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2015年09月15日 23:20
涙から泣くに変わる時
 ( かねたこさんのプロフィール)

私が初めて彼女の顔を見ると落ち込んだ顔がそこにはありました。

それは私が見た事もないような寂しさと悲しみと、まるで世界が終わるかの様な
そんな顔をだったのです。

そしてよく見ると頬っぺたが光ってるのに気づき
私は

「泣いてるの?」

と話しかけると彼女は小さく頷きました。

そして堰を切ったように彼女は泣き出したのです。

そこには元気の時に見せる気丈な彼女の姿はなく
子供みたいな顔で泣きじゃくる姿がありました。

私は何度も何度も優しく頭を撫でながら、泣きじゃくる彼女を抱きしめていたのです。

「ここに残るよ」

彼女が悲しそうに辛そうに泣いていても、その言葉を出す事は出来ませんでした。

本当に私も辛かったのです。

そして翌朝。


私は人生で受けた事のない程の皮肉を受けるのです。













ブログで全文を読む
2015年09月15日 23:20
涙から泣くに変わる時
 ( かねたこさんのプロフィール)

私が初めて彼女の顔を見ると落ち込んだ顔がそこにはありました。

それは私が見た事もないような寂しさと悲しみと、まるで世界が終わるかの様な
そんな顔をだったのです。

そしてよく見ると頬っぺたが光ってるのに気づき
私は

「泣いてるの?」

と話しかけると彼女は小さく頷きました。

そして堰を切ったように彼女は泣き出したのです。

そこには元気の時に見せる気丈な彼女の姿はなく
子供みたいな顔で泣きじゃくる姿がありました。

私は何度も何度も優しく頭を撫でながら、泣きじゃくる彼女を抱きしめていたのです。

「ここに残るよ」

彼女が悲しそうに辛そうに泣いていても、その言葉を出す事は出来ませんでした。

本当に私も辛かったのです。

そして翌朝。


私は人生で受けた事のない程の皮肉を受けるのです。













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2015年09月14日 19:54
逃げたくてたまらない
 ( かねたこさんのプロフィール)

顔をあげると、歩いてくる彼女が居たのです。

車の中の私を見つけると、彼女は笑顔で乗り込んできました。

その顔を見た時
「これだけ笑える様になって、1人でも生活出来てる。
もう…私がいなくても大丈夫。
だから、この子には今話そう」

そう決めたのです。

助手席に座った彼女と、いつもの様に、いつもの雰囲気で世間話をして
私は顔を変えて切り出しました。

「ごめん。もう無理だよ。
まともに歩けないし、ここに居ても何の役にも立てない。
それにこれ以上この会社に貢献しようと思えない。
だから、ごめん。」

彼女は弱った子犬みたいなか細い声で

「辞めるの?」

そう口にしたのです。

私はシートに深く腰を掛け真っ直ぐ前を見たまま、頷きました。

「こんな形で離れるなんて想像もしなかった」

「もっとずっと一緒にいたかった」

私は
「大丈夫だよ。辞めても離れる訳じゃないし同県にはいるからいつでも会えるよ。
それにもう1人でも大丈夫だよ。」

私の言葉は今すぐ逃げ出したいから、でた言葉であって彼女の為の言葉ではなかったと今でも思っています。


彼女の事は好きだから離れたくない。


でも、もう私の足がそれを許してはくれない。


痛くて痛くて心が子供みたいに泣き叫んでいるんだ。


逃げたくて逃げたくてたまらない。


だから逃げる事を許して。


それがその時の本心でした。


その本心を隠した言葉を並べて私は逃げようとしました。


そして私は初めて彼女の方を振り向いたのです。 ブログで全文を読む
2015年09月14日 19:54
逃げたくてたまらない
 ( かねたこさんのプロフィール)

顔をあげると、歩いてくる彼女が居たのです。

車の中の私を見つけると、彼女は笑顔で乗り込んできました。

その顔を見た時
「これだけ笑える様になって、1人でも生活出来てる。
もう…私がいなくても大丈夫。
だから、この子には今話そう」

そう決めたのです。

助手席に座った彼女と、いつもの様に、いつもの雰囲気で世間話をして
私は顔を変えて切り出しました。

「ごめん。もう無理だよ。
まともに歩けないし、ここに居ても何の役にも立てない。
それにこれ以上この会社に貢献しようと思えない。
だから、ごめん。」

彼女は弱った子犬みたいなか細い声で

「辞めるの?」

そう口にしたのです。

私はシートに深く腰を掛け真っ直ぐ前を見たまま、頷きました。

「こんな形で離れるなんて想像もしなかった」

「もっとずっと一緒にいたかった」

私は
「大丈夫だよ。辞めても離れる訳じゃないし同県にはいるからいつでも会えるよ。
それにもう1人でも大丈夫だよ。」

私の言葉は今すぐ逃げ出したいから、でた言葉であって彼女の為の言葉ではなかったと今でも思っています。


彼女の事は好きだから離れたくない。


でも、もう私の足がそれを許してはくれない。


痛くて痛くて心が子供みたいに泣き叫んでいるんだ。


逃げたくて逃げたくてたまらない。


だから逃げる事を許して。


それがその時の本心でした。


その本心を隠した言葉を並べて私は逃げようとしました。


そして私は初めて彼女の方を振り向いたのです。ブログで全文を読む
2015年09月13日 21:35
当たり前の事が出来ない
 ( かねたこさんのプロフィール)

暑さの残る8月下旬。


職場に復帰したのはいいものの、私は松葉杖を使いながら職場の巨大な冷凍室の氷の張った床を歩き、ダンボールをどけたりし在庫を数えたり、熱のこもった厨房内で邪魔にならない様に、端っこに座り指示を出したりしていました。

ただ、本当に混んだ時は厨房内に立ちましたが、立っていると足にすぐ熱がこもり、激痛が走るので、長く立っている事は出来なかったのです。

そして仕事が終わると普通に歩けば15分かからない道のりを30分歩いて帰るです。

寮に着けば、普段ならなんてことない少し急な階段が続いて私を苦しめました。

お風呂も共同なものですから、階段を下りて行く事さえも苦痛で堪りませんでした。

ある時には部屋に戻るのが嫌で車で寝て、朝の4時に買い出しに出かけ、実家に帰りお風呂に入り朝の8時過ぎに出勤する事もあったのです。


なんでこの足で俺が買い出しに行かなきゃいけないんだよ。


本当に自暴自棄になりました。

寮が苦痛で実家から通ったりもしたのですが愛車のfd3sの燃費が悪く、朝も早いので2日で断念しました。


本当に嫌な事ばかりでしたが火傷をしなきゃ気づけなかった辛さ。


松葉杖を使いながら階段を上っている私を助けてくれた方々。


本当に心の温かさを感じました。


あの時の経験は無駄じゃない。


今はそう思えるのですが当時は暗い闇の中を手探りで歩いていく。


それほど先が見えませんでした。


何日か経ち、仕事が終わり車の運転席に座り、ハンドルにもたれかかり、一息つき、目を閉じると。


もう限界。これ以上は無理だ。


そう口にし私は諦める(辞職)事を決めました。


ゆっくりと息を吐き、目を開け、顔を上げると歩いてくる見慣れた顔がそこにあったのです。
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2015年09月13日 21:35
当たり前の事が出来ない
 ( かねたこさんのプロフィール)

暑さの残る8月下旬。


職場に復帰したのはいいものの、私は松葉杖を使いながら職場の巨大な冷凍室の氷の張った床を歩き、ダンボールをどけたりし在庫を数えたり、熱のこもった厨房内で邪魔にならない様に、端っこに座り指示を出したりしていました。

ただ、本当に混んだ時は厨房内に立ちましたが、立っていると足にすぐ熱がこもり、激痛が走るので、長く立っている事は出来なかったのです。

そして仕事が終わると普通に歩けば15分かからない道のりを30分歩いて帰るです。

寮に着けば、普段ならなんてことない少し急な階段が続いて私を苦しめました。

お風呂も共同なものですから、階段を下りて行く事さえも苦痛で堪りませんでした。

ある時には部屋に戻るのが嫌で車で寝て、朝の4時に買い出しに出かけ、実家に帰りお風呂に入り朝の8時過ぎに出勤する事もあったのです。


なんでこの足で俺が買い出しに行かなきゃいけないんだよ。


本当に自暴自棄になりました。

寮が苦痛で実家から通ったりもしたのですが愛車のfd3sの燃費が悪く、朝も早いので2日で断念しました。


本当に嫌な事ばかりでしたが火傷をしなきゃ気づけなかった辛さ。


松葉杖を使いながら階段を上っている私を助けてくれた方々。


本当に心の温かさを感じました。


あの時の経験は無駄じゃない。


今はそう思えるのですが当時は暗い闇の中を手探りで歩いていく。


それほど先が見えませんでした。


何日か経ち、仕事が終わり車の運転席に座り、ハンドルにもたれかかり、一息つき、目を閉じると。


もう限界。これ以上は無理だ。


そう口にし私は諦める(辞職)事を決めました。


ゆっくりと息を吐き、目を開け、顔を上げると歩いてくる見慣れた顔がそこにあったのです。
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2015年09月12日 22:48
地獄の始まり
 ( かねたこさんのプロフィール)

それは、晩御飯の時にかかってきた一本の電話でした。

上司からの電話で内容は容体の確認と仕事に復帰出来ないか?と言う内容だったのです。

私は、右足に負った火傷でまともに歩けないので復帰は難しい。

そう伝えると、バイトの管理と発注だけでもやって欲しい…。

そう言われました。


私は彼女が1人で心配だった事もあり、松葉杖を使いながら復帰する事を決断したのです。


親はそれに猛反対して、親にも泣かれましたし、私も今の状態でやれる自信がなかったので不安しかありませんでした。


それでも今頑張ってる部下達と彼女の事を考えると、やるしかない。
そう思ったのです。


数日で生活に必要な薬、火傷の処置の仕方。衣服などを買い揃え、寮に戻りました。


しかし、それは地獄の始まりだったのです。


このブログを愛読して頂きありがとうございます。


疲労と季節の変わり目が重なり体調を崩してしまい、更新出来ない日々が続いてしまいました。


出来る限り毎日、少しずつ綴っていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。ブログで全文を読む
2015年09月12日 22:48
地獄の始まり
 ( かねたこさんのプロフィール)

それは、晩御飯の時にかかってきた一本の電話でした。

上司からの電話で内容は容体の確認と仕事に復帰出来ないか?と言う内容だったのです。

私は、右足に負った火傷でまともに歩けないので復帰は難しい。

そう伝えると、バイトの管理と発注だけでもやって欲しい…。

そう言われました。


私は彼女が1人で心配だった事もあり、松葉杖を使いながら復帰する事を決断したのです。


親はそれに猛反対して、親にも泣かれましたし、私も今の状態でやれる自信がなかったので不安しかありませんでした。


それでも今頑張ってる部下達と彼女の事を考えると、やるしかない。
そう思ったのです。


数日で生活に必要な薬、火傷の処置の仕方。衣服などを買い揃え、寮に戻りました。


しかし、それは地獄の始まりだったのです。


このブログを愛読して頂きありがとうございます。


疲労と季節の変わり目が重なり体調を崩してしまい、更新出来ない日々が続いてしまいました。


出来る限り毎日、少しずつ綴っていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。ブログで全文を読む
2015年09月02日 20:43
憂鬱な包帯
 ( かねたこさんのプロフィール)

太陽の光が目に入り、目が覚めると、そこは見慣れた実家の風景でした。

猫達と愛犬のパピーが私の布団で寝ていて朝から微笑ましい光景でしたね。

ただ、右足に巻かれた包帯だけは私を憂鬱な気分にさせるのです。

包帯を交換する為に外した時は自分の足とは思えないくらいのもので思わず目を背ける事しか出来ませんでした。

同時に私は右足の足首から下だけで済みましたが、これ以上の酷い火傷の事を考えたらゾッとしたのです…。

私が今の私を支えると考えたら、何も出来ないんじゃないか…。


まだまだ私は経験も少ないし無力なんだな…そう思いました。

まともに歩く事も出来ませんから、この日は体を休め、いろんな方からのお見舞いメールを返し、夜は彼女に電話をして1日を過ごしたのです。

私がいない店舗の事や、そこで頑張ってくれているバイト達の事。

彼女の事。

心配事は山積みでしたが、今の私にはどうする事も出来ませんでした。

そして、ここ数年夏にのんびり休むなんてした事がありませんでしたから
「世間の夏はこんなにのんびりしているのだと…」

只々、当たり前の事にビックリしたのを覚えています。

そして医者からは2週間は安静だと言われていたのですが…耳を疑いたくなる様な電話が鳴るのです。
ブログで全文を読む
2015年09月02日 20:43
憂鬱な包帯
 ( かねたこさんのプロフィール)

太陽の光が目に入り、目が覚めると、そこは見慣れた実家の風景でした。

猫達と愛犬のパピーが私の布団で寝ていて朝から微笑ましい光景でしたね。

ただ、右足に巻かれた包帯だけは私を憂鬱な気分にさせるのです。

包帯を交換する為に外した時は自分の足とは思えないくらいのもので思わず目を背ける事しか出来ませんでした。

同時に私は右足の足首から下だけで済みましたが、これ以上の酷い火傷の事を考えたらゾッとしたのです…。

私が今の私を支えると考えたら、何も出来ないんじゃないか…。


まだまだ私は経験も少ないし無力なんだな…そう思いました。

まともに歩く事も出来ませんから、この日は体を休め、いろんな方からのお見舞いメールを返し、夜は彼女に電話をして1日を過ごしたのです。

私がいない店舗の事や、そこで頑張ってくれているバイト達の事。

彼女の事。

心配事は山積みでしたが、今の私にはどうする事も出来ませんでした。

そして、ここ数年夏にのんびり休むなんてした事がありませんでしたから
「世間の夏はこんなにのんびりしているのだと…」

只々、当たり前の事にビックリしたのを覚えています。

そして医者からは2週間は安静だと言われていたのですが…耳を疑いたくなる様な電話が鳴るのです。
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2015年09月01日 20:21
緊急搬送
 ( かねたこさんのプロフィール)

お盆が終わり、8月の終わりを迎える頃、私の疲労もピークに達していました。

その日は夜遅くまで、仕込みをして、片付けをしていると、足がふらつき
熱湯の入った寸胴を自分の右足にこぼしてしまったのです。

すぐさま、右足に痛みが走り、氷水につけていないと激痛が走るのです。

私は我慢強いところもあり、大丈夫かな…?と思っていたのですが、時間が経つにつれて痛みが増していくのです。

これは無理だ…

そう思い、救急車を呼び、親に電話し彼女に電話をすると彼女はすぐに駆けつけてくれたのです。

私は救急隊員に担架で運ばれ

痛い…いってぇ…痛い…タイ…

と何度も呻いたと思います。

水につけていない間は激痛が走りますから病院につくまでの間は本当に地獄でした。

担架の上で呻いてる私を横目に彼女は

「えー大丈夫ですよねー?」

と救急隊員と笑いながら話しをしているのです。

後々、彼女にツッコんだら

「でも心細くなかったでしょ?笑」

と言われ、それもそうか…と納得したのですが、当時は痛みに耐えながら
「絶対に、たれぱんだ並にほっぺた引っ張ってやる…」と思っていました笑

病院に着いてから緊急処置がされ、病院のスタッフで
火傷を患った方がいて
私はその人と話してる内に安心感に包まれたのを覚えています。

処置をしてもらっていると親が駆けつけ、親の車で彼女を寮まで送り届けたのですが、時間は3時近かったと思います。

寮の玄関で彼女には申し訳ない事をしたと思い、一言謝り、お礼を言い、親と一緒に実家に帰りました。

余談ですが、私の負った火傷は深達性凝拉傷と言うもので、水ぶくれでパンパンに赤く腫れあがり、皮膚は捲れ、元にもどらないじゃないかと思う程、酷いものでした。

私も朝日が見える時間に実家に着くと、ふと
彼女1人で大丈夫かな…。と冷静に思いながらも、疲れが来て目を瞑ると、いつのまにか眠りについてしまうのです。 ブログで全文を読む
2015年09月01日 20:21
緊急搬送
 ( かねたこさんのプロフィール)

お盆が終わり、8月の終わりを迎える頃、私の疲労もピークに達していました。

その日は夜遅くまで、仕込みをして、片付けをしていると、足がふらつき
熱湯の入った寸胴を自分の右足にこぼしてしまったのです。

すぐさま、右足に痛みが走り、氷水につけていないと激痛が走るのです。

私は我慢強いところもあり、大丈夫かな…?と思っていたのですが、時間が経つにつれて痛みが増していくのです。

これは無理だ…

そう思い、救急車を呼び、親に電話し彼女に電話をすると彼女はすぐに駆けつけてくれたのです。

私は救急隊員に担架で運ばれ

痛い…いってぇ…痛い…タイ…

と何度も呻いたと思います。

水につけていない間は激痛が走りますから病院につくまでの間は本当に地獄でした。

担架の上で呻いてる私を横目に彼女は

「えー大丈夫ですよねー?」

と救急隊員と笑いながら話しをしているのです。

後々、彼女にツッコんだら

「でも心細くなかったでしょ?笑」

と言われ、それもそうか…と納得したのですが、当時は痛みに耐えながら
「絶対に、たれぱんだ並にほっぺた引っ張ってやる…」と思っていました笑

病院に着いてから緊急処置がされ、病院のスタッフで
火傷を患った方がいて
私はその人と話してる内に安心感に包まれたのを覚えています。

処置をしてもらっていると親が駆けつけ、親の車で彼女を寮まで送り届けたのですが、時間は3時近かったと思います。

寮の玄関で彼女には申し訳ない事をしたと思い、一言謝り、お礼を言い、親と一緒に実家に帰りました。

余談ですが、私の負った火傷は深達性凝拉傷と言うもので、水ぶくれでパンパンに赤く腫れあがり、皮膚は捲れ、元にもどらないじゃないかと思う程、酷いものでした。

私も朝日が見える時間に実家に着くと、ふと
彼女1人で大丈夫かな…。と冷静に思いながらも、疲れが来て目を瞑ると、いつのまにか眠りについてしまうのです。ブログで全文を読む
2015年08月31日 21:05
もう限界
 ( かねたこさんのプロフィール)
夏休みで繁忙期を迎え、日に日に忙しさを増して行くのですが、ある日、事件が起こります。


それは上司が社長と喧嘩をしクビになったのです。


元々、皆から好かれてない自分本位な上司でしたから、ほとんどの人が喜んだでしょう。


ですが、それが原因で私が苦しむ事になるのでした。


翌日から私が、7店舗分もの買い出しをしなければいけなくなり、さらに自分が管理している店舗の支度もしなければいけませんし、朝も他の人より早く出勤しなくてはいけないのです


私は、ほぼ毎日仕事が終わり21時半頃から山道を走り買い出しに出かけ
下手をしたら23時半過ぎに
行く事もありrx-7の狭い車内に大量の野菜や果物を詰め込み、1人で仕事場に
移動させなければいけませんから、帰るのは深夜をいつも回っていました。


ついつい駐車場で寝てしまい明け方、起きて帰る事も多々あったのです。


それでも昼間はアルバイトに指示を出し忙しい店舗を回さないといけませんから
本当に倒れるんじゃないかと思う程でした。


彼女には買い出しに出かけたついでにパンやご飯を買って、彼女の部屋のドアノブにかけて朝ご飯で食べてもらい彼女にも耐えてもらっていたのです。


そして、ある事が起きてしまい、私は彼女と離れてしまう事になるのです。 ブログで全文を読む
2015年08月31日 21:05
もう限界
 ( かねたこさんのプロフィール)
夏休みで繁忙期を迎え、日に日に忙しさを増して行くのですが、ある日、事件が起こります。


それは上司が社長と喧嘩をしクビになったのです。


元々、皆から好かれてない自分本位な上司でしたから、ほとんどの人が喜んだでしょう。


ですが、それが原因で私が苦しむ事になるのでした。


翌日から私が、7店舗分もの買い出しをしなければいけなくなり、さらに自分が管理している店舗の支度もしなければいけませんし、朝も他の人より早く出勤しなくてはいけないのです


私は、ほぼ毎日仕事が終わり21時半頃から山道を走り買い出しに出かけ
下手をしたら23時半過ぎに
行く事もありrx-7の狭い車内に大量の野菜や果物を詰め込み、1人で仕事場に
移動させなければいけませんから、帰るのは深夜をいつも回っていました。


ついつい駐車場で寝てしまい明け方、起きて帰る事も多々あったのです。


それでも昼間はアルバイトに指示を出し忙しい店舗を回さないといけませんから
本当に倒れるんじゃないかと思う程でした。


彼女には買い出しに出かけたついでにパンやご飯を買って、彼女の部屋のドアノブにかけて朝ご飯で食べてもらい彼女にも耐えてもらっていたのです。


そして、ある事が起きてしまい、私は彼女と離れてしまう事になるのです。ブログで全文を読む
2015年08月30日 22:03
共通の趣味
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女がはまった、私の趣味とは…それは古着です。

私は古着屋巡りをするのが好きで、江ノ島の帰りに古着屋に寄ったのです。

たまたまセールをやっていて、有名ブランドが500円位で売り出していたものですから、彼女を目を輝かせ物色し始めたのです。

女性ものは流通が多い事と、値段を下げなければ売れないのが現状ですから、ブランド物のタグ付きの1万円を超える物も時に500円位で販売している事もあるのです。

逆にメンズは財布の紐が緩いので、メンズ品はそこまでの値下げ品は、なかなかないのです…。

この辺は古着屋巡りの醍醐味で見つけた時は本当にテンションが上がりますね。

これを機会にちょこちょこ古着屋巡りをするようになるのです。

そして私達は江ノ島水族館のイルカ達に元気をもらい明日に備えて床につくのです。




ブログで全文を読む
2015年08月30日 22:03
共通の趣味
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女がはまった、私の趣味とは…それは古着です。

私は古着屋巡りをするのが好きで、江ノ島の帰りに古着屋に寄ったのです。

たまたまセールをやっていて、有名ブランドが500円位で売り出していたものですから、彼女を目を輝かせ物色し始めたのです。

女性ものは流通が多い事と、値段を下げなければ売れないのが現状ですから、ブランド物のタグ付きの1万円を超える物も時に500円位で販売している事もあるのです。

逆にメンズは財布の紐が緩いので、メンズ品はそこまでの値下げ品は、なかなかないのです…。

この辺は古着屋巡りの醍醐味で見つけた時は本当にテンションが上がりますね。

これを機会にちょこちょこ古着屋巡りをするようになるのです。

そして私達は江ノ島水族館のイルカ達に元気をもらい明日に備えて床につくのです。




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2015年08月29日 22:09
一生懸命頑張る姿。
 ( かねたこさんのプロフィール)
私と彼女が向かった先は江ノ島水族館。

休日に出かけるより早い時間に着いたものですから
その日は1日が少し長く感じました。

チケットを買い、中に入ると記念の写真を撮り、それを買ったのですが従業員の方に

「あら~彼氏お金持ちね~」

と言われたのです。

たまたま小銭がなく1万札で支払いをした事と私の見た目がまだ学生に見られる事にあるのですが…私も、もう26ですから2人で苦笑いしてましたね…笑

館内を見て回り、イルカのショーを見たのですが
一生懸命頑張っているイルカ達に2人で感激したのをよく覚えています。

余談になるのですが、もう少し先、私の部下が片想いの相手とデートしたのも江ノ島水族館でした。

残念ながら恋は実りませんでしたが2人とも、私の信頼している人なので
これからの幸せを祈るばかりです。

夜は江ノ島でイカ焼きとラーメンを食べ、江ノ島を後にしました。

食事を日常のやらなくてはいけない事ではなく
楽しめるようになってから
彼女は食事の時に
よく笑うようになりました。

小さい頃、江ノ島で食べたイカ焼きが本当に美味しくて、それを彼女に食べて欲しく今回、注文したのですが彼女も美味しそうに食べていましたね。

帰り道に私の趣味に付き合わせたのですが、その趣味に彼女も、はまってしまうのです…。ブログで全文を読む
2015年08月29日 22:09
一生懸命頑張る姿。
 ( かねたこさんのプロフィール)
私と彼女が向かった先は江ノ島水族館。

休日に出かけるより早い時間に着いたものですから
その日は1日が少し長く感じました。

チケットを買い、中に入ると記念の写真を撮り、それを買ったのですが従業員の方に

「あら~彼氏お金持ちね~」

と言われたのです。

たまたま小銭がなく1万札で支払いをした事と私の見た目がまだ学生に見られる事にあるのですが…私も、もう26ですから2人で苦笑いしてましたね…笑

館内を見て回り、イルカのショーを見たのですが
一生懸命頑張っているイルカ達に2人で感激したのをよく覚えています。

余談になるのですが、もう少し先、私の部下が片想いの相手とデートしたのも江ノ島水族館でした。

残念ながら恋は実りませんでしたが2人とも、私の信頼している人なので
これからの幸せを祈るばかりです。

夜は江ノ島でイカ焼きとラーメンを食べ、江ノ島を後にしました。

食事を日常のやらなくてはいけない事ではなく
楽しめるようになってから
彼女は食事の時に
よく笑うようになりました。

小さい頃、江ノ島で食べたイカ焼きが本当に美味しくて、それを彼女に食べて欲しく今回、注文したのですが彼女も美味しそうに食べていましたね。

帰り道に私の趣味に付き合わせたのですが、その趣味に彼女も、はまってしまうのです…。ブログで全文を読む
2015年08月27日 23:02
休日
 ( かねたこさんのプロフィール)
7月の最終日。

お客さんの数も増え、今年も夏が始まるなぁ…と思いながら仕事をこなし、お昼前に
私は社長に呼ばれ、これから長期連勤で疲れるから
今日、お前と彼女を休ませるから食料でも買いに行ってこい。

と言うのです。

人がたまたま、その日多くいたとは、そんな展開になるなんて想像もしていませんでしたから、とても驚いたのを覚えています。

そして、ふと考えると食料は、たんまりと買い込んでありましたから
私と彼女は目を輝かせ、遊びに行く事にしました。

晴天の中、部屋に戻り、着替えを済ませ意気揚々とrx-7のエンジンをかけ向かった先は…。ブログで全文を読む
2015年08月27日 23:02
休日
 ( かねたこさんのプロフィール)
7月の最終日。

お客さんの数も増え、今年も夏が始まるなぁ…と思いながら仕事をこなし、お昼前に
私は社長に呼ばれ、これから長期連勤で疲れるから
今日、お前と彼女を休ませるから食料でも買いに行ってこい。

と言うのです。

人がたまたま、その日多くいたとは、そんな展開になるなんて想像もしていませんでしたから、とても驚いたのを覚えています。

そして、ふと考えると食料は、たんまりと買い込んでありましたから
私と彼女は目を輝かせ、遊びに行く事にしました。

晴天の中、部屋に戻り、着替えを済ませ意気揚々とrx-7のエンジンをかけ向かった先は…。ブログで全文を読む
2015年08月26日 21:41
夏の始まり
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女にとっての初めての夏休み(繁忙期)。

彼女は1店舗を任され、私は2店舗を任されていて
お互い忙しい日々が続きました。

私の店舗の方が早く終わる事も有り、仕事が終わると
彼女の店舗に手伝いに
行っていたのですが、心配もどこ吹く風で
初めて、バイトを教育したり、適度な忙しさが
心地良かったのか楽しそうに仕事をしていたのです。

本当に先取り不安をしても
心労が溜まるだけだと
実感させられます。

食事も朝は150g位のご飯とハンバーグなどを食べ
昼は社食で済ませ、夜は普通の食事を摂ってしまいた。

ちゃんと食べないと彼女自身も、もたない事が分かっていたからです。

そして7月の最終日。

予想もしていなかった事が起こるのです。ブログで全文を読む
2015年08月25日 21:29
メールの相手は…
 ( かねたこさんのプロフィール)
新しい持ち場が彼女に合っていた事も有り、ストレスも減り少しずつ元気を取り戻していきました。

そんな中、いつもの様に仕事をしていると、一通のメールが届くのです。

彼女の母親からで、お話しがあるのでお電話頂けませんか?

との内容でした。

彼女の母親はとても気さくで品のある方で
芸能人で言うなら
岡江久美子さんでしょうか。

なんだろう…と思い、私は休憩になると外の椅子に腰掛け、彼女の母親に電話をしたのです。

娘の近況が気になった事と
夏休みの忙しい間、お金を
渡すからお弁当を買ってくれないか?

との内容だったのです。

断る理由もありませんし快く私は快諾しました。

それに加えて、私が住んでいる所は近くにコンビニはあるのですが、
夏休み期間中は忙しく買い物もなかなか行けないので
彼女の為に大量の食品を
買い込んでいました。

彼女は空腹が続くと必ず落ちましたから、私も彼女が
苦しまない様に最前を尽くしたかったのです。

そして海の日を迎え1ヶ月以上の長期連勤が始まりを告げるのです。ブログで全文を読む
2015年08月24日 20:48
突然の来訪
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女が落ちた週末の土曜日。

彼女の母親と父親が職場に来たのです。

彼女は会社の面接をした際に摂食障害だった事は話していませんでした。

彼女にとって、摂食障害である事は誰にも知られたくない事であったのは間違いありません。

それをなるべく隠して、体調が悪い事を社長に話をしに職場に来たのです。

私はその場にいなかったのですが、話しをした内容ですが、
彼女の持ち場はサービスカウンターみたいな
場所で、いつも人に見られていました。

見られる、という事が彼女のストレスになっていて持ち場を変更した事が1つ。

2つ目は職場に人がいないので、彼女が休む代わりに
彼女の両親が働く事。

あまりにおかしな話しでありましたが結局、そこまで忙しくならなかったので
この話しはなくなりました。

両親が話した事で彼女の気が楽になった事、持ち場が
変わった事、ご飯やバナナを少しずつ食べる事で以前の彼女に戻りつつあったのです。ブログで全文を読む
2015年08月23日 21:21
心が疲れる時
 ( かねたこさんのプロフィール)
7月を迎え、その日はたまたま彼女と一緒に通勤していた時の事。

いつもの見慣れた光景。
木々から漏れる太陽の光。

普段と何ら変わりがないのですが只、私の横を歩く彼女の様子がおかしいのです。

うな垂れた表情。
落ち切った目。
ダルそうな体。

彼女に聞くと会社の休みが少ないから休みたい。

私の勤めている会社の仕事は繁忙期と閑散期の差が
激しく世間一般の夏休みの
間7月20~9月の中頃まで休みがありません。

その代わり、夏以外は本当に暇なのです。

当時、休みは月に6日程度と記憶しています。

決して多い訳ではありませんが一般的か少し少ないかな…位の休日数だと私は思っています。

初めての社会人で疲れの来る時に長期連勤があり
仕事でのプレッシャーから弱ってしまい、働ける精神状態ではなかったのです。

その日、彼女は早退し部屋に戻ってもご飯は食べられず、ベッドから動く事も出来ませんでした。

一緒に帰る時にも彼女は
「私は休めば良くなるのになんで休ませてくれないの?」
と大粒の涙を流しました。

私はこの時に初めて、彼女に病気があるの?
と尋ねましたが「もう治ってると思うし話したくない」と話しませんでした。

私が彼女が摂食障害だと聞いたのはずっと先の事です。

彼女は母親に電話をし、母親は、なのはなファミリーに相談しました。

そうしたら朝ご飯にご飯とバナナを食べて下さい。
と言われたそうです

この事は過去の体験記の「運命を変えた食べ物」にて詳しく綴らせて頂いてますので
ご覧になってみて下さい。

夜になると少し落ち着きを見せましたが、私は彼女が
退職するのかな…と心の中で思っていたのですが
その週の週末。

思いもよらない人が訪れるのです。

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2015年08月22日 21:03
体験記が始まります。
 ( かねたこさんのプロフィール)
少し期間が空いてしまい楽しみにしていた方にご迷惑をおかけして申し訳ありません。

仕事が落ち着いてきた事も有りまた再開していこうと思いますのでよろしくお願いします(*^^*)

これまで彼女が入社してから3ヶ月が経ったところまで書かせて頂きました。

これから初夏を迎え彼女が1番落ちて苦しんでしまうのです。

その原因は普通の人は単なる甘えとしか見ないかもしれません。

しかし、それは社会人として皆が経験する代償なのです。

明日、久々の体験記を書かせて頂きますので楽しみにしてて下さい。ブログで全文を読む
2015年08月10日 22:36
希望が見えた場所
 ( かねたこさんのプロフィール)
なのはなファミリーには入居する前に希望すればアセスメントと言うものがあるのです。

費用は3万。

少し高いかな…と思う人が多いかなと思います。

ですが、なのはなファミリーで、生活している子達の生活を見たり話したりアセスメントを受ける方の為に
演奏をしてくれたり
代表の方と面談をするのです。

同じ摂食障害の子達が、あれ程元気に輝いている姿は
本当に感動すると彼女から
聞いています。

摂食障害は若ければ若い程治りは早いです。

もし、どんな所か分からないけど入ってみたいと言う方はアセスメントを
受けてみてはいかがでしょうか?

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2015年08月09日 21:44
豪雨の中出かけた理由 2
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女が豪雨の中出かけた理由。

それは「私じっとしてられないんだよね」

これは摂食障害の病症にあるのですが、彼女はじっとしている事が出来なかったのです。

ある時には、街に降りようとして仕事が終わる私を待っていたのですが、強迫観念からか待っていられず、
気分が落ちる前に先にバスで降りた事もありました。

そして、入社する前は一人暮らしをしていたのですが、じっとしていられず夜中に危ないと分かりながら1人で出かける事も有り、性的欲求で襲われた事もあったのです。

こちらに来てから、じっとしていられない時は
散歩に行ったりしました。

私がいない時に1人で散歩に行くもので本当にヒヤヒヤしましたね…山の中なのでイノシンがよく出ましたから。

もし、同じ事で苦しんでいる人がいたら一緒に少しだけでも出かけてあげて下さい。

そして離れないで支えてあげて下さい。

一緒にいるという事が何よりの支えになる事を覚えて頂けたら幸いです。

私事なのですが、最近仕事が忙しく更新出来ない日があり申し訳ありません。

仕事が落ち着いたら普段通りに更新して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

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2015年08月06日 23:26
豪雨の中、出かける理由
 ( かねたこさんのプロフィール)
事が終わって大雨の降る春の終わり。

私は職場の仲間とラーメンを食べに行く約束をしていたので、彼女を誘ったのですが彼女は来ませんでした。

大雨は収まる事なく視界が悪くなる位にひどくなり駐車場を歩いて寮に帰ろうとすると、目の前に誰かが歩いているのです。

よく見ると、それは彼女でした。

私は驚いて
「どこ行くの?」
と尋ねると
彼女は
「コンビニまで雑誌を立ち読みに行こうかと思って」

あまりに雨も強く傘を指してもずぶ濡れになるのは
火を見るよりも明らかでした。

流石に1人じゃ危ないので
私は車を出し、彼女を街の本屋まで連れて行ったのです。

「お目当の雑誌でもあったの?」

そう尋ねると
彼女は

「私~だよね」

そう言うのです。

それは、なかなか普通の人には分からない理由だったかもしれません。

それを聞いて私は驚いたのを覚えています。

~に入る言葉。

彼女は何て言ったとおもいますか?

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2015年08月05日 21:57
どんな食べ物も半分こ。
 ( かねたこさんのプロフィール)
6月に彼女と休日デートをしたのは2回で、1度目は江ノ島。

2度目は鎌倉に行きました。

鎌倉に向かうrx-7の車内ではドリンクホルダーに缶コーヒーと彼女の飲むお茶が置いてあり
彼女の好きな鬼束ちひろを
いつも流していました。

初めに鶴岡八幡宮に寄り
フロレスタでドーナツを食べ、立ち寄ったお店で紫芋コロッケと紫芋と抹茶のソフトクリームにバターシュガーのクレープ。

私のが早く起きる為、お腹のすく時間が違うので
私がついついちょこちょこ食べてしまうのです。

それを彼女と半分ずつ食べ晩御飯の時までお腹をもたせていました。

クレープはトンビに持って行かれてしまったのですが…笑

そういえば、彼女がお世話になっている職場の人に初めてお土産を買ったのも
この時でした。

値段の安いお箸でしたが、可愛い柄が多くあり、彼女は一生懸命選んでいましたね。

この時の夜ご飯は1人ずつ頼んで、しらす丼と親子丼だったと思います。

彼女と話す会話は仕事の事や家族の事や昔の事で、甘い会話はあまりありませんでしたが、手だけはいつも繋いでいました。

本当に兄弟みたいな仲の良さでしたね。

最初に訪れた、鶴岡八幡宮で御賽銭を投げ入れ、彼女と2人、並んで手を叩き、お辞儀をしたのですが、彼女がその時、何をお願いしたのかは分かりません。

ですが私の「彼女が無事に回復しますように」

その願いは叶いつつある様です

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2015年08月04日 23:20
思い込みが自分を追い込む
 ( かねたこさんのプロフィール)
カラッとした暑さから解放され、仕事の休憩中に、なのはなファミリーのHPを見た時の事です。

HPには、なのはなファミリーの子達が日記を書いていて
それを閲覧する事が出来るのです。

彼女の日記を読んで
私は安心感と不安に襲われました。

対義語ですから、「ん?どんな意味?」と思われると思います。

彼女の日記を読んで、今まで彼女は固定観念が頭に有り何をするにも臆病になっていたのですが果敢に挑戦し変わりつつ様に安心しました。

同時に私は、彼女を養う為に今の職業から今冬を目安に転職にするのですが
採用されるのか、彼女を養えるのか、等の不安が有り、彼女が卒業して会った時に、私は堂々と彼女と肩を並べて、歩けるのか不安になりました。

しかし、ある考え方をする事でそんな不安は一瞬でなくなりました。

不安を一瞬で消し去る事が出来た方法をお教えしようと思います。

今日のお話しは先取り不安と考え方について書かせて頂きます。

彼女とよく話していたのですが、心配事があり先取り不安をしたとしましょう。

今の自分と同じ状況ですね。

でも心配しても8割位はなんてことないんです。

あれだけ心配してたのにこんなもの?

終わってみたり、やってみれば、意外にそうゆうものなのです。

不安になって、逃げるよりやって経験した方がいいと思うのです。

その時の経験が勇気になりますし、後の自分を必ず支えてくれるはずです。

つまり、先取り不安をしてしまいがちですが、先取り不安なんてする必要がないのです。

まして、人間なんて脳に支配されている生き物ですから、思い込みに縛られている生き物だと思っています。

つまり、もの凄い簡単に考えると脳の考えさえ変えてしまえばいいのです。

1歩下がって、客観的に自分を見て考えてみると
新しい考え方や価値観を見出せるのです。

根本的には頑張って少しでも不安をなくせる様に
努力するのが1番ですが
出来ない時ももちろんあると思います。

一呼吸置いた後に客観的に見る自分は狭い世界で生きているのです。

その世界から救い出してあげられるのはあなたの考え方。

それだけなのです。
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2015年08月03日 23:49
運命を変えた食べ物 2
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女がひどく落ちた時に
母親が、なのはなファミリーに電話をして、どうしたらいいか聞いたのです。

その返答は、毎朝あるものとあるものを食べなさい。

そう言われたのです。

それは白米とバナナです。

この2つは栄養価が高く効率よくエネルギーに変わるので集中力や力が出でくるのです。

事実、彼女は食べ始めてからだいぶ安定し、他人から見てもしっかりしてきた
そう言われるようになりました。

彼女自身もその効果に驚き、それからは毎日
牛乳を1杯と白米を少しとバナナと納豆、ハンバーグを食べるようになったのです。

それだけで?と思われる方もいるかもしれませんが
効果は絶大でした。

朝からご飯を食べるのが辛いと言う方は子供のお茶碗程度の量でもいいと思います。

その量でも効果が出ましたので。

嘘だと思って、ぜひ試してみて下さい。
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2015年08月02日 22:19
運命を変えた食べ物
 ( かねたこさんのプロフィール)
彼女は以前、ケーキだけを
毎日食べていたそうです。

正確にはケーキしか食べられなかったでしょうね。

頭も回らず体力もつかず甘い物だけを食べる生活は
想像を超えた苦しいものだったと思います。

私も1人暮らしが長く
食生活は乱れていたので
そんな生活を経験しなかった訳ではありません。

なので彼女の気持ちも分かるのです。

彼女はなのはなファミリーを出る時に1人ではお菓子を食べないように言われていたのでどれだけ依存していたか分かると思います。

彼女はこれからの体験記で
すごい落ちる事になるのですが、なのはなファミリーの方が教えてくれた ある物を食べると
少しずつ栄養が回り始め 気持ちも前を向く事が出来、改善の兆しが
見られたのです。

その食べ物は何か?

少しネタバレになりますがお話ししていきたいと思います。
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2015年08月01日 21:54
安心感
 ( かねたこさんのプロフィール)
簡単に眠れる方法。

なんだと思いますか?

私は疲れて気がついたら眠ってしまっていたり
眠ろうと思ったら
頭の中の考えを止めて、頭の中を真っ黒にして眠るのですが、彼女にはイマイチでした。

簡単に眠れる方法その1

YouTubeにヘミシングと
検索すると1時間超え位の
ファイルがあるのですが
内容は安眠音楽で
それをかけると自然と眠りにつけたのです。

その2

寝る前にお湯を飲む事。

体が温まるので安心感が出て眠りやすくなるのだと
思います。

その3は一緒に寝ることでした。

彼女の寝起きの機嫌の悪さは凄まじいものがあり
少しでも物音をたてると怒られ、アラームを鳴らした日には殴られ、蹴られ
世界中から集められた
罵詈雑言で罵られ
ひどい時にはみぞおちに肘打ちされる位、悪かったのです。

それを私に遠慮してか、
彼女は、あまり一緒に寝ようとしなかったのですが
不思議と一緒に寝ると
よく眠れるそうなのです。

その3は一緒に寝る事。

彼女は母親に手を握ってもらって寝ていたそうで
私も手を握って、眠ると安心すると言っていました。

彼女が私の手を握ったり、手を枕にしているのが可愛くて仕方がなかったのです。

これをする事によって
少し彼女の寝不足は改善される事になりました。

後は空腹だと眠れないので、お腹が空いたら
即席のお味噌汁を飲んだりしていましたね。

皆様も良かったら試してみて下さい。
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2015年07月31日 23:30
漢方薬が助けてくれた。
 ( かねたこさんのプロフィール)
5月が過ぎ,6月を迎える頃。

まだまだ細い彼女ですが少し体重が増えてくると
よく気にしていました。
.
その時は若干食べる量を減らしていた気もします。

そうなってくると栄養が回らなくてイライラし始めるのです。

そんな時に仕事が終わって買い物に出かけると
彼女はいつにも増して不安定でした。

偶然にも私も体調を崩していて、風邪薬を買いに
ドラッグストアーに寄った時の事です。

彼女は落ちると母親と、
しばらく電話して落ち着かせるのですが、その日は
激しい言い方で母親と電話をしていました。

彼女が落ちた原因は睡眠不足と栄養不足によるものだったのです。

彼女は体が過敏な為、睡眠導入剤などの強い薬を飲む事が出来ませんでした。

母親から電話でツムラの漢方薬の54番、抑肝散のが
いいと言う事を教えてもらったのですが
そのドラッグストアーに
売っていなかったのと
時間が時間でしたから
母親に送ってもらう事にしたのです。

結論から言ってしまうと
なかなか効果があった様で
退職するまで愛用していました。

効能は鬱病、ストレス、睡眠不足になります。

実は彼女にとってお金をかけずに眠れる、簡単な方法があったのです。

それは子供の頃、誰でもした事のある事でした。


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2015年07月31日 07:57
こだわり
 ( かねたこさんのプロフィール)

依存症。

皆様にはどんな印象があるでしょうか?

私は依存症程、怖い病気はないと思っています。

以前、ある女性に出会ったのです。

その女性はある男性と付き合ったのですが
その男性に依存してしまい
辛い思いをしました。

「俺はお前が好きだからゴムをつけないんだ」

そんな事を言う、最低な
人間でしたが、その女性は依存していました。

その後、妊娠し夢であるCAになる為に通ってた学校を
世間体を気にして辞める事になるのです。

結局は流産してしまい、親に言われ別れたのですが
その女性は依存していましたから男性から離れられませんでした。

私がその女性と会ったのは、流産して少ししてからでしょうか。

私は依存症を回復させる為に
朝まで電話で話を聞いたり
どうしたらいいか一緒に考えたりしました。

結局、心を1年囚われ続けました。

約1年後に電話で離れられたと聞いた瞬間、
思わず膝の力が抜けたのを覚えています。

これを聞いてどう思いましたか?

怒りを覚えたり、「なんで離れないの!?」そう考える人もいると思います。

普通じゃない程こだわりを持つのが依存症なのです。

依存症は治せるかも…

そうゆう瞬間は必ず来ます。

その時に妥協してしまうと
長々と小さな依存症を続ける事になります。

摂食障害も体重を減らす事に依存していたり
ほぼ全ての精神疾患には
間接的に依存症は関係していると思っています。

変わろうという気持ちを
持ってその日に
いきなり変わる事は出来ないと思います。

ですが、その日は自分が治ろうと決めた記念日です。

あなたが今、何かしらの依存症になっていたり
あなたの大切な人が依存症になってしまった…。

そんな人の為に治す為の
ヒントが隠れています。

そのヒントを文章の中から
感じとって心が気づいて頂ければ幸いです。


体験記は本日お休みさせて頂きました。

楽しみにしていた方申し訳ありません。





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2015年07月29日 22:53
精神疾患と偏見
 ( かねたこさんのプロフィール)
私達には、ある共通点がありました。

それは精神疾患を患った人だからこその共通点だと思っています。

精神疾患は見た目じゃ分からないので偏見で見られてしまう事も多いと思います。

ひきこもりは心の病気なんかじゃなくて単なる遊んで怠けたいからだったり
摂食障害は意志の弱さや我儘が度を越えたものだったり見られてしまいます。

精神疾患には、その病気の前に必ずきっかけが
あります。

私のひきこもりの前には対人恐怖症だったり
彼女の摂食障害には母親依存。

それは話さなければ他人には分かりません。

それ故に偏見で見られてしまうのです。

少し長くなりましたが
私達の共通点は兄弟の不仲。

私がひきこもりの時の
世間の認知は
ひきこもり=ニートであり
ひきこもり=心の病
ではありませんでした。

そんな世界で
兄がひきこもりで世間的に
恥ずかしい思いもさせたでしょうし、単なる怠けたい
だけと思われていたと
思います。

そんな事もあり私は妹とは
仲もよくありませんでした。

私が社会人として働く内に妹とも仲良くなり
先日、妹の結婚式でも
仲睦まじい兄弟に見えた事だと思います。

一方、彼女には弟がいるのですが
理性が利かない位の
我儘だったり摂食障害で
命の危険が迫った時に
両親が彼女に付きっ切りだったと思います。

ですから1番、親に我儘や甘えたい時にそれが出来ずにいた事を彼女は申し訳なく思っていました。

迷惑と言う言い方は
適切ではないと思いますが
迷惑をかけた側の
人間はどうしても負い目を
感じてしまうのです。

私もそうでした。

「弟と仲良くなるのは私の1つの夢」

と彼女は語っていました。

それはまだ実現していませんが、なのはなファミリーを卒業し戻って来た時に
叶うのではないかと思っています。

もし貴方の兄弟や友達が少し様子が変だったり普通じゃなかった時。

それには必ず理由があるはずです。

本人だって、やりたくてしてる訳ではないんです。

やりたくないけどするしかないんです。

分かってくれる心を欲しているはずですから
傍にいるだけで力になれるはずです。

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2015年07月28日 22:49
ラーメンの食べ方
 ( かねたこさんのプロフィール)


付き合い始めて初めて行った場所は江ノ島でした。

その日は天候もよく
午後から車で海岸線を走り
車内で朝ご飯を済ませ、チョコレートを私に食べさせたり幸せな時間でした。

江ノ島に着いたのは
夕方だったので閉まってしまう前に私達は
しらすコロッケとソフトクリームを2人で1つ食べて、
後は…夫婦饅頭も食べましたね。

江ノ島の坂の途中にある
夫婦饅頭は美味しいので機会があれば一度食べてみて下さい。

いろんなお店を覗き見ながら、江ノ島の裏側の方まで景色を楽しみながら歩いたのですが意外に距離があるものですから戻って来たのが18時近かったのです。

夜ご飯を食べるのに開いているお店を探すと6時に閉まるお店が多かったのですが
運良く開いていた海鮮料理のお店で食べたのです。

私と彼女が外食すると
大抵、私だけが注文して彼女がちょっと貰う。

彼女は、まだご飯や麺はあまり食べれませんでした。

なので例えば
ラーメンを頼むと、彼女はラーメンの具と麺を少しとスープを飲んで、私は残った麺だけを食べるのです。

食べないのは心配でしたから、私は苦痛には感じませんでした。

むしろ、それで彼女が嬉しそうに食べるのなら私はそれで良かったのです。

そして海岸線の綺麗な夜景を胸に焼き付け私達は家路に着くのです。


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2015年07月27日 21:25
辛いけど嬉しい
 ( かねたこさんのプロフィール)

なんの前触れもなく
それはやってきました。

彼女が入社して3ヶ月経たない頃にある変化が訪れます。

それは生理が来たのです。

彼女は摂食障害で苦しみ、体調が弱っていた為に何年も生理が来ていませんでした。

まさか私に生理が来るなんて…

心底びっくりしながらも
嬉しそうに私に報告してきたのです。

生理が来るようになってから予定日辺りになると
ホルモンバランスが崩れ
必ず落ちましたしニキビも出来る様になりました。

嫌な事だらけだったかもしれませんが彼女は1度も

「生理が来なければ良かった」

とは一言も言いませんでした。

それは体の回復を喜んでいたからだと思います。

少しずつ回復の兆しが見えてきた事に私も彼女も
一喜一憂していました。


そして束の間の間、幸せな時間を過ごすのです。




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2015年07月26日 20:55
私の我儘で独りぼっち。
 ( かねたこさんのプロフィール)

彼女は気が強く、その頃はあまり謝らず自分の道は絶対譲らない。

そんな性格なのですが
私がイライラしたり不機嫌そうにしてると
必ず彼女は不安そうな目で
私を見て謝るのです。

決して彼女が必ずしも
原因でありませんでした。

私は人畜無害で人に当たることもなく、
自分から人の悪口も言わなければ、ほとんど怒りません。

それでも彼女は不安そうな
怯えた目で私に謝るのです。

その理由を考えた時に

彼女は今まで仲良くなった人が自分の我儘などで
離れていった経験があるのだと思います。

それと周りに我儘と言われ続けた事によって
心に大きな恐怖を背負ってしまったのではないかと。


私は我儘なんだ…だから今一人なのが当たり前なんだ。

心にそう刻まれてしまったのです。

それ故に「せっかく仲良くなれたのに私の我儘でまたいなくなる…結局

、この病気のせいで1人ぼっちなんだ」

虚無感に似た恐怖心が
彼女を襲うのです。

ましてや、なのはなファミリーの指導者から過去の
友達とかとは連絡を取るなと固く言われている事も
あり、本当に信頼出来るのは、私か両親か、なのはなファミリーの指導者。

私に嫌われれば
今の楽しい生活もなくなるし、また誰もいない辛かった、1人だった昔に戻っちゃう。

もちろん彼女は私の事は好きだったと思います。
ですが心の奥底では気づかない内にそういう思いも
あったのでしょう。

そういう傷があるのは
分かっていましたら、好きな気持ちを表すのに

「大丈夫。絶対離れないから」

そう言って1人になる恐怖心を取り払おうと思いました。

私は彼女を助けたいと思いながらも、1つ心配がありました。

彼女を今の苦しみから
救う代わりに私を頼りすぎて、いずれ私への依存。
そうなってしまうのではないかと危惧していました。

私も過去に依存性の女性に
携わった事もありますし
自らが、ある人に依存性に
なりかけた事がありますからその苦しみは痛いほど分かります。

いろんな言葉や仕草から
少しずつ分かってきた彼女の心。

精神疾患の治療の一歩目は相手の気持ちを理解する事。

そこから全てが始まるのです。


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2015年07月25日 20:30
私は食べるのが仕事なの!
 ( かねたこさんのプロフィール)
「私、仲良くなり過ぎるとダメになるんだよね」

付き合い始めて
彼女から聞いた言葉なのですが彼女は仲の良い
友達とかには我慢もするし
辛くても普通に
接する事が出来るのです。

ですが仲が良くなり過ぎた私には、彼女が落ちると
私を傷つける勢いで怒ったり我慢もしないし我儘も
言ったりしました。

遠慮がないという言葉が適切でしょうか。

本人には余裕がなく
自覚がない為

「私辛いんだからそんなの当たり前でしょ?」

そんな態度で接することも
多くなったのです。

安定しない時には
「私は食べるのが仕事なの!」と言って
仕事をしない事も多々ありました。

彼女が仲が良くなり過ぎた
人に遠慮がなくなる理由。

私の見解ですが
彼女が辛い時に余裕が
なくて両親に辛く当たっても怒られなかった。

両親ですから、辛い時には遠慮もなしに甘えるでしょう。

当然、子供が摂食障害だからと言う理由で見捨てる親なんていません。

ましてや彼女は母親依存で
母親とはあまりに距離が近く母親兼友達
みたいな感じなのです。

心のどこかで
「この人だったら我儘や遠慮なんかいらない。
だって仲が良いから。
私から離れない。」

そう思ってしまった。

それが原因の一端ではないかと私は考えています。

それも
全ては自分に余裕がないから。

これから余裕が出てくると
彼女は目まぐるし
変わっていくのですが
それもまだ先のお話。

そして彼女はある事を
言われすぎた為に
心の奥底で傷ついてしまっていたのです。



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2015年07月24日 21:55
告白の答え
 ( かねたこさんのプロフィール)


暗闇が空を覆い、真っ暗な空から光が射し始めた頃。

彼女が口を開き。

言葉を発するまで何秒もない時間が時間の進む事のない世界で暮らしているような、時の止まった感覚。

そんな私に彼女の返答は

「いいよ」

そう言った後の静寂。

私だけにしか聞こえない心臓の音。

その音は今まで聞いたどんな音より大きかったのかもしれません。

「ダメかと思った?」

「うん」

「ダメじゃないよ」

私は彼女をそっと抱きしめ
その日はお互いの部屋で
寝たのです。

なんの変わりもない
5月26日。

その日が私達にとっての
出発の日だという事は
言うまでもないと思います。


そして

付き合い始めた私達を
待っていたのは
波乱万丈な険しい道でした。



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2015年07月23日 21:34
告白
 ( かねたこさんのプロフィール)
時計の針はとまりません。
考えがまとまらない私を置いて 無情にもひたすら時間を刻み続けていくのです。
旅行から数日が経ち、あることを考えていました。
それは彼女に告白をするか、しないかです。
私は過去に精神疾患を患っていて人を幸せに出来る自信がありませんでした。
長い間、頑張れなかった自分にずっと負い目を感じていたからです。
その過去から仲の良い友達、彼女が出来てもどこか一線引いて接してました。
嫌われたらどうしよう。 否定されたらどうしよう。 迷惑をかけたらどうしよう。
自分に価値があるとは思いませんでした。
そんな私が彼女と付き合って幸せにできるのか。
今までみたいに一線引いて見守ろうか。
悩みました。悩んで悩んで 頭が悲鳴をあげるくらいに悩みました。
私はあることに気づきました。
「彼女は私を必要としている」
じゃあ私は支えようと。
理由や理屈で言い訳を作るより 気持ちに従うのが後悔しないたった一つの道だと 思ったからです。
その日、朝日を迎えた午前4時、私の部屋で 彼女に告白しました。
そして彼女はうつむき 口を開くのです。








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2015年07月22日 21:54
曇りのち晴れ
 ( かねたこさんのプロフィール)
朝、起きると私は寝てしまった事に気づき
静かに歯を磨き
朝風呂に入り出てくると、その音が煩かった様で
彼女にものすごい怒られたのです。

その怒り様に私は萎縮してしまったのですが
申し訳ない事をしたなと
思い、ロビーで時間を潰すと彼女が支度を終え
私達は合流したのです。

たまたまロビーでブライダルフェアの宣伝をやっていて
私達はそこで写真を撮り
新郎気分で浮かれていたのは言うまでもありません。

それから私達は移動し
2日目は近くにあるショッピングモールに寄り
千疋屋で
パスタとパフェを食べ
ウィンドーショッピングを
楽しみました。

これからずっとなのですが出かけても彼女に
プレゼントを買う事は、
ほとんどなかったと思います。

彼女がいろいろ買ってもらって落ちた過去がある事から、私は彼女にプレゼントを買ったりしませんでした。

プレゼントを買ったのは誕生日とクリスマス位で高額な物を
送った事はないのです。

話は戻りますが
スタバでお茶をし
帰る前にアイスを買って2人でつつきながら
吹き抜けで空が見える
ベンチに座り話をしました。

「2ヶ月前にはお互いの存在さえ知らなかったのに
今は仲良くアイス食べてるなんて変な感じだよね。」

「よく考えたら隣にいる人、誰なんだろう…って感じがする。」

よく考えたら本当に変化の渦に巻き込まれ
濁流の様に留まる事はなかったなと私は思うのです。

そんな会話をしながら
ショッピングモールを後にしました。

帰りの車でも彼女は
すやすやとシフトノブに
頭をぶつけそうに
なりながらすやすやと寝ていていました。

その後ちょっと寄り道をして寮に帰り
その日は幸せに
浸りながら眠りにつくのです。





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2015年07月21日 21:38
起きたらそこは夢の国
 ( かねたこさんのプロフィール)
5月の中頃。

彼女と初めて連休が被り
テーマパークに泊まりで行く事になったのです。

朝早くに出かけたのは
この時が最初で最後でした。

後から聞いた話しですが
やはり朝が早いのは
かなり辛かったそうです。

今は乗り換えてしまいましたが、彼女も「Fたん」
と可愛がってくれていた
愛車のFDに荷物を詰め込み
天気にも恵まれ
エンジンをかけ出発
すると彼女はすやすやと
助手席で眠っていました。

テーマパークに着き
キャラクターと写真を撮って、レストランで食事を済まして歩いていると。

「手、繋ぎたいんでしょ?物欲しそうな目してた」
と彼女がニヤニヤしながら言うと

私は照れ隠しをしながら
手を繋ぎ

彼女は
「しょうがないなぁ…私と手繋げるなんて幸せだね♪」

まるで中学生みたいな恋愛をしていたのは懐かしい思い出です。

彼女の性格も後々丸くなるのですがそれもまだまだ先の話になります。

園内を歩き回り、
ありとあらゆるアトラクションを乗り尽くして
夜はちょっと高いお店で
お肉とパフェを食べて
キャラクターと写真を撮り
彼女はそれ程でもなかったのですが、
私はその写真が欲しくて
閉園間際に買いに走って手に入れたのですが
私が本当に嬉しそうな顔をしていたそうです。

今では大切な思い出の品で
彼女の実家に置いてあります。

食事に関してですが
やはり、まだ体重に対する
こだわりが強い事もあり
彼女は食べる量は少なかったのですが
私が食べ歩きをして
一緒に食べてた事もあり
栄養が回って
彼女が落ちる事はありませんでした。

22時を回り迷いながら
ホテルに着くとバルコニーでは夜の海と光る街並みが広がり、その景色は今でも心に焼きついています。

写真を撮ってもらい
少しくつろいで
彼女はテレビ番組で笑い続け、それからお風呂に入ったのですが
私は運転の疲れと遊び疲れていて寝てしまったのです。

彼女が何度も起こしたそうですが私が朝まで起きる事はありませんでした。

そして低血糖と闘う彼女にとって
朝はやはり苦しいもの。

それを私は体感する事になるのです。ブログで全文を読む
2015年07月20日 22:33
摂食障害はケチ?
 ( かねたこさんのプロフィール)
これは複数のHPで
見た言葉です。

将来に不安があるから
お金を貯めるなどの
理由が語られていましたが
詳しくは分かりません。

私の彼女もお金には
非常にシビアで
決して無駄遣いもしないし
趣向品なども
全く買いませんでした。

食品などもあまり
買いませんでしたから
食べる物がなくなり
落ちる事も最初の頃は
よくありましたので
私が買い物に行ったついで
に食品なども
買っていました。

そういえば私が彼女に
初めて買ってきた物は、
漫画と苺でしたね。

そんな彼女は100円のパンを買うのに
何十分も迷うのですから
どれだけシビアか分かると思います。

状態が安定してくると
そんなにシビアでも
なくりましたが
摂食障害を支えている人に
こんな一面もあるんだよ。
とお伝えしたかったので
今回記事を書かせて頂きました。

もちろん摂食障害の方が
全員そうではありません。

精神疾患は同じ病気でも
1人1人、治療の仕方は
違うのでそれを見つけて
支えてあげて下さい。










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2015年07月19日 22:55
教訓
 ( かねたこさんのプロフィール)
「人が見てない時こそちゃんとする」

私が彼女から聞いた言葉です。

そして
なのはなファミリーの先生から彼女が
教えてもらった言葉。

人が見てる時だけ
ちゃんとしている事は
意味がない。
人が見てない時こそ
ちゃんとする。

後ろめたい事をしていると
後々、自分が辛くなる。

分かっていても人間
弱い者ですから
なかなか出来ない事だと
思います。

一つ一つ出来るように
なれば素敵な人間になれるのでしょうね(*^^*)

今日は仕事が忙しくて、
頭が回らなかったので
体験記はお休みします。

楽しみにしていた方申し訳ありません。

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2015年07月18日 22:13
後悔はさせたくない
 ( かねたこさんのプロフィール)

ある春の何でもない日。
普段通りに車に乗り込み
私達は仕事が終わった後に買い物に出かけました。

いつもの風景。
いつもの街。
いつもの空気。

全て何も変わりはないのに
これから限られた
時間の中でしか
彼女と一緒に
いられないのかと思うと
私は彼女に

私にとっての大切な事。
後悔しない為にどうすればいいか。

私に伝えられる事を伝えたいと思い、帰りの車の中で
話した事もない
真面目な話しを
彼女と話しをしました。

彼女が2年間、修業の為に
働きに来た事。

私がひきこもりになった事。

人には話したくない過去の
話しや
幸せになれる価値観や
気持ちの在り方
時間を忘れる位に
私達は永遠と
話し続けました。

駐車場に車を停め
フロントガラスの奥には
夜の林が広がって
星に照らされた様な
明るさが、其処にはありました。

いろんな景色や風景を
見てきましたが
あれ程不思議な感じを
醸し出す風景は
初めてだったかもしれません。

そしてその空間の中

私達は語り合う事で
信頼関係の種を手に入れ

2人で育んでいくのです。







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2015年07月18日 00:40
体験記を書く意味
 ( かねたこさんのプロフィール)
本来、この記事は1番初めに書かなければいけなかったかもしれません。

私は過去に対人恐怖症を患っていた事があります。

そしてそれが原因で
ひきこもりになっていた時期があるのです。

今でこそ普通の生活を
していますが
その頃は本当に毎日が
天国の様な生き地獄でした。

何もしなくても生きられ
何をしていいのかも
分からない。

何をしたくても
人に対する恐怖で囚われ
かなり強いこだわりを持ち何も出来ませんでした。

自由に出来るお金が
なかったので
最低限のアルバイトを
やっていましたが
外に出る時は
顔は下を向きイヤホンと
言う名の耳栓で
耳を塞ぎ外出していました。
TVも画面越しに映る 人の視線が怖くまともに見れなかったのです。
外出する時は顔の見えにくい夜を選び
昼間、1人で出かける時は
ほとんどなかったと
思います。

ただ私は人には恵まれ
アルバイト先の
皆には好かれていたと
思いますし
対人関係で苦労した事は
そんなになかったと思います。

きっかけはある時に
目を逸らされた事でした。

それだけ?と思うかもしれませんが それだけでも精神疾患になる 可能性があるのです。
私は
その時から心が締めつけら
るような感じがし
異様な恐怖心が
私を包むのです。

私は克服するのに
3年間かかりました。

私が患った対人恐怖症。
ひきこもり。
彼女の摂食障害。

克服した人は数多く
いますし
そんな方々のHPで
「私はこうしたらよくなりました!」
と書かれているのも
よく見かけます。

そして情報化社会ですから
専門家が開設している
HPで治療法も
確認する事が出来ます。

そんな情報が山の様に
ありながら何故多くの方が
苦しんでいるのか?

不思議に感じた事は
ありませんか?

その答えは
答えが出ているからなのです。

例えばあなたが重い
精神疾患を患っていて
インターネットに
~したらよくなったよ!
と書いてあって
それが
今のあなたの辛い
心に響きますか?

おそらく
流し目で読むか、
理解出来ても心の虚空感
からなんとも思わない。
そんなの出来たら
とっくによくなってる!

そう思ってる方が多いと
思います。

その人達は自分が
辛い思いをしたから
助けてあげたいその一心で
書いてくれた
本当に優しい人だと思います。

これは私の経験からですが
精神疾患が治る時は
経験をしたり情報を得たり
自分に響く言葉を
聞いた時。

自分の心が
気づいた瞬間。

気づいて心が救われた
その瞬間に回復への
始まりの扉が
開き始めるのです。

私が何故、体験記を
書いてるのかと言うと
して良かった事。よりも
文章に隠された
もっと大切な事に
気がついて欲しいのです。

相手の気持ちに立って
その人の心情を理解して
あれ…?と
気づいた瞬間。

心が変わり始めます。

私も当時は
治したくて知識を
取り入れようと
必死に本などで
外の世界を見てるつもりでも
結局、見ているのは
私の価値観に囚われた
私だけの世界でした。

これを読んでくれている
摂食障害で苦しんでいる人
大切な人が摂食障害が
苦しんで
それを支えている人。

そんな人達の為に
私は私達が経験した
心が変わり始めた
そのきっかけになった
大切な事を
たくさん書きます。

それに気づいてもらえれば
これ以上嬉しい事は
ありません。

                           かねたこ












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2015年07月17日 21:20
感情が溢れ出る瞬間
 ( かねたこさんのプロフィール)

それは唐突に訪れました。

5月に入って、すぐに
上司から
「秋で此処がなくなるから
皆、退社になるかも」

と言うのです。

前々から建物が建築基準法に適さなくなるから
秋で取り壊しが決まって
いたのは
知っていたのですが
退社になるかは
半信半疑だったので
本当に鳩が豆鉄砲を食ったよう感じだったのは
言うまでもありません。

私は呆然としながらも
心配させない為に
彼女には黙っていました。

その数日後
いつもの様にご飯を
彼女と食べ部屋で
くつろいでいると私の様子
が違う事に
彼女が勘づくのです。

私は観念し事のあらましを
全て彼女に話しました。

そうすると彼女は
寂しそうな不安そうな
目で私の目を覗くのです。

「もっと一緒にいたかった」

そう言うと彼女は初めて
私の前で涙を流したのです。

私は初めて彼女を抱きしめました。

ゆっくりと頭を撫でると
鏡越しに見えた彼女の顔は
目を瞑り安心しきった
母親に抱かれた
子供みたいな顔を
よく覚えています。

少しの時間が経つと
彼女は
「しょうがないんだよね…でも時間が限られてるなら
これからもっと1日1日を大切にしよ。」

その時に私は彼女が
日々成長しているなと思いました。


そして
私の腕のなかには ここに来たばかりの摂食障害で食べられず 心身ともに弱弱しい自分勝手な彼女は いなかったのです。


彼女は続けて
「ママもよく頭撫でてくれたの。だから今、頭撫でられてすごい安心した」

と言うのです。

些細な事でもしてあげれば
その人にとっては
落ち着くんだなぁ…
と私が気づいた日でした。

そして私はある夜を
きっかけに彼女と
信頼関係を築き始めるのです。

その日の夜に見た
風景は今でも鮮明に
私の頭に焼きついています。



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2015年07月16日 22:14
睡眠不足を防ぐちょっとした思いやり
 ( かねたこさんのプロフィール)

4月の終わり。
初めて彼女と休みが
同じ日になり
2人で出かける事になったのです。

休日に私と彼女が揃って出かける時は
家を出るのは午後2~5時。
それはこれからずっと
変わりませんでした。

それは睡眠障害を

患って早起きしたくない

彼女が自然に
起きる時間であり
予定を立てても
その時間に
起きれなかったり
なかなか上手くいかない
事も多かったのですが
辛いのは彼女ですから
怒る事もなく
私は洗車をしたり
部屋でご飯を食べたりして
時間を潰していました。

その日は2人で初めて休日に
出かける事もあり
私は意気揚々とナビに
目的地をセットし
前日に彼女に
褒められた洋服で
おしゃれをして
ショッピングモールに
向かいました。

彼女は助手席で朝ごはんを
済ませ、着く頃には
楽しみで仕方のない
子供みたいなのが印象的でしたね。

いろんなお店を回り
私はアパレルで働いてた事があったので
見て回ったお店で
彼女が散らかした服を
綺麗に畳んでいる
のを彼女にかっこいい
と言われたのが
嬉しかったのを覚えています。

彼女の好きなブランドを
見て回ってお茶して
ウィンドウショッピングを楽しんで
ご飯を食べて帰って来た
位でしたが
非常に楽しい時間でした。

そして

こうして書いてみると
本当にトラブルばかりだな…
と思うのですが
またも私に
とんでもない話しが
舞い込んでくるのです…。



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