇≦。)
かなり親しくなってからじゃないと、難聴のことを言えなかったし。
伝え方もすご~く暗くて、
「実はさ・・・左耳・・・聞こえないんだよね・・・こめん(´д`lll) 」って。
暗~い言い方をするから『難聴=触れてはいけないこと』みたいに受け取られ、自分もますます言い出しにくくなる、悪循環。
もっとあっけらかんと明るく言わなきゃ、相手も困りますよね( ̄ー ̄;
さらに「聞こえない」と言うだけじゃなく、「じゃあどうすればいいのか」まで具体的に提案すること。
仕事体験のおかぴーさんの例だと、
「メニューを指差して下さい」
のひとことで、『聞こえない』をイメージしやすくなったんだろうなと。
片耳難聴の頃の私も、
「並んで話すときは、私が左側に立つね。
左側から声をかけるときは、肩トントンしてね」
など、もっとうまく伝えられたらよかったな~と、今なら思います。
右耳も聞こえなくなった今は、以前よりはちゃんと伝えられるようになったかな?と思うけど・・・
(と言うか、まず伝えなきゃ始まらない)
それでも、言うタイミングや表現の仕方など、やっぱり悩みます。
もっとサラッと自然に、当たり前のように伝えるには、まだまだ修行が必要です(;´▽`A``
そして、2つ目。
聞こえる人と聞こえない人をつなぐ、一番大切なものは・・・
人懐っこい笑顔!!(≧▽≦)
とっても明るくて、笑顔が素敵なおかぴーさん。
「人と話すのが大好き!」って気持ちが伝わってきます。
おかぴーさんの笑顔を見て、お客さんも笑顔になる。
おかぴーさんの目を見て、手で合図して、表情で伝えようとしてくれる。
聞こえないからこそ、自然と距離が縮まる。
聞こえないって言っても大丈夫かな・・・
ちゃんとコミュニケーションとれるかな・・・
緊張してついつい表情がこわばってしまいがちだけど、
そんな時こそ、笑顔が大事なんだなと。
笑顔には、人を寄せ付ける力があるんだなぁ~≧(´▽`)≦
当たり前のようで難しい、そのことを再確認したのでした。
もちろん、落ち込んだり泣いたり怒ったり、色々あります。
いつもいつも、笑顔ではいられないけど・・・
笑顔は、コミュニケーションの最大の武器!
なるべく笑顔でいられたらいいなぁ。
笑う門には福来る
って言うしね~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
【バリバラ~障害者情報バラエティ~】
という番組をご存知ですか?
『障害により諦めていた、本当にやりたい仕事を体験する』
というテーマで、
【聴覚障害者×接客業】の仕事体験が、先日放送されていました。
聴覚障害者の男性『おかぴーさん』が、鉄板焼き店のホールスタッフを4日間体験する、というもの。
おかぴーさんは手話もできますが、日常(健聴者との会話)では、口話・読話メインでコミュニケーションをとるとのこと。
健聴者と同じように声を出して話し、また相手が話しているときの唇などの動きを見て話を理解する。
つまり、障害を知らない人が見たら、健聴者同士の会話に見える状態です。
実際テレビに映るおかぴーさんは、耳が聞こえないとはとても思えないくらい、スムーズにコミュニケーションがとれていました。
(読話が苦手な私には、超能力のように思えます・・・)
でもホールスタッフとなると、読話では限界があります。
正しくオーダーがとれるのか。
他のスタッフとの連携がとれるのか。
【聴覚障害者×接客業】は、成り立つでしょうか?( ̄□ ̄;)
体験1日目。
緊張してかたい表情のおかぴーさん。
見ている私も、ドキドキ・ヒヤヒヤ・・・(-。-;)
お客さんは、うつむいてメニューを見たまま、口々に注文してきます。
口の動きを読むのが間に合わず、なかなかオーダーを理解できません。
たとえ口の動きが見えても、正確に読み取れない言葉もあります。
お客さん 「オイルサーディン」
おかぴーさん「オイル・サラダ?」
お客さん 「オ・イ・ル・サー・ディ・ン」
おかぴーさん「オイル・・・???」
お客さん 「・・・」
この気まずい空気、わかるなぁ・・・(´・ω・`)
後ろを向いていたら、お客さんに呼ばれても気づきません。
他のスタッフに合図され、慌てて振り向くおかぴーさん。
まるで自分がその場にいるかのように、心臓がキューっと痛くなりました((>д<))
聞こえたら当たり前にできることが、できない。
聞こえない人に接客業は、やっぱり難しいのだろうか・・・(´Д`;)
そんな1日目の反省点を踏まえ、対策を講じます。
はじめに自己紹介をし、積極的に障害を伝えよう、と。
ニックネームを書いた名札を作り、さらに『耳が聞こえません』と赤文字で記入。
その名札を身に付け、迎えた2日目。
最初のお客さんに水を運び、さっそく自己紹介を試みるおかぴーさん。
「私はおかぴーと申します(^∇^)
こちらに書いてあるとおり、耳が聞こえません。
ご注文の際は、お手数ですがメニューを指差して教えて下さい」
するとお客さんたち、
「あ~ヽ(゚◇゚ )ノ なるほど!」
「了解で~す!(・ω・)/」
ごく自然に受け入れてくれて、10人以上の団体客にもかかわらず、スムーズに注文をとることができました。
聞こえて当然のホールスタッフという立場で、「聞こえません」と伝えるにはどうすればいいか?
伝えるタイミング
言葉の選び方
声のトーン
そのときの表情まで・・・
あらゆることに気を使いながら・・・の、その言葉。
そして、受け入れてもらえたときの喜び、安堵感。
ついつい感情移入して、自分に置き換えてしまいました(;´▽`A``
それ以降は1日目の様子が嘘のように、お客さんたちの輪に溶け込み、テキパキと働くおかぴーさん。
そのお店がわりと小規模なのも、良かった。
(すぐに全体が見渡せて、他のスタッフとの連携もとりやすい)
積極的に自己紹介して、せっせとオーダーを聞き、料理を運び、空いた皿を下げ・・・
聞こえないハンデを感じさせず、フル回転。
もちろん、テレビなのでうまく編集されているでしょうし、
(事前の打ち合わせなどもあっただろうし・・・)
現実にはここまでスムーズにいかないでしょうけどヽ(;´ω`)ノ
ハンデはあっても、優れた能力の方なのだと思いました。
得意の手話を交えて、会話も弾む。
持ち前の明るさとサービス精神・高いコミュニケーション能力で、お客さんの心を掴むのがうまいな~!と。
大成功と言える結果で、4日間の仕事体験を終えました。
この番組を見て、再確認したことが2つあります。
それは・・・
長くなったので、分けます。
次の記事も読んでいただけると、嬉しいです(^人^)
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
前回の続きです。
↓未読の方はコチラから(・∀・)♪
『【手話】新たなコミュニケーション手段の習得を目指して』
前回の記事、書き方がわかりにくくてスミマセンm(_ _ )m
手話ができない聴覚障害者のための、『要約筆記』という支援もあります。
私はまだ利用したことはありませんが、札幌市にもあります。
ただ、やっぱり世間の(難聴をよく知らない人の)認識は、
『聴覚障害者=手話』
というイメージが根強いなぁ・・・とヽ(;´ω`)ノ
手話ができない聴覚障害者がたくさんいる、という事実を知らない人が多い。
筆談(要約筆記や字幕を含め、文字で示す)という情報保障の重要性を、もっと分かって欲しいなぁ・・・と感じます。
音声言語も筆談もジェスチャーも、どれかひとつの手段では満足に情報を得られない。
色んな手段を併用して、足りない部分を補いながら理解する難聴者。
そこに手話も加われば、より便利に、楽になるのでは、と(*^▽^*)
手話を使う機会がほとんどない私は、ろう者のように使いこなすのは難しい。
でも「全然わからない」のと「基本は知ってる」のとでは大違いだし、役に立つ場面はきっとあるはず。
手話と関わりを持てば、お仲間(=聴覚障害者)と出会える機会も増えるかもしれない。
もっと世界が広がるかもしれない。
勉強しなきゃ!と構えると、しんどくて嫌になってしまいそうなので・・・
趣味のひとつとして、楽しんで覚えていきたいな~と思います(´∀`)
・・・という訳で。
手話の世界への第一歩として、『中途失聴・難聴者協会』の手話教室へ行きました!
高齢者ばかりと聞き、私が溶け込めるのか不安を感じつつ。
2歳の娘を連れて、ドキドキの初参加~(///∇//)
私と娘の姿を見ると、みなさん最初はちょっと驚いた様子でしたが・・・
「かわいいね~何歳?お名前は?」
「ママが聞こえにくいの?え?人工内耳?」
と、色々話しかけてくれて助かりました。
聞いた通り、おじいちゃん・おばあちゃん世代の方が多いですが・・・
娘を孫のようにかわいがってくれて、すんなり入っていけました(*^▽^*)
中途失聴者の集まりだけあって、人工内耳の方が何人もいらっしゃいました。
(ブログで知り合った人以外で)人工内耳装用者に初めて会ったので、
「へぇ~( ̄□ ̄;) 意外といっぱいいるんだ~!」
とビックリしました。
肝心の手話はと言うと・・・
いつからでも参加できる講座なので、入った時期は人により違います。
50音の『あ行』から順に勉強していて、私の初回は『り行』でした。
最後までいったら、またスタートの『あ行』に戻るそうなので、終わり近くてちょうど良かった(・∀・)
ペースは割とのんびりで、半分は雑談だったりもします。
すでに4回行ったけど、まだ『り行』が終わってません(笑)
でも雑談に合わせて、先生が手話の動きをしてくれて、それをジーっと見てるだけでも勉強になります。
まだ知らない単語ばっかりで全然読み取れないけど、先生が話す声を聞きながら手の動きを見ると、何となく意味が分かるところもあります。
ところどころで覚えたての単語が出てくると、
「おっ♪今の知ってる~!」
って嬉しくなります( ´艸`)
やっぱり本とにらめっこしてるのと違って、他人が手話の動きをしてるのを見たり、自分も声を出しながら繰り返しやってみることで、頭に入りやすいな~と実感。
手話教室は、『入門クラス』と『上級クラス』の2つあります。
みなさん基本的には声で会話しますが、上級クラスの方は、話しながら自然と手話の動きもスラスラ出てきます。
単語をひとつひとつ思い出しながら、カタコトの手話をしている入門クラスとは全然違います。
私が上級クラスに進めるのは、いつになるやら・・・(;´▽`A``
手話教室に通い始めて、1ヶ月がたちました。
想像以上に、楽しく勉強できています。
「おばあちゃんたちの手話教室に行くよ~♪」
と言うと、娘も「は~い♪」と喜んでついて来てくれます。
手話教室が終わった後は、何人かで残ってお話しすることもあり、
耳鼻科のこと、障害者手帳のこと、人工内耳のこと・・・
自分にも関わりのある話題ばかりで、ためになります。
『話は尽きない☆難聴女子会♪』でも書いたように、
難聴という共通点があれば、年の差なんて関係ナシ!ヾ( ´ー`)
欲を言えば、同年代の人がいたらもっと嬉しいんだけどなぁ・・・
もし札幌の方がいらっしゃったら、一緒に参加しませんか~?
・・・と、ココで勧誘してみる(笑)
これからも続けられそうで、ホッとひと安心。
ゆる~く楽しく、でも真剣に、手話を学んでいきたいな(≧▽≦)♪
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
2歳の娘、4月からプレ幼稚園に行きます(*^▽^*)
候補の幼稚園が2つあり、どちらにするか迷っていました。
【A幼稚園】は、うちが通う小学校の校区内にあります。
そのため、同じ小学校に上がる友達がたくさんいます。
小学校と幼稚園が近いので、息子(小学校)と娘(幼稚園)の行事が重なってしまった時に、移動が楽です。
【B幼稚園】は、息子が通っていた幼稚園です。
自宅から一番近く、参観日等で親が幼稚園に行くときには便利です。
園の雰囲気や活動内容も知っています。
でも小学校からは遠く、同じ小学校に上がる友達は、A幼稚園よりは少なめです。
最初は、息子が通ったB幼稚園に娘も入れるつもりでした。
・・・が。
A幼稚園出身の友達ママさんたちが、みんな「A幼稚園は良いよ~」と。
実際に通ったママたちの口コミは重要ですよね!
話を聞くにつれ、A幼稚園へと気持ちが傾いてきました。
でも、気になるのはやっぱり難聴のこと(´Д`;)
B幼稚園は、私の耳の事情を知っています。
でもA幼稚園は、今まで関わりがないため、私のことを知りません。
もしA幼稚園に通うなら、事前に説明しておかないと、入園後に困る場面が多々あると思います。
そこで、A幼稚園出身の友達ママさん(現在も下のお子さんが通園中)が、私のことを園長先生に伝えてくれて、入園前にお話させていただけることになりました。
そして先日、初めてA幼稚園に行ってきました!
お会いした園長先生・主任の先生ともに、とても親しみやすい方でした。
事前に伝えておいてくれたおかげで、スムーズに話が進みました。
聞こえなくて困るのは、どんなときか。
必要なフォローは何か。
真剣に私の話を聞いて、一生懸命解決策を考えてくれました。
中でも感動したのは、「電話ができない」の話になったとき。
たいていの場合、電話ができないと言うと、「じゃあFAXで」となります。
でもFAXはなかなか気づかない場合が多く、緊急時にはすぐに連絡がつかず困るのでは・・・と。
すると先生たち、即座に
「(先生個人の)携帯メールでやり取りすれば良い!」
「主任や担任は、園活動の間は携帯を持ち歩かない。どうする?」
「じゃあ園長の携帯にメールをすれば良いのでは?」
「さっそく今アドレスを教えるので、いつでもメールして下さい!」
ちょっとでも不安・不便を解消しようとする心遣いが感じられました。
こんなにも温かく、細やかに配慮して下さった相手は初めてでした。
こちらからお願いする前に色んな提案をしてくれて、初対面の私に(まだ正式に入園も決まってないのに)園長の個人アドレスまで教えて下さりビックリ!
「聞こえなくて困ることは、(今話し合った)他にもあると思います。
我々はなかなか気づけないと思いますので、どんな些細なことでも遠慮なく言って下さい!
その都度方法を考えていきましょう!」
園長先生の心強い言葉に、またまた感動(´∀`)
さらに、一緒に行った娘も・・・
最近人見知りが激しく、初めての場所・人だとモジモジして私から離れないのに、ふと見ると主任の先生相手に楽しそうに遊んでる!
すっかり馴染んでる!
相談がひと通り終わった後、園内を見学させていただいたのですが、とても伸び伸びしていて娘に合いそうだな~と感じました。
ちなみに見学中にも、主任の先生が耳元で聞こえやすいように説明してくれたり、
参観のとき(私が)どの位置に立てば、先生の声が聞こえやすいかを色々試させてくれたり、
さっそく、私の聞こえに配慮してくれるのを実感しました。
「(難聴でも)大丈夫ですよ~」
って、よく言われるけど・・・
口先だけじゃなく、その場しのぎのセリフじゃなく。
本当に「大丈夫」な状態にしようとしてくれるのかどうか。
この幼稚園なら、「大丈夫」かもしれない。
そう思えました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
帰る頃には、すっかりA幼稚園に気持ちが固まっていました。
実際に通うのは娘だけど・・・
幼稚園は何かと親の関わりも多いので、私が安心できる環境を重視して選びたい。
障害への理解とフォロー。
B幼稚園も良い幼稚園なので悩んだけど、重視するポイントが、A幼稚園のほうが勝っていると感じました。
ママさんたちの評価が高いのも納得!(^~^)
この日、事前に園長先生に伝えてくれた友達が、付き添ってくれました。
他にも、「プレ幼稚園の初日、不安だったら一緒に行くからね!」と言ってくれる方もいます。
「今度園長先生に会ったら、かずえさんのこと改めて頼んでおくからね!」と言ってくれる方もいます。
新しい環境に入るのは、どうしても耳のことが気になるけど・・・
たくさんの人たちの協力で、『聞こえない不安・不便』が、解消していきます。
4月からのプレ幼稚園が、楽しみになりました♪
助けてくれるみんなに、感謝です!o(^▽^)o
ランキングに参加しています。
↓応援クリックにていただけると励みになります。
にほんブログ村
最近、ブログの更新頻度がさらに落ちてますね( ̄Д ̄;;
書きたいネタはアレコレあるんですけど・・・
ゆっくりする時間があるとついボーっとテレビを見たり、疲れた~!と横になったり・・・で、そのままほんとに寝ちゃったりヽ(;´ω`)ノ
マメに更新しないと、ネタばかりどんどんたまって、追いつかなくなってしまうなぁ・・・
そんな訳で、まずは優先順位の高そうなネタから( ̄▽ ̄)=3
水曜日、5回目のマッピングに行きました。
前回のマッピングはコチラ⇒ 『顔ピクピクとグルグルめまい』
グルグルめまいは、ほぼ治まりました。
今でも時々なりますが、日常生活にはほとんど支障はありません。
(油断するとふいにグラ~っとなるので、ちょっと怖いけど・・・)
5回目のマッピング、まず始めに人工内耳の聴力検査をしました。
(右の補聴器は外します)
結果は、全体的に25デシベル。
(1ヶ所だけ30デシベル)
前回の聴力検査では25~35デシベルだったので、
(⇒ 『少し子供と話せる!』 参照)
少~し良くなってます。
ST(言語聴覚士)さんも、
「お~!良く聞こえてるね♪」
と、喜んでくれました。
音入れから3ヶ月。
手術前の聴力が105デシベル(失聴)なんだから、
これだけ聞こえたら十分かな(´∀`)
聴力検査の後、音の調整(マップの作成)へ。
前回のマッピングで、顔ピクピクが起こりにくいように調整してもらいました。
もともとのマップ(顔ピクピクなるやつ)のほうが、やっぱり聞こえやすいかも・・・と最初は思いました。
なので、帰省中や学校行事の時などは、もとのマップを使っていました。
顔ピクピク、いつも起こるわけじゃないんです。
全然気にならない時もあるんです。
でも、寝不足で疲れてたり風邪気味だったり・・・
体調不良だと、とたんに音に反応してピクピクします。
これが気持ち悪くて!(´д`lll)
ちょっとでも聞こえが良くなるなら、多少のピクピクは我慢しよう!
と思ってましたが、いったん気になりだすと、やっぱり我慢できず・・・
外見にもわかりますし。
(よ~く見たら、不自然に口元が動いてる)
帰省から戻ってからは、ピクピクを抑えた新しいマップを使い続けました。
すると、だんだん慣れてきて、新しいマップでも(もとのマップと同程度には)聞こえるようになりました(^~^)
前回のマッピングの記事にも書いたように、
顔ピクピクが起こる音の範囲が、ちょうど会話で使う音域と重なっていて・・・
より聞こえが良くなりたい音域を、(ピクピクならないように)抑えなければならず。
そのせいで聞こえが悪くなったらどうしよう
と不安でした(ノω・、)
だけど、このマップでもやっていけそうです。
よかった~(;^_^A
今回のマッピングでは、このマップをベースに微調整。
さらに、今までお休みしていた【1番高い音のチャンネル】も使うことに。
お休みしていた、って??
実は私自身も知らなかったんですが、
(もしかしたら言われたかもだけど、忘れてた)
1番高い音を聞くためのチャンネル(電極)だけ、使ってなかったんです。
幼少期から、高音部分の難聴だった私。
高い音を聞かずにずっと生きてきたため、脳(いや、聴神経?)が高い音を認識できず。
最初の音入れの時、1番高い音を聞いてみたら、どれだけ音量を上げてもちゃんと聞こえなくて。
何か鳴ってるような気はするけど・・・
耳鳴りとの区別がつかないんです( ̄ー ̄;
もう少し音に慣れるまで使うのはやめよう、となったのでした。
その【1番高い音】を、そろそろ入れてみよう!と言う事で・・・
高い音をブラスした結果。
おおっ!(ノ´▽`)ノ♪
なんだか自然な音に近づいたかも!
今までは、音がザラついて聞こえるのが気になりました。
全部の音に『゛(濁点)』が付いてる感じ。
それが、ちょっとなめらかになった、ような気がする( ´艸`)
高い音(例えば、女性や子供の声)が、本物の音に1歩近づきました。
子供たちの声が聞きやすくなったのが、特に嬉しい♪
言葉の聞き取りも、より良くなったらいいな~と期待。
早速新しいマップで過ごしてますが、なかなかイイ感じですヾ( ´ー`)
いつも親身になって相談に乗ってくれるSTさん。
なんと、3月いっぱいで退職されるとのこと( ̄□ ̄;)!
とても話しやすい方で、安心してお任せできたのに・・・
残念です。
次回のマッピングは1ヵ月後なので、それが最後かなぁ。
新しいSTさんも、良い方だったらいいな~(-。-;)
マッピングには、いつも2歳の娘を連れて行きます。
今までは大人用のパイプ椅子を2つ並べていましたが、娘は座るのを嫌がり、私のひざに乗っていました。
(マッピング中、ちょっと邪魔・・・)
それが今回は、小さくてかわいい子供用の椅子(幼稚園にあるような)を、あらかじめ用意しておいて下さいました。
娘も嬉しかったようで、ちゃんと自分用の椅子に座ってくれました。
こういう気遣いって、嬉しいですね(*^▽^*)
最近は娘も慣れてきて、マッピング中静かに待っていてくれます。
実家が遠くて預けるアテがない私は、とっても助かります♪
ランキングに参加しています。
↓応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村