キョロちゃんさんの最新Blog
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- 2023年03月13日 16:09
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ひと足お先にお花見
( キョロちゃんさんのプロフィール)
日曜日、お散歩がてら大きな公園に行ってお花見
してきました。
ちょうど河津桜が満開でした。
この日は少し汗ばむ陽気だったのですが、
やはり冬を越えた後に咲くピンク色のお花は
心が弾みます。
桜の下でお弁当を食べている人もいました。
こちらは、オカメ桜かな。
山手にある風車、いつもここに来ます。
菜の花も満開でした。
菜の花の匂いは独特ですね。
気持ちよくお散歩して、夕方はネコ集会に
行ってきました。
ブラッシングされるトト。
週末だけ来るお姉さんに寝かせてもらうリキ。
�
暖かくなってきたので久しぶりに顔を見る人や
「ネコ見ていいですかー?」と初めて来る人もい
て賑やかになってきて楽しいです。
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- 2023年03月02日 14:01
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2月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1584
ナイス数:163
あなたはここにいなくともの感想
ままならない人生に迷いや辛さが生じたときに、そっと手を添えてくれる5つの短編集。1話目からめちゃくちゃよかった。どれも傷ついた心にそっと寄り添い気持ちをほぐしてくれる。優しく希望の持てる終わり方が本当に好き。
読了日:02月24日 著者:町田 そのこ
母という呪縛 娘という牢獄の感想
凄いものを読んでしまった。これは共依存か。精神的に娘を追い込む母のLINEや言動がたまらなく恐ろしい。大学受験よりもっと幼少期から教育虐待があったのには驚いた。母はなぜここまで教育に執着して狂ってしまったのか?父は何をしてたのか?読み終えて、母も娘もどうすればよかったのだろうと思うが、どこからが発端なのかさえもう解らない。あかりさんには、次こそは自分の人生を取り戻して生きて欲しいと思う。母親もどういうふうに育てられたのか気になるところ。
読了日:02月20日 著者:齊藤 彩
作家 超サバイバル術!の感想
作家になりたい人ではなく、新人賞をすでにとった人向けにどう生き残っていくかの視点がいろいろ語られる。人気作家三人からの言葉は厳しいが、この三人が売れっ子になった今も同じスタンスで取り組んでいることにファンとしてとても嬉しい。ここでは語られていないが、なぜ小説家になりたいと思ったのかも非常に興味深い。
読了日:02月18日 著者:中山七里,知念実希人,葉真中 顕
名探偵外来 泌尿器科医の事件簿の感想
泌尿器科医を扱った医療ミステリは初めてじゃないかな?4話収録で、どれも未知の世界でありつつ謎もきっちり仕込まれていた。早く受診しなきゃと思いながらも行きにくいのは、産婦人科も同じかな。第3話はマンガみたいな展開だと思ってたらめっちゃ怖かった。最終話は今のご時世ほんとにありそうで気が滅入る。すごく面白かったのでシリーズ化して欲しい。
読了日:02月15日 著者:似鳥 鶏
彼女はひとり闇の中の感想
幼馴染が殺され、その真相を探っていく。ああ、これは苦しい!途中まで面白くグイグイ読んでたが、終盤から真相が見えるにつれ、読むのが苦しくてたまらなかった。こんな哀しい事件だったとは。読み終えて、タイトルがぴったりだと思った。ひとり闇の中にいたのは、私だったかもしれない。大きな社会問題を孕んだ事件で、多くの人に読まれて欲しい作品だと思う。#NetGalley
読了日:02月12日 著者:天祢涼
息をつめての感想
都会の片隅で住居や職を転々としながらひっそりと暮らす女性。ぴったりのタイトルだと思った。この社会にいてはいけない人間がいて、それが自分の子供だとしたらどれほどの絶望と恐怖だろう。親はどこまで子の罪を背負わないといけないのか。こんなモンスターを産んでしまった自分の責任なのだろうか。親も子を選べない。
読了日:02月07日 著者:桂 望実
読書メーター
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- 2023年02月27日 21:36
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診察。婦人科へ
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️元気にしている
▪️先週、数年前に手術した病院に行ってきた。
更年期で不正出血ばかりで、更年期によるものな
のか、病的な出血なのか分からないので行ってき
た。
子宮頚がんと子宮体がん検査をし、
「まあ更年期によるものだと思うけどね」と
言われて、結果は今週金曜日に出る。
▪️胃の調子はここ1カ月ちょっといい感じ。
先生からは、「脂ものとかは控えてるの?」訊か
れ、
自然と食べたくなくなって、あっさり湯豆腐とか
が好きになりましたと。
他は話すことがないです、と言ったら、
生活で困ってる事がないか?訊かれ、終了。ブログで全文を読む
- 2023年02月17日 12:13
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”うさぎ追い廃止キャンペーン”
( キョロちゃんさんのプロフィール)
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- 2023年02月03日 20:50
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1月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2180
ナイス数:273
罪の境界の感想
ある通り魔殺人事件の加害者、被害者、さらにその周囲の関係者たちを丁寧に描いた力作だと思うが、広がりすぎた感がある。悪いのは誰なのか?親の責任はどこまで問われるのか?本当に天涯孤独の者はどうなるのか?虐待の連鎖を考えると、子供を産むべきではないのではないか?著者らしい作品ではあるが、読み終えた後も難しい問題。
読了日:01月31日 著者:薬丸 岳
猪苗代湖でまた会う話の感想
思わずニヤッと笑ってしまうお話だった。これは、前の作品も再読したいなあ。
読了日:01月29日 著者:伊坂幸太郎
方舟の感想
評判通り、これはすごいな!頭をガツンと殴られたような衝撃が走った。最初から最後まで面白く、状況を整理しながら注意深く読んだのだけど、「マジでかー…」が感想。最後まで感じは悪いし、読後も最高に後味悪いけど、ミステリーとして最高に面白かった!!
読了日:01月26日 著者:夕木 春央
老害の人の感想
前半は老害あるある話だったけど、後半はしんみりとした話に。手を差し伸べないといけないのは弱き者で、それは子どもや老人もなのだ。「老害」と煙たがられる老人は元気の証なのだ。
読了日:01月21日 著者:内館 牧子
教誨の感想
幼女ふたりを殺害し死刑になった女性。彼女が最期に残した"言葉"を巡る物語。とてつもなく重く苦しい作品であり、読み応えがあった。なぜこんな事になったのか…色んな事象が複雑に絡んだ結果としての事件ということか。事実と真実は違う。読み終わって、状況がうまく飲み込めず放心してしまった。
読了日:01月21日 著者:柚月 裕子
光のとこにいてねの感想
小学校で出会って別れ、高校で再会して別れ、大人になってまた再会した女性ふたりの物語。これはよかった。本当によかった。育児放棄気味で育てられた2人がお互いを大事に思う気持ちや尊さがベースにあって、別れと再会を重ねるごとに色濃くなっていく。登場人物や物語の隅々から愛おしさがキラキラと溢れていて、2人とも光のとこにいられるようにと願わずにいられない。
読了日:01月11日 著者:一穂 ミチ
特殊清掃人の感想
孤独死した人の家を綺麗にする特殊清掃人の短編集。この手の本は読んだことがあるので既視感ありつつ、それに著者ならではのスパイスが効いた感じかな。続編が出ればまた読みたい。
読了日:01月07日 著者:中山 七里
読書メーター
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- 2023年01月27日 21:38
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新年はじめての診察
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️元気にしている
▪️年末年始は5年ぶりぐらいの帰省で、弟もひと
りで帰省して、うん十年ぶりに4人家族で過ごし
た。
コロナで延期になっていた両親の金婚式のお祝い
もスイーツを取り寄せ自宅でやって、とても
喜んでくれた。
色んな話もゆっくりできて、よいお正月だった。
親がしきりに「4人で集まれるのは、これが最後
だと思ってる」と涙目になりながら喜んでくれ
た。
これが最後というのは、「元気な状態で」という
こと。
弟さんはどこに住んでんの?と訊かれた。ブログで全文を読む
- 2023年01月15日 22:14
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”拡散希望保護お願いします。”
( キョロちゃんさんのプロフィール)
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- 2023年01月07日 16:42
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12月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1456
ナイス数:168
さっちゃんは、なぜ死んだのか?の感想
さっちゃんと呼ばれる女性ホームレスが殺され、犯人が逮捕された。さっちゃんを知る人たちの話を繋げていった先に見えた真相に胸がつまる。時代ガチャ。何と偏見と思い込みに満ちた事件だろう。腹立たしさと哀しみと、メディアの罪深さにやるせなくなった。久しぶりの真梨幸子さん、登場人物が多めだけど、さほど混乱せずに面白くて一気に読み終えた。
読了日:12月17日 著者:真梨 幸子
死にたいって誰かに話したかった (双葉文庫)の感想
恋人も友達もいず、仕事も失敗ばかりの女性が「生きづらさを克服する会」を立ち上げる。ひとり、またひとりとメンバーが増え、それぞれの思いを語り、また思いを聴く。そのエピソードはまるで自分もそこにいるかのようだ。"生きづらさ"とは、何なのだろう。社会的な地位や、人からは羨まれる立場であっても関係ないのだろう。この愛おしくも痛々しい面々に幸あれ。 #NetGalleyJP
読了日:12月13日 著者:南 綾子
機械仕掛けの太陽の感想
医療者がどのようにコロナと闘ったのか、2年半のドキュメンタリーのような渾身の一冊。次々と色んな事が起こり濃縮された2年半で、読みながら当時の記憶や気持ちを思い起こしていた。読みながら怒りに震え、涙しながら一気に読み終えた。医療者には本当に感謝しかない。
読了日:12月10日 著者:知念 実希人
無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記の感想
「うまく死ねますように」がん発覚後から4ヶ月少し、死の直前まで綴っていた日記。死を目の前にしても書かずにいられなかったという。悲しみと言うより、ただただ驚いた。山本文緒さんという人間の闘病を、作家である山本文緒さんが書いたかのように終始客観的だ。心の大きな揺れや恐怖を意図して書かなかったのだろうと思う。夫もどれほどの恐怖と闘っていたのだろう。タイトルとサブタイトルがすべてを表していると思う。
読了日:12月05日 著者:山本 文緒
親の期待に応えなくていい (小学館Youth Books)の感想
主に親子関係について書いた本で、この年で、子どもの立場で読んでもなかなか深かった。遠い昔の事ではあるけど、読み進むにつれ当時親から言われた嫌な言葉が蘇る。タイトルを見たとき、親はそもそも私に何かを期待していたのかなと考えた。勉強しろも言われた事なく、わりと自由だった気がしていたが、おそらく昭和の典型的な女性の生き方を見ていたのだと思う。私が男性ならまた違ったかもしれない。「世間と社会は反対語である」とは、軽く衝撃だった。
読了日:12月03日 著者:鴻上 尚史
読書メーター
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- 2022年12月22日 21:56
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2022年最後の診察
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした
▪️元気にしている
▪️胃はいい感じではあるが、不安定だと思う。
半月前から耳閉感が出てきて、耳鼻科に行ったら
ひとつだけ低音が聴こえてなかった。
昨年と同様に、ストレスから胃に来て、次は耳に
来ている。
耳は昨年よりはだいぶマシで、服薬しながら
様子見。
体重減少が原因で耳管がきちんと閉じられていな
いそうだ。
胃を悪くして3kg痩せて、食べてるのに戻ってい
ない。
▪️半月前から微熱と倦怠感が続いていて、自宅で
セルフ検査をしたら陰性で、熱が下がらないから
内科でPCR検査をして陰性。
先生からもストレスを抱えてませんか?と。
いつもの自律神経の微熱だと思う。
年末の挨拶をしてて、先生に診てもらってもう15
年になると言うと、「最初に来たときのこと、
覚えてるよー」と。
先生には本当に感謝しかない。ブログで全文を読む
- 2022年12月14日 15:06
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イエローカーペット
( キョロちゃんさんのプロフィール)
近くの公園の大きなイチョウ。
最近ここでジジババに混ざってラジオ体操に
参加してます。
青空の下で、みんなでやると気持ちいい。
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- 2022年12月03日 21:53
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11月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1470
ナイス数:182
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)の感想
ドラマはチラ見してたら理解できなくなって途中で挫折。原作読んでドラマもよく解った。これは面白いな。途中までは期待ほどではないかと思ったが、後半でカードを次々と捲るような種明かしは面白すぎる!!この作家さんは相当頭がいいな。
読了日:11月29日 著者:相沢 沙呼
殺人者の白い檻の感想
両親を殺害した死刑囚が緊急搬送されてきて、遺族である脳外科医が執刀することに。術後のリハビリで事件について再考していく様子が面白い。最初から最後まで一気読み。オペ室では、患者の命は執刀医に握られていることを改めて感じた。
読了日:11月23日 著者:長岡 弘樹
今日も怒ってしまいました (文春文庫)の感想
益田さんの日々の怒りについて。まえがきから、めっちゃ共感。言い足りなかった反論や飲み込んでしまった言葉は、ずーっと消化しきれない。あるあるな内容とクスッと笑える脱力感。肩の力を抜いて楽しめるエッセイ。
読了日:11月20日 著者:益田 ミリ
ヒツジメシの感想
「おとなの週末」で連載されてたものが1冊に!!いや〜〜お腹がすくエッセイです。吉田羊さんの飾り気のない語り口調と美味しそうなお料理の写真の数々。どれもこれも食べてみたくなります!私のお気に入りは、焼き鳥屋さんと何度も出てきたパン屋さん。文章から美味しさが伝わってきて、幸せな気持ちになるエッセイです。 #NetGalley
読了日:11月19日 著者:吉田 羊
猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言 (文春文庫)の感想
突然妻に離婚を言い渡され、ボロ雑巾のようになりながらシェアハウスに辿り着いた。個性豊かな住人たちとの共同生活が始まった。最初から最後までニヤニヤが止まらない。癖の強い主人公と脇を固める個性的な人たち。めっちゃ楽しそう!りっちゃんみたいな人は嫌いじゃないけど、夫としては難しいね。
読了日:11月16日 著者:榎田 ユウリ
読書メーター
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- 2022年11月26日 21:50
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診察。胃の不調、ふたたび
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした
▪️1週間前にまた胃が不調になった。今は快復路線。
原因は夜に食べるお菓子の過食で、夕食後から
寝る直前までお菓子を食べるのをやめられない。
うさぎが亡くなり3ヶ月も胃の不調で苦しんだの
に、やっと普通に食べられるようになったここ
1ヶ月の間に、再びお菓子を食べ出し、食べる量
をコントロールできない。
頭では寝る前の食事や間食がダメなのは知ってる
し、胃のことも心配なのに止まらない。
毎日、夕食後から小腹がすいたわけでもないのに
お菓子を食べるのが習慣になって、どうにもなら
ない。
自分では、あれだけ苦しんだばかりなのに、
また胃に悪いと思いつつ食べまくるのは普通では
ないと思う。
依存症と似たものを感じる。
と言う話をした。
先生からは、
過食の一種であること、浪費とかと同じく病気の
症状であること、解決策として物理的にお菓子を
遠ざけるようにしてみる。
と、言われた。
病気の症状だと言うことは知らなかったけど、
解決策はこれしかないよなとは思っていた。
お昼に食べるなら消化できるから良いが、私は
昼間はまず食べない。
夕食後も少しだけで止められるならいいけど、
それが出来ない。
こんな自分が情けない。
お菓子BOXを廃止して、食べたい時はひとつずつ
買うことにする。
まとめ買いして手元にあるから食べてしまう�
がんばるぞう〜
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- 2022年11月05日 23:44
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ネコ集会
( キョロちゃんさんのプロフィール)
マンション前の川べりで地域猫のお世話をしてる
人がわりといて、決まった場所でみなさん、ご飯
をあげたりお世話しています。
私は数年前に散歩中にそこを見つけ、時々座って
ネコを見ながらおっちゃんとお話していました。
�ごはん待ち
夏が終わり、またお散歩を頑張ろうと歩き始め、
ここ半月ほど毎日、このネコ集会に行ってます。
お散歩中の犬も常連でやってきて、飼い主さんも
ここで休憩してお喋りしていきます。
私はこの子の抱っこ係りです。
ごはんを食べてひと眠り。
寒くなってきたので、フリースをかけて寝ます。
ネコ集会に行くことで得られるメリットは、
⚫︎毎日歩く習慣がつくこと。短い距離でも、行かなければゼロだから。
⚫︎だいたい10人ぐらいの人と関われること
⚫︎ちょっとしんどくても、行って話したら気分も
変わる。
変わらなければ、ネコを抱いたまま喋らない。
この場に来てるのに喋らないというのが不自然ではないのが良い。
⚫︎年代がバラバラの人たちの関われる。
(2歳〜90歳まで)
⚫︎ネコが可愛い
⚫︎ネコが可愛い
⚫︎ネコが可愛い
ネコ集会に行くようになってから、1日か終わる
のが早くなりました。
17時から18時ぐらいの1時間だけど、生活に
メリハリがついて時間が早く過ぎます。
よきことです。
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- 2022年11月04日 23:00
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10月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2440
ナイス数:260
汚れた手をそこで拭かないの感想
誰にでも起こりうる追い詰められる恐怖を描いた5つの短篇。何かミスをした時に、それが露呈しないよう何とか取繕おうとする心理が引き起こす恐怖。どのお話もすこぶる後味が悪くてもっと読みたかった。汚れた手をそこで拭いても、汚れていない事にはならないよ。
読了日:10月31日 著者:芦沢 央
救急車が来なくなる日: 医療崩壊と再生への道 (NHK出版新書)の感想
コロナ前に書かれたものだけど、まさにリアルで進行しているなという認識。まず思ったのは、救急医は何でも診てくれるスーパーマン的な立ち位置ではないのか。患者にとってはそうではないかな。救急車をタクシー代わりにするなと言うが、高齢者が運転免許を返納してタクシーで1万ほど払うことを思えば、そりゃあ救急車を呼ぶよ。いろいろ心が冷える内容だった。
読了日:10月28日 著者:笹井 恵里子
越境刑事の感想
政治色があまりにもキツすぎて、小説としては楽しめなかった。いつも読んでる作家さんだけど、今回の新作は残念。
読了日:10月26日 著者:中山 七里
ほどなく、お別れです それぞれの灯火の感想
葬儀社で働く人たちのお仕事シリーズ2作目。人生を締めくくる葬儀の場で、ご遺族ができるだけ穏やかに故人とお別れができるように奔走する様子が描かれていて、まるで映像で観ているかのように丁寧で、どのお別れもジーンとくる。
読了日:10月24日 著者:長月 天音
老人ホテルの感想
そのホテルの一階には、お金はあるが行く宛のない老人たちが長期滞在していた。そこに清掃員として働く無知で幸薄な女性と、ある老婆が出会い運命が変わっていく。物語はどこに向かうのかと思ったが、なかなか面白かった。光子さんの最後はよいと思う。
読了日:10月14日 著者:原田ひ香
老人をなめるな (幻冬舎新書 667)の感想
普段SNSやネットを通して入ってくる声は主に現役世代からのもので、この本からは同じ出来事を老人目線で語っている。同じ事柄でも若者の見方や言い分と真逆の言い分が老人にはあり、分かり合うのは難しそうだな。ネットを使わない老人の声はなかなか聞く機会がないので興味深いものがあった。
読了日:10月12日 著者:下重暁子
シャドウワークの感想
江ノ島にある古い一軒家に住む女たち。彼女たちは夫から暴力を受け、瀕死の状態でこのDV被害者シェルターに逃げてきた。ゾッとするほどリアルなDV描写に息が詰まる。一度は愛し合った者同士が、ここまで残酷になれるものなのか。ストーリーが急展開をみせ、そこからは息つくひまもなく一気に読み終えた。これは、罪と呼ぶのか。今この瞬間も、どこかで、女たちが夫に殺されようとしている。
読了日:10月08日 著者:佐野 広実
噓つきジェンガの感想
詐欺犯罪にまつわる3つの中篇。うっかりついた嘘が大きくなって身動き取れなくなったり、子供のためにとついた嘘が犯罪に巻き込まれたり。リアリティがありすぎてゾクっとするものばかり。辻村さんの心理描写が怖くて、私まで追い詰められた。素晴らしいな。
読了日:10月04日 著者:辻村 深月
祈りのカルテ 再会のセラピーの感想
「祈りのカルテ」の続編。循環器内科医の諏訪野、彼の研修医時代のお話。医療より人間ドラマに軸を置いた展開でどれもよかった。最終話の緩和ケアは、予測はついたがよい話だった。次は、諏訪野の循環器内科のお話を読みたい。あと、めちゃくちゃ嬉しかったのが、他シリーズの作品と登場人物がリンクし出したこと♡
読了日:10月02日 著者:知念 実希人
読書メーター
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- 2022年10月25日 23:03
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診察。胃が治ったァァァ!!
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした
▪️3ヶ月かかった胃の不調がやっと治った。
今月頭に再度内科に行き胃カメラをする事になっ
た。→ 問題なし
それからかなり上向いて、何とか治ったかなと。
先生からは、「よかったねえ。ところで、睡眠薬
で記憶が無くなるのはどうなりましたか?」
と訊かれ、別の睡眠薬に変えてもらってからは
大丈夫だけど、服用してから効いてくるまで時間
が少しかかる。
でも、このままでよい。
以上で5分ほどで終了した。ブログで全文を読む
- 2022年10月04日 12:44
-
9月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
9月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1616
ナイス数:233
生命の略奪者 (新潮文庫)の感想
移植用の心臓を運搬中に襲われ臓器が強奪されるという事件が立て続けに発生。誰が、何の目的で?天久鷹央の推理は医療知識のない私にはますます難しくなってきた。しかし、3人のキャラは魅力的で今後が楽しみだ。エピローグで鷹央がまた一段と人間らしく成長してる姿が見れて嬉しくなった。
読了日:09月26日 著者:知念 実希人
精神科医Tomyの気にしない力~たいていの心配は的外れよ (だいわ文庫)の感想
いろんな"気になること"から距離をおき、自分の思考をコントロールする事で気にしないようにするためのヒント。ひとつひとつが短くまとまっているので、必要な部分のみ取り出して読むことも出来る。気になることで頭がいっぱいになり、視野狭窄になりがちなので気をつけようと思う。
読了日:09月15日 著者:精神科医Tomy
汝、星のごとくの感想
凪良ゆうさん、またまた傑作が!!瀬戸内の島で暮らす男女、17歳の出会いから32歳になるまでの物語。心の細やかな動きや深い部分が伝わってきて、とても心に響いた。プロローグとエピローグ、こんなに印象が変わるのね。また本屋大賞を受賞しそうな作品だった。
読了日:09月13日 著者:凪良 ゆう
プロパガンダゲーム (双葉文庫)の感想
大手広告代理店の採用最終選考は2チームに分かれ戦争の賛否について討論し、多くの国民の票を獲得するというもの。ゲームの最中は疾走感があり、自分もそのゲームに参加しているかのようだ。選考後のそれぞれの道もよかった。まさか、最後にあんなことになるとは!!
読了日:09月07日 著者:根本 聡一郎
犬のかたちをしているもの (集英社文庫)の感想
芥川賞作家で著者2作目。主人公は同棲中の彼が浮気して女性が妊娠し、浮気相手から出産後に子供をもらって欲しいとお願いされる。彼女が自省しながらどう考え、何を感じ、どう決断していくのか。突拍子もない設定ではあるけれど、自省していく中での気づきなど興味深い。
読了日:09月04日 著者:高瀬 隼子
終活中毒の感想
婚活中毒の次は終活中毒ですか。終活をする4人の短編集。どれもアッサリした終活だけど、ブラックなものからしんみりするものまで色々で飽きさせない。最後のお話は羨ましかった。
読了日:09月01日 著者:秋吉 理香子
読書メーター
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- 2022年09月27日 20:11
-
診察。胃の不調と睡眠薬
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️胃の不調がまだ苦戦していて、油を使うと
胃もたれするのか、お好み焼きでもダメだった。
もう3か月近く不調で、体重も3kg減少した。
食べてる絶対量がかなり少ない。
▪️睡眠薬をハルシオンにすると夜中に目覚めてか
ら眠れず、さらに飲み足すことになる。
ロヒプノールにすると朝までぐっすり眠れるけど
服用してから寝るまでの間に、記憶のない言動を
してるようで、朝起きて驚く。
例えば、Amazonで本を買っている。
もともと買うつもりだった本だけど、やはり買う
のはやめておこうと決めたのに、なぜか服用後に
買っていた。
朝メールチェックして気づいた。
突拍子もない事をしてるわけではなく、もともと
欲しかった本を知らない間に買っていたり、
胃が悪いから我慢してたアイスを食べていたり。
どれも記憶にないのが恐ろしい。
だから、違う睡眠薬に変えて欲しい。
先生からは、胃の不調に関しては、消化機能が
弱ってると思うから、油物を食べた後に消化薬を
飲むとかしたらどうかな?と言われた。
睡眠薬に関しては、私が体験したような事は
ハルシオンでよく見られる現象らしく、
ロヒプノールでなるとは初めて聞いたなと。
でも、その現象は記憶にないだけで、本を買った
りアイスを食べたりしてる時点ではきちんと意識
があって、判断して行動してるものである。
とのこと。
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- 2022年09月07日 19:33
-
”アモキサン自主回収の話”
( キョロちゃんさんのプロフィール)
なかなかショッキングな情報でした。
かつての私には愛してやまない抗うつ薬
でした。
今は抗うつ薬は全く服用していないのです
が、当時は少量の抗うつ薬を服用していま
した。
アモキサンは即効性があり、効果も抜群
だったのですが、躁転しやすく、出来れば
他の抗うつ薬で合うのがあればよかったの
ですが、10種類以上を試してもダメで、
最後にアモキサンに辿り着きました。
効果はあるけど、やはり躁転する。
ほほ最少量しか飲んでいないところを、
さらに微調整しながら先生と一緒に
ピッタリ合う分量を探していった思い出の
あるお薬です。
私のようにこれしかダメ、替えは効かない
薬という人もいると思うので、その人たち
の心中を思うと胸が痛くなりますね。
何とか、再発売してもらえますように�
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- 2022年09月02日 12:27
-
8月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
8月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3051
ナイス数:349
紙の梟 ハーシュソサエティの感想
「人ひとりを殺したら死刑」という世界を描いた短編集。極端だけど現実離れはしていなくて、このご時世もありそうなお話でよかった。最後のお話が、死刑制度に対する著者の信条なんだと思う。
読了日:08月30日 著者:貫井 徳郎
野良犬の値段の感想
突然ネット上に現れた「誘拐サイト」誘拐されたのは6人のホームレスで、身代金を要求されたのは大手メディアだった。めちゃくちゃ面白くて一気に読み終えた。劇場型犯罪、命の価値、頭脳戦…どれをとっても面白い!!
読了日:08月26日 著者:百田 尚樹
やめるな外科医 泣くな研修医 4 (幻冬舎文庫)の感想
外科医6年目になったアメちゃん、公私共々ピンチに立たされる。落ち込んだ時はいつも帰省してお墓参りするところが好き。高齢女性2人の最期が印象的で、アメちゃんの決断に救われた。シリーズが進むにつれアメちゃんの成長ぶりがよくわかり、真面目な人柄もよく伝わってくる。アメちゃん、どうして癌は治らないの?
読了日:08月20日 著者:中山 祐次郎
シャトゥーン ヒグマの森 (宝島SUGOI文庫) (宝島社文庫)の感想
北海道の山小屋でヒグマの親子に襲われる人たちを描いた。これはヤバいぐらい怖い!ヒグマに生きたまま内臓を喰われるシーンなんて目に浮かぶわ。ヒグマのとんでもない破壊力と知能の高さが存分に伝わってきた。寝る前に冒頭だけ読むつもりが夜更かしして一気に読み終えた。怖くてグロくて満足♡
読了日:08月19日 著者:増田 俊也
死刑についての感想
もともと死刑存続派だった著者が廃止派になった経緯を含めて自論を書いたもの。薄い本なのに内容が濃く、読むのに時間がかかった。著者の主張は言葉通りには理解できるけど、理想主義だと感じた。被害者遺族のケアなどの必要性は感じるが、遺族のいない殺人と量刑に差があってはならないと思っている。生きて償うとか更生するとか聞くけど、それは加害者側の話であって遺族には関係ないのでは?果たして殺人の償いになり得るものがあるのだろうか。
読了日:08月16日 著者:平野 啓一郎
監禁の感想
看護師の妻が今日で退職するという日に、ゴミ出ししてた夫が突然拉致され監禁された。そこからはめっちゃ怖かった。粘着質で執念深いストーカーの怖さが全開!!!しかもグロい描写も多くて怖すぎたけど読むのが止められなかった。このまま終わるなら物足りないと思ってたら、きちんとどんでん返しが。いつからそうなってたん?え??
読了日:08月14日 著者:秋吉 理香子
妻は忘れない (新潮文庫)の感想
ごく普通の家庭にある小さな違和感や不満にいつの間にか絡め取られてしまう様子を描いた短編集。イヤミスだったりホラーだったり、どの短篇も面白い。短篇なので展開が早く、この不気味さはクセになるな。
読了日:08月13日 著者:矢樹 純
世界でいちばん貧しい大統領からきみへの感想
「わたしは、自分を貧しいとは思っていない。今あるもので満足しているだけなんだ」大統領のこの考えは、まさに足るを知るだと思う。そして、今の若い世代を中心としたミニマリストと似た思考だと思う。多くのお金を稼ぐために自分の大切な時間を使うのでは意味がない。時間や自由が何よりも大切で、お金を稼ぐことでそれらを奪われるのは本末転倒だ。めちゃくちゃわかるなあ。少ないもので物欲がなければ、多くのお金を稼ぐ必要はなく、自由な時間が残る。
読了日:08月10日 著者:くさば よしみ
新! 店長がバカすぎての感想
武蔵野書店のあの山本店長が帰ってきた!これだけでもくワクワク。語り手になる谷原京子は正社員になり、他のスタッフも健在だ。前作同様、書店を舞台に繰り広げられるお仕事コメディに笑いが止まらない。恋バナもあり、新たな登場人物も増えますます深くなっていく人間模様が面白い。 #NetGalley
読了日:08月09日 著者:早見 和真
小説8050の感想
中学時代にいじめが原因で不登校になり、7年もの引きこもり状態にある息子の親が、今後の人生のために闘いに挑む物語。いじめシーンは圧倒的リアリティで苦しくなりつつも、一気に引き込まれて読み終えた。引きこもりは親の甘さも垣間見えるが、日本が抱える大きな社会問題で、こういう闘いもありなのかもと思った。最後は涙が出そうだった。若い頃の引きこもりが続いて「8050問題」になるのはわかるけど、このタイトルは詐欺的ではなかろうか。この本は面白くて満足してるけど、タイトルで期待した内容とはまるで違った。
読了日:08月04日 著者:林 真理子
ミュージアム コミック 1-3巻セット (ヤングマガジンKC)の感想
ストーリーも面白く、グロさを堪能した。
読了日:08月04日 著者:巴 亮介
読書メーター
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- 2022年08月26日 22:33
-
診察。わりとヘビーな1か月だった
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️ちょこちょこ具合が悪かった。
先月の下旬に少し鬱が出て、周期的なものが来た
のかと思ったが3日ほどで抜けた。
その後、軽い躁が少し出て物欲が高まった。
そして、胃を悪くしてもう1か月半になるが、
未だ5〜6割ほどの快復。
うさぎが亡くなってから過食になり、その1か月
後に安倍さんが撃たれて、そのショックが引き金
になり一気に胃に不調が出た。
内科で処方された薬で快方に向かってがお盆休み
に急に食べられなくなった。
それからまた上向いてきて、今は5〜6割の快復。
▪️今日で胃薬を飲み終えて、もう一度内科に行く
べきか分からない。
「よくなったら薬はやめて」と言われてたが、
いざとなると、「良くなった」とはどういう状況
を言うのか分からない。
自分では8〜10割快復したら良くなったと思うが
今は快復傾向には乗ってるけど、まだ5〜6割。
これは良くなったと言うのか?
つらつら話してたら、先生からは内科には行かな
くてよい。薬なしで様子を見ながらやればよい。
食欲があるという事は胃腸機能は快復してるので
あとは色んなものを食べてみて様子を見る。
「様子を見ながら」と言うのは、例えば唐揚げを
食べてみてその後の状態を観察し、もし胃もたれ
するようならもう少し消化のいい物に戻す。
「様子を見る」というのと「予測をする」は
全然違う。
いま、私がやってるのは予測をすることだった。
油ものも食べずにやめておくのではなく、食べて
様子を見る。
▪️あいまいな言葉が解らず困ることが時々ある。
胃薬の話でもそうだけど、曖昧な言葉がその時は
普通に解ってるけど、いざやろうとすると解らな
い場面が時々出てきている。
例えば、うさぎに強制給餌をやるよう獣医さんか
ら言われた時も「1日3回、様子を見ながらやるよ
うに」と言われて、その時は解ってたのだけど、
いざ家でやろうとした時に、「様子を見ながら」
の意味が解らなかった。
様子を見るポイントが解らない。
何をどう様子を見るのか?
もし、うさぎが嫌がるようなら中止という事なら
たいていは最初から嫌がっているし…となった。
結局、「そんなスパルタにしなくていいから。
様子を見ながらって言ったでしょ?!」と
先生を苛立たせてしまった。
胃薬の件も同じで、「良くなったら」の基準が
解らず、悶々と動けずにいた。
先生からは前からそんな感じなのか?と訊かれ
た。
まず、違うと思う。
もし、仕事してた時からこんな感じなら、間違い
なく顧客から苦情が来るだろうし、社内でもうま
く行かなくなると思う。
そんな事は全くなかった。
何となく曖昧な表現が解りにくいなぁと感じたの
は最近かなぁ。
先生は何やらカルテにめっちゃ書いてた。ブログで全文を読む
- 2022年08月23日 17:31
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浮き草
( キョロちゃんさんのプロフィール)
先日、人から浮き草をもらいました。
オオサンショウモというらしいです。
めっちゃ増えるらしいので、少しだけ
器に入れてみました。
涼しげな感じがするかな?
小さいメダカがスイスイ泳いでるのが
可愛いので、飼い方を調べてみたのですが
大きくなったメダカの写真を見てるうちに
私は魚が苦手だと気づいてやめました。
でも、水草や浮き草は可愛らしいので
育ててみようかな。
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- 2022年08月02日 14:57
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7月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
7月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2047
ナイス数:275
爆弾の感想
爆破テロを予言するスズキという自称記憶喪失で霊感のある男と、刑事の心理劇。とにかく面白い面白い。ほとんどが取調室での男とのやり取りだが、最初から最後まで感じたのは不気味さと恐怖だった。失うものは何も持たない男の「強さ」と、自分自身が持つ心の闇のような深い部分を覗き込まれているようで落ち着かなくなった。すごいものを読んだな。
読了日:07月30日 著者:呉 勝浩
いっそこの手で殺せたらの感想
まさに"猛毒"!!!ある日突然、妻が逮捕され、平穏な日常が壊れ謎が謎を呼ぶスリリングな展開に、ページを捲る手が止まらなかった。真相に近づくにつれ、恐怖と嫌悪が膨れ上がり、これから以上ページを捲ってはいけないと思いつつも一気に読み終えた。最初から最後まで感情の振れ幅が半端なく、とても疲れた読書体験だった。デビュー作より格段に面白くなっている!!#NetGalley
読了日:07月21日 著者:小倉 日向
夫の骨 (祥伝社文庫)の感想
家族を描いた9話の短編集。どんな家族にも思い当たりそうな暗部を鋭く抉ってきて、読後は何とも言えない心のざわつきを感じる。これは上手いなあ。読みながら不安感がつのる感じで落ち着かない。結末も上手い。
読了日:07月20日 著者:矢樹純
棘の家の感想
教師をやっている男の娘がイジメを苦に校舎から飛び降りた。加害者家族とのやり取りの中で再び殺人も起こり、家族の歪みも露呈する。登場人物には誰ひとり共感できなかったけど、ミステリーとして面白かった。でも、実際はあり得るのかな。
読了日:07月18日 著者:中山 七里
あきらめません!の感想
定年後、夫の実家にUターンしてきた夫婦。男尊女卑が蔓延り、田舎ならではの人間関係にカツを入れる。今作も垣谷さんらしい人物像と展開で清々しい気持ちになる。前半のジジイどもは本当にいそうで笑えるぐらいリアルだし気分が悪いな。この展開は予測がつくので、ちょっと新鮮味がないかな。
読了日:07月13日 著者:垣谷 美雨
死神と天使の円舞曲の感想
料理人が恋人に裏切られて自殺しかけてた冒頭からは想像もつかない心温まる展開でページをめくる手が止まらなかった。まさに、やさしい世界。ファンタジーは苦手だけど、このシリーズは穏やかな読後で本当に好き。今作が完結編でないことを祈る。
読了日:07月07日 著者:知念 実希人
読書メーター
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- 2022年07月20日 15:25
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診察。1ヶ月半のあれこれ
( キョロちゃんさんのプロフィール)
早めの診察日でした。
診察室に入るなり先生から「久しぶりやけど
薬飲んでる?」と、声をかけられた。
むぎちゃんの看病もあったので2ヶ月分を処方し
てもらったりしてたので、今日は1ヶ月半ぶりの
診察でした。
▪️先月、うさぎが亡くなったこと。
亡くなった直後にうさぎの記憶が曖昧になってし
まって、うまく思い出せなくなったこと。
7年もこの部屋で一緒に暮らしたのに、現実感が
ない。
10年ぐらい前の出来事や記憶のような感じがす
る。
先生は、何やろね?と。長く患っていたからか
な?これから気持ちが変わってくるかもしれんか
らね、と。
▪️安倍さんの事件から3日後ぐらいから胃の調子
が悪くなり、薬を飲みながらやっとほぼ回復した
ところ。
よく知ってる人があんな事になってショックが
大きい。
先生から「バネ指はどうですか?」と。
治ったんです!!!
バネ指だけでなく、全部の指が痛くてパキパキで
朝はぐー✊出来なかったのも治った。
実は、エクオールを飲み出してもうすぐ1ヶ月に
なるけど、2週間ぐらいで手指の痛みが10→4に
緩和され、今は10→1ぐらいになった。
ついでに手指の痛みが緩和されたのと同じ
タイミングで、ドライアイ気味で不快感があり、
目も見えにくかったのが改善した。
目薬をさしまくってて、メガネもかけてたのが
そう言えばここ数日どちらもしてないなと思って
調べたら、更年期の症状にドライアイがあった。
先生はよかったですねぇ、とエクオールに食いつ
き、僕のバネ指も治るかな?と。良いこと聞いた
わ、ありがとうって。
でも、先生はオトコだしな…。
帰りに万博公園の向日葵フェスタ�に行ったら
休園日だった…
公園に定休日なんてあるんかい。
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- 2022年07月16日 23:06
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”動物が旅立ったのに涙が出ない”
( キョロちゃんさんのプロフィール)
この獣医さんのブログ、この記事は、
わたしが「むぎちゃんを思い出せない」
で書いた内容と同じだ!と思いました。
私も思ったほど哀しみが込み上げてこなか
った。
今はむぎちゃんのいない生活は本当に味気
ない。
時間的には出かけてもむぎちゃんの事を
考えず自由に出来たり、何なら泊りがけで
旅行もいけます。
でもね、どこも行きたい所なんてないし、
むぎちゃんと一緒にゴロゴロしてる以上に
楽しいことはないなと思う。
今月の11日ではじめての月命日でした。
早かった。すごく早かった。
いつか、"あの日のこと"を書いておこうか
それとも自分の胸の中に閉まっておこか
とも思ってます。
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- 2022年07月06日 23:00
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6月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1531
ナイス数:198
俺ではない炎上の感想
ある日突然、殺人事件の犯人として個人情報をSNSに晒され、警察にもネット民にも追われる事になったエリートサラリーマン。四面楚歌の逃亡劇と予想もしてなかった真犯人。最後まで読んで、よく解らんなぁとネタバレサイトを見て納得。難しいなあ。この作品に込められたメッセージは大事!
読了日:06月30日 著者:浅倉 秋成
夜に星を放つの感想
直木賞候補作。星にからめた5篇の短編集。どのお話も人と人の関係性で寂しさや悲しみを抱え、その気持ちを見ないように生きている。どれも切なく、心がギュッとなる読後感。
読了日:06月23日 著者:窪 美澄
マスカレード・ゲームの感想
「この国は、犯した罪の大きさに比べ、受ける罰が小さすぎる」そう感じる人にはとても共感しやすい事件が、いつものホテルを舞台に幕を開けた。脳内で映像が流れ、安定の面白さで一気に読み終えた。ラストで驚きと救いがあり、今後の展開がますます楽しみになった。
読了日:06月21日 著者:東野 圭吾
残酷依存症 (幻冬舎文庫)の感想
今作もグロくて悪意にまみれてて、残酷という言葉では物足りないほどの凄まじい行為。これほど残酷な処刑があるだろうかと思ってたが、その理由が分かったとき、自業自得だしまだまだ足りないと冷静になった。やー、しかし、存分に楽しめて一気読み。
読了日:06月18日 著者:櫛木 理宇
マイクロスパイ・アンサンブル (幻冬舎単行本)の感想
2つの世界がゆるりと繋がったお話。音楽フェスを知ってたらもっと楽しめたのかなあ。門倉課長がほんとにいい人で、みんな幸せになれたらいいよね。
読了日:06月16日 著者:伊坂幸太郎
読書メーター
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- 2022年06月25日 14:43
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むぎちゃんを思い出せない
( キョロちゃんさんのプロフィール)
むぎちゃんが亡くなって2週間たちますが、
亡くなって3〜4日経った頃から違和感がありまし
た。
悲しみの感情があまりこず、淡々と普通の生活を
営んでいるのです。
しばらくして、むぎちゃんの事を考えるときに、
時間軸がウサコさんたちと同じ10年前の記憶のよ
うに捉えてる事に気づきました。
ケージを見ても写真を見ても、懐かしいなぁとは
思うけど、そこに現実感がありません。
この部屋にむぎちゃんが数日前まで一緒にいたの
だということも、あまりピンとこないのです。
それだけでなく、むぎちゃんの記憶が曖昧になっ
ている事にも気づきました。
最期の日のことや、酸素室を使ってた4ヶ月の事
は覚えてるのだけど、元気だった頃の事が思い出
しにくいのです。
亡くなった事は、理解しています。
むぎちゃんの物を見たり考えたりしても、遠い昔
の事のようです。
だから、温かい気持ちにはなるけど、
思ったほど悲しくならないのです。
ウサコさんたちの写真を見て今さら泣かないのと
同じ感覚なのです。
亡くなってすぐは混乱しているだけだと思ってた
けど、とっくに落ち着いた今も変化はありませ
ん。
おかしいですよね。
自分なりに思う点は、
●近いうちに亡くなる覚悟をしていた
●毎日毎日、今日で最後かもしれないと思い、
気持ちを4ヶ月間伝え続けた
●やれる事はやったと思う、そこに悔いはない
●過度な延命は、苦しみを長引かせると葛藤が
あった
この辺は思いあたるのだけど、心の準備ができて
いたからと言って、7年間も一緒に暮らしていた
子が亡くなって悲しくないはずはないと思いま
す。
病気が分かってからの4ヶ月は、それこそ毎日
泣いていたのに、いざ亡くなると急に記憶が曖昧
になってしまいました。
自分でも困惑しているのですが、防衛本能が働い
たんじゃない?と言われたりもして、そうなのか
なぁと思ったりもしています。
メソメソするなという、むぎちゃんからの
メッセージかな。
よく撮ってたツーショット✌️�
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- 2022年06月13日 18:12
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むぎちゃん、ありがとう
( キョロちゃんさんのプロフィール)
先週の土曜日にむぎちゃんが亡くなりまし
た。
病気が分かってから、ちょうど4か月でし
た。
この4か月、"いのち"について、たくさん
たくさん考えました。
覚悟はしていたし、4か月べったり一緒に
過ごし、出来る事はやってきたので、
そこには大きな悔いはありません。
ただ、病気を早く発見できなかったことが
本当に悔やまれます。
むぎちゃん、先生たちも驚くほどよく
頑張ってくれて、4か月をかけ私に心の
準備をさせてくれました。
おかけで、特に慌てることもなく、すべて
を終える事ができました。
むしろ、その日のために準備をしている時
がたまらなく悲しかったです。
病気がわかってすぐにでも亡くなってしま
うと思った私は、真っ先に棺になる綺麗
な、むぎちゃんサイズの段ボールを用意
したのですが、これが一番悲しかったで
す。
むぎちゃんをお迎えして7年。
本当に怖いぐらい幸せな時間でした。
むぎちゃん、楽しかったね。
むぎちゃん、ありがとうね。
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- 2022年06月08日 13:15
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5月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2166
ナイス数:251
生を祝うの感想
「合意出生制度」ができた未来の日本。妊婦は胎児が9ヶ月のときに「産まれてきたいかどうか」の検査を受け、胎児の合意なき場合は堕胎しないと犯罪者になる。突飛な設定ではあるが、産まれる意思決定が現在と逆だ。何とも複雑な気持ちが残るが面白かった。芥川賞受賞作も読みたいな。
読了日:05月30日 著者:李琴峰
そして生活はつづく (文春文庫)の感想
星野源の人間的な部分を垣間見れて面白かった。「逃げ恥」の役柄とは正反対に近い生活スタイルと、ある種の生きづらさのようなものを感じる。はじめてエッセイを読んだけど、本当に多才な人だと思う。ガッキーまで射止めて多才すぎるだろ❣️
読了日:05月26日 著者:星野 源
妻の罪状 (実業之日本社文庫)の感想
身近な家族を中心とした怖いミステリが7篇。読みやすく、人間が一番怖いなあと思いつつも、よく似た設定と単調さが否めず、読後は何も残らない感じ。久しぶりの新津きよみさんだが、こんな作風だったかなあ。
読了日:05月25日 著者:新津 きよみ
チョウセンアサガオの咲く夏の感想
バラエティに富んだ短篇集。ショートショートのような話や、ゾクッとくるもの、じんわりくるものなど色んな作風が楽しめる1冊。最後の佐方検事のスピンオフを読んだとき、やはり著者の長編を楽しみに待ちたいと思った。
読了日:05月18日 著者:柚月裕子
アルツ村の感想
認知症介護に関わる家族の疲弊、患者本人の尊厳などさまざまな問題提起をした意欲作。認知症患者のみが集められたアルツ村は家族も本人にとっても救いの村だった。これはアリかナシかで言うと「アリ」だと思う。認知症と共に自立して暮らせる村は、本人にとっても良さそう。小さな違和感を感じてはいたが、まさかそういうことか。
読了日:05月13日 著者:南 杏子
刑事弁護人の感想
女性警察官によるホスト殺害事件を軸に、その弁護人や事件で家族を亡くした人々の思いが辛くのしかかってくる。次々と明らかになる真相に心が重くなる。憎しみの連鎖。重いてーで500p超えの力作、後半の裁判シーンは圧巻。
読了日:05月09日 著者:薬丸岳
病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
シリーズ第4弾は中篇が3話。このシリーズはサクサク読めて好きなんだけど、今回はちょい苦戦した。毒島さんはじめ登場人物の魅力が少なく、漢方の知識がやたら多くて難しく斜め読み。蘊蓄過多かな。
読了日:05月01日 著者:塔山 郁
読書メーター
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- 2022年05月09日 23:59
-
診察。バネ指、再び手術
( キョロちゃんさんのプロフィール)
早めの診察日でした。
▪️うさぎは大変ではあるが、落ち着いて元気にし
てくれている。
▪️私も何とか元気にしている。
▪️一昨年に右手を手術したバネ指が、今度は
左手を手術することになった。
すでにステロイドを5回注射していて、もう
手術するしか仕方がなくなった。
左手を使えなくなるのは、うさぎの事があるから
何とか避けたかったんだけど…。
▪️うさぎが2月上旬から体調を崩して、看病する
うちに、睡眠薬をすっかり断薬できた。
15年ほど飲んでたのに、驚いているし嬉しい。ブログで全文を読む
- 2022年05月08日 18:10
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4月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1565
ナイス数:169
#真相をお話ししますの感想
読後にそういうことか!と思わせられる5つの短篇。どれも捻りがきいていて面白かった。どの話も日常的なシーンが多かったので、自分の生活ももしや真相は別にあるのでは?と思ってしまう。真相を知るのはいいことなのかどうか…。一気に読み終えた。 #NetGalleyJP
読了日:04月28日 著者:結城 真一郎
看守の流儀の感想
刑務所が舞台の5話からなる連作短編集。重厚な人間ドラマであり、ミステリーでもあり読み応えがあった。刑務官と囚人とのやり取りが繊細に描かれていて胸を打つものがあった。最終話ですべての伏線が回収され、小さな違和感が大事な鍵になるなと改めて思った。続編も読みたい.
読了日:04月21日 著者:城山 真一
黙約のメスの感想
肝移植を巡り、様々な立場の人たち目線のストーリー。どの立場の人も悪い人はいなく、それぞれの主義主張があり、立場が違えば見え方が違い移植の難しさがよく分かる。医療ミステリとしては弱いが骨太な内容で読み応えがあった。ただ、主人公の医師目線でのストーリーも読みたかった。
読了日:04月17日 著者:本城雅人
さよならの向う側 i love youの感想
前作を読まずにいきなり今作を読んだ。大切な人の死から始まる優しく愛おしい物語。まるで心が洗われるようだ。人が人を想い、その想いが繋がっていく様子に声を上げて泣きたくなる。前作も読んでみたい。 #NetGalleyJP
読了日:04月12日 著者:清水晴木
燕は戻ってこない (集英社文芸単行本)の感想
非正規で日々の暮らしもカツカツで何とか東京に留まる29歳リキと、不妊に悩むそこそこ豊かな夫婦。代理母出産の契約を交わした両者の心情がとてもリアルに伝わってきて、400p超えの大作を一気に読み終えた。代理母がテーマではあるが、同じ日本に暮らす者同士の経済格差、そこからくる価値観や考え方の違いなどに圧倒されてしまった。すべては、最後のために。代理母は売春と同じく貧困ビジネスで、売る人がいるから買う人もいて、買う人がいるから売る人もいて。どっちもどっちな気がするな。
読了日:04月07日 著者:桐野夏生
ダーウィン事変(1) (アフタヌーンKC)の感想
2022年マンガ大賞受賞作。これは面白いわ!面白いだけじゃなく、考えさせられるな。人間or not人間、人間の優位性はどこから来るんだろう。
読了日:04月01日 著者:うめざわ しゅん
読書メーター
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- 2022年04月23日 16:23
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むぎちゃんの肖像画
( キョロちゃんさんのプロフィール)
お願いしていたむぎちゃんの肖像画が
完成しました。
大好きなりんごを食べてるところです�
�イケメンにかけてるー?
絵の中のりんごも気になる�
こちらは、10年ほど前に描いていただい
たウサコさんとう〜太の肖像画です。
今回、宝ものが増えました。
さてさて、むぎちゃんは元気にしています
イチゴの気配を察し、上半身だけを出して
イチゴを食べる横着ぶり
ペロリ
ツーショット✌️
お部屋に出る時間が日に日に伸びて、
変わらずまったりとぐりぐりしてます。
肺から漏れた空気を抜く処置を2回したの
ですが、随分楽になったんだと思います。
まあ、ぼちぼちやっていこうと思ってま
す。
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- 2022年04月01日 12:18
-
3月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1970
ナイス数:265
古本食堂の感想
亡き兄が営んでいた神保町の古書店を継ぐためにやってきた人の連作短篇。本にまつわるお話と、美味しいもののあれこれ。両方とも魅力的で、とても心地よかった。古書店巡りも楽しそうだなあ。
読了日:03月31日 著者:原田 ひ香
彼女の背中を押したのはの感想
相談があると姉にメールをした後、妹はビルから転落。事故か自殺か。姉が妹と関係があった人たちに話を聞いているうちに見えてきたもの。少しずつ妹の印象が変わっていくのと、勤務先である書店の女性軽視な風潮と現場の苦悩が見えて来た。前作から少し作風が変わり、今作はミステリ要素もあり面白かった。
読了日:03月26日 著者:宮西 真冬
ミシンと金魚 (集英社文芸単行本)の感想
ひとりの女性の一生を描いた作品。カケイさんという認知症の老女の話で、読み進めると壮絶な半生が徐々に明かされ一気に読み終えた。哀しくも愛おしい地獄の半生を読み、こうやって生きて死んでいくのかもしれないと思った。すごいものを読んだな。
読了日:03月24日 著者:永井みみ
砂嵐に星屑 (幻冬舎単行本)の感想
テレビ局で働く4人の連作短篇。どの話も人物に対する斬り込みが秀逸で、彼らのどうしようもなく不器用でままならい思いが胸に迫ってくる。どれも救いの見えるラストで、短篇ながら非常に濃縮された満足感がある。めっちゃよかった。
読了日:03月22日 著者:一穂ミチ
子のない夫婦とネコの感想
ペットの犬や猫と飼い主のほっこりした日常を描いた短編集。野良猫を保護して飼ったり、成り行きで犬を貰いうけることになったり、色んな経緯でどうぶつとの暮らしが始まります。これは犬猫だけではなく、どうぶつと暮らしてる人ならとても共感できると思う。ああ、平和そうな暮らしに和んだな。
読了日:03月20日 著者:群ようこ
灰色の評決の感想
姉妹が惨殺された事件で裁判員裁判にかけられた犯人の男。そこで死刑判決が下るが冤罪の可能性が…。リーガルミステリーというより2時間ドラマになりそうなサスペンス。裁判員をした人たちが真犯人を追う。謎が謎を呼び面白かった。まさかの真相は恐ろしいものだったなあ。
読了日:03月04日 著者:犬塚 理人
人はどう死ぬのか (講談社現代新書)の感想
著者の本は小説も含めて全部読んでるので、死に対する考え方は何度も触れてきた。今回、ハッとさせられたのは、多くの人が望む「ピンピンコロリ」はタバコを吸い酒を飲み、不摂生な生活をしてる人がよくなるそうで、逆に食生活に気をつけ運動もしてる人は内臓も健康で元気なのでそう簡単には死ねないということ。健康寿命を意識して生活してる人はピンピンコロリから遠ざかるという皮肉。死を見た事がない現代で難しいかもしれないが、死は近くにあることを意識して備えておいた方がよいだろう。
読了日:03月02日 著者:久坂部 羊
ミラーワールド (角川書店単行本)の感想
男女逆転の世界を描いたミラーワールド。男女格差ではなく女男格差、夫婦ではなく婦夫など言葉の問題から、お婿に行き家事育児するのは男、性被害に遭うのも男など徹底して男女逆転を描くことで、自分でも気づいていなかったジェンダーが浮き彫りになる。なるほどなあと面白かったけど、一番しっくりきたのは男子中学生ふたりの友人の話だった。
読了日:03月01日 著者:椰月 美智子
読書メーター
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- 2022年03月29日 21:49
-
濃密な日々
( キョロちゃんさんのプロフィール)
実は、むぎちゃんは重度の気胸で酸素室で
生活をしています。
3月初旬にCTを撮った時には、すでに片
方の肺がつぶれていて、どうにもならない
状況で、とりあえず漏れ出した空気を抜く
処置だけしてもらいました。
どうか苦しくなく、苦しくなく。
今の私の唯一の願いは、それだけです。
ぐりぐりは、この穴から。
ウサコさんとう〜太は突然だったけど、
むぎちゃんは時間的に猶予があるので、
命の終え方などいろいろ考え続けていま
す。
苦しくなく、苦しくなく。
気胸と確定したのは3月初旬だけど、
鬱滞のような症状は2月中旬からあり、
3日ごとぐらいで点滴に行ってました。
そして、肺に映る影。
りんご、おいしいね。
鬱滞のような症状は、呼吸困難のストレス
で、胃腸機能が低下して起こっていたそう
です。
対処療法で点滴をしていたけれど、呼吸
困難を治さないと胃腸機能も治らないので
す。
でも、呼吸困難はもうどうにもできないの
です。
点滴治療もやめたら、少し元気になりまし
た。
1か月ぶりに5分だけ部屋んぽしました。
覚悟を決めて、覚悟を決めて、戻ってこれ
ないかもしれないと。
呼吸が止まるかもしれないと。
病気が分かってから、寝る時も寝室から
布団を持ってきて、一緒に寝ています。
肺がこんなになる前に、なぜ気づかなかっ
たのか。
片肺がつぶれて機能していないと言われた
あとでも、思い当たる症状はありません
でした。
鬱滞のような症状で病院に行く前日も、
いつものようにコタツの周囲を追いかけっ
こしてたのです。
いったい、どこで見落としていたのか。
悔やまれます。
今日は一緒にお花見しました�
どうか苦しくなく、苦しくなく。
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- 2022年03月03日 15:16
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2月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
2月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1053
ナイス数:162
もう別れてもいいですかの感想
58歳の主婦が夫と別れるまでの物語。読み手の世代でリアルさが違ってくるだろうなあ。うわーっと思いながら、一緒にいて息がちゃんと吸えなくなる相手とはとっとと離婚していいと思う。子育てというプロジェクトを終えたら夫婦解散でOK。離婚するのにこんな大変な世代なんだな。お幸せに!
読了日:02月24日 著者:垣谷美雨
マンモスの抜け殻 (文春e-book)の感想
高齢化が進んだ都心の巨大団地で介護施設の経営者が殺された。担当の刑事、介護施設職員の男、美人投資家…この団地で育った幼馴染が再会。高齢化、貧困格差、8050問題など色んな社会問題を絡めた作品。40年前の"秘密"は許し難いものがあるな。
読了日:02月11日 著者:相場 英雄
真夜中のマリオネット (集英社文芸単行本)の感想
婚約者を殺された女性救急医が救った美少年は、連続殺人鬼だと警察から告げられた。疾走感あふれる展開で、二転三転しながらようやく決着がついたと思ったけど、じわじわ感じてた違和感で、やっぱりそっちかーい!めちゃくちゃ面白かったけど、救急医の描かれ方があまり好きではなかった。一気に読み終えた。
読了日:02月02日 著者:知念実希人
読書メーター
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- 2022年02月16日 21:11
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【記録】立て続けに、鬱滞
( キョロちゃんさんのプロフィール)
大晦日、2/12(土)、2/16(水)と立て続けに軽めの
鬱滞になっている。
前兆として気になったことは、
▪️午前中までは巨大うんちをたくさんしてたのが
お昼寝してる間に出たうんちは米粒なみの極小に
なっている。その後も極小のまま。
牧草も食べてるし元気もあるのに、うんちだけが
小さくなった。しかも午前中から2時間後に!!
▪️寝そべらず、うずくまって寝てるのがいつもと
違うのと、寝てるときのクシャミが目立つ。
後から考えても、異変と感じたのはこれだけ。
胃腸の働きをよくする薬は事前に処方されている
ので、すぐさま薬を飲ませたが、翌日が定休日で
もあり診察を受けた。
お腹も柔らかいし何でかな?と先生も首をかしげ
るが、点滴をして引き続き薬を飲ませるように
とのことだった。
急変したときのために、一晩中お水を飲ませたり
胃腸を止めないように野菜を少し与える事で
牧草を食べるよう促し続けた。
夜10時から明け方5時までの間にしたうんちは
たったの3個。
明け方5時にやっと大量のうんちとおしっこが
出て、朝ごはんも一気に完食し、牧草もかなり
食べるようになった。
それからはかなり上向きになり、2日ほどで元気
になった。
こういう流れの軽めの鬱滞が立て続けにあり、
今日の午後からも同じ前兆と状況があり、診察に
行って点滴してきた。
なんでかなあ。
以上、忘備録でした。ブログで全文を読む
- 2022年02月05日 16:51
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1月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
1月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2259
ナイス数:277
7.5グラムの奇跡の感想
町の眼科医院で働く新人視能訓練士の連作短編。初めて聞く職種、仕事内容の奥深さに魅せられた。と、同時に目の病気の怖さ、見えなくなる怖さを知り"見えるという奇跡"に感謝。目を大切にしよう。タイトルの意味はそういうことなのね。
読了日:01月28日 著者:砥上 裕將
アンメット(1) ーある脳外科医の日記ー (モーニングコミックス)の感想
1〜3巻まで読了。面白かった!著者はもと脳外科医で、色んな症例を暗くなりすぎず描いている。脳外科版コウノドリという感じ。
読了日:01月23日 著者:大槻閑人,子鹿ゆずる
道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられるの感想
キャッチーなタイトルだがリアルな話で、内容はリハビリの重要性と課題、医療と介護の連携など重要でありながらも不十分な現状を書かれている。介護の知識なくても非常に分かりやすく、昨年発行の本なのでデータも制度も最新だ。確かに、待機児童は問題になるが、待機老人はニュースにならないな。
読了日:01月22日 著者:神戸 利文,上村 理絵
誰かがこの町での感想
この町で起きたことは、私が住む町のことかもしれない。隣近所の付き合いは絆と言うより、その町で孤立しないための手段かもしれない。そこにいない住人たちの噂話や監視社会ができあがる。展開もリアルで先が気になり一気に読み終えた。#NetGalleyJP
読了日:01月17日 著者:佐野 広実
パラソルでパラシュートの感想
「スモールワールズ」でハマった作家さんだけど、楽しみにしてた新作は冒頭から乗れずに読了できなかった。次作に期待して待とう。
読了日:01月16日 著者:一穂 ミチ
残照の頂 続・山女日記 (幻冬舎単行本)の感想
「山女日記」の続編。色んな事情を抱えた人たちが、その思いを噛み締めながら山に登る。どのお話もよかったが最終話は泣きそうになった。山の描写がとてもリアルで情景が目に浮かぶ。立山は私も登ったので、懐かしい名称がたくさん出てもう一度登りたくなるなあ。
読了日:01月13日 著者:湊かなえ
微光星の感想
死刑制度の「死刑の基準」について、一石を投じる作品。孫娘を殺害された男が自身のすべてをかけて国家に挑む。よくある復讐ものかと思いきや、想像を上回る大きな話だった。死刑基準は曖昧な上に、裁判官によって差が出るだろう。この男が求めた事の本質は、私も大賛成だ。著者は還暦を迎えてこれを執筆したという、すごいデビュー作。
読了日:01月10日 著者:黒谷 丈巳
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (『このミス』大賞シリーズ)の感想
「僕を殺した犯人に、僕の全財産を譲る」という奇妙な遺言状を残して死んだ製薬会社の御曹司。元カノでおカネ大好きな弁護士が大活躍。女性弁護士の際立つキャラと、その有能さは気持ちがいい。設定からして興味をそそられ、伏線回収もお見事。弁護士である著者ならではの作品かな。
読了日:01月06日 著者:新川 帆立
読書メーター
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- 2022年01月20日 00:06
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2022年はじめての診察
( キョロちゃんさんのプロフィール)
▪️元気にしていた
▪️年末にうさぎが体調崩して、救急に行ったり
大変だった。
▪️12月下旬からヘルストロンには行ってなくて、
また便秘が復活して薬を飲んでいる。
コロナも危険なので当面行かない。
先生からは、帰省はしなかったのか?
年末年始も体調を崩さず過ごせたのか?
を聞かれた。
帰省もせず、元気に過ごしてた。と答えた。ブログで全文を読む
- 2022年01月05日 16:32
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2021年12月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
12月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2389
ナイス数:273
闇祓【電子特典付き】 (角川書店単行本)の感想
辻村さん初のホラーミステリ。怖いしめっちゃ面白かった。闇を撒き散らす人、闇に囚われる人、こういう人は現実にいるし、ふとした拍子に自分もなってしまうんじゃないかという怖さもある。だって、闇ハラとの境界線は曖昧だと思うから。
読了日:12月29日 著者:辻村 深月
麻酔科医ハナ : 1 (アクションコミックス)の感想
2巻まで読了。麻酔科医の労働環境の過酷さに驚く。麻酔科医なしでは手術はできないのに、なぜ外科医の僕のような扱いをされるのか?執刀医は患者さんからお礼を言われるけど、麻酔科医はないんだよはね。。
読了日:12月27日 著者:松本克平,なかお白亜
ギフト± コミック 1-6巻セット (ニチブンコミックス)の感想
命の有効利用、大事。悪人も最期ぐらい人の役に立つのも悪くないだろう。わりと好きな感じで面白かった。
読了日:12月27日 著者:ナガテ ユカ
R.I.P. 安らかに眠れの感想
SNSで接触してきた3人の自殺志願者を、殺害した事で逮捕された男の裁判。死を扱った著者らしいテーマで、今回は自殺。絶対的に死を否定し、生きることのみを強いる社会は残酷だと思う。安楽死が認められていないからこそのやむを得ない状況だったのだろう。最後はちょっと混乱したな。
読了日:12月24日 著者:久坂部 羊
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (新潮文庫)の感想
英国で暮らす日本人の母とイギリス人の父を持つ子どもの話。すごくよかった。英国の階級、貧困、分断、差別が日常にある生活の中で逞しく育つ姿に嬉しくなる。頭も心も柔らかい子供のうちに、こんな環境で育つメリットは大きいだろうなあ。価値観や考え方などが固まっている私からしたら、彼の適応力は素晴らしいと思う。続編も読んでみようかな。
読了日:12月17日 著者:ブレイディみかこ
久遠の檻―天久鷹央の事件カルテ―(新潮文庫nex)の感想
今回のテーマは不老不死。旬のワードを散りばめ、真相が分かった時にはその異常さに背筋が凍ったが、実際あり得ない事でもないかなと思った。メンバーのやり取りは変わらず濃厚で笑える。あと、鷹央先生がさらに成長している気がした。
読了日:12月15日 著者:知念実希人
毎日世界が生きづらいの感想
これは著者ご自身がモデルなのか、細部からリアリティが強くて読んでて苦しくなる作品だった。親子、友人、夫婦…色んな人間関係において不器用すぎるのか。特に夫婦の話がしんどかった。「生きづらい」という言葉は好きではなく、「不得手」の方がしっくりくるかな。
読了日:12月14日 著者:宮西 真冬
花束は毒の感想
結婚をやめろと強迫してきた相手を探すよう探偵に依頼した。読みやすい文体で一気に読んだけど、犯人とそのカラクリは途中で予想がついた。こんな人間が近くにいるとしたら怖くて仕方がないな。私なら逃げ出す。やはり人間が一番怖いと思った。
読了日:12月09日 著者:織守 きょうや
不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方の感想
92歳と54歳の精神科医同士の対談、第二弾。前作よりかなり具体的な内容で共感するところも多く、スッと理解できる教えが多かった。恒子先生の感じ方の大きな部分に"戦時中"があるので、そこは奥田先生がうまく現代と調整してる感じ。今後の不安は誰しもあるが、「今、ここ」にフォーカスする事が大事。
読了日:12月02日 著者:中村 恒子,奥田 弘美
読書メーター
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- 2022年01月02日 12:15
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元気になりました
( キョロちゃんさんのプロフィール)
むぎちゃん、元気になりました。
ご心配いただいて、ありがとうございまし
た�
日記を読み返したら、昨年も年末年始あた
りに、まず私が体調を崩して、その後
むぎちゃんも体調を崩してました。
年末年始あたりは鬼門ですわ…
かあちゃん、どっと疲れたので、ゆっくり
過ごそうと思います。
みなさんも、よいお正月をお過ごしくだ
さいね�
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- 2021年12月31日 23:54
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2021年は看病で暮れていく
( キョロちゃんさんのプロフィール)
31日の夜中に少し異変を感じ、5時頃には明らか
な異変を感じ、病院が開くまでの間ずっと軽く
撫でマッサージを続け、9時頃には回復したかの
よう。
でも、正月休みに入るし迷った末に病院に。
はじめてのレントゲン、血液検査…すごく
ストレスで疲れたと思う。
どちらも、異常なし。
でも、やっぱり異変はある。
年末年始はむぎちゃんにかかりきり。
私も今日は2時間睡眠だったので疲労困憊。
今夜も寝るのも怖いな。
むぎちゃん、がんばれ!!ブログで全文を読む
- 2021年12月21日 20:23
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2021年最後の診察
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️元気にしている
▪️先日のビル放火事件から気分が塞いでいた
梅田は会社もそうだったし、よく知ってる場所で
あんなひどい事件が起きたことにショックを受け
精神科クリニックだったことも大きなショックだ
った。
亡くなった先生や患者さんには言葉も見つからな
いけれど、残された患者も突然行き場を失い、
薬も早急に手に入れないといけないのに、一から
病院探しや新しい先生と関係を築いていかないと
いけないなんて、私なら想像もしたなくないほど
苦しいことだ。
患者さんたちはどうなるんですかね?
と、話したら、精神科クリニック同士で横の繋が
りがあり、◯◯連合会に入ってるクリニック同士
で、患者さんが来たら受け入れるという取り決め
をしてると先生は言ってた。
▪️ヘルストロンに行って、便秘が治った話
先生はヘルストロンの名前は聞いた事があると
言ってた。
無料で受けられるならいいけど、高い椅子を買う
とかいう話なら止めようかなと思ったらしい。
(きっと、躁状態を心配したんだろうな…)
ということで、今年の診察は終わり�ブログで全文を読む
- 2021年12月11日 18:47
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ヘルストロンに行ってみた。
( キョロちゃんさんのプロフィール)
電位治療のヘルストロンの無料体験に行き
始めて1ヶ月。
ほんとは毎日行くのがベストなのだけど、
私は週1回程度しか行けていない。
この1ヶ月で5回行ったかな。
もともと母が2年近く無料体験に通ってい
て、私は腰のリハビリに通ってるので
ヘルストロンも行ってみたら?と勧められ
たのです。
調べると、頭痛、便秘、不眠、肩こりの
4つの症状には効果ありと厚生労働省が
認めていて、医療機関にも入ってました。
でもでも、胡散臭いのと面倒なのでずっと
行かずにいたのです。
それがなぜ行き始めたかと言うと、耳鼻科
にヘルストロンを置いてるクリニックが
わりとあることを知り、私が飲んでる薬も
血流を良くする薬だったのです。
ヘルストロンは電流を流す事で血流を良く
し、様々な不調を改善するものなので、
血流⁉️血流⁉️と紐付き、耳を治したくて
速攻で体験に行ったのです。
結果、行き出してすぐに便秘が治りまし
た。
長年薬を飲んでも苦労してて、薬の量も
増えていってたのに、行き出してからこの
1ヶ月薬を飲んでいないのです。
嘘みたいなほんとの話。
耳はヘルストロンに行き出した頃には
治りかけだったので、ヘルストロンの効果
がどれほどあったのかは分かりません。
でも母が行ってる所には耳鳴り30年歴の
男性がすっかり治ったというので、期待
しています。
耳鳴りも私の内耳の症状も、血流が大きく
影響するので、だからこそ耳鼻科にも導入
されてるのだと思います。
頑張ってもう少し通いたいなと思ってます
とりあえず、便秘が薬が不要になったのが
嬉しくて嬉しくて。
歩いて行くので、往復で3.6km。
いい運動にもなってるかな。
さて、むぎちゃんはお顔に冬がやってきま
した。
眉毛ができ、
ほっぺたも怖い人のような模様が入り、
お鼻の上にも。
�みんな風邪ひかないようにねー
むぎちゃんはコタツの中でぬくぬく。
もうすぐ今年も終わり、早いなあ。
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- 2021年12月03日 21:54
-
11月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:552
ナイス数:214
N (集英社文芸単行本)の感想
全六章、それぞれの冒頭だけ書かれていてどの章から読んでも自由というワクワクする企画だった。本も章ごとに逆さまに書かれていて、上下ひっくり返しながら読んだ。こんな仕掛け楽しすぎる天才かよ!物語も暗めな感じで良かった。違う順番で読んでたらどういうふうな話になってたのか興味深い。
読了日:11月23日 著者:道尾秀介
六人の嘘つきな大学生 (角川書店単行本)の感想
人気IT企業の採用面接、最終試験に残った6人の大学生。びっくりするほど面白かった‼️最初から最後まで面白かった。読み進むにつれ見えてる世界がガラリと変わる爽快感、鼓動が速くなるほどの心理戦、膨大な伏線を見事に回収。書き方でこんなに印象が変わるのか。すごいものを読んだな。初読み作家さん、素晴らしい出会いに感謝❣️
読了日:11月18日 著者:浅倉 秋成
レゾンデートルの祈りの感想
安楽死が合法化された近未来で、安楽死希望者と面談をするアシスターが主人公。どのお話も綺麗にまとまりすぎて、まあ、安楽死希望者を翻意させる着地点しかないのかなあ。生きさせることだけが救う事ではないと思うけど。
読了日:11月15日 著者:楪 一志
ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語の感想
魔王に集められた人間10人が「人類は存続するべきか、滅亡するべきか」を議論する会話劇。とても面白かった。議論の中心になっている反出生主義についての意見やその考え方も非常に興味深い。道徳や善悪、無から有を創ることなど、彼らと一緒に考えると実に面白い。正しいことはひとつではなく、それぞれの正しさがあるのだと思った。あたま、使ったなあ。
読了日:11月03日 著者:品田 遊
読書メーター
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- 2021年11月26日 21:02
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診察。耳が治った
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️元気にしている
▪️耳がほぼ治ったと思う
気圧の上下がひどい日も症状が出なかった。
ストレスや疲労、寝不足などで悪化するらしいの
で気をつけて生活しようと思う。
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- 2021年11月06日 14:25
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楽しい季節がやってきた
( キョロちゃんさんのプロフィール)
今年もやってきました。
むぎちゃん、楽しくて楽しくてお昼寝して
る場合ではないのです。
ごはんを食べるのも無精して。
寝るのもコタツの中で。
夜だけかあちゃんともゴロゴロしてくれま
す。
触れ合いが減ったので、コタツ出したのは
失敗だったかな?笑
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- 2021年11月03日 16:13
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10月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2214
ナイス数:366
アルテミスの涙の感想
事故で眼球以外どこも動かず寝たきりの「閉じこめ症候群」になった女性が妊娠した。誰が、どうやって?1日で読んでしまったが、あり得ない設定だし、読み進めるにつれやはりあり得ないし…。途中で何となく真相が分かったけど、最後の最後の問いは難しいなあ。下村さんには期待値が大きいので、リアリティのなさがちょっと残念だったかな。
読了日:10月31日 著者:下村 敦史
嗤う淑女 二人の感想
手掛かりも掴めないまま連続して起きる大量殺人事件。やがてひとりの人間が容疑者に浮かぶ。これは前のシリーズは忘れたけど、残虐でサイコな殺しがたまらない。次の展開が気になり一気読み。サイコな奴は殺しに動機もいらないとうことか。続編もありそうで楽しみ!
読了日:10月28日 著者:中山 七里
透明な螺旋の感想
ガリレオシリーズ10作目。いつものペースとガラリと違い、湯川学を紐解く作品で驚きの連続だった。今までの作品では湯川学の背景やルーツはほとんど描かれていなかったものね。人はひとりでは生きられない、ガリレオも人の子であった。
読了日:10月25日 著者:東野 圭吾
スモールワールズの感想
直木賞候補作だった作品。めっちゃよかった!不器用で切なくて、たくましさの詰まった6つの短編集。どの短篇も味わい深く、最後にゾクっとしたり印象が変わる。特に「魔王の帰還」が圧倒的な面白さ。この作品は何かの賞を受賞すると思う。
読了日:10月18日 著者:一穂ミチ
ヴァイタル・サインの感想
著者の作品はデビュー作からずっと読んでるが、終末期病棟で働く看護師さんを描いたこれは、キツすぎて読むのがしんどかった。過酷すぎるブラックな働き方、怒鳴り散らす患者やその家族、心ない医師の言葉…もうお腹いっぱい、頭が痛い。いつ自殺してもおかしくないような極限状態で、最後は光が見えた描き方だけど、あんなのは光でも何でもないと思う。どうしたらいいんだろうね。疲れたわ。
読了日:10月12日 著者:南 杏子
アラフィフ婚活の感想
著者の「婚活してみたらすごかった」のレビューを見て、すぐに借りられたこちらから読んでみた。めちゃくちゃ面白いし、よくわかる。男女とも50近くになれば、自我が大きくなりすぎて譲れないものが多すぎる。条件から入る婚活は、自らを商品化して戦略的に活動する必要があるのだろう。著者は40歳から婚活を始めたらしいが、何歳で実を結ぶのか続編よ読みたい。
読了日:10月07日 著者:石神賢介
救急患者Xの感想
重症患者が次々と搬送されてくる病院で、トイレの鏡に血文字で書かれたものが発見された。ページ数が少ないわりに色んな要素を詰め込みすぎた感じ。医療?ホラー?ミステリー?最初は面白かったが、ちょっとあっけなかった。
読了日:10月06日 著者:麻生 幾
水たまりで息をするの感想
ある日、夫がお風呂に入らなくなった。見た目も臭いも強烈だ。そんな夫に戸惑いつつも、少しずつ受け入れていく妻だが…。無理だ、絶対に無理だ。こんな状態で結婚生活を継続するのは無理だ。夫のためにそこまでしたのに、最後はもやもや。芥川賞候補作にしては分かりやすく一気読みだった.
読了日:10月04日 著者:高瀬 隼子
夜が明けるの感想
5年ぶりの長編はすごくよかった!俺とアキの幼少期からの物語。貧困に喘いだ幼少期、学生時代、テレビ番組の制作会社や劇団。読み進むにつれ彼らの世界にのめり込んだ。誰かに傷つけられたり、自らを傷つけたり、痛々しくて苦しくなる。ラストに向かうにつれ著者の思いが溢れて泣きそうになる。いい作品を読ませて頂きました。 #NetGalley
読了日:10月01日 著者:西加奈子
読書メーター
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- 2021年10月27日 23:21
-
診察。耳の不調が続く
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️元気にしている
▪️先月話した耳の不調が続いている。
低音が聴こえない難聴だったのが聴力は戻ったけ
ど、耳の詰まりは治らない。
医師から眩暈のないメニエール病と言われ治療が
スタートした。
長期戦を覚悟して近くの耳鼻科クリニックに転院
したら、メニエールではなく、耳管機能がうまく
働いていないだけだと思うと言われ、メニエール
の薬は中止。
実際、薬の効果は全くなかったので、効果がない
と言う事はメニエールではないということと言わ
れた。
鬱でもそうだが低気圧になると耳もかなり辛い。
気象病で付き合っていくことになると思うと
言われたが、薬物療法もしているところ。
と、伝えた。
先生が「眩暈はあるの?」と言ったので、2回ほ
ど3〜4秒程度のふら〜とした眩暈があった。
先生も頭位変換…とかいう頭を上にしたら眩暈が
する病気を抱えているらしく、仰向けに寝れない
ので、美容室のシャンプーや歯医者さんが困ると
言ってた。
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- 2021年10月17日 23:51
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むぎちゃんが家族になった日
( キョロちゃんさんのプロフィール)
タグに乗っかり、むぎちゃんをお迎えした日のことを。
2015年8月18日。
暑い日のお昼12時頃、我が家にやって来た。
悩んで悩んで、里親募集の貼り紙をされる直前に連れて帰った来た。
これは、お姉ちゃんとお兄ちゃんに、新しく弟が家族に加わったことを
紹介したもの。
お店を出るとき、店員さんが「この子、朝ごはんをまだ食べてないですから」
と、まるで天気の話をするように言われて、ものすごく腹が立ったのを
今でも覚えてる。
もう、お昼やで⁉︎
売れ残ったむぎちゃんがずさんに扱われてるようで悲しく、ひと言いってやろうと
思ったけど、暑い日に一刻も早く帰りたくて、そのまま帰った。
帰ってすぐにごはんをあげたら、周囲を見渡すわけでもなくガツガツと食べ、
お腹がふくれたら爆睡した。
これはお店の人のアドバイスで大きなトイレの金網をはずしたもの.
お店ではトイレを置いてなかったので、金網に乗ったこともなく、まずは金網を
外して慣れてもらうよう言われた。
そしたら、トイレではなくベッドになった。
そして、まずはウサコ姉ちゃんのお下がりのトイレを置いてみたら、
やはりベッドになった。
可愛かったなあ。
これが、お迎えした1日目のできごと。
むぎちゃん、あれから6年、幸せいっぱいの宝物のように毎日をありがとう。
本当にありがとう。
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- 2021年10月04日 14:27
-
9月の読書
( キョロちゃんさんのプロフィール)
9月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2211
ナイス数:335
能面検事の奮迅の感想
表情筋がピクリとも動かない能面の不破検事シリーズ。森友学園問題をモチーフにした事件を扱っていて、なかなか読み進まなかった。さすが中山さん、森友では終わらなかった。不破検事、岬検事、御子柴弁護士の豪華メンバーで新作読みたいなあ。
読了日:09月27日 著者:中山 七里
死にたがりの君に贈る物語の感想
小説の人気シリーズが未完のまま、作者の訃報が告げられた。物語の結末を知るため、小説の世界を再現した廃校に集まった7人。これは、愛と救済の物語だ。読み始めからは想像つかなかった感動の結末に涙。ミステリーとしても面白いが、作家や作品への愛が溢れている。めっちゃよかった。
読了日:09月23日 著者:綾崎 隼
雨の日は、一回休みの感想
時代の流れについていけないおじさんの話が5篇。部下から身に覚えのないセクハラを訴えられたり、氷河期世代の密かな楽しみなど、爆笑ものから哀愁漂うものまでとても面白かった。おじさんの心情がリアルすぎて、至る所に生息してるのだろう。いや〜笑った笑った。
読了日:09月14日 著者:坂井 希久子
この場所であなたの名前を呼んだの感想
NICUが舞台の連作短編。今にも命の灯が消えそうな、小さな小さな赤ちゃんがいて、必死に助けようとする医師がいて、無事を祈る父と母がいて、なかなかシビアな現場だなと思った。どのお話も最後が少し曖昧なままで余韻が残る。一番最後のお話が好き。
読了日:09月12日 著者:加藤 千恵
本が紡いだ五つの奇跡の感想
編集、小説家、装丁デザイナー、書店員、読者。1冊の小説を世に出すのに携わる5人の物語。そらぞれのエピソードがめちゃくちゃ温かくてじんわり心に沁みるものばかり。1冊の本を作るためにこんなにも熱い思いや覚悟があり、それぞれに物語がある。読み終えたとき、「さよならドグマ」を胸に抱きしめて、携わった方々の声に耳を傾けたくなった。※装丁デザイナーの章で出てきた、本棚に面出しで置くというのを私もやりたい!装丁の綺麗な本は表紙を見せて飾りたいと思いました。#NetGalley
読了日:09月11日 著者:森沢 明夫
大家さんと僕 これからの感想
前作に引き続き、大家さんとのほのぼのした関係がとても素敵で羨ましい。本当に宝物のような出会いだったのだろう。大家さんの上品さは今の時代とても貴重で見習いたいおばあちゃんだな。最後はまさかの展開でしんみり…。とてもいい本を読んだな。
読了日:09月08日 著者:矢部 太郎
老い蜂の感想
序盤からゾッとするような恐怖の数々で一気に引き込まれました。老人の姿がハッキリと頭に浮かび、まるで自分のマンションで起きてる出来事かとシンクロさせてしまい、身の毛がよだちます。一見、老人によるストーカー話かと思いきや、過去の事件との関わりが出てきたあたりでもっと大きな悪意と呪いの話だと分かった。長い話だったけど中弛みすることなく最後まで目が離せなかった。 #NetGalley
読了日:09月07日 著者:櫛木 理宇
この国の不寛容の果てに: 相模原事件と私たちの時代の感想
相模原市障害者殺傷事件を軸に、社会が寛容さを失くした背景について対談している。非常に興味深く、自分の中でうまく言語化できずにいた思いがストンと腹に落ちた。命はかけがえなく大切と謳いながらも、誰もが持つ内なる優生思想。最近のマイノリティに対する過剰な気遣いに辟易している。
読了日:09月03日 著者:雨宮 処凛
翼の翼の感想
ひとり息子が中学受験に挑む、壮絶な家族の物語。ほんの小さなキッカケで、試しに塾に通い出したものの沼にはまっていく。田舎で中学受験とは無縁できた私には狂気の沙汰だし、愚かな親だ。この著者は細やかな心理描写が本当にリアルで、読みながら胸が詰まった。高学歴な親ほど収入も高く、子供の教育にも熱心だよな。悪意はどこにもないことが難しい。 #NetGalley
読了日:09月01日 著者:朝比奈 あすか
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- 2021年09月21日 21:25
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診察。友達の訃報から身体症状へ
( キョロちゃんさんのプロフィール)
診察日でした。
▪️いろいろあった。 8月末に友達が亡くなり、直後から胃の不調が
起こり、だんだん食べられなくなり内科を受診。
プリンやゼリーとかでカロリー補給するように
言われてた。
2週間ほどで胃は治った。
次に、土曜日に突然難聴になった。
朝から耳の違和感があって、その日に診察を受け
られたのがよかった。
低音型感音性難聴、低音だけが聴こえない。
3日間、ステロイドを飲んで今夜診察に行く。
(今夜、診察の結果、かなり正常値に近い所まで
快復していた。あともう少し。ステロイドをやめ
て再発する人もいるから、その時はすぐ来るよう
に言われた)ブログで全文を読む