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2022年11月25日 08:14
糖尿病はちょっと改善しました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
10月後半に、内分泌の外来に行ってきました。
8月に下がっていなかった糖尿病のヘモグロビンA1c(HbA1c)は無事に6.8まで下がっていました!
外来でお部屋に入って、椅子に座るより前に、「値はよくなっていますよ!大腸内視鏡もして大丈夫です」と先生がお話くださいました。やっぱりお昼にもインスリンの効きをよくするメタホルミンを追加したのがよかった様子です。午後に異様に眠くなるのも止まりました。
このところ、朝に88とか90まで下がっていることもあって、いい感じなので、インスリン(グラルギン)も12単位から10単位に減量し、太りやすさが押さえられるといいねということになりました。

白血球9500、赤血球5020と多少高いのはご愛敬。
いつも低めのアルブミンも4.2g/dL。
前回、甲状腺ホルモン不応症のわりに低かった甲状腺ホルモンの遊離サイロキシン(FT4)は2.52ng/dL、遊離トリヨードサイロキシン(FT3)も4.4pg/mLまで戻っていました。
コレステロールもLDLが116mg/dL、HDLが52mg/dLまで落ち着きました。
中性脂肪(TG)だけが197mg/dLで、昨日は焼肉でしたか?という感じでしたが、ナゾでした。

とりあえずもろもろ改善していて、何よりです。
糖尿病の状態がよくないまま大腸内視鏡の準備で脱水するのも心配ということで延期になっていましたが、元気に大腸内視鏡の予約を入れて、帰りました。
まだ、何がどうなったらいい結果が出るか、うまく読みきれないけれど、ひとまず落ち着いてひと安心です。
このまま少しずつインスリンを減らして、飲み薬だけで行けるようにするのが目標ですが、焦らず少しずつ。

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2022年11月15日 07:27
糖尿病網膜症や白内障、糖尿病性神経障害も気にしなくては
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
8月の内分泌の外来で、1年ぶりに看護師さんが足裏の感触に変化がないかを調べてくれました。感覚が鈍麻して小さな傷から壊死などにならないためです。
その時に、眼科の診察記録を書いてもらうカードを見せて、と言われて、持ってないし、眼科にも行ってないと答えると、えー!という話に。

糖尿病では、網膜症や白内障のリスクが格段に上がるそうです。見えなくなることにもつながるので、気をつけなくてはなりません。

網膜は、目の奥の画像を映して、視神経にデータとして渡す部分。新聞紙くらいの薄いものらしい。
その網膜の細かい血管が詰まってしまい、出血したり、白斑ができたり、さらに進むと浮き上がって、網膜剥離になり、その部分が見えなくなって、なかなか戻すのが難しくなるようです。
ひどくなるまで自覚できる症状も限られるので、糖尿病がわかれば、定期的に検査することが大切と言われます。

さっそく眼科に行ってきました。
視力は眼鏡があれば、1.2と1.2。眼圧も16と15mmHgでした。
眼圧は10-21mmHgが標準。眼圧は網膜症が進んで、普通でない血管が増えると、目が硬くなり、緑内障が起きるので、注意します。
眼圧が高くなくても、視神経が悲鳴を上げると、緑内障になるのですが、ひとまず眼圧が高くないのはいいことです。
網膜の変化もないようでした。

もうひとつ、糖尿病白内障というのがあるそうです。知らなかった。
白内障は、目のレンズにあたる水晶体が濁る病気です。

糖尿病白内障は、原因がはっきりしていないようで諸説あるようですが、血糖値が高い状態が続くと、糖から糖アルコールが作られて、それが水晶体に溜まり、濁るんじゃないかと言われていると説明されました。
並行して、年齢を重ねると、水晶体が紫外線に晒されて、水晶体の中のタンパク質が変化し、濁りの原因になるということもあるようです。

糖尿病白内障は、高齢者の白内障よりも早く進行するようなので、要注意。
今回、白内障はあるね…ということでしたが、年齢によるものか、糖尿病のものかは、何とも言えません。

あまり症状を意識していなかったので、どんなことがあるか聞いてみました。
水晶体が濁ると、中で乱反射するので、眩しさを強く感じることもあるそうです。瞳孔が大きくなるような暗いところではレンズの水晶体に縁まで使うので、周りから濁ってくると、夜に霞むことも多いようですが、糖尿病の時はそうでもないかも、とのこと。

糖尿病の白内障は、水晶体の後ろの方にある後嚢の真ん中から濁っていくことが多いようなので、次回、どんな様子が聞いてみたいと思います。
ステロイドは、白内障になるほど使ってないと思っています。
必要に応じて、進行を抑える目薬などは早く始める相談などもしてみようと思います。

まずは、HbA1cを下げるべし、ということで、3-4ヵ月でまた外来となりました。
糖尿病になってしばらくは目の病気は出にくいから年に一度の検診と聞いていたのですが、「なにしろHbA1cが8.0だからね」と言われて、多少ショックを受けつつ、ちゃんとしなくちゃと自覚中です。

網膜の真ん中の黄斑部の調子が悪くなって、加齢黄斑変性が起きた場合は、血管内皮を増やしてしまうVEGFという物質に対抗する抗 VEGF療法というのがあるそうです。硝子体にお薬を注射するような治療を数回(まずは1ヶ月おきに3回など)するようなことも適用になって、眼底出血を抑えられるようにもなっているのだとか。
個人的には、麻酔をしていても、目を開けたまま注射をされるのはなかなか怖いのですが、失明しないための治療の選択肢が増えるのは歓迎です。そんな必要がないにこしたことはないのですが。


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2022年11月09日 08:09
顎骨骨髄炎で口腔外科に行ってきました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
これは書き損なっていた、夏の間のお話です。顎が腫れ上がってから、何ヶ月か待って、ようやく口腔外科の診察の日がやってきました。

前回、顎骨骨髄炎で腫れ上がる、耳まで強い痛みが出ていた時には、口腔外科で診てもらった結果、歯の根の治療をしてみてください、と戻されてしまいました。
しばらくしたらちょっと別の場所で強い炎症が起きて、口腔外科に診てもらおうかと先生と話したのだけれど、診療終了していて、また初診外来で予約を取ってくださいと言われてしまいました。結局、何ヶ月か待ちになってしまったというわけです。

根の治療をするように言われた前回、レントゲンで見ても、そこは大したことはなくて、すぐ診察終了になったし、同じ場所でなく新しい場所で炎症が起きたのは、何が起きている!?というのが最大の疑問です。
ロキソニンなしに寝ると痛みで目が覚める状態が続きました。噛むのもつらくて、流動食のようなご飯で乗り切った状況です。
しかも、前回のようにペニシリン系の抗生剤のサワシリンを飲んだのに、今回はなかなか効かなくて、10日間飲み続けて、やっとしっかり噛めるようになりました。これは悪化なの?というのも心配です。
とはいえ、前回の炎症もすっかり治まってきた状況で、歯茎の下の方に化膿した袋みたいなものが微かに膨らんでいるのを診てもらって、何かわかるのかしら…というので、不安でいっぱいです。

そんなわけで、今回も再び歯根の治療をしてね、と言われて帰されて、診療終了になってしまったら、次に症状が起きても、結局予約が取れるのは症状が消えてからで、何もわからないまま、同じことを繰り返していくのは困るな…という気持ちでいっぱいでした。だから、今回もよくわからなくても仕方がないものの、診療継続にしておいてもらいたいというのが、願いでした。

気になっていたところを、予診の先生にもいろいろ聞いてみたのだけれど、前回のCTと今回のレントゲンを見ながら、やっぱり「根の治療だよ」と言われて、涙目でいろいろ質問してしまいました。

多分、それでややこしい質問をする患者さん認定になったのかもしれません。
ほとんど午前に診療の最後になって呼ばれて、でも、何を聞いてもわかりやすく答えてくださる先生が担当してくださいました。

ひと通りレントゲンを取り直して、診察してもらった結果、やっぱり今回腫れたところの根の治療をしてね、という話でした。
それではイタチごっこです。
気になっていたところをいろいろ質問してみました。すごく勉強になりました。
ここからは私が聞いて理解したところなので、そうじゃない!ということがあるかもしれませんので、正確な情報が必要な方は調べなおしてください。

顎骨骨髄炎という名前なので、まず炎症が継続的に起きているのだと理解していました。
でも、どうやら、顎の骨髄まで届くような感染から炎症が起きて、そこからややこしいことになっている状態を指すようです。
そして、骨髄の部分が硬化という変化を起こして、顎のCTを見ると、健康な顎は縁が白くて、中はグレーに詰まっているのに、硬化していると、そこもスポンジみたいに網みたいな白いもので埋まってしまいます。

私の過去のCTを見ると、なんと顎のほぼ全体がこの網状になっていました。なぜ全体がそうなったかは推測がしにくいそうです。
原因や治療はまだまだわからないことがたくさんあるそうです。

その状態になると、小さな炎症でも顎の骨髄で炎症が起きやすくなるそうです。
だから、ふつうならなんでもないような前回の腫れた場所の根を治療して、そこでは起きてないし、新しいところに小さな炎症が起きてきたので、別のところが腫れたようです。
だから、地味にもぐら叩き式の治療をすることになるらしいのです。

抗生剤が効くのに時間がかかったのは、飲み始めるまで少し様子を見た分、化膿した量が前回より多かったんじゃないかとのこと。顎はただでさえ血流が少なくて、飲み薬で抗生剤を使っても、なかなか届かないので、効くのに時間が掛かるのは起きがちだそうです。。

時には歯の状態は完璧!なのに、硬化が進む人もいるようで、そういう時には抗生剤の種類を変えたり、延々と飲み続けてみたり、手探りの治療になるようです。
でも、根の治療から着手できそうなら、まずはそれをやるべきだし、それで効果があるなら、実は意外とラッキーなこと、と強調されました。

時間をかけて、そこまで説明頂いて、なるほどと納得して、結局、診療終了となりました。

いつもの歯科の先生に報告したら、先生からのお返事では、前の根の治療をしたところは塞いだ状態でいいよ、新しいところの根の治療をしてね、としか書いてなかったようです。私が聞いた解説に、なるほどわかりやすいと言ってくたさり、その理解でよいのかお知り合いの口腔外科の先生とも話し合ってくださっていました。

とりあえず、腫れたところの根の治療をしつつ、次に歯茎の底が化膿してきたら、早く抗生剤を始めるという方向で、がんばることになりました。

治療法があんまりなくて…というところに、なぜかはまりがちなのは自覚していますが、こんなところでまで、はまるとは思っていませんでした。

歯科は、削ったり抜いたり、後戻りできない治療も多いのに、基礎をまったく知らないので、うまく質問できないこともたくさんあり、ドキドキすることがたくさんあります。
でも、辛抱強く特殊な状況なことを勉強して治療を組み立ててくださる先生がついていてくださるのが、他の科と同じように、すごく恵まれているのだと思います。

よくわからないことはたくさんあって、患者としてできることは限られるけど、細かい歯磨きやうがいをしたり、細かい変化を見逃さないようにがんばります。


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2022年10月31日 08:03
4回目の新型コロナワクチン
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
夏にいろいろ人に会う予定が立て込んだので、糖尿病の基礎疾患を理由に、ワクチン接種券を早めに発行してもらい、8月に4回目のワクチンを打ってもらいました。
1回目から順番にファイザー、ファイザー、モデルナ、ファイザーです。
念のため翌日は休めるようにしておいたのですが、発熱もなく、ちょっとしんどいくらいで終了しました。

10月まで待って、オミクロン(BA5)対応のワクチンを打つか悩んだのですが、いといろ移動したり籠って会議したりする状況を考えて、まずは接種することに決めました。

10月になって、周りでオミクロン対応のワクチンを打った話を聞くと、うーむと思うものの、アメリカではさらに新しいタイプが増えているようですし、どうなることやら。

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2022年10月23日 19:04
HbA1cは、また8.0
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
暑すぎる夏、すっかり更新をしそこねていました。いつの間にもう秋!です。

書けていない間に、8月の外来では、糖尿病の指標になるHbA1cは、また8.0を叩き出してしまいました。
予定では、6.5くらいに下がって、胃と大腸の内視鏡検査の予約をするつもりだったのですが、まったくダメでした。「検査で脱水ぎみになることもあるし、敢えて検査を急ぐのはやめましょう」ということで、見送りです。

振り返ると、7月は、いろいろ悩ましいことを考えたり、肉体的にも酷暑の中で動き回らないといけないことが続いていました。
ふらふらして、熱中症対策のブドウ糖たっぷりの飲料のお世話になることも多くて、体重では痩せたけど、血糖値は下がっている時間が持続することが少なかったんじゃないかと思います。

8月になると、近くで売っている冷凍フルーツを蒸し蒸しする時につまむのをやめられなくて。ヨーグルトに凍ったブルーベリーをゴロゴロ入れて食べていたせいか…
朝は、100を切る日も多かったので、油断していましたが、日中は200後半になったり、食後には370なんて日もあったので、当然なのでしょうか。その辺りの感覚がまだまだつかめていません。

そんなわけで、内視鏡の予約はまた延期へ。
インスリンを増やすと体重が増えがちだから、メタホルミンをお昼の時にも飲むことになりました。
あとは、ご飯を食べているところに長い電話がかかったり話し込んだりして、食後の薬が遅くなってしまうような残念なこともあるので相談して、ご飯を食べ始める時にお薬を飲んでもいいよとなりました。飲んで30分以上食べられなかったというのはやめてね、とのこと。

糖尿病も、かれこれ1年、あんまり改善しないままきました。
急に始まって、早くからインスリンを導入したから、あっという間に収まる気満々でしたが、そうもいかないものですね。
大丈夫かな…

糖尿病があると、炎症系の問題があってもステロイドをつかいにくくなるし、続くと全身の血管や神経を壊すので、ちょっとマジメに向き合わなくてはなりません…。

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2022年06月28日 07:02
難病医療券の更新で惜しいことが
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
急に猛暑でからだもついていかない感じですね。

難病の医療券の更新の時期がやってきました。
いつもバタバタと焦るので、更新に必要な診断書(臨床調査個人票)はネットから印刷して早めに先生方に書いて頂いていました。
そんなわけで、まだ暑くなる前に提出ができました。

申請の時に過去の医療費についても記録を提出します。

「軽症で高額」というのがあって、過去1年で医療費総額が33,330円を超える月が3回以上あるもの。(総額なので、自己負担の額ではなくて、保険適用前の金額です)
これに該当すると、症状がある程度落ち着いていても、申請が通るような配慮がされるような話を聞いたことがあります。
つまり、自己負担して続けるにはしんどい医療費を負担してなんとか維持されているのだろうと考えられるようです。

もうひとつ、「高額かつ長期」というのは、5万円を越えることは1年に6回を越える場合。この場合は、ひと月の自己負担の上限額が半額になるようです。
振り返ると、この1年は具合のよくないことも多くて、49,560円なんて月が何度もありました。惜しい!(笑)

それでも、症状からも負担(軽症で高額)からも認められるのではないかなと思います。
次の1年は5万円越えを目指すより、あんまり通院しなくていいようになるといいなぁ。

そういえば、申請する時に、マイナンバーを書くか納税の記録を添付するかを選べるのですが、どう違うか聞いてみました。
・納税情報をもらうのは数百円のお金がかかるから、マイナンバーがわかっているなら、マイナンバーを書いて、参照書類(マイナンバーカードなど)で確認してもらうのが安い。
・マイナンバーだと、都に書類を出し、都からマイナンバーで納税情報を問い合わせされて、届けることになるので、納税情報を添付した方が審査は早そう。(お役所の負担も軽い)
ということで、メリット、デメリットがあるようです。

今年は急がないからよいのですが。

ともかく年に一度の提出が終わると、ほっとするものですね。なかなか病気から卒業にはいたりませんが、上手につきあっていこうと思います。

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2022年06月20日 07:28
また顎骨骨髄炎
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
何だか疲れが抜けないなぁという日がつづいていたところで、また顎が痛くなり、耳まで響く、強い痛みが出ました。顎骨骨髄炎?ということで、また歯の先生に相談しました。5月のことです。

振り返ると、去年の5月にもそんなことを言っていて、その後、腹膜炎になり、卵巣嚢胞(子宮内膜症)の手術となり、用意していたら糖尿病まで発症しちゃったという、「騒ぎの芋づるの最初」だったのです。(いや、お正月にお尻が痛い…と言っていたのは実は内膜症の症状だったとしたら、それが始まりかもしれませんが…)

前回は、骨髄炎っぽいけれど、そこの歯の根の治療をしてもらってくださいと言われて戻されたのですが、根の治療をしてもらっても、根はきれいで膿が出るわけでもなく、レントゲンでもほとんど病巣はなく、抗生剤が効いたのだよね…ということで、終わっていました。

今回、痛んだのは、前に疑われた歯の2本奥歯側のところで、場所が違います。
腫れは前回ほどではないのですが、歯茎と頬の間の谷間の底が腫れていて、周りの歯に歯ブラシがあたるだけで涙目になり、ロキソニンが切れたら、猛烈な痛みで夜も目が覚めるほどでした。

すぐに先生に相談し、ペニシリン系の抗生物質サワシリンを飲んで、3日目にようやくロキソニンが切れても、目が覚めなくなりました。5日間飲んで、ようやく収まりました。
レントゲンを撮ってもらいましたが、今回も歯の根元に大きな病巣がある様子でもなく、顎骨骨髄炎が再発している様子です。やっぱり歯のせいっぽくはみえない。
血糖のコントロールもよくないし、何となく全身のコンディションもよくないのも影響しているのかしら。

ひとまずサワシリンが効いたものの、歯の由来でないなら、ペニシリン系のサワシリンでなくて、別の種類のセファム系の抗生物質フロモックスをもらった方がいいんでしょうかと聞いてみましたが、その辺りは口腔外科で判断いただいた方がいいようです。

それで、口腔外科に予約をしようとしたら、まったく入らない!7月末か8月になるとか。いやいや…すっかり炎症もおさまって、何を診てくれるのでしょう。こちらも問診に十分なお話ができる記憶が残っているやら。
前回、釈然をしないまま、歯の根の治療をするように言われて、診療終了になっていたので、初診扱いになっていて、歯科の先生たちもいろいろ聞いてくださったものの、けんもほろろだったようです。忙しいですもんね。残念。

内科でかかっている病院の口腔外科にも聞いてもらいましたが、そちらも受けてもらえなさそうでした。

そうこうしているうちに、数週間経って、また腫れと痛みが起きました。3回目です。
歯が合わさるだけで涙目で、やわらかい離乳食のようなご飯で乗りきりました。早めにサワシリンを始めて、ロキソニンなしでなんとか頑張れましたが、4日目にようやく多少噛めるような状態でした。結局、しっかり噛めるようになったのは2週間後のことです。

骨の感染症は骨の中の方にある骨髄に起きるわけですが、そこで炎症が広がると、周りの堅い骨に圧迫されて、血流が悪くなり、壊死する原因にもなるようです。だから、壊死するようなひどい腫れが避けられて、正解です。
逆に、すごく腫れていたら、口腔外科の救急枠に入れてもらえたのかもしれないとふと思いました。

うまく治っていない骨髄炎は、慢性骨髄炎と呼ばれ、治りにくいようです。しばらく症状がなくても、数年越しでまた痛むというのを繰り返すのだとか。困ったものです。

慢性の骨髄炎となると、骨粗しょう症のお薬ビスフォスフォネート系製剤は飲んでいないなら、対象が広い抗生剤を4-8週間、しっかりじっくり続けることになるでしょうか。
CTの結果によっては、問題の骨を切開してどんな菌がいるか調べたり、洗浄したりすることも多いようですが、今のところ病巣がはっきり見えるわけでなくて、念のために手術となって、他の病気もあるから入院となって、でも病巣も原因もわからなかったね、というのは避けたいところです。場合によっては他の病気と調整が必要なら、内科でお世話になっている病院に紹介状を書いてもらうのがいいのかもしれません。

まずは新しい口腔外科の先生とコミュニケーションがとれるようにがんばります…。そして、とにかく繰り返す骨髄炎について、診療終了にならないように、診てもらえますように。腫れを繰り返さないようになりますように!

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2022年06月08日 20:20
すりガラス陰影で呼吸器科に
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
2月にみぞおちが痛くてお世話になった救急で造影CTを撮ったら、肺に影(すりガラス結節)が見つかって、先月は経過観察のために呼吸器内科に行ってきました。
初めましての若い先生ですが、膠原病でお世話になっている先生に、いい先生だよ!と言われて安心して行きました。手塚治虫のコミックでいい先生として出てくるみたいな先生で、ぱきぱき説明してくださって、とっても安心でした。

この病院では私のややこしい病気の関係でずっと古いカルテを残してくれていて、2008年と去年の腹膜炎の時のCTデータが残っていたのですが、お腹を写したものなので、惜しくも肺の下の方はギリギリ映っていなくて、この影がいつ頃からあったかは謎です。

すりガラス陰影の一番怖い可能性は肺がん。
それから、膠原病の関係。あとは感染症やいろいろな炎症。

内視鏡を口から気管に入れてやる気管支鏡の検査をするのはしんどそう…とドキドキしていましたが、影の場所があまりに脇の方なので、無理に検査をしないのがいいんじゃないかなということでした。
予想どおりCTを撮って観察することになりました。
本当は別日にCTを撮りにまた病院に行き、読影のレポートをみてもらって、さらに1週間以降に外来に行くのがお作法みたいでした。が、病院が遠いこともあって、かわいそうだね、ということで、CTは当日、隙間を待って撮ってもらうことに。
ちなみに、念のため、造影の前後2日は飲んでいてはいけないメトホルミンは休薬してきていましたが、造影はなかったので、お薬はすぐに再開できました。

先生は午後には外出ということでしたが、CTが撮れたあと、まだいたら画像だけでも見てみようと声をかけてくれました。帰りに寄ってみたら、普通の倍の人数の外来を受けていたようで少し萎びた様子ながら、先生はまだ外来されていました!
さっそく画像を見ると、すりガラス陰影は残念ながら、なくなってないけれど、とりあえず大きくなったり濃くなったりはしてなさそうです。
場所は、右の下の方(右肺下葉)。大きさは9mm。様子を見るということでよさそうな大きさです。
よぉく見ると、中に微かに濃いところがあるような。

異型腺腫様過形成(atypical adenomatous hyperplasia;AAH)といって、肺胞が正常肺胞細胞と少し違う感じの細胞によって覆われている病変か、上皮内腺癌 (Adenocarcinoma in situ ;AIS)かという可能性は残りますが、まあ、増えてもないし、焦って何かをしなくっちゃという感じでもなくて、かといって、忘れず見守ってね、というところ。
あとは、わりとからだの中央に近い縦隔・肺門リンパ節がちょっと腫れてるかなという指摘がありましたが、前と変わってはないね、ということでした。
次は3ヶ月でなく9ヶ月後に予約となりました。

ちなみに、画像の隅に、左の甲状腺に水が貯まった低吸収域と、右の腎臓に嚢胞があったよというのも、いつものこと。

とりあえず肺がん(腺がん)の可能性はなくなっていなくて、手術をするとしたらゴソッと切るのかもしれないけれど、ひとまずすぐに大騒ぎでなくてよさそうなので、手術をするとしたら耳鼻科の蝶形骨洞の嚢胞をとる手術が先になりそうです。

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2022年05月30日 08:10
内分泌の外来でした
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
4月はずっと血糖の上がりっぷりが止まらなくて、どうしたものかと思っていましたが、はっと気がつくと、肩や股関節が痛くて、何度かステロイド注射を打ってもらっていたことに気がつきました。

HbA1cは、8.4まで上昇。内分泌の先生に、ステロイドの話をしたら、それだ!と納得してくださいました。それだけでもなさそうだけれど。
ちょうど始めたメトホルミンはステロイドで上昇した血糖にも有効だから、これを増やすと落ち着くんじゃないかということでした。

整形外科の先生にHbA1cの値を言っておくのだよと言われました。関節の炎症がひどくて、痛みが強いと、それはそれで血糖も上がるので、ステロイドの量などうまいこと考えてもらうのがよいようです。

血液検査の結果を見ると、いつもは悪玉のLDLコレステロールが高いのだけれど、今回はかなり低め。逆に善玉のHDLコレステロールが低くて、頻脈もあるから軽い運動かなぁといつものご指摘。スクワットとかウォーキングとか。

腎臓、肝臓は問題なさそうですが、そういえば健康診断でビリルビンが高かった話をしたら、次から血液検査に加えてくれることになりました。

甲状腺ホルモンは相変わらずの高値。甲状腺ホルモン不応症のためにうまく反応できないので、多めでちょうどいいのです。下垂体でもうまくホルモン量に反応できないので、甲状腺ホルモンが多くても、分泌しなさいという刺激ホルモンのTSHはたっぷり出ていることが多いのですが、久しぶりに1を切っていました。

今回はメトホルミンを1日2錠から4錠に増やしました。この薬は急に増やせないし、夏場の脱水は要注意ですが、よく効いてくれました。朝の血糖が100-150くらいには収まってきて、ひと安心です。

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2022年05月25日 07:16
膠原病の外来でした
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
先月は、膠原病の外来に行ってきました。
血液検査はわりと良好。
手の指の根元関節が腫れたり痛くて、滑膜炎も2ヶ月続いている話をしたら、全体的に調子がよくないんだね、と言われました。
あとは、リウマチを発症してしまったか、見てみる?というお話。
卵巣がひとつなくなり、年ごろ的にも女性ホルモンが低下して、全身性エリテマトーデスは落ち着いてくると見ていたのですが、入れ違いに、リウマチというのは微妙なお話です。
でも、血沈もCRPもそれほど上がっていないので、しばらくは様子見でよさそうで、あんまりそちらの方向には心配されてないようでした。

糖尿がひどいのに、肺にすりガラス状結節が見つかったので、結節の内容によっては、ステロイドをどう使うか…というのは難しいかなと心配くださっていましたが、ひとまず膠原病でのモヤモヤひろがった感じのすりガラスではなさそうという見立てです。

他科でも近況を報告していたら、何となく調子がよくないね、と言われながら、それにしても、いい先生に診てもらってるねと言われました。ほんとにそうです。
すりガラス状結節でお世話になる予定の若い先生のことも大絶賛でした。ややこしい病気の可能性がのしかかるのには慣れっこになっているとはいえ、肺がんの疑いという気の重い話なので、いい先生だよと言われると、信頼が深まってずいぶん安心できます。

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2022年05月16日 14:33
股関節が痛い…変型性股関節症?滑液包炎?
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
3月頃から、手指の根元や手の甲に炎症が出て、時には手の甲が紫になることも出てきました。股関節も痛くて、しばらく座っていた後に立ち上がろうとすると、ぎゃっと言いたくなるくらい痛いこともあります。
痛いだけでなくて、関節が壊れるような症状だと困るし、避けるべき行動があるなら知っておくべきだと思って、診てもらうことにしました。

実は、肩のリハビリでお世話になっている整形外科でも、股関節のレントゲンを撮ってくれたことがあったのですが、いわゆる骨盤に大腿骨の先のボールみたいな大腿骨頭の部分の隙間は3-4ミリあって、ほとんど減っていませんでした。変型性股関節症だねと言われたのですが、減っていないわりに痛みが強くて、座っていた後に立ち上がろうとするとやたらと痛いので、どうも別の可能性を考えてもいいかなと思っていたところでした。

そんなわけで、よくわからない関節周辺の炎症といえば、膠原病の先生に相談することになるかなぁと思っていましたが、先日の血液検査では、CRPも血沈もすごく高いというわけではなく微妙なところ。
そんな風に思っていたところで肩を手術してくれた整形外科先生に会えたので、相談しました。

レントゲンでみてもらうと、股関節の中より、大腿骨の外側の上端の出っ張り、大転子の周りの炎症(大転子滑液包炎)っぽい様子でした。
大転子の上や横が石灰化していて、関節リウマチより全身性エリテマトーデス(SLE)かなぁという話です。

お薬の調整は膠原病の先生に聞いてねと言われながら、ステロイドの注射を打ってもらい、ちょっと楽になりました。
うまく炎症がおさまってくれますように。

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2022年04月25日 07:40
人間ドックの結果が届きました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
三寒四温という以上に、1日ごとに冬と初夏を行ったり来たりするような毎日で、堪えてきますね。紫外線にも要注意の季節がやってきました。

さて、人間ドックに行ってきました。
全身性エリテマトーデスや甲状腺ホルモン不応症など、希少難病と言われる病気をいろいろ抱えているわりに、健康診断の項目では意外に問題がないことが続いていたのですが、今回はいろいろと指摘されていました。すぐに病院へという項目は少ないものの、経過観察が必要そうです。
とはいえ、詳細が書かれてなくて、どう経過観察をしたものか、悩ましいところです。次回も同じところで検査をすると比較ができていいのか、他ならもっと説明が書かれるのか、どうなんでしょう。
いつもの病院で検査結果でも画像でもすぐくださって細かく解説してもらっているのに慣れすぎているだけで、健康診断というのはそういうものかもしれません。それほど心配しなくてもいいのか、と思いながら結果をみていました。

まず糖尿病は絶賛ひどい状態で、主治医に会いに行きなさいと書かれていました。それは会ってきたところです。

心電図では「非特異的ST-T変化」で経過観察になっていました。
心筋梗塞など、心臓の筋肉に血液が十分に届いていないときや、心臓の皮が厚くなってしまうとST-T変化が起きることがあるようですが、更年期の女性には病気がなくても起きたりするようですから、深刻度は未知数です。
この間からの、みぞおちの痛みもあるので気になるところではありますが、痛かった時に心電図をとってもらって、問題なかったのが安心材料です。
糖尿病もあるからね…と言われそうなので、これも内分泌の先生に報告して、様子をみることになりそうです。

胃カメラでは、穹窿部という胃の入り口近くにポリープがあって、これも経過観察と書かれていました。
胃ポリープの中でも胃底腺ポリープなら良性で、経過観察も必要なさそうですが、どうなんでしょう。
ポリープの大きさも数も書かれてないので、どう経過を見るかはわかりませんが、次にいつもの病院で胃カメラをしてもらうときに申告する感じでしょうか。

それから、ビリルビンも1.8mg/dlで経過観察だそうです。赤血球のヘモグロビンが分解されたあとのもので、いわゆる黄疸のもとです。
肝臓や胆道が大丈夫か気になりますが、それさえ問題ないなら、糖尿病の合併症を抑えてくれる面もあるという人もいて、内分泌の先生に報告しておくことかなと思います。
赤血球も基準値より高かったから、その影響もあるのかもしれません。

右の腎臓の嚢胞も指摘されて、経過観察だそうです。
これまでも、あると言われたり言われなかったりしてきました。数も大きさも書かれていないのでなんとも言えませんが、いつもの病院で一度、嚢胞の中に出血や実がないか、精査してもらった方がいいのか、相談しておこうかと思います。

あとは、頭部MRIのオプションをつけてくれていました。上顎洞副鼻腔炎の嚢胞だけは指摘されたけれど、せっかくだから後から画像を取り寄せてみたら、蝶形骨洞の奥の嚢胞がしっかり映っていて、やっぱり健康診断では、こういうマイナーなところに気づいてもらうのは難しいよね…と思いました。
そもそも素人の自分がよく見つけたなという話です。

それから、悪玉コレステロールのLDL コレステロールは126mg/dl。いうほど悪くなさそうと思ったら、基準値が60-119となっていてB判定で、残念。
2014年の日本人間ドック学会は発表した新基準では、男性は72-178、女性は30-44歳で61-152、45-64歳で73-183、65-80歳で84-190とされています。
内分泌の先生に、120くらいまでをめざしなさいと言われたのを念押しされた感じです。

いろいろ言われていますが、このところ調子がよくないわりには、ひどい指摘がなくてよかったです。ぼちぼち様子をみていきたいと思います。

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2022年04月18日 10:11
ロカボ(低糖質)とコレステロールの関係
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
今回、内分泌の外来で、LDLコレステロールが上昇していました。
いわゆる悪玉コレステロールです。

ロカボ(低糖質)の食事で、小麦など糖質を押さえながら必要なカロリーを増やそうとすると、低糖質でカロリーのあるお肉や乳製品が増えがちで、どうしてもコレステロールが上がりがちになるようです。血糖が高いと血管に負荷をかけるので、血管のプラークのもとになるLDL コレステロールも低めを目指すのがいいよ、と言われました。
通常の基準値は160ちょっとですが、120以下を維持するイメージです。

ダイエットなら、1日にカマンベールチーズやゆで卵をいくつもの食べて、糖質を押さえながら、空腹を避けることもあるようですが、糖尿病の場合はあんまり極端なことをしないで、多少、糖質を抑えながら、乳製品が増えすぎないようにバランスよく食べるのがいいよ、ということでした。

ロカボでおもしろいくらい内臓脂肪が減ったのですが、なんとなく食事に飽きたり、在宅での仕事も減ってレシピの選択も減ったので、ロカボ中止は歓迎です。

でも、血糖がずっと高い値の状態なのに、糖質の摂取が増えて大丈夫でしょうか。

あんまり血糖が下がらないで、家にいるときには1日の糖質を80gくらいまで押さえることもありました。女性の平均270gより少し少ない200gくらいでもいいんでしょうか?と聞いたら、それよりは気持ち少ない180gくらいで、という先生のアドバイスでした。
180gであれば、かなりゆったり食べられそうです。

レトルトご飯でも110gのものがあるし、お弁当でなくコンビニでも、豆腐ともずく、お味噌汁に、野菜の小鉢と、お肉かお魚というのが十分成立します。これで、65g。

トーストは糖質の塊ですが、例えば、オートミールで28gずつ小袋になっているものは糖質15.7g。そこにとろけるチーズかゆで卵を付けて、ゆっくり吸収するバナナが糖質19.4g。あわせても35gちょっと。

そこまで食べて、お薬を調整できるなら安心です。
あとは、夕食を早い時間にとるのが目標です。

甲状腺ホルモン不応症の関係で、基礎代謝は同世代の2割減くらい。動くと少し代謝が上がるけれど、低めの代謝で上手につきあっていくのは工夫が必要ですね。

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2022年04月11日 07:37
血糖がうなぎ登り、新しいお薬を追加しました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
内分泌の外来に行ってきました。
前回の外来で血糖値が上がっていると指摘されたあとも、このところ、輪をかけて忙しく考えることも多くて、夜遅くにようやく夕食にありついたり、睡眠時間がごっそり削られることもつづいたりして、連日、朝の血糖が200を軽やかに越えていました。

そうしたわけで、予測通り、HbA1cはあっさり8.0を越えてしまっていました。それでもフリダシよりはいいのがおそろしいところです。

メトホルミンというクラシックなお薬が追加となりました。
今までのエクアがインスリンの分泌を促す系なら、これはインスリンの効きをよくする系だそうです。
インスリンの量が増えると、体重を落としにくいのですが、このお薬はインスリンの量を増やすタイプではないので、体重を増加させにくいんじゃないかと云われました。。ついでに、脂肪肝が改善するといいなとこっそり思います。

気をつけないといけないのが、乳酸アシドーシスというものだそうです。筋肉痛のもとになる乳酸。これが体内に残ってしまう副作用です。
しょっちゅう起きるものではないそうですが、最悪の場合は命に関わる副作用なので、あなどってはなりません。

お腹のムカムカや下痢が続いたりしたら、薬をやめて、お医者さんにすぐ連絡してくださいねと念を押されました。特に飲み始めて、2-3日は要注意だそうです。というのは、脱水していると、特に乳酸アシドーシスが起きやすいのだとか。
アルコールは多少は大丈夫だそうですが、飲みすぎるとアルコールを代謝するのに水分が使われて脱水が起きやすいので、これまた乳酸アシドーシスの原因になるようです。

それから、造影剤を使った検査も要注意。普通は検査の前後2-3日ずつ休薬するようです。緊急は仕方ないものの、必ずメトホルミンを使っていますと、自分で念を押すようにと聞きました。緊急透析になることもあるようです。
このところ、肺のすりガラス状結節がありますし、お腹が痛くて、造影剤を使った検査が続いていますから、気をつけなくてはいけません。
これは、ヨード造影剤が腎臓に負担をかけると、乳酸の代謝も遅くなり、乳酸アシドーシスが起こりやすくなるようです。

それから、メトホルミン自体は低血糖を起こしにくいお薬だそうですが、お薬が増えれば低血糖を気にして、念のため甘いものは手元に持っておくように言われました。とはいえ、これだけ高いと大丈夫かな、と先生もおっしゃってました。

気をつけることはあるものの、これで血糖が下がるといいなぁ。

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2022年04月07日 17:57
肩の手術から2ヶ月半
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
肩の手術して2ヶ月半。リハビリは順調です。
ほんとうは週に2回のリハビリをするように言われていましたが、予約も難しく、週に1回、2単位(40分)のリハビリを重ねています。

腕を真っ直ぐ前に出して上にあげるのも120度を越えました。横に腕を真っ直ぐあげるのも80度くらい。ほぼ真横に肩まで上がるように。
小さな前にならえから、手のひらを上にして肘から先を外むきにまわすのはすごく痛いけれど、30度を越えました。背中に腕をまわすのはもうちょっとかかりそうです。
いろんな先生が3ヶ月を越えると、動き始めるよ、とおっしゃるので、それに期待しながら、リハビリにいそしみます。

ついでに、最近、右の股関節が痛くて、歩いて足をつくのも痛いようなこともあったので、リハビリで通っている病院で話したら、レントゲンを撮ってくれました。
全身性エリテマトーデスや手術で、60mg以上のステロイドを使ったこともあったので、大腿骨頭壊死が心配でしたが、骨はきれいな状態でした。ザリザリも棘もなし。
ただ軟骨が減っていて、左が4mmちょっとあるのに、右は3mm。たかだか1mmの違いなのに…ということなのか25%減ということなのか…こんなに痛みが違うものなのだなと驚きました。いわゆる変形性股関節症です。

足の負担を減らすには、右に重いかばんを持つ癖を変える必要がありそうです。地味に、毎日、10回だけスクワットをして筋肉を落とさないようにしています。
痛みが減るといいな。

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2022年03月23日 07:40
あれ、肺にすりガラス状結節の陰?甲状腺も?
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
この間、お腹が痛くて病院に行ったとき、先生が造影CTをすごく丁寧にみてくださって、お腹と関係ない右肺の隅っこに5-6mmのすりガラス状結節を発見してくれました。
もやもやした縁がくっきりしていない陰です。

炎症の痕か腫瘍の赤ちゃんかわかりませんが、3ヶ月後に呼吸器科でフォローとなりました。
喘息もあるし、肺に炎症の痕があっても驚きませんが、3ヶ月~半年経っても消えないというと早期肺がん(肺腺がん)の可能性もあるようです。

肺の炎症の痕で消える可能性が高いし、腫瘍だとしても、肺腺がんでしょうか。肺ガンというと怖いイメージがありますが、わりとおとなしい腫瘍なようので、あんまりドキドキしないでおこうと思います。早くわかってラッキーという類いでしょうか。

呼吸器で診察してもらうなら、ずっと続く息切れ、喘息のことも相談できたらすごくうれしいかも。

それから、以前にエコーで指摘されていた甲状腺の嚢胞の画像も中にまだらの模様があるように映っていました。水ぶくれの中にくっきりした実が写っていたわけではないですが、副鼻腔の蝶形骨洞の嚢胞と同じように水だけでない可能性がありそうです。
ちょうど内分泌の外来で甲状腺のエコーをしなくちゃねと話していたところでした。内分泌の先生に報告しなくては。
甲状腺はエコーの方がわかりやすいことが多いようで、CTでなく、エコーで大きさや石灰化の状況を確認することになるかしら。

検査をいろいろすれば、○○疑いというのが出てきがちです。昔は落ち込んだりドキドキしたりしましたが、長い病気が多いと自然と検査をする機会が多くて、ガンかもしれない…というのも頻繁に出会うので、あんまりストレスを感じなくなってきました。
とはいえ、油断しないでちゃんと経過観察しようと思います。

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2022年03月01日 17:36
婦人科、卒業しました!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
6月に腹膜炎を起こし、10月に手術した卵巣嚢腫の外来に行ってきました。

手術の傷は盲腸の手術の痕の上の傷が赤く、ちょっとケロイドになっているけれど、他は順調に回復しています。
経膣エコーで見たところ、手術をした辺りはきれいで、反対側の卵巣も内膜症の気配は出ていません。
子宮筋腫は、目立っていた3つも1cmちょっとに小さくなっています。このまま閉経に向かってホルモン量が変化するとともに筋腫も消えていくといいね、というところで、あんまり心配はないようです。
これで外来は卒業!ということになりました。

卵巣は、一方が内膜症になると、反対側も内膜症になることが起きがちだから、がん検診みたいな制度を活用しながら、1、2年に一度はエコーで診てもらってねとのこと。
筋腫も内膜症も見落とされていた近くの病院に行って、大丈夫と言われることを信用できるのかなぁという気持ちもよぎり、頻度が高くないなら、このまま継続して診察して欲しい…という気持ちもありました。とはいえ、大きな病院で何ともない状況の経過観察をお願いするのもひどいかなと思って、外来終了となりました。

ところで、そもそも血糖が上がっている原因として卵巣の炎症が疑われて、血糖値が高めでも手術を進めた訳ですが、手術してもまた血糖値が上がって、違う原因だったのか、キッカケを与えただけだったのか、わからないままです。
婦人科の先生に、「内分泌の先生は何ておっしゃってた?」と聞かれたけれど、特にそこにはコメントはなく、お薬の調整でしたと話して、脱力されました。
いや、いろいろ忙しいのがいけないんだと思います。肩の傷も疼くし、いろんな関節は軋んでいるし、手袋の中でレイノーが出るし、卵巣以外にも影響してそうなことがいろいろあるのです。

他の病気で、30年越しで外来に通っていることを思えば、ともかく、卵巣の術後の経過が順調でよかったと思うことにします!

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2022年02月22日 09:11
コロナのワクチン3回目、完了!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
ワクチン3回目を打ちました。
1回目、2回目のワクチンはファイザーでしたが、今回はモデルナでした。
周りの人からは、3回目はきついよ、とか、モデルナは24時間以上経ってから高熱が出るよ、とか、いろんなことを言われましたが、今回、私の場合はそうでもなかったかも。

接種から16時間くらい経って、インフルエンザの熱が上がるときのような節々の痛みが出てきましたが、36.8度あたりで止まって発熱しません。
ワクチンを打った方より手術をした側の肩が痛くてロキソニン1回を飲んでしまってからは、関節の痛みはおさまって、36.2度あたりでおさまっています。
36時間経っても、48時間経っても、36度台前半で不快感もなし。…これでいいのか!?

熱が出るに決まってると思って、休みを取ってゴロゴロしていたから、安静がよかったのか、うとうとしているうちに発熱しておさまったのか、よくわからないけれど、あっさり穏やかに終わりました。
こんなこともあるんですね。
打った後に貼ってくれた絆創膏にかぶれただけです。

3回目は、打つ量も半分の0.25mLというから、その分、穏やかだったのかもしれません。とはいえ、周りで打った人はたいへんそうなので、本当に人によりそうです。とりあえず、辛いことにならなくてよかったです!

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2022年02月16日 11:57
お腹が痛い!みぞおちの痛みが続くのは怖くて
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
この間、みぞおちが痛い…というのが24時間以上続いて、病院に行ってきました。
いわゆる心窩部痛です。時々、下腹部も痛いし、手術した右肩にも響きます。背中も痛い。

最初は、午後の空腹の時だったので、胃痛かな?と思って、温かいお茶を飲んでみたけれど、変化なし。
夜になっても変わらず、やわらかいリゾットを食べて、休みました。逆流性食道炎もあるので、毛布で頭の方を少し高くして寝ましたが、痛みは続きます。

朝になっても変わらず、豆乳を飲んで、お薬を飲みました。
固形物はとらないで、お茶やスポーツ飲料をとって過ごしていたのですが、変化なし。
ちょっと枇榔な話ですが、排便があって、あれ、タール便?胃の出血?と一瞬、思いましたが、前夜にイカスミリゾットを食べたから、きっとそれですね。生理中で潜血もよくわかんない。

午後になっても痛くて、お腹もすかないので、さすがに大丈夫かなとあれこれ考えました。
単なる胃痛や十二指腸潰瘍というのも否定できないのですが、食べても空腹でも変化がないのも違和感があります。ピロリ菌も除菌済み。
心窩部痛というと、よくあるのは盲腸(虫垂炎)の初期ですが、ずっと昔に手術しましたから、なさそう。
ウイルス性の胃腸炎というには熱も下痢もない。便秘もない。
あとは、胆石、尿路結石の石が降りて来ているか、急性膵炎?
よくない可能性としては狭心症のような心臓もあるかしら。
そういえば、2007年か2008年頃、肝臓のまん中S4に血管腫があると言われたまんまだった、などと、いろんなことが気になります。

ドクターに相談したら、おなか痛は怖いものもあるし、我慢をしてて緊急になっても、今はコロナで大きな病院は受け入れられない状況もあるから、早めに行くのがお薦めと言われました。

そんなわけで病院に行ってきました。

問診して、お腹の触診すると、やっぱりみぞおちのまん中が痛い感じです。おへその左も押すとちょっと痛い。
お刺身や焼き鳥みたいなもので生焼けの鶏を食べた?と聞かれましたが、心当たりはなく、寄生虫の可能性はなさそうです。
右肩の痛みは、放散痛か五十肩かわからないねということで、保留です。

心臓の問題を想定して、心電図で心臓の状況を確認。きれいでした。ひとまず心筋梗塞や狭心症でなくてよかったです。

続いて採血すると、炎症反応のCRPは4mg/dL。
それからDダイマーというのも少し高めで4μg/mLでした。これは血栓ができたあとに溶けた時のカスのようなものらしいです。つまり血栓があるか、できていた可能性があります。
もっとも、これはいつも高めという人もいるようでした。私の場合、全身性エリテマトーデスの関係の、いわゆるループスコアグラントで、抗リン脂質抗体のうち、抗カルジオリピン抗体は陽性で、血栓ができやすい体質と言えます。抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ(抗CLβ2GP1)複合体抗体は陰性だから、血液をさらさらにするワーファリンは使っていなような状態です。
Dダイマーが高いと言われると血栓が現実的にあるのか…とドキッとする面もありますが、うまく溶けているならいいわけです。
基準値1に対して高いとはいえ、むしろ変化をみた方がよさそうと教えてもらいました。

Dダイマーも高いから、大動脈解離あたりが怖いので、確認するためにヨード造影CTを撮ることになりました。そういえば、半年前にも同じ病院で腹膜炎で造影CTを撮ったなぁ。
とりあえず、画像を見せてくれたけれど、大動脈は心臓のところからたどってみても縁が暗くなっているところがなくて解離はなさそう。
結石?というには腎臓も腫れてないし、尿が貯まった感じもない。もし石が降りていても、つまるほど大きくないということみたい。
膵臓も胆嚢もきれい。
背中を叩くと左右が違う感じで、虫垂炎の手術のあとに残った部分の炎症?でも白血球もそんなに高くない。盲腸の辺りもモヤモヤしてない。
…では何故お腹が痛い?

原因はよくわかんない。けど、即治療しないと死んじゃうってこともなさそうねということで、お泊まりでなく、帰れることになりました。
胃カメラというのも考えましたが、吐血しているわけでもないから、上手な先生がいらっしゃる昼間が安心です。感染症拡大で枠も減っていそうで、いつになるかわかりませんが。
痛みの強さや場所が変わったら、すぐ来てくださいと言ってくれたけれど、そういう判断って難しいですね。「なんかまずそう」と思ったら、遠慮せずどうぞということになりました。

おうちに帰っても、痛みは変わらず、カロナールを飲んで、よく水分をとって、寝ることになりました。
その後も、痛みが続いて、どうなるかしら。

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2022年02月14日 07:47
血糖はやっぱり上昇しています
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
内分泌の外来に行ってきました。
Hba1cは7.6に戻ってました。やっぱり予測どおりです。
年末年始で食事も糖質が上がりがちですし、お土産のお菓子なんかも増えがち。お正月なのに、お餅も栗きんとんも食べなかったのに。
肩の手術があったり、仕事もいろいろ神経を使うことが続いていたりしたから、ストレスのレベルも高めが続いていました。

でもドクターは、たまにお昼前に103とかいう日があるのに注目して、低血糖を避けるためにインスリンは増やさないということになりました。
低血糖は起こしたことがないと思うのだけれど、低血糖は命に関わるから、焦って血糖を落として低血糖のリスクを上げるより、慎重にしたがいいんだよと教えてくれました。低すぎるところに何かを食べると急に上がってよくないからかと思ったら、もっと深刻なリスクを想定されていたようです。血糖が急に上がるのはむしろちゃんと体を守る大事な反応だからね、ということでした。
「健康法の記事」と「治療にあたっている先生」の温度の違いに、ちょっとしみじみします。

よく寝て、食べ物を気をつけて、運動してねということに。
とはいえ、テノーミンを飲むような頻脈がある時はガシガシ運動はしないで、ウォーキングや軽いスクワットくらいだそうです。泳ぎこむとかいうのはダメということでした。残念。

手術前は血糖の上昇が気になって何度か看護師さんにお話を聞いてもらい、「何ともないのにお邪魔して申し訳なかったなぁ」と思っていたのですが、朝200越えているのが何日も続くとか、低血糖になりそうということがあったら、迷わず電話してねと言っていただいて、気持ちも救われました。

あとは、今年は大腸内視鏡の年ですね、と言っていたのだけれど、糖尿が落ち着かないと、検査自体がストレスにもなるし、ポリープをとるのも躊躇するし、下剤での脱水も気になるから、次回の診察まで延期。血糖で粘りの上がった血が脱水で血栓になるのも困ります。
心エコーは骨髄炎の云々で撮ったから数年はいらなさそう。
甲状腺のエコーはそろそろ。すれすれの大きさの嚢胞があったような。

そういえば、胃カメラも、3年くらいしてないような気がするけれど、時々、胃痛を起こしているから、診てもらうか相談しなくては。

耳鼻科の手術も気になるけれど、それより大腸が気になるかなぁ。まずは血糖コントロールですね。検査をしなくちゃねというのはコントロールのモチベーションになって、案外いいかもしれません。

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2022年02月09日 07:59
肩の手術後の抜糸をしてもらいました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
術後1週間で抜糸をしてもらいました。
なんだか腕がぐっと軽く感じます。

卵巣の時は溶ける糸で止めていたけれど、今回はナイロンの糸で、傷のぷっくりと糸の跡が赤く盛り上がって痒みが残っています。4つある傷の中でも腕の一番上の部分の傷が、テープの上から触るとホチキスが隠れているような感触です。早くおさまってほしいところ。
あとは、毎日替えたテープの跡がかぶれてきました。かぶれにくいアトファインに替えたら、ずいぶん楽になっているところです。

肩の状態は少しずつよくなっていて、うっかりすると、右肩でカバンを持ったり、右を下にして寝てしまいそうなくらい楽になりました。
右手を急に上げては悶絶していたり、起き上がる時に後ろに手をついて痛みに震えていたのが嘘のようです。

術後10日でリハビリの病院の外来に行ったら、手をまっすぐ前に上げるのも、自力で95度まで上がるようになっていて、なかなかよろしい!と言ってもらえました。

リハビリは担当者によってずいぶん違って、2回目の人はあんまりしゃべらないし、施術もそっと静かで物足りない感じでしたが、終わると肩が軽くなっていて、不思議なもんだなと思いました。前回、中学生くらいの子を担当していたのを見かけた時にはよく話してガンガン動かしていたような気がするから、術後で配慮されたか、私がLEDの照明を眩しがっていてやりにくかっただけかもしれませんが。

血糖のコントロールをしつつ、傷をなおして、リハビリに励みたいと思います。

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2022年02月04日 08:19
肩の手術後、リハビリ
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
肩の手術から3日で通院して、傷の確認をしてもらい、消毒してもらいました。
それから、リハビリのために近所の病院へ紹介状を書いてくれました。

手術の内容を改めて聞いたけれど、整形外科の話はあまりに不勉強で名前を覚えるだけで精一杯。

上腕二頭筋長頭腱(LHB)が赤く癒着していて、肩甲上腕関節(GH)には炎症が続いてできた血管増殖があり、腱板疎部(RI)でも軽く滑膜増生、中関節上腕靱帯(MGHL)と烏口上腕靭帯(CH ligament)が肥厚という状況でそれを剥がしたということでした。肩甲関節窩(glenoid)では軟骨も骨頭は大丈夫だったらしい。
肩関節唇という軟骨は上方が傷んでいたので、クリーニング(deprideman)をしたようです。肩甲上腕関節(GH)の中の棘上筋の断裂はなかったそうです。
滑液包側の棘もクリーニング、肩峰の棘は特にひどくてしっかり削った模様。

…要するに、関節包や滑膜包の炎症が続いたから血管が増えて真っ赤だったけど、その部分を剥がして、骨にできた棘を削ったということかしら。腱板の断裂はそんなに問題でなかったということかな。
軟骨の関節唇が傷んでいたというのはリハビリ中に脱臼しないように気をつけないといけないかもしれません。

リハビリの紹介状を持って、近所の病院に帰り道に寄ったら、リハビリテーション科も名乗っているのに、理学療法師がいないことが発覚!そんなことがあるんですね。
どうしたら…と聞いたら、他の理学療法師のいる病院を紹介してくれました。

知らないところだったけれど、ベッドが20個くらい並んだところにスタッフが大勢いて、20分ごとに入れ換えという工場みたいな大きなところでした。みんな喋り続けていて、換気って…とも思いますが、明るくて感じはいいです。

担当してくれた人はいい人具合が溢れているような人でした。抜糸前でもガンガン施行する感じで、専門外の内分泌などについてコメントが多くて、どう反応していいか迷いましたが、施行してもらうとぐっと楽になりました。

ドクターによると、3ヶ月は腕立てや3kg以上の持ち上げ禁止で、1ヶ月後には120度上がるようにするのが目標とのこと。腕立てはしないと思うけれど、荷物はうっかり持ちそうな気がする。
理学療法師さんからは、上向きに寝て、お祈りみたいに手を組み、腕を伸ばしたまま上げる運動をゆっくり10セットという宿題が出ました。これは気持ちよくできそうです!

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2022年02月01日 20:58
入院グッズ 1泊2日の肩の手術入院で便利だったのは
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
肩の手術で入院したのは1泊2日だけの短期入院でした。入院して検査をしたらすぐ手術、眠り続けて退院で、ご飯を食べたのは2日目の朝だけという、あっという間。なにより荷物は最小限にしてレンタルを活用してねという病院だったので、必要なものはほとんどなかったです。
むしろ、術後に右肩に負荷をかけない!というのが重要だったので、荷物はとっても軽くしていきました。

それでもあってよかったのは…

・物干し用洗濯バサミと小さなバッグ
術後、動きたくないときに、スマホやモバイルバッテリーをベッドサイドの手すりにかけられるのが便利です。
電動で起き上がるベッドだと、枕元に置いたものが滑り落ちて探すはめになりますから、手すりに留めておけると安心。

・小さなペットボトル
病棟の自販機は限られていて、しかも硬貨のみだったから、お茶があって正解でした。ストローを使ったけど、開けてから時間が経ったものは不安なので、300ccのものをいくつか持っていてよかったです。

・前あきブラジャー
肩が痛いから、ユニクロの通販で買った前あきブラジャーは活躍してくれました。金属もないので、コロナ対策で胸のCTを撮る検査の時もそのままでよく、便利でした。

・ハンドクリーム
コロナの特殊事情かもしれませんが、部屋を出るとアルコール消毒するので、だんだんカサカサしてきました。ハンドクリームは持っていてよかったです。

・洗口薬
ご飯が急に出てきたから、くちゅくちゅっとさっぱりしてからご飯を食べられたのはよかったかしら。

・A4クリアファイル
書類やら写真やら、紙をいっぱい受け取ったので、全部入れておけました。

きっと病院が違えばあんまり参考になる話でもないかもしれませんが、やっぱり入院には物干し用の洗濯バサミ最強ということで。

あとは、お隣の人が夜に電気をつけて電話をしていたりしたので、アイマスクと耳栓があってもよかったかもしれません。

そうそう、今回は活躍しませんでしたが、家のベッドサイドにエレコムのクリップ式の延長電源ケーブルを買ってきて、便利です。テーブルタップ自体が大きなクリップでテーブルや棚の角に留められます。長い入院には活躍しそうです。

ちょっと快適になるだけで、リラックスできて、その分、検査の値がよくなることもあるから、意外と大事だったりしますね。

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2022年01月25日 12:36
肩の手術をしてきました!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
無事に肩の手術が終わりました。
全身麻酔の手術ですが、1泊2日の入院でした。
ブロック注射がなかなか切れなくて、麻痺していましたが、終わってみたら、すっきり。手術してよかったです。1週間の入院する病院もあると聞くのですが、感染症も気になるところなので、よかったです。

手術の日の朝9時半に病院に入って、書類を出したら、まずはコロナ対応で抗原検査、PCR、胸のCTを撮って感染してないことを確認でした。
抗原検査は10分で出るけど、PCRは翌日に出るのでうっかりすると退院後になるそうな。鼻の奥をグリグリすること2回。結果が出るまで鼻をかみかみ待ちました。

上がる頃には11時になっていました。病棟では、病歴や薬、アレルギーの質問を受けたら、パジャマでなくてさっそく手術着に着替えます。スタッフがみんなバタバタしていて、すぐ来ますね!といっても誰も来ないので、点滴のラインができたら、後はゴロゴロしてました。

お昼に先生がお部屋を覗いてくれて足のつけね、鼠径部から採血です。動脈血でしょうか。喘息を心配されて、血液ガスを調べたのか、看護師さんの様子から、いつもしている感じでもない様子でした。

ほんとは午後のふたり目の手術予定で、15時頃かなと聞いていましたが、前の人の予定が遅れたとかで、急に繰りあがり、13時半になったら点滴台を押しながら歩いて手術室に入りました。

手術室の入り口に先生が座っていて、あら、よろしくお願いします、とご挨拶。
手術台に座ったら、看護師さんが点滴台を用意する間、「先生、ちょっとお願いします」とドクターが横で点滴袋を持ってくださって、びっくりです。
上半身と靴下は脱ぎますが、下のヒートテックとパジャマはそのままで、ちょっとカジュアルな感じでした。

心電図の電極をつけたあと、麻酔科の先生に挨拶して、これまでの病歴とか、甲状腺ホルモン不応症のために代謝は亢進と低下がパッチワーク状とかいう話を伝えられました。

横向きに寝て、首の根本にブロック注射をずんずんずん。エコーで見ながら、打つのですが、歯科の根の治療の時のように神経のまわりで、ずん!と響く感触があります。
上向き姿勢に戻ると、酸素をつけて、そのまま麻酔が始まりました。

14時半に手術終了。予定通り、1時間です。早い!
意識が戻ると手術台のところに先生が写真を持ってきてくれて、真っ赤に炎症していたよ、と関節包あたりの写真を見せてくださいました。魚を三枚におろすみたいに骨に張り付いた炎症部分を剥がしていく感じの写真もありました。

術前・術後に麻酔下で先生が肩を動かすと、ずいぶん動いていたみたいです。
挿管はしなかったそうで、喉のヒリヒリはありません。

せーの!とベッドに移されたら、お部屋に戻って、弾圧靴下を履いて、うとうと。術後、1時間ごとに血圧、酸素飽和度、体温をはかりながら過ごしました。
ベッドのまま肩のレントゲンも撮ってくれました。

16時くらいに酸素が外れて、車椅子でお手洗いに行けるようになりました。尿道カテーテルもおしめもなかったので、ほ。
手術をした右の指は動くけれど、触覚はないから服の上げ下ろしがなかなかたいへんでした。気をつけないと親指を捻挫しそう。
腕はだらりとしたままでうっかりすると車椅子の車輪に巻き込まれそうです。肘から先を自力で曲げようとしてもぐにゃぐにゃでダメです。
ひとまずお布団を追加してもらい、ぬくぬくしてぐっすり寝ました。

夕方、ドクターが来てくれて、腕は上がらない?と聞かれたけど、まったく動きません。

ところで気にしていた血糖は前晩の夕食から絶食の状況もお昼が104、17時頃が117。ひと安心です。

17時半くらいにステロイドのソルコーテフ100mgを追加。こんな時間にステロイドが入ったら眠れなくなりそう…と思ったのに、20時半のバイタルチェックまで熟睡していました。
21時にトイレ。やっぱり腕はだらんとしたままでした。

その後、うつらうつらして、夜中の3時に目が覚めたら腕は自力で動くようになっていました。
ブロック注射が切れたら痛むよ、と聞いていたけれど、まだそんなに痛くない!
内視鏡の手術で、特に入れる水の量も少ない目で負荷が少ないのだとか。

看護師さんをお騒がせするのもなぁ…とごそごそしながら5時まで待ってお手洗い。6時半から痛み止めのロピオン点滴。それから抗生剤セファゾリンナトリウムとステロイドのソル・コーテフも追加。

点滴だけで一晩と1日を過ごしましたが、朝の血糖は120。問題ないねと8時に普通の食事です。いつもの4倍くらい白飯を食べました(笑)
ちなみに卵巣の手術をした病院の倍以上の値段で、おかずは半分くらいでした。1食しかなかったからまだいいけれど。

8時半に先生がニコニコ登場して、いいねー、大丈夫そうだねーと傷を消毒して手術中の患部の写真をもらいました。癒着と骨棘の前と後がわかる写真です。
これから全身的に楽になるよとおっしゃってました。
右の首や反対の肩、右の股関節、左足の小指など、痛いところがいろいろあるけれど、改善するといいなぁ。

傷は5ミリくらいのものが4つ。糸で縛られていました。

1日1回、お風呂に入ったらヨードで消毒します。背中側はなかなか届かなくて、抜糸までのことなら開腹手術前みたいにバシャバシャかけちゃいそうです。飲むわけでないから甲状腺のことは気にしないでいいと薬剤師さんは言ってくれていました。ちなみに血糖計測のアルコールの消毒では刺激が強すぎるようです。
カロナールもロキソニンもいっぱい持っている話をしたら、それは処方なしでokとなりました。
次の外来までの運動の宿題は、腰を曲げて肩に力を入れないで腕をダランと下げ、ゾウさんのお鼻みたいに右回り10回、左回り10回を朝晩やること。力を入れると、違う筋肉が動くからいけないようです。
それから手の開け閉めでグーパーを繰り返すことと、脇を開ける運動も。

痛み止め、抗生剤、ステロイドの点滴が終わったら、痛くない隙に10時半に退院しました。

病院では高齢者が多くて、入院申込書でも自宅に戻りますか?施設に戻りますか?とか、介護保険の質問とか、自力でトイレや食事ができますか?とか、そういう質問が並び、夜には叫び声が響いていたり、手が足りてなさそうでお隣さんはおしめを替えてもらえないと電話でぼやき続け…ということはあり、たいへんそうでした。
私としては、同室の人はみんなマスクもしてなくて後から濃厚接触と言われたら困るな…というのが心配で、ドキドキです。

でも、肩はもちろん痛いし、そんなに動かないけれど、穴を4つも開けて骨を削ったのに、痛み止めを握りしめるような痛みでなくて、ありがたい限りです。
いいドクターってありがたいですね。

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2022年01月19日 23:43
手術に向けて上がる血糖をどうしたものか
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
12月の外来で、HbA1cが6.6で安心し、インスリン(グラルギン)も6単位から4単位になったのですが、朝の血糖が140を越える日が3日続いたら6単位と言われたら、6単位打っても140を軽く越える日が続いていました。
急に決まった肩の手術の前に大丈夫かしらと年末年始も挟むので内分泌科で相談したら、下がっても6単位を継続したらいいよ、ということになり、ひと安心。

でも、肩はじっとしてても痛くて、CRPが高そうな状況が続き、その負荷で血糖は上がりがちです。さらにクリスマスや年末年始はぜいたくサラダなどを駆使して自重していても多少、罪深いおいしいお料理に遭遇するわけで、朝の血糖は180とか200を軽やかに越えるわけです。
年明けに肩の手術の術前検査に行ったところ、糖尿のことも甲状腺のこともお話する機会がなくて、ちょっと不安で帰り道にまた内分泌の看護師さんに相談してしまいました。

看護師によると、高めだけど、HbA1cが6.6まで下がっていたし、どうしてもダメならドクターからドクターに問い合わせてくるから心配ないよ、ということで励まされました。
実際は手術する病院で、問診票に糖尿病の既応は書いたけど、値も聞かれなかったし、通院病院も聞かれなかったから、どうかな…と思いながらも、すごく心配しなくていい状況と言われて少し落ち着きました。
仕事も休んで入院して手術の直前に、血糖が高いけどちょっと待って、と言われたら困るな…と思いつつ、可能性が少なそうなら、きっと大丈夫。

膠原病で炎症のCRPがすごく上がっても何を観察してどれくらい急いでどんな治療が待っているか想像できるし、甲状腺の値でも多少上下しても動揺しないけれど、血糖は付き合いが浅くて、まだまだ読みきれず、しかも全身麻酔の手術となると、どうしたらいいのやら、動揺しきりです。

でも先生方に相談して、ひとまずよしとしてみようと思います。



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2022年01月16日 10:01
肩が痛い…て、また手術ですか
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
こちらに書き損なっていましたが、実は肩が痛い状態が続いています。
6月ごろに読まないといけない分厚い本を読みかけては寝てしまい、本の上で寝るのが続いていたら、右肩が痛くてうまく動かなくなっていました。

しばらく経っても治らないので、五十肩?と思いながら近所の整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらったら、石灰化しているねと言われて、電気治療をしたり、2回くらいヒアルロン酸注射をしたりして半年。

卵巣の手術を挟んで、腕を動かす量が減ったのか、さらに可動域も小さくなり、背中のボタンやホックには手が回りません。会議で使うホワイトボードも下半分しか書けない状態です。脇に体温計を挟もうとしても20度くらいしか開きません。物を落としそうになって急に手を出したり、起き上がりかけて手をついたりすると、悶絶する痛みにうずくまることが続いてきました。

12月末になって、いくら経ってもやたらと痛いし、腕は上がらなくなり回らなくなって、歯科で椅子を倒されるだけで痛いのでぼやいていたら、歯科医が「あんまり無理を続けないで膠原病の先生に相談してみたら?」と勧めてくれたので、思いきって相談することにしました。
「先生が聞かれる筋合いのない質問なんですけど…」とおそるおそる伺ったら、肩といえばあの先生でしょう、きっとニコニコしながら診察してくれるよ、と紹介してくださったので、その足で、肩の先生のクリニックに行ってみることにしました。

肩の先生はすぐに診察してくださいました。肩を動かしたら、あ、硬っ、硬っ、硬っ、とつぶやかれて、レントゲンに。肩だけにカタいのです…(笑)

肩のいろいろが石灰化しているだけでなくて、上腕の骨が上にずり上がっていて、腱の一部が薄くすけてみえる状態です。どうやら肩の腱が切れかかっているようでした。
先生の解説によると、肩の関節が石灰化してザリザリになっているところを無理に動かしていたので、ノコギリでギコギコしたみたいなことになっていた模様です。炎症している部分を守ろうと、肩の前の部分が癒着して張り付いていそうということでした。
そこで引っ張られて、腕の力こぶの筋肉も、肘も痛くなっているのは当然だそうです。
いろいろ痛いのに慣れっこで痛み止めも飲んでなかったのですが、これは痛かったでしょう…と言われて、なんだか安心しました。

切れちゃったのを繋ぐのもリハビリも大変だから急ぎましょうということで、MRIを撮って、明日来れる?と聞かれ、続けておうちから1時間の病院に通うの巻。
MRI を見ると、やっぱり4つある肩の腱の1つが切れかかっていました。周りにも水が溜まった状態です。肩関節拘縮を伴った肩腱板部分断裂という感じでしょうか。

予約できる最速の1ヶ月後に内視鏡で手術の予定となりました。
卵巣の手術から3ヶ月も経たないうちにまた全身麻酔の手術を受けるとは思いませんでした。
麻酔と首へのブロック注射をして、手術は1時間ほどだそうです。腱に糸を掛けたり、石灰化しているところを削り取ったり、癒着しているところに切り目を入れたりするようです。
手術の後に麻酔が切れたら夜はかなり痛いようです…。1泊の入院で、そこから数ヵ月はリハビリも頑張らないといけないみたいでした。それでも、内視鏡を入れるときに入れる水の量を少な目にして負荷を最小限にする手術なんだとか。がんばってきます。
何はともあれ、信頼できる先生にお願いできるのはありがたいなと思いました。

そういえば、手術シリーズが始まった副鼻腔炎の蝶形骨洞の手術予定はいつになることやら。いろいろありますが、1個ずつ…。

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2022年01月10日 07:44
術後の血糖値はわりといい感じだった
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
卵巣の手術の後、昨年の11月の第1週に内分泌の外来に行ってきました。
なんとHbA1cが9月の7.0からさらに下がり6.5になっていました!


卵巣の腹腔鏡手術から10日ほどで、手術は一般的にカラダに負荷をかけるから血糖が上がりがちと言われるし、手術前には血糖値が高めの状態が続いていて、入院中の食事はいつものストイックな低糖質(ロカボ)食事と比べたらかなり糖質が高めだったので、どうなることやら…と思っていましたから、驚きです。

HbA1cは、検査法で少し違うものの、6.4までは基準値。治療では7.0を切ると合併症のリスクが減り、6.5を切るのをひとまず目標とすると言われていますから、ひとまずほっとしました。
食前の血糖値がそんなに変化していないのに、HbA1cが下がっているということは、食後の上昇やその持続が多少なりとも改善しているということでしょうか。とりあえずうれしいことです。

先生は、血糖値の上昇が早くわかって、病気のごく初期から生活改善とインスリンを含む強い治療をすぐに始めたのが、功を奏したかなとお話くださいました。

生活改善を進める前に早くお薬の治療を始めると血糖値が下がって油断し、食事や運動を頑張れないことが多いようですが、私の場合は早く卵巣嚢腫の手術をしたいし、血糖値が落ち着かないと術後の傷の治りにもよくないから、しっかり下げるゾという明確な目標があったので、うまくいったのかもしれません。

前に先生の反応がにぶくて、こっそり涙した(笑)、体重減少も「いいですね、がんばりましたね」と、しっかり褒めてくださいました!

インスリンはダラダラ続けると体重減少しにくいなどのデメリットもあるので、次の外来で様子をみて、2剤服薬に切り替えて、インスリンを停止しましょうかと言われて、うれしい反面、ドキドキ。
年末年始の食事が変わる時に大丈夫かしら、病院もなんとなく静かになる時期に、お薬を変えた後の気になる変化を相談できるかしらと思いながら、外来を終えたのでした。

そして1ヶ月あまり経って、12月に内分泌の外来でした。
手術を経て、比較的落ち着いていた血糖値ですが、いろいろあって、ジリジリと上がっていました。

復帰したら忙しくなったり、疲れて低糖質への反動が出て罪深い食事にはまる日があったり(笑)、夕方5時半くらいから食べていた夕ご飯も忙しさに押し流されて9時やら10時やらまで遅れがちです。思い当たることがいろいろ諸々あります。
この後だって甘酒の差し入れやら甘いものが届き、血糖値が上がらないわけはありません。

結局、朝の血糖値が140-180になってしまいました。

外来のお部屋に入って、最初から「今回はどうもいけません…」と白状していたのですが、驚くことに前回、HbA1cが6.5だったところから、6.6と大きく変化がありませんでした。

インスリンの卒業は見送りとなりました。ちょっとほっとしながら、改善しないのは気になるところ。
何かと間食が出てしまうところを気をつけて、血糖値が高い状態が続かないようにしなくては。

でも、6単位だったインスリンはいよいよ4単位に減量です。
最近の状態もよくないので心配で食い下がったら、朝の血糖値が140を超える日が3日続いたら、その日の夜は6単位まで増やしていいよということになりました。

ということで、その外来のあと、6単位のインスリンを打つ日が続いていますが、寒い日においしい料理にやられないように、湯豆腐などつつきながら乗り切りたいと思います。

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2022年01月06日 20:26
入院グッズ 卵巣嚢腫の腹腔鏡手術
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
あけましておめでとうございます。
書いては投稿しそこなっている状況ですが、今年もいろいろありそうです。ボチボチと更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、まずは昨年の入院のお話から。
卵巣摘出の腹腔鏡手術を受けた病院では4日間が標準みたいでしたが、私の場合は家がバタバタしていたので念のためプラス1日の5日間。
手術当日は動けないので、あんまり用意するものもないと言えばないのですが、あると便利だった入院グッズはこんなものがありました。

病院によって施設もルールも違うから、まずは病院の案内に添って用意するのが一番で、そのまま参考になるかはわかりませんが、自分の記録も兼ねてご参考に。

便利だったのは…

・物干し用の洗濯ばさみ
手元にほしいものをベットに止めておくのに活躍しました。。特に手術のあと、テーブルまで起きるのもイヤな時に、枕の高さより高く、寝返りしなくても手が届くところに必要なものがあると安心です。
ウエストポーチのようなバッグをベットにつけて、リモコンやポケットティッシュなどをいれたり、小さなビニールを下げて臨時の屑籠にしたり、起き上がったり動けないときにうれしいものです。

・小さなペットボトルのお茶
お湯を沸かしてお茶をいれるような状況でなかったので、ペットボトルのお茶が活躍しました。大きなボトルでもいいのかもしれませんが、私は600ccのものを数本持っていて、300ccのペットボトルに移して、それをさらにコップにいれて飲むことで、量の計算がしやすかったです。
計算のためには、目盛り付の軽いマグカップがニトリにあるようで、その話を聞くと便利そうと思ったり、入院の荷物が重くなったり割れる素材はどうかなと思ったり。

・かがとのある滑り止めのあるスリッパ
病院で見た介護用室内ばきは、あんまり気分が上がる感じじゃなかったので、街中の介護コーナーでみつけました。暖かいのと転びにくいのは重要。
毎回手でテープをつけたりはずしたりするのは、結局、肝心なときにやらなくて転ぶ元になりそうだったので、靴を履くように足を入れやすいタイプにしました。

・前あきブラジャー
これは私の特殊な事情と思いますが、微妙に五十肩?という感じで、心配だったので、ユニクロのエアリズムの前あきブラを持っていきました。和装なんかにも使えるペタンとしたタイプです。パットを出せば薄いエアリズムなので、手洗いでもすぐ渇き、ヒラヒラしてないので目立たない感じでした。
これは、心エコーなんかでもイイネと言ってもらうことがあります。

・大判の罫線のある付箋
いつもは入院の時は、ノートにまとめて、何時に誰が来て、何があって、結果はどうだった、次の計画や残す課題はこう、みたいなことを時系列に書いていくのは我が家の伝統で、例えば交代で介護に来ても、だいたいの経緯や病気の状況がわかるし、あとでも振り返りやすい記録にしていました。
でも、今回はコロナで誰も来ないし入院期間も短いので、だいたいはスマホに保存。
ちょっとしたメモには罫線のある付箋で十分でした。

・ポケット付き、長め、薄手カーディガン
これは入院の時はいつも活躍しています。ベッドの上で座った時にお尻の下にならないくらいの長さをお薦めする方もいらっしゃるのですが、私は廊下で歩く練習をする時にお尻まで隠れる長さのものがよかったです。病室は暖かいから、そんなにぬくぬくである必要はなくて、私としてむしろシルエットが隠れるのがうれしいですね。

今回、あまり活躍しなかったのは…

・ペットボトル用ストロー
いつもは、500ccくらいのペットボトルにつけられるふたつきストローは入院の必須アイテムと思っています。
今回は、飲んだ水分量の計測が必要で、ちょっとずつ飲むより100ccとか150ccはまとめて飲んでいたのもあり、術後に病院で用意してくださったストローでうがいをした以外は活躍しませんでした。

・湯沸かしポット
本格的な寒さがなかったからか、お部屋が暖かだったからか、食事以外は常温のお茶ですんでました。病院によっては持ち込まないでと言われるようですね。

・ワンピースタイプの厚手の寝間着
手術をした先輩から、お腹を押さえないために、ワンピースがいいという人もいて、少し厚手のものだとずり上がらなくて正解と聞いていました。手術の時に着せてもらったのはまさにそんな感じで、ジャージみたいな生地で快適でした。
でも、今回は感染対策でランドリーもなかったので、パジャマをレンタルしました。私の場合は普通のレンタルのパジャマでゴムもあたらず、十分でした。

・夜用ナプキン
術後に出血があることもあってナプキンをつけるので、普通のナプキンを用意するように言われていました。人によって出血が多いと「夜用を持っておけばよかった」と思った話を聞いていましたが、私の場合は特に出番はありませんでした。

・顔ふきシート
開腹手術に切り替わった人など術後に動くと痛い人はこれでさっぱりできて救われたようですが、私の場合はすぐに動けたので、活躍はしませんでした。

その他、お弁当用のスプーンとフォークのセットなども持っていましたが、今回は活躍せず。看護師さんによると、Nintendo Switchを持ち込む人も多いんですとのこと。確かにじっとベットにいるときにはいい友かもしれません。

こういう記録は、自分にはもう不用だったら一番ですが、いつ復習が必要になるか、わからないですものね!
念のため、念のため、念のため。

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2021年12月31日 23:19
卵巣嚢腫の手術のその後
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
更新しきれないうちに、あっという間に年の瀬になりました。
10月末に手術をして、順調に回復中です。

傷は、おへその中と、下腹の左右、真ん中の4ヶ所です。右は昔の盲腸の手術をした傷跡の上を横切っていて、〆の字みたいになっていて、見るたびになんだか笑ってしまいます。
0.5cmくらいの傷で腹腔鏡手術をする病院もあるようですが、私の傷は2-4cmくらいでしょうか。右の盲腸のあたりの傷が少し大きめというところ。

傷が擦れたり引っ張られてケロイド化しにくいために、テープを貼っておくといいよと教えてもらいました。貼り替えで肌に負担をかけないように、7-10日くらいは貼りっぱなしです。
最初は、マイクロポアというテープを使っていたのですが、何枚かを並べて貼るのが難しかったり、隅っこから剥がれてきたり、そこから痒みが出たりしたので、アトファインというテープに切り替えてみました。私の場合は貼りやすく痒みも出にくて、快適です。

開腹の手術では、半年くらいは続ける人もいるようですが、腹腔鏡で傷の治りも悪くなさそうなので、数ヶ月でやめていいかもよ、と言われています。ケロイドが残りやすいので、様子を見ながらやってみます。

手術から4週ほど経って、婦人科の外来に行ってきたところ、お腹の調子も良さそうでした。
子宮の筋腫も3cmくらいのものがいくつかで変化なしです。
傷の治りもよい感じ。やがて2ヶ月経つと引っ掻いた痕みたいな細い線が残る程度になりました。指で触るとちょっと膨らみが、わかる程度です。

仕事は術後1週間くらいで戻れる気分でしたが、周りの勧めもあって2週間は休暇にしました。

手術にあたって卵巣がひとつ減ると、分泌されるホルモンのエストロゲンも減って、更年期が進んだり生理周期が変わるのかなとドキドキしていましたが、手術直後に刺激のせいか少し早く来たあとは、きっちり予定日に来て、普通に終わっています。
このまま落ち着いてくれるといいなと思います。

そういえば、手術の後にゴロゴロする時間が長かったら、内臓が下がってぽってりしがちだった下腹部やむくみの酷かったふくらはぎがすっきりしていたのがうれしかったけれど、復帰したら少しずつ元戻りしているのが残念のところ。
来年も、のんびりが目標になるかもしれません。

振り返るとコロナも一番落ち着いていた時期に手術できて、よかったんじゃないかなと思っています。

皆さま、よいお年をお迎えください。


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2021年11月03日 12:24
卵巣の手術完了!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
10月末に卵巣の手術をしてもらいました!
5日間の入院を一挙ご報告です。

【入院1日目/手術前日】
手術予定の前日に入院です。
入院費用はカードで払って、あとから高額医療で精算したら、カードのポイントがたまるかなと思いつつ、退院後に手続きをする元気があるかわからず、限度額適用認定証を持っていきました。
それから感染症の影響でで洗濯機やクリーニングサービスがないという話だったのでパジャマとタオルはレンタルで。
先生にちらっとお会いして、診察をして、卵巣嚢腫は大きな変化はないからこのまま手術だねと確認をしました。
暖かいご飯を食べて、ちゃっちゃと寝ました。

【入院2日目/手術当日】
翌日は手術。腹腔鏡でおへそと左右・真ん中の4か所を切って、内視鏡で手術する形です。最初は朝の予定と聞いていましたが、聞くたびに時間がずれていき、午後イチに決定しました。
前日の夕ご飯のあと絶食で、飲み物も朝6時から絶飲となっていたので、お腹がすくんじゃないかと心配しましたが、甲状腺機能もそんなに亢進してなかったようで、穏やかに時間になりました。

お部屋で声をかけられて、点滴を押しながら看護師さんととことこ手術室に歩いて到着です。
入り口で執刀の先生や麻酔科の先生が待っていてくださって、本人確認をして、手術の内容の確認(左右の確認なども)して、手術室にとことこ歩いて入室し、そのまま小さな踏み台に乗って手術台にあがりました。

上半身にはなんだか暖かでふわふわのエアクッションのようなものがあって、気持ちい感じ。
麻酔科の先生や看護師さんが呼吸数を見る電極や酸素飽和度を見る機械などをぽんぽんつけてくれました。脚をごそごそしていたら、「腰は痛くない?」なんて聞いてもらって足の下に毛布をひいてもらったりして、足の太さを測って血栓防止のシュホーと圧力をかけてくれる機械をつけて、「大丈夫?」と聞いてもらったら、酸素を吸い始め、あっという間に麻酔開始でした。

次に目が覚めたのは、だいたい1時間半後。
手術台の横のベッドに移されて、酸素をつけて、ぼーっとしてました。

あっさりそのままお部屋に戻りました。全身麻酔のために人工呼吸の挿管されていたので、喉は口を開けて寝た後みたいにヒリヒリするけれど、お腹もあんまり痛くなくて、手術が終わったよーというメールを各方面へポチポチ送る余裕もありました。

部屋に戻ったら、2時間で酸素が外れて、そのあと2時間ごとに体温と血圧、酸素飽和度を測るのが翌朝までつづきました。
尿道に管があるので、トイレに起きなくてもOK。絶食もしたし、麻酔の関係でお腹も動きがゆっくりなので、便意もなし。
でも寝返りはらくらくです。開腹手術したときの動くと、ぐおーと痛くなる感じとまったく違って驚きでした。
挿管されていた喉がイガイガして声が出にくいのが唯一気持ち悪くて、1回うがいだけさせてもらったりしていました。

夜になったら、術後の発熱で37.7度になったので、「38度になったら先生に言いましょうね」と言いながら、氷枕をして、脇の下や太ももの横に冷たいのを置いて、様子を見ましたが、37.5前後で推移していました。
それでも、その間はわりとしっかり眠れて、足の血栓防止の機械もむしろ気持ちいい感じで、寝返りを打ちながら、あっという間に翌朝になっていました。

そういえば、他の経験者からは、術後に癒着を防止するため寝返りをするのは激痛だったとか、手術中はガスでお腹を膨らませて手術をするスペースを作る影響で肩が痛くなるとか、そういう話を聞いていたのですが、私の場合はまったくそういうのは感じませんでした。

【入院3日目/手術から1日目】
手術翌日には、あっさりベッドに座れて、トイレまで歩けそうなので、尿道の管は朝いちばんで抜いてくれました。
それからご飯が始まりました。五分がゆとやわらかいおかずだけれど、お茶碗に半分くらいのしっかりした量でびっくりです。
午前中にあっさり病棟を10周歩いて、足の血栓防止の機械も回収となりました。
夕ご飯にはおかゆがあふれる量で、食べられるけれど、血糖が大丈夫かドキドキしました。

【入院4日目/手術から2日目】
この日はすることがなくて、プラプラ歩いていました。
院内なら別のフロアにも行っていいよと言われながら、行くところもなくて、
37度ちょっとの微熱は上がったり下がったりで、氷枕のお世話にはなりました。

【入院5日目/手術から3日目】
朝いちばんに先生の診察があって、エコーなどでも問題はなさそうでした。
手術のときの動画も見せてもらって完了。手術前に痛いのがつづいて、いろいろ癒着していたらイヤだなと思っていたのですが、右の骨盤への癒着以外はあんまりなかったようです。あとは、いつもエコーで見ていた3㎝くらいの子宮筋腫がポコポコと飛び出ているのも見えていました。ホルモンが少しずつ減って、小さくなっていってほしいものです。
先生からは、入浴は経腟でお水が入って炎症のもとになるかもしれないから1ヶ月までは禁止、お酒や激しい運動もやめておいてくださいね、というだけで、特に制限はありませんでした。

荷物をまとめて、忘れ物チェックして、午前中の早い時間に退院となりました!

その後、時々お腹が痛くなるけれど、起き上がるのも歩くのもくしゃみをするのも苦でないし、腹腔鏡手術の技術はおそるべし!でした。
あとは血糖のコントロールが課題になりそうです。手術の影響で上がっていたり、ついつい普通にトーストを食べてしまったりしているせいですが、あんまり血糖が高いと傷の治りに影響が起きることもあるので、要注意です。

ともかく、手術は無事に完了しました!

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2021年10月02日 19:31
耳鼻科に行ってきました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
耳鼻科の先生にお会いして、卵巣の腫れや血糖のことなど、これまでの経過を聞いてもらい、蝶形骨洞の副鼻腔炎の手術の予定を相談をしてきました。
基本的には、手術の時期も自分で決めなさい、という感じでした。

先生が外の大学の先生と話してみても、場所が気になるものの「とはいえ副鼻腔炎でしょ」という先生もいらして、手術をすごく急がなくていいし、内視鏡が内頸動脈を破ってしまった時に備えて、頸動脈閉鎖検査で、頸動脈のひとつを縛って脳の血流がどれくらい保てるか事前に検査する必要もないでしょ、という話になったようです。
嚢胞は大きくなってないし、手術を急ぐ理由はありません、というお話でした。

良性の可能性が高いし、今のところ問題はなさそうなので、急がなくても良さそうと言われると、なるほど、とは思います。ただ、MRI の撮影スライスの具合かもしれませんが、画像によっては大きくなって、より骨にくいこんで見えるし、嚢胞の中には濁りがあるし、ほったらかしにするのでなくて、1-2年で手術してしまいたい気がします。
私の場合、先延ばしにしているうちに、別の病気が発覚して、ややこしくなることもありそうなので、できるときにやってしまって起きたいというのが正直なところです。

ひとまず、副鼻腔炎より卵巣の手術が先というのが結論としてはっきりしました。そして、卵巣の手術の後には、その関連の騒ぎが収まることを想定して半年はあけた方がいいねということでした。
婦人科の先生は、術後1ヶ月で何もなければ、他の手術もどうぞということなので、術後の体調を見ながら、ゆっくり考えようと思います。

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2021年09月30日 12:57
女性ホルモンと血糖
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
今日は女性のお話です。

血糖をおうちで測るようになって気がついたのですが、私の場合、生理が来ると、血糖がすとんと下がるようです。
ふだんは甘いものや穀類、いも類など、糖質をしっかり取ると、とたんに血糖が上がってしまっていました。血糖が下がるのにも時間がかかり、前の食事が遅くなると、食前の血糖がガツンと上がった状態になったりします。手術まではがまんしよう…と思っていました。
でも、生理が来ると、丼もののお弁当を食べようが平気で、次の食前にはすっきりと血糖が下がっていました。食前に90-100mg/dlです。

先生に聞いてみると、人によるけど、生理初日にすとんと下がる人は多いようです。私も20-30くらい下がりました。

エストロゲンが上昇する「卵胞期」は血糖値は低めになり、プロゲステロンが上昇する「黄体期」は血糖値が上昇しやすくなるそうです。
エストロゲンが多いときは、インスリンが働きやすくなるのだとか。
私の場合は、生理が始まる頃から排卵くらいまでの2週間は低めという印象です。

そんなことを知らずに、エストロゲンに似たイソフラボンたっぷりの低糖質の豆乳を愛飲していますが、それくらいでは血糖には効かないか…。
排卵の頃からは、かなり糖質を抑えないと、食前に140-150mg/dlという感じです。
お薬の量を調整の相談をできたら気が楽なのか、そこまで気にしないのがいいのか。どうなんでしょうね。

とりあえず少しずつ血糖の理屈がわかってきて、すっきりとしてきました。

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2021年09月20日 19:27
とりあえず血糖は下がりつつ
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
インスリンを始めて1ヶ月半。
外来に行ってきました。血液検査でHbA1cが7.0まで下がっていました!
HbA1cがゆくゆくは7.0%へ向けていくけれど、せめて8.0%を切る、7.5%くらいまでなればいいねということだったので、上等です。これで手術はgoとなりました!

8月の始めには食前の血糖でも200や300を越えていたものの、このところ、おうちで計測する血糖も90代がつづいていたので、これは行けるか!?と期待していましたが、期待以上でした。
食後10時間くらい経った空腹時に100ml/dlくらいで安定するとHbA1cも5.5%くらいまで落ち着くようです。
やっぱりインスリンを導入し、自己計測でしっかりコントロールできてよかったです。

この1-2ヶ月、よくがんばりましたとほめてもらいました。
ついでに体重は半年間で9キロ減らしたと自慢したら、まあ少しね、という評価で、残念でした。糖尿の症状と認識されたのかな。血糖が下がってからも1ヶ月で2kgくらい落とすのは頑張ったのだけれど。タニタの体重計によると筋肉は減っていないようだし。見た目の印象より背が高いと言われるので、BMIで言うべきだったか。

とりあえず、HbA1cが8月の始めにほとんど9%だったことを考えると、ちょっと下げるのが早すぎということで、インスリンを10単位から8単位まで減らすことになりました。減らすのもゆっくり。グラルギンの最小は4単位なので、術後に年内にたどり着くかは、きっと様子を見ながらですね。

糖尿だけ考えると、経口薬をもうひとつ追加したら、インスリンを止められそうということでしたが、その薬は手術の前にはやめないといけなかったり、インスリンの処方がなくなると血糖の自己計測器が使えなくて、さらに、術後には血糖の観察をしたいねということで、年内くらいはインスリンの単位数を減らして様子を見ることになりました。
使っているインスリンも速効性のものでなくて、24時間くらいゆっくり安定して効くタイプなので、血糖の値が落ち着いて、自分の血糖の反応のパターンがわかってくれば、もう少し計測の頻度も下げられそう。朝の空腹時と気になる時だけの計測になれば、ずいぶん楽になりそうです。
そのあと、経口薬だけになれば、さらにずいぶん楽で、お腹の炎症がなくなってさらに安定してくれるといいのですが、夢は見すぎず、一歩ずつ。

インスリンの処方がなくなっても、チップと針をいつもの処方薬局で自費で買えるか、忘れる前に薬局で聞いておくと安心かしら。

ちなみに、採血の結果は、他も腎臓、肝臓、鉄分は大丈夫そうでした。甲状腺も不応症のわりに若干低いけれど、安定。コレステロールもローカーボ、ハイファット(低糖質、高脂肪)の食事を続けているわりに良好。
あとは術後の傷が落ち着いて、喘息も落ち着けば、運動ですね。
リングフィットか何かを始めようかな。

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2021年09月09日 21:34
喘息の先生にも会いました
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
副鼻腔炎が…、腹膜炎が…、血糖が…と騒ぎつつ、喘息のお薬が終わりそうなので、先月始めに呼吸器科に行ってきました。

蝶形骨洞の副鼻腔炎の手術をする話までして2ヶ月ぶりの外来で、そのあと卵巣嚢腫で腹膜炎を起こして、すぐに手術をしようと話していたら血糖が急にあがって、その対応中というお話をしました。そりゃたいへんだったねと先生に言われました。

ここからどうするの?と聞かれて、個人的には、蝶形骨洞も薄い骨を挟んで内頸動脈のすぐ横だから卵巣をとって多少なりとも骨代謝が落ちるなら遅滞なく手術したいし、血糖の原因が卵巣というならインスリンをガツンと使って血糖を一気に押さえて、早く手術したいんですが、先生方の協議中と説明。呼吸器の先生も、まったくその考え方に賛成!と話していました。
まあ、内分泌の先生には見えているリスクもあるので、いろいろ慎重に進めるのでしょうけれど。

腹膜炎は在宅で抗生剤3薬を使ったという話に、先生は、そこは普通入院するよね…、と言われました。ですよね…
そういえば、腹膜炎で入院してしまっておけば、糖尿の話もそこで追求し、対応できたのかしらとも、ふと思いました。でも、それではさすがに気持ちがついていかなかった気がします。

喘息のお薬は、スピリーバ、シムビコート、パルミコートの併用で継続することになりました。ステロイドも糖尿への影響を疑われている話はしたものの、それよりも内臓の炎症による負荷があやしいよねということで、ひとまず継続。
甲状腺の関係で飲んでいるβブロッカーのテノーミンを少しやめてみたら、呼吸が少し楽になるでしょうか。総合的に組み立てるには、大きな病院の呼吸器の先生がコロナ対応で忙しすぎるので、タイミングをみて相談…でしょうか。

何か変化があれば、また教えてください、と言われつつ、手術の関係で同じ病院の呼吸器で外来が必要なら気にせずにどうぞ、とのことでした。

3分くらいの外来ですが、朝の回診みたいに情報量の多い時間でした。


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2021年08月27日 08:06
インスリンを増量、血糖はちょっと改善中!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
インスリンを使い始めて1週間して、内分泌の先生にお会いしてきました。

一日3食を食べる前に自分で測った血糖の記録のノートを見てもらいましたが、食前なのに、朝も夕も血糖は200mg/dlを軽く越えて、マイペースで、どうもいけません。
意外と下がってない…ということで、先生から「インスリンのスタートは、6単位から始めるものですが、ここは10単位まで増やしましょう」と言い渡されました。インスリンの出もよくないし、出たインスリンの効きもよくなくなっているという感じです。

手術ができる目標を聞いてみたら、ご飯を食べて10時間以上経った空腹時(朝ごはん前)に130mg/dlを安定して維持できている状態で、それができたら、HbA1cも8.0%を切ってくるでしょうと聞いて、そこに近づいている感じがしません。

このままじゃいかん!と血糖を下げる工夫を真面目に始めました。(今ごろ?と言われそう…!)
1週間の自己血糖測定をしてみて、改めてホカホカの白米や厚切りトーストは血糖をぐいっと上げるとか、食事の時間が安定しなくて、前の食事の血糖が下がる前に次の食事をとることになるとか、血糖の低い時間をしっかり作るために改善できそうなところが見えてきました。そこで自分のルールを3つ決めました。

まずは、間食をしない!
食事の間を4時間あける!
そしてローカーボ(低糖質)の食事を心がける!

ご飯やパンのような糖質の多いものは少なめに。
そして、野菜とタンパク質をたっぷり。多少、油はカロリーが高くなっても気にせず、穀類でない油(サラダ油でなくごま油や肉の脂身)を中心につかうようにしました。
たとえば、刻んだキャベツのパックを一袋レンジにかけて、蒸し野菜にして、そこに豚バラをごま油で炒めた塩ダレのお肉をのせてメインにし、もずく酢、そしておにぎりひとつ。これで一食の糖質は50g以下に押さえられています。
朝ごはんもオートミールにミルクをかけて、ミカンひとつで50gちょっと。

糖質は、女性は一日に270g、男性は330gくらいをとるのがめやすと聞きますが、最初は150-200gにぐっと押さえて3日継続。食前の血糖が100mg/dlを切るようになり、それから200-250gくらいに戻してみました。
そうすると、食事が遅くなった次の食前が高いことはありますが、だいたい食前の血糖は90-130mg/dlにおさまってきました!

血糖が下がってきてもう一度、先生にお会いしたら、よし!この調子で手術に向けてがんばりましょう!と言っていただけました!

あんまりストイックだと続けられないと思うのだけれど、脂質を気にしなければ、わりと食事の満足度は高めです。ひとまず手術をしよう!と言われた時にできる状態にもっていくのが最優先かな、と思って、がんばってます。

調子にのって、低血糖にならないようにしないといけません。いつも高かった人の血糖が急に下がると、値としてそれほど低くなくても、具合が悪くなることがあるようです。特に暑い時期は血糖が不安定にもなるので、気をつけるに越したことはないですね。
使っているインスリンもゆっくり効くタイプなので、低血糖になりにくいそうですが、念のためブドウ糖は持ち歩くようにしています。

あとは、喘息の状態がよくなってきたら、もう少し運動したら、内臓脂肪が減って、インスリンの効きがよくなるでしょうか…。

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2021年08月18日 17:24
卵巣嚢腫の手術の行方は
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
内分泌での糖尿病の状況を、婦人科で報告してきました。

内分泌の先生が、血糖を上げる要因として卵巣の炎症が疑っていらっしゃるなら、血糖が落ち着いてから手術を考えましょう…というのでなく、並行して手術を考えなくては行けなさそうですね、という確認です。とはいえ、血糖コントロールの様子をみるために、次回の予約は来月に。

エコーで確認したところ、右卵巣は5cmほど。
急成長しているわけではなく、画像的にも今のところ悪性腫瘍をすごく疑うわけでもないので、緊急で手術でなくてもいいかもということでした。痛いし、腹膜炎を起こしたものだから、ほっておいて癒着するのも怖いですが、糖尿病の合併症のリスクを抱えて突き進むほどではない様子です。

筋腫は相変わらず3cmくらいまでのものがいくつか。急いでどうこうはなさそうです。生理は順調に来て、長すぎる様子もありません。
とはいえ、お腹は断続的に痛くて、切ないのは、早く落ち着いてほしい感じです。

耳鼻科の副鼻腔炎の手術も秋に予定していて、婦人科の先生はそのあとかな…と呟かれていましたが、それよりもお腹を急ぐかなという気持ちです。

帰ってきてから、右足の付け根(鼠径部)や左も下腹部痛が出てきて、おや!?という状況です。だいたい相談したいことに限って、外来の後に起きますね。
6月の造影CTでは左の卵巣に多発嚢胞が指摘されつつ、機能性卵胞かなと言われて、それならしばらくしたら消えるものかなと気にしていませんでしたが、どうなんでしょう。
子宮の前の方の靭帯である子宮円索や脂肪織に陰影が…とも言われた微かな記憶がありますが、次には聞いてみようかと思います。靭帯にできる子宮内膜症はもうちょっと後ろの方の仙骨子宮靭帯辺りに見つかることが多いように思うのですが、こんな前の方の靭帯に起きているのか、別のことなのか…。
右の腫れている卵巣は、結腸に接しているというので、お正月の枇榔な話(おしりが痛かった話)と重なるのかもしれません。

ホルモンの量が減っていかば静かになることならいいな…と期待しています。

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2021年08月13日 17:24
はじめての血糖測定(SMBG)とインスリン
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
あっという間に、糖尿病の診断となり、手術に向けて血糖値をコントロールするために、血糖値の自己測定(SMBG:self-measurement of blood glucose)とインスリン自己注射を始めることになりました。

看護師さんが実際に一緒に練習をやってみましょうと時間をとってくれました。

手を石鹸で洗い、指先を揉み揉み。
計測機にチップを差し込んで、準備。
血をとるための針をセット。
手の第一関節より先の指先をアルコールで拭いて、針をカチッと刺して血を出します。
計測機で掬って、血糖の値を表示させます。

実際にさほど痛いわけでないけど慣れなくて、シュタッと針が出るのにドキドキします。

初日は、血を出すために針を出すつもりが針交換のボタンを押してしまいダメにしたり、出てくる血が足りなくて計測機チップを再挿入することになったり、いきなりたくさん針やチップを使ってしまいました。
なぜか人差し指はたくさん血が出ますが、中指はイマイチだったり、血行にもばらつきがありますね。

インスリンは、グラルギンBSを1日に1回6単位から開始です。

針は32G。採血の21-23Gよりずっと細く、産毛のようです。
刺してもグラグラ動かさなければ痛みは感じませんでした。
細いから、ゆっくり注入されるので、刺したまま10秒数えて、ピストンを押したまま針を抜きます。どうも打ち終わって、ホッとして、ピストンを押す親指を離してしまいそうな予感がありますが、時として血液がお薬の方に逆流してしまい、お薬をダメにしてしまうことがあるようです。

空気を抜くために2単位を空中でから打ちして、実際に打つ単位数をセットして打つのですが、いろいろ慣れなくてゴソゴソしているうちに、打つ単位数をセットし忘れて、あわてて打ち直したりしています。

打つのは、お腹が最適だそうです。おへその周り、握りこぶし1個分くらいを避けて打つようです。
二の腕や腿、お尻も打つところと絵に描かれていたのに何でかと思ったら、二の腕や腿は筋肉が多くて、動くと、吸収がグッと増えてしまうことがあるから、お尻は場所によって神経に触ることがあるから、だそうです。なるほど。
急いで効いてほしいエピペンは太ももに打つべし!というのの逆ですね。

グラルギンBSは24時間くらいかけてゆっくり効くので、比較的低血糖は少ないそうです。
普段からずっと血糖値が高い人の場合、血糖が200でも低血糖になることがあるので、値でなくて、体調でよく見るように言われました。
あとはミカンを食べたあとの指なんかは果糖が残っていたりするから、ちゃんと洗うのよと念を押されました。

始めてみるとなんともないのですが、食前に計測するのが意外とバタバタしていると難しいですね。食事をする時間も量もばらつきがあるのを実感してるところです。
早くさがっていくといいな。

インスリンを打っても、血糖値は200や300を軽やかに越えることもあり、残念な気持ちになりますが、計測機の説明書に、600の時には…というような話があって、ちょっと気が楽になりました。
手術は、空腹時が130くらい、HbA1cが7.0%に向けて、せめて8.0%を切る、7.5%くらいまでなれば、進められるかな、ということだったので頑張ります。

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2021年08月05日 11:52
インスリンを使いますか?
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
糖尿?と言われて、エクアを飲みはじめて約20日。
いつも甲状腺でお世話になっている内分泌の先生に会ってきました。前回、血糖の相談をしたのは別の先生だったので、この先生に糖尿のことでお会いするのは、初めてです。

これまで、1-2ヶ月くらいの血糖の状況を反映するHbA1cは健康診断でも数年間だいたい5.5%くらいで来ていたものが、急に8.5%になったあと、今回、さらにあがって、ほとんど9.0%になってました。
6%未満なら血糖コントロールができている状態、7.0%未満なら合併症のリスクを押さえているライン、低血糖が起きやすいような事情がある場合も8.0%未満を目指すラインと、日本糖尿病学会の糖尿病診療ガイドラインで言われているらしいので、「これじゃいかん」という段階です。しかも薬を飲みはじめても悪化しています。

やっぱり急に血糖が跳ねあがった印象なので、内臓の炎症の影響と見えるという見立てでした。あとは喘息とステロイドの影響もあるかもしれないけれどと。
造影CT で膵臓の腫瘍などの可能性はクリア、インスリンの効きを悪くする自己抗体の抗GAD抗体も陰性で、まあ、そうですね。

今回も空腹時に血糖が200もあったので、DPP-4阻害薬のエクアだけでなく、もう1つお薬を追加して、2剤併用しましょうか、とお話してくれました。

私としては、甲状腺ホルモンなら、症状で手に取るように値の上下がイメージできるのと違って、糖尿病の基本的な知識もほとんどないし、自分の体質や今の体調として、どんな食事や行動、体調によって血糖がどんな風に推移するか、見えないのは、ちょっと残念に思っていました。
お薬を変えながら2-3週間で外来を重ねても、全体像が見えてくるまで時間がかかるのもじれったい話です。糖尿病がコントロールできるのを待っている卵巣の腹腔鏡手術がさらに遅れてしまっては、その炎症でまた血糖が不安定になるループに入りそうです。

そうしたわけで、自費でも血糖を測定するのは高いですか?と質問したら、それなら少しインスリンを導入したら保険適用になるよ、ということで、さっさとインスリンを試すことになりました。
昔は、膵臓が動いているのに血糖があがっていく二型の糖尿病の場合、食事療法、運動療法、投薬をやってダメな時の最後の手段としてインスリンを使うイメージがあって、とうとうインスリンになってしまいました…という話があったものでした。
でも、最近は初期からインスリンを導入して膵臓を守るという考え方もあるようです。といっても、初回からインスリン、というのはあまり聞いたことないけれど。
それだけ、値が充分高かったということもあるのでしょう。また、手術に向けて急いで血糖を落としたくて、血糖の原因もお腹の炎症が疑われているのでそこを早く解決するためにも早く手術にしたいという事情があるので、順当かと思います。

あとは、2008年の右下腹部痛をしらべはじめた頃から肝臓が光ってますね…と脂肪肝を指摘されてきましたが、これもインスリンの効きを悪くする要因と言われるので、これも何とかしないといけないでしょうか…と聞いてみました。
先生からは、それはそうだけど、順番があるかなと言われました。
・とにかく全力で血糖を押さえ込み、お腹の手術を終わらせること。
・体重は標準体重の範囲内ではあるけれど、あと一息落とすこと。
・術後でいいので、喘息をもう少しコントロールして運動ができる状態にして、運動療法で肝臓もスッキリと脂肪を落とすこと。

まず、卵巣の腫れで血糖がおかしくなり、それで卵巣の手術延期というループをバッサリ切りましょう、ということのようでした。

体質的にもともと食後血糖は高めで、健康診断などで10時間絶食のあとにも血糖がやや高めな印象を持っていたので、チェックできるテーブルに載せられて、少し安心しました。
全身性エリテマトーデス(SLE)との付き合いが長いわりに腎臓がしっかり動いてくれているのも救いです。

婦人科で報告したら、血糖のコントロールを考えると手術は耳鼻科のあとかな…と呟かれました。どうなるかな。
あとは、耳鼻科の先生に糖尿と手術予定のことをお伝えする外来のアポを取り、口腔外科には手術が延期でマウスピースの受け取りの変更をして、今日のミッション終了。

始めるインスリンは、グラルギンBSなので、比較的低血糖も少なそうです。1日1回6単位からというかわいいスタートです。

卵巣の手術が終われば血糖も落ち着くことに期待です。そんな簡単にいくのかよくわかんないけど。

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2021年07月31日 09:01
新型コロナのワクチン、2回目打ちました!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
入院だ、手術だと大騒ぎの最中に接種券が届きました。
手術の前には、一定期間、ワクチンは避けてくださいと言われることが多いものです。ましてやこのワクチンは、副反応もしっかり出がちなのでどうかな、とドキドキ。
もう無理かと思ったのですが、婦人科の先生に相談したら、まだいいですよ、ということだったので、翌日にたまたまキャンセルが出た病院で1回目を打ってもらってきました。
発熱や腕の筋肉痛の噂をたくさん聞いていて、念のため接種の翌日はお休みをとったのですが、いたって元気でした。熱はなし。腕の筋肉痛が打った日の夜くらいから1日間はあり、そちらの腕を下にして寝たくない感じはありましたが、全身性エリテマトーデス(SLE)の日常からすると、取り立てていうほどではありませんでした。
あんまり元気だったので、病気の多いあの人があのくらいなら…と周囲がこっそり勇気を得ていたらしいです。

ファイザーだったので、2回目は3週間後でした。
2回目は発熱するよと聞いていたので、翌日はお休みを取りました。
腕の筋肉痛は前回より軽いようですが、14時間くらい経って、これから熱が上がるよー!というインフルエンザの始まりみたいな体の痛みと頭痛が始まり37度くらいの微熱が出てきました。17時間で38度。18時間で39度。それがしばらく続いたので、カロナールを飲んで、寝てしまいました。

中年なら37度台の発熱で終わることも多いと聞いていましたが、私もまだまだ若いなぁ。
目が覚めたら、熱は下がって、スッキリとしていました。
あと2週間で免疫ができるようです。

結局、手術が延期になった隙に、ワクチンを早めに終わらせることができました。どんどん出てくる変異株も心配ですが、ワクチンを打てばずいぶんマシだそうなので、ちょっと安心です。

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2021年07月26日 15:28
血糖、えええ!
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
救急から1ヶ月、婦人科の外来に行ってきました。
急に出現した卵巣嚢胞が急に小さくなっていることもあるかとエコーしましたが、大きさは変わらず、やっぱり手術をお願いします、という方向になりました。

手術に向けて、胸のレントゲンを撮ったり、感染症や基本の血液検査をしはじめました。
そして、麻酔科の先生にお会いして、車酔いをしやすいので麻酔から覚めるときに吐き気止めがほしいとか、歯の状態がどうかとか、手から麻酔薬を入れるのが痛そうだけれど麻酔パッチを貼ってもらえるかとか、そんな相談をしていました。

で、血液検査の結果に、え、と目を止めました。

血糖が370mg/dl越え、HbA1cは8.5%、尿糖も4+ (1000以上)という見慣れない数字が並んでいます。検体間違えではないかと思うくらい見覚えがありません。

お昼ご飯をしっかり食べた後の採血だったので、血糖が多少高いのは折り込み済みですが、多少でなく高いです。
夕飯から10時間以上経った空腹時に110mg/dl、食後200mg/dlを越えたり、HbA1cが6.5%を越えたりすると糖尿病ですね、となります。今回の値なら、一発ご当選です。
糖尿病の人でも血糖は食後2時間くらいでも140mg/dlくらいを目指すんではなかったでしょうか。
そしてHbA1cは赤血球の中のヘモグロビンのうちで糖がくっついたもののわりあい。2ヶ月くらいの血糖の状態を反映すると言われます。私は貧血でヘモグロビンが少ない時でもだいたい5.5%くらいでした。8.5%は高い…。

糖尿病があると、感染リスクも上がるので、手術は慎重になります。まして起きたきっかけも未知数です。
婦人科に寄って帰りなさいということになりました。

婦人科では、以前の検査と比べると急でもあるし、肥満ということでもないから、自己抗体でインシュリンを出す機能が壊れる一型糖尿病か、インシュリンを出す膵臓の腫瘍か、とザワザワして、もしかしたら1日に何度も血糖値を測りながら観察することになるかな…と。

翌々日、さっそく内分泌の先生に会ってきました。
HbA1cの値からすると、血糖が長期的に高かったはずなのに、救急に行くようなしんどさになっていないし、今回の血液検査でもケトン体が出てないから、一型糖尿病のように、インシュリンが出なくなっているとは考えにくいんじゃないかーー。
6月の造影CTで膵臓に腫瘍の指摘はないから、悪性腫瘍でもなさそうというのが、ひとまずの見立てでした。
喘息の吸入ステロイドが長期化し、量も増えた時期を考えると、ステロイドに反応したのか、というのがとりあえずの仮説です。

循環器でも感じるのですが、専門の先生は、強者の患者さんをたくさん診ているせいか、少々の異常値を見ても、ああ、ありますよね…、という感じで動じない様子がおもしろいです。

あとは、インシュリンが働きにくくなるインシュリン抵抗性の要因があるか、採血して、結果を待つことに。おうちで血糖値を測るほどではないかなとのお話でした。

ひとまずエクアというお薬を処方されました。
DPP-4阻害薬といって、胃や腸で分泌され、インシュリンを出るように指示したり肝臓で糖を出すのを抑えてくれるインクレチンを消えにくくするお薬のようです。インクレチンを分解する酵素DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ4)を狙い打ちにして阻害し、鈍っているインクレチンの働きを高めるそうです。
このインクレチンは、血糖が下がれば静かになるので、低血糖になりにくいのが強みです。お腹もすきにくいらしい。逆に、効き方が穏やかでパンチは乏しいということもあるようです。
糖尿初心者向けのお薬でしょうか。

ゆっくり始まる一型もあるものの、一型や腫瘍について否定的だったので、ひと安心です。
思えば、このところ食後に異様に眠くなるのはそのせいだったか。

ともかく、卵巣の手術をすれば、いつもの全身性エリテマトーデス(SLE)やシェーグレン症候群、甲状腺ホルモン不応症、喘息とまったりとおつきあいに戻るのかと思いきや、これまたSLEや喘息がある身としてはちょっとしんどい病気が加わりました。

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2021年07月20日 20:34
長年の右下腹部痛にピリオド?
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
腹膜炎で救急でお世話になってから4日後、抗生剤を飲んで、腹膜炎が収まっていく方向か、特定の菌に特化した薬に変えなくてはダメか、入院が必要かを確認するために、婦人科の受診をするように言われて、でかけてきました。
広範囲の3種類の抗生剤併用で、お腹のつらい感じは収まったものの、きちんとMRIで精査しましょう、ということになりました。もちろん下腹部に痛い余韻は残っています。

病院内で予約が入らないので、翌日、別の関連施設でMRI。検査は30分くらいであっさり終わりました。
台に横になると、お腹を50cmくらいのベルトでしっかり固定され、プラスチックの柵のような重いものを載せられ、おなかが痛い…と涙目になりながら、ドーナツ状の機械の中へ。いつものガーガー、ドンドンという音を聞きながら寝てしまっておりました。
最後に声をかけられて、息を止めて、動かないで!というのが数回。
7秒と10秒があります、と最初に声をかけられていましたが、実際は、その8割くらいの時間で終わりました。最後に、17秒止めてください~、というのが追加されて、お、長いぞ!と思いましたが、それもあっという間ででした。

そして救急から1週間後、改めて婦人科の診察です。
MRIの結果、やっぱり右の卵巣が本来2-3cmのものが6-7cmくらいに大きくなっていて、どんと鎮座されていました。子宮筋腫も3cmのもの以下たくさん。
救急でとった培養は、特にこれといった感染症はなかった様子です。
腫瘍マーカーもCA125は正常、CA19-9は中程度の高値ですが嚢腫でも上がるので、そんなところかな、と。

ここからどんな展開がありそうですか?と聞いてみたのですが、卵巣の大きさが6cmを越えていて手術適用の大きさがありですし、腹膜炎まで起こしたので、あんまり大事に置いておくよりは、早く手術するのがいいんじゃないかと思うとのことでした。秋の副鼻腔炎の手術を待つまでもなさそうな様子です。
反対側の卵巣は大丈夫そうですし、ひとつあれば、極端な更年期障害のような症状も起きにくいんじゃないかという予測でした。

腹腔鏡手術といって、おへそのところなど4ヶ所くらい穴を開けて、お腹にガスを入れた空間で手術するものなので、お腹を切る開腹手術よりも負担は軽いようですが、そうはいっても全身麻酔の手術です。
先生からは、ゆっくり考えてもいいですよ、ということでしたが、手術の方向でお願いしました。
単純に卵巣が大きくなっているだけでなくて、腹膜炎を起こしていることもありますし、年齢があがってからの卵巣嚢腫はガン化のリスクも上がり、卵巣がんはややこしいものも多いので、元気があるうちに取ってしまうのもいいんじゃないかなと考えました。

2008年頃から言いつづけてきた右下腹部痛が解決することになるかもしれない、と期待しています。

じゃあ、来月末に手術を予約しましょうか、ということになって、術前の検査が始まるのですが、さらに簡単にいかない・・・の巻。
救急から1ヶ月経って手術の相談で行った麻酔科と婦人科で、また予想外の指摘をされてしまいました。

厄年じゃなかろうかというくらい押し寄せてきます(笑)が、ここまでつづくと慣れっこになってしまいますね。
簡単に行かないお話はまた改めて。

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2021年07月12日 20:17
救急で腹膜炎に決定
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
さてさて、引き続き先月の話です。
お腹が尋常でなく痛くなり、循環器の外来ではスルーされたあと、少し迷って、救急に寄ることにしました。救急では、待つ時間があったので、ゆっくり問診票を書きました。

時間の経過を書いて、排卵の時期ではあるけれど、痛みのレベルがそれを越えていること。妊娠でもなさそうなこと。
お腹はカチカチに硬くなって筋性防御みたいになっているけれど、便通はあって、腸がとまった腸閉塞(イレウス)っぽい便秘ではないこと。
盲腸(虫垂炎)も手術しちゃったこと。その後の大腸検査で癒着もなさそうだったことは口頭でお話ししました。
そして、お腹を押すと、押した時より引いた時の方が痛い反跳痛があること。
吐き気はあるけど、吐いてないこと。
簡単に並べてみました。

内容が内容だったからでしょうか。わりとすぐに呼ばれました。
問診票に書いた話をひとつずつ確認して、ベッドに上がるのもつらいと思ったら、座ったまま、背中側から手を伸ばして、お腹を押して引く…痛い?と確認してくれました。
はい、腹膜炎が起きてますね、と3分で確定です。
…ですよね。

先生に、お医者さんみたいな的確な問診票でしたね、と笑われました。それから、循環器の外来では言わなかったの?と聞かれて、「"それはともかく…"という感じだったんですよ」と言うと苦笑されていました。「そのまま帰らなくて、ほんとによかったよ」と言ってくださって、安心です。

次は腹膜炎の原因を探して、治療することになります。消化器に穴が開いてしまったのか、婦人科の範囲の女性器の炎症で骨盤内腹膜炎を起こしたのか、早く確定するため、内分泌の懸念は少しあるものの、CTを造影剤ありで撮ってもらうことになりました。

あわせて、2ヶ所から採血して培養するのと、検尿でも細菌を確認するかな、ということに。トイレに行ってしまったから、尿をとれるように生理食塩水の点滴を開始。
それから痛み止めで、カロナールなどと同じアセトアミノフェンの点滴を追加してくれました。
採血した後、はい、手を開いて!と言われても、シムビコートを増やして時々テタニーみたいな麻痺が起きるからうまく開かないんですよね、なんてお喋りをしながら、ゆっくり寝てました。

CTは、すぐに画像を見せてくれましたが、だんごみたいに大きくなった卵巣を発見。5-6cmあるでしょうか。その周りもちょっとモヤモヤが写っています。
ほぼ婦人科の領域が原因だろうという方向になりました。

婦人科の先生が手術が終わり次第、来てもらうね、となって、うとうとしながら、待つことに。
せっかく、うとうとしているのに、脈拍、酸素飽和度、呼吸数を見ているモニターが時々ピー!と鳴り、先生や看護師さんたちがやたらと話しかけにきて、名前や生年月日を聞かれたり、冗談を言ってききたりします。
しかも、お腹が痛くて圧迫したくないのに、平らにしてくれていたベッドの角度をちょっとずつ上げていかれます。ファーラー位と呼ばれる心臓や肺に問題がある時にする45度くらいまでベッドを起こした状態にされて、やがて、いろんな人に、付き添いは?緊急連絡先は?と聞かれるようになりました。
変なの…と思いながら、気がつくと、モニター上の呼吸数が4から9の間を行ったり来たりしています。普通の呼吸数は12から20くらいでしょうか。どっかのヨガ・マスターみたいなことになっていました。そのまま呼吸が止まらなくてよかったです。
頻脈のためのβブロッカー(テノーミン)が効きすぎた?痛み止めで鎮静されちゃった?甲状腺ホルモン不応症の関係で代謝が抑制されている?よくわかりません。
手術に向けて、麻酔科の先生にお会いするときにはお話ししておいた方がよさそうな話が増えました。

その後、手術を終えた婦人科の先生が来てくださり、経膣内視鏡で見てもらって、やっぱり卵巣ですね、という感触です。
クラミジアなど原因になりそうな感染症でないか、培養で検査してみつつ、3種類の強い抗生剤を点滴か錠剤で1週間つづける方向と頂きました。
このまま入院していきますか?とも聞かれたのですが、点滴を少し打つだけなら入院しても暇そうだし通っていいかなと思ったり、このあと耳鼻科の手術で入院するから何度もお泊まりはどうかなと思ったりして、通って来ますよ、と話したのですが、先生たちはどうやら「救命」というモードで、通いはあり得ない!という反応でした。
そんなわけで、「おうち入院」に確定。おうちでおとなしく寝て、抗生剤を1週間飲んでみて、婦人科の外来の予定となりました。

翌日には、お腹の「何かある」感じの痛みは残るものの、お腹のカチカチの状態は無事になくなり、ひとまず安心。

骨髄炎やら腹膜炎やらいろいろ起きるもんですね。
実は大事な予定を控えていたのですが、ふっとんでしまいました。
翌週の検査へつづきます。

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2021年07月08日 14:58
このお腹の痛さは…循環器では鼻で笑われ
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
6月のある土曜日、ずいぶんお腹が痛くなりました。いつもの右下腹部が痛くて、子宮内膜症…卵巣嚢腫?というのが頭をよぎります。
カレンダーを眺めると、排卵痛かな?という時期で様子を見ることにしましたが、翌日、日曜日にさらにお腹が痛くなってきました。下腹部全体が固く腹筋が緊張してきた感じ。夜になると、エビのように丸まっても痛い状態になってきました。もはや排卵痛という感じではありません。

いつもよりとにかくしんどくて、あれ、腸がとまった腸閉塞(イレウス)か!?と思うものの、便通はあり、どうも違うっぽい。
盲腸(虫垂炎)も手術しちゃって、その後の大腸検査で癒着もなさそうだったから、その可能性もない。
お腹を押すと、押した時より引いた時の方が痛くて、え、腹膜炎が起きている時にそうなると聞いたような。
病院に行くべし…という状況です。

歯科で骨髄炎を指摘された時に、うっかりかすかに僧坊弁閉鎖不全と言ってしまったところから、毎回、治療前に抗生剤を飲む必要があるかの確認が必要になり、丁度、お会いした耳鼻科の先生に相談しましたら、循環器の予約を取ってくれて、病院に行くことになっていました。

急性の腹膜炎は、本来は無菌であってほしいところに感染が広がって、敗血症のような命に関わる話になることもあるので、急ぐかな…と、朝、循環器の外来の前に救急に相談したのですが、他の外来の予約がある時はそちらを先に…と帰されてしまいました。お腹が痛すぎて、そういう事態じゃなさそうと主張する元気もありません。
痛い状況に慣れすぎていて、元気そうに見えちゃうのも問題ですね。小さい頃に虫垂炎で即手術になった時も、直前に、歩けないくらい痛い…と言いながら隣町までお使いに行っていたという逸話があります。

ひとまず心エコーを受けて、予約を1時間以上過ぎて、循環器の外来になりました。

循環器の先生からしたら、私の状況は病気なんて言えないレベルという扱いをされることが多くて、頻脈は内分泌で経過を見てくれ…というところ。
今回は特に症状があるわけでもないし、歯科の先生も、問題がなさそうとわかってはいるものの、手順として循環器の先生に了承がほしい話で、ますます何しに来たんですか、という扱いになりがちです。

診察室に入ったところから、検査の結果はまったく心配に値しませんが、何を騒いでいるのですかという話から始まりました。私も、そう思いますよねー、と思いつつ、歯科医も私もわかってるんだけれど書類を残すために来たのでスミマセン、というのが正直なところ。
起きている緊急の課題は骨髄炎であって、循環器の心配をしている訳ではないのです。

ただでさえ、尋常でなくお腹が痛い状態で、話をする度に鼻で笑う先生に、しんどくてなりながら、最終的に歯科へのお手紙を書いて頂けることになりました。

ちなみに、お腹が痛い話も、お腹を押した時より引いた時の方が痛い「反跳痛」があって、痛みのレベルも高い話は問診票にもしっかり書き、口頭でも触れましたが、心臓のエコーの結果が問題ないのに何を言っているのだという感じで、すっかりスルーされました。
一般内科でみずおちや肩が痛い!という話から、心臓の問題じゃないか!?となることはあっても、逆に、循環器の先生が他科の病気に気づくのは難しいんですかね。(うんざりし過ぎた私の偏見だと思いますけど!)

ともかく、循環器ではお手紙をもらったので、ミッション完了。
このあと、救急に寄るか…、救急でさらに鼻で笑われたら、夜に腹痛で七転八倒しても救急車を呼ぶのを躊躇しそうだな…と、ひとしきり悩んだのですが、とにかく腹膜炎っぽくて深刻な気がするので、救急に立ち寄ることにしまいました。

救急では、私が挙げた症状のリストは的確な分析だし、そのまま帰らなくてよかったよ!と言ってもらい、安心することになります。
救急でのお話はまた改めて。

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2021年07月04日 13:12
女性のお腹はなにかと痛い
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
今日はいきなり枇榔なお話です。

お正月そうそう、女性の時期がやってきたのですが、同時にお尻から突き上げるような痛みがやってきました。少々の痛みなら何事もない振りができるのですが、波のように痛みが来ると、座っていられないし、歩くこともできない状態です。奥歯を割れるほど歯をくいしばって、過ぎるのを待ちました。
排便痛?痔か!?とも思いますが、ひとまず出血はなさそうです。
いつもの右下腹部痛も出てきて、右卵巣か?

万が一、卵巣嚢腫から茎捻転になっていたり、子宮付近が内膜症で膀胱に癒着するような炎症が起きていたりするなら、深夜になって救急車に乗ることになりかねません。婦人科の当直もいないとお医者さんにも自分にとってもしんどいことでづ。早い方がいい…とまずは救急に行ってみました。
ひとまずお腹からのエコーでは卵巣は腫れてないという診断で、痛み止めをもらいました。

そのあと近くの婦人科に行ってきました。
ひとまず内診やエコーでは、2cmくらいの筋腫はあるものの、しなやかで炎症や癒着の心配はなさそうでした。検査しても頚がんもなさそう。

そんなわけで、桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)、ツムラ125番とい漢方薬をもらいました。
桂枝茯苓丸というのは、下半身を温める、女性の味方。そこに消炎の加薏苡仁(カヨクイニン)が加わったものです。

微妙に生理がだらだら続くのにも、お尻からの突き上げる痛みにも効いた気がします。念のため、止血剤も処方してくれたけれど、止血剤がなくても、だらだらは収まりました。

せっかくなら、ピルはどうなのか、先生に伺ってみました。
若い子なら低用量ピルだけど、年齢的には中用量ピルがよいらしいです。
40才以上は血栓リスクが上がるようです。そういえば、私の場合は別の血栓リスクである抗カルジオリピン抗体も高めなんでした。
それから、女性ホルモンの影響があるといわれる全身性エリテマトーデス(SLE)の再燃リスクも上がります。膠原病の先生が、「患者さんが具合がよくなくてどうしたかと思ったら、僕も知らないうちにピルを飲みはじめていたんだよね」と話されていたこともありました。
それから、太るかなぁと。

いろいろ考えて、ひとまずは、漢方だけで様子をみることにします。温める漢方薬で夏は火照るかなぁ、それでダメなら、大豆イソフラボンから作った女性ホルモンのエストロゲン風サプリかな、と話していました。

それなのに、数ヵ月経って急にお腹が…というお話はまた改めて。

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2021年06月26日 18:27
顎の骨髄炎
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
このブログを更新できなかった間にいろいろ起きすぎていて、振り返りながら網羅できていないのですが、ボツボツ書いていきます。よろしければお付き合いください。

先月半ばには、いきなり顔が腫れてきて、顎から耳まで痛いということが起きたので、歯科の先生にお会いしてきました。マスクをしているから目立ちませんが、外から見ても尋常でなく腫れています。ひとまず、抗生剤を飲んで回避したのですが、なんだか様子がおかしい…。
骨髄炎か?という疑いが出てきました。

骨髄炎というのは、骨の中の血流が多いやわらかい部分を包む骨の硬い部分が壊れたり血流を通したりして、骨に菌などが入り込んで、骨の中で炎症を起こしているもの。

CT やMRIを撮ることになりました。
どちらもたくさん撮られてきましたが、顎は始めてです。
「動かないでください、唾を飲み込むのもダメですよー」と言われましたが、結構大変ですね。

どうやら骨髄炎でした。
やっぱり…。

でも、レントゲンを見る限り、歯の根のところに大きな歯周病があるでもなく、小さな炎症から大きなことになっている感じもある…といつもの先生が少し釈然としない感じでした。
抗生剤サワシリンをいつもの3日でなくて10日飲んで顎の違和感がなくなりました。
ちょっとしたことに体が激しく反応しちゃう感じ。

あわせて、その一環で他科の新しい先生に、心臓の既応症ってもっと詳しく…と追求され、いや甲状腺ホルモンの関係の頻脈ですと言い続けているうちにうっかり僧坊弁がわずかに閉鎖不全だと言われたことが…と、ポロリと話してしまったら、カルテに僧坊弁閉鎖不全と書かれてしまいました。
いや、弁膜症とか言うことでなくて、と説明するものの、消されることはなく。

実は、弁膜症があると、歯科治療の歯根などの治療する前に、菌の固まりプラークが飛ぶと危険なので、事前に抗生剤を飲んでおくようなのです。

大丈夫でしょうけれど、カルテに書かれていると、万が一の時に、「わかっていたのに、適切な処置をしなかったの?」となりかねません。
大丈夫だよねと先生も私も循環器の先生に、大丈夫だよと書いてもらってくることになりました。

ややこしくなったのですが、これが命を救う(ちょっと大袈裟?)ことにつながります。この話はまた改めて。

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2021年06月21日 13:36
頻脈と喘息
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
甲状腺ホルモン不応症のために、心臓だけは甲状腺ホルモンの影響を強く受けて、ドキドキが止まらない状態がずっと続いています。じっとしていても、座れば120というのが当たり前。

抑えるには、甲状腺ホルモンとの相性がいいインデラルを使うのがよくあることのようですが、このβ阻害薬というタイプの薬は、気管を細くさせがちで、気管支炎の人は避けることが多いのです。

そこで、甲状腺ホルモン不応症を見つけたレフェトフ先生から、ワソランを勧められました。カルシウムチャンネル阻害薬といって、冠動脈を拡げて脈を減らすお薬です。
これはよく効く人も多いそうですが、私はうまく効かずにしんどくなりました。

それでたどり着いたのが、テノーミンでした。β阻害薬の中でもβ1というものに効いて、心臓には効くものの、気管への影響が少ないタイプです。持続時間も長め。
なんといっても、甲状腺ホルモンの手が振るえる症状もあるので、β阻害薬は安心です。
ただ、喘息が落ち着かないし、ずいぶん長期服用でもあるので、喘息の具合によっては違う薬を試す?と内分泌の先生が聞いてくださいました。
急にやめると、血圧が上がってしまったり、ひどい不整脈になったりするので、代わりを見つけつつ。

手などが振るえるのを気にしなければ、脈拍を下げるお薬はいろいろあります。

ところで、暑くなってテノーミンを2錠飲んでもドキドキが止まらないのは、久しぶりです。90を越えっぱなしです。深呼吸しながら、様子を見ようと思います。

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2021年06月15日 12:19
脳と動脈のすぐ横の嚢胞
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
2018年夏に喘息を診てもらった呼吸器外来で、好酸球性副鼻腔炎でないか確認するために、CTを撮りました。
篩骨洞という鼻の上の方、目と目の間あたりにある副鼻腔に嚢胞などがぎっちりできることが多いようですが、網のようなこの部分はすっきりしていて、よかったね、となったのでした。

もっとも、小鼻の横の頬っぺたあたりにある上顎洞には左右両方で副鼻腔炎が起きていて、気管支喘息があって、いつもの血液検査を見ると、末梢血好酸球(EOS)が5%以上という状況なので、好酸球性副鼻腔炎を否定できないのかも。

ともかくよかったね、と忘れていたのですが、いろいろ喘息の治療のことを考えながら過去のデータを眺めなおしていたら、鼻の後ろの蝶形骨洞という副鼻腔の奥に嚢胞があるっぽい?というのが気になり始めました。
過去の記事をによると、画像を見たときから言っていたみたいです。

呼吸器の先生に聞いてみても、まあ、呼吸器としては問題ない!とおっしゃるものの、甲状腺ホルモン不応症の類似でありがちな下垂体腫瘍なんかはそのすぐ上にあるし、視神経もすぐ上を通っています。骨に食い込んでいるように見えるのも気になります。
骨破壊がないかも含めて、内分泌の先生に呟いてみたら、耳鼻科の先生に相談してごらん、と勧められました。紹介状を書いてもいいけど、コンコンって行ったらいいからと言われ…(笑)

取り敢えず耳鼻科の先生が過去のCT画像を見てくれました。
骨破壊はわかんないけど、骨に食い込んでいるんです…と説明すると、甲状腺に影響する下垂体にも影響がなさそうな位置で、他の検査での画像に映っている部分を見ても大きく変化はなさそうなので、急いで何かを心配しないといけない状況ではなさそう。
大丈夫そうに見えるけれど…と言われながら、ただすぐ奥は脳なので、気になるなら、変なものでないか、MRI で見ておきましょうということになりました。

日を改めて、MRI を撮ったところ、おや…。

蝶形骨洞の一番奥に、みずみずしい嚢胞が映っているのですが、真っ白く映った風船のような嚢胞の中に、実があるっぽい。うーーん。
おそらくは、粘液瘤とか類上皮腫とかそういう良性のものだろうとのことですが、以前より成長していて気になります。CTのスライスの位置の関係かもしれないけれど。
場所についても、後ろは脳、頸動脈が首から上へ延びてきて内頸動脈にも、皮一枚、もとい薄い骨一枚のところなのが、ちょっと気になるところです。逆に、触るのもちょっとね…という場所ですが、これからも死ぬまで一緒に生きていきましょうって感じでもありません。

急がないけど、取っちゃいますかね、というお話をしています。

鼻から内視鏡をいれて、蝶形骨洞から吸いだすイメージらしいですが、うっかり内頸動脈をコンと突き破った場合は、首の頸動脈を縛って止血をすることになるようです。その予行演習的に、カテーテルで実際に頸動脈でバルーンを膨らませて、反対側の頸動脈だけでどれくらい脳の血流が保てるか、どのくらい止血に時間を使えるか、の試験(脳動脈バルーン閉塞試験)をするか、など、先生方が議論を重ねてくださっています。
足りないねとなったら、血管のバイパスを作るのか、脳外科の先生が待機するのかわからないけど、大変そうですね。

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2021年06月12日 09:00
脚がつるのでβ2刺激剤を中止に
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
ご無沙汰しすぎました。

すっかり暑くなってきて、こたえますね。
ブログに書くような話が実はいろいろあったのに、コロナの状況でやることが増えるのに効率が悪いことが続けていて、ぐったりしていて更新できていませんでした。

実は、こちらの記事は昨年9月に書いたのに、公開できていませんでした。
ご無沙汰にも程があります。気がついたら、8ヶ月以上経っていて、あわてています。
でも、誰かの役に立つかもしれないし、私も記録となるので、公開していきます。

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2019年の秋ごろ、喘息の調子がよくなくて、シムビコートをせっせと吸っていたのですが、11月頃には毎晩のように脚がつるので、芍薬甘草湯が手放せなくなっていました。
伸ばしても温めても治らない脚のつりが、芍薬甘草湯を飲んだら10分もしないでとれるというのが驚きです。

さらに、しばらくすると、手の親指がきゅぅっと手のひら側に引っ張られるようなことが頻繁に起きるようになりました。
手の親指が3つ指をつくときのように手のひらの小指の方へ引っ張られるような感じで、きゅっと縮こまる感じというのか、細いブレスレットに手を通そうとしている感じというのか、引っ張られるような麻痺の状態です。
また顔のほっぺたがピクピクと引っ張られるような感じになることもありました。

これって、テタニー?

テタニーというのは、意思と関係なく手足の筋肉が痙攣をおこした状態で、電解質のバランスがよくない時などに起きることがあります。
バセドウ病で手術で甲状腺を切除したような場合、甲状腺にくっついている副甲状腺も取れてしまうと、カルシウムの調整機能がうまくいかなくなっても起きる話を聞いてきたので、なんとなく、あ、あれかなと思っていました。
でも手術はしてないし、なぜだろう。

ある日、はっ!と気がついて、その時期に変わったのは、喘息のシムビコート。しかも、普通なら、1回1~2吸入を1日に1~2回というのを、喘息の状態がよくないから、1回3吸入を1日2回やるようになっている!!と気がつきました。

調べてみると、シムビコートは、細胞外カリウムを細胞に取り込むのを助ける働きがあるようで、血液のカリウムが低下することも稀に起きるようでした。
喘息の状態も安定してきていたので、吸入を1日に6吸入から4吸入まで減らしたら、足もつらなくなり、手の親指がきゅうっと縮こまることもなくなりました。

ちなみにカリウムをたくさん含むフルーツを食べるだけではダメでした。

シムビコートは、炎症を抑えるステロイドと気管を拡げるβ2刺激剤の組合せで、吸入するお薬です。このβ刺激剤が多いと、脚が釣りやすくなるようです。
甲状腺ホルモン不応症では、甲状腺機能亢進症の症状が見えなくてもカテコールアミンの感受性が高くなりがちと言われていますから、出やすかったのかもしれません。

どんなわけで、吸える上限は4回まで。でも喘息には薬のパンチが足りません。
呼吸器のクリニックで測ると、一酸化窒素の濃度が66ppb。まだ高い!咳が止まらないような発作はないのですが、すごく炎症が高い状態です。
モストグラフという気管の抵抗を見て、炎症の具合を見る検査でも、すごく抵抗が大きい状態でした。

遠慮なく吸入できるように、ステロイドだけのパルミコートを朝4吸入、夜4吸入、気管拡張の抗コリン剤のスピリーバを朝2吸入に変更としてみました。
本当は朝はシムビコート、夜はパルミコートみたいな組合せにしたかったけど、それでは保険適用がややこしいみたいで断念。

あとは、シムビコートのようなパウダーを吸う形がいいか、スピリーバみたいにスプレー式がいいかという話をして、どっちでもいいなと思っていましたが、スプレー式のアルコール臭が気になる人もいらっしゃるのだとか。気がつきませんでした。

だいぶ楽になりました!

わからないけど、耳詰まりの調子も鼻の白いネバネバもなんとなく改善した感じです。
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その後、不織布のマスクをきちんと着けて話していると、酸素飽和度が90-93まで下がることが続くので、朝はスピリーバとシムビコート、夜はパルミコートに変更して試しています。これで続けていてもつらないといいのですが、どうなることやら。

それにしても、胸がゴロゴロいう喘鳴も咳もないのですが、炎症しているということで喘息でよいのか、何か別のことが起きていないか、ちょっと引っ掛かりは継続中です。
バセドウと甲状腺ホルモン不応症みたいに。

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2020年12月31日 23:09
2020年もお疲れ様でした
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
すっかりご無沙汰してしまいました。
自分の病状の経過を忘れてしまうので、この記事だけは、振り返って、こっそり後から更新しています。

2020年は、とにかくコロナの騒動の始まりでした。
1月初めには、中国旅行はしばらく行けないね…と見守っていたのが、みるみる世界の話になって、ハリウッド映画やSF小説で触れたようなことが次々と起きました。

私はといえば、仕事場での対策会議になぜか巻き込まれながらも、わりと静かに過ごせたでしょうか。

病気も重ねてきた高齢の家族のところに、気軽に飛んでいけない状況で、ケアをどうするか悩みつつ、本人の決断もあって、専門家にお願いしたのも大きな変化です。周囲も本人も変化を受け止めるのに、一時期すごく難儀しました。
さらに、そこから気軽に外出できるはずが、感染症が流行すると、そうもいかなくて、ドアの前でガラス越しに手を合わせる「塀のなか状態」も起きて、老化が加速するのをいかに遅らせられるか、思案しています。

私自身も、夏に、コロナもあるから電車でなく車で送りますよと言われたものが玉突き事故に巻き込まれ、しばらく調子が悪い時期もありました。
横になろうとすると、ある角度から首に力が入らなくなって、ガクッと頭が落ちる状態と、時折吐いてしまう症状が1週間くらい続きました。
救急のお世話になったり、CTを撮ったり、しばらく具合もよくなかったですが、これはもう大丈夫と思っています。

それで撮ってもらったCTで、前から言っていた副鼻腔の蝶形骨洞のいちばん奥にニキビみたいなのがある!骨のうずもれている!というのが映っていたので、改めていつもの大きな病院の耳鼻科で相談することになりました。
まぁ、大丈夫と思うけれど、心配ならMRIを撮ってみる?と聞かれて、お願いしましたら、中が水だけでもなさそうで、手術する?となっています。
これについてはまた改めて。

2020年は、厄年ですかというようにもみえますが、誰にとってもたいへんな年だったのではないかなぁ。一方で、出掛けられない分、からだが楽だったこともあった気がします。
来年はどうなることやら。

ゆっくり更新していきます。

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2020年10月27日 09:45
帯状疱疹と聞こえないことの関係
 ( ぷろぱさんのプロフィール)
春過ぎのこと。内耳の調子がよくなくて、右耳が低音を聞きにくいという最中のことです。
右の頬から耳にかけて、顔がチクチクして、触っても、歯医者さんの麻酔の後のように、感覚が鈍い感じがします。

右の三叉神経のエリアで、感覚鈍麻…というと、帯状疱疹の気配をちょっと感じてしまいます。
でも、ぶつぶつも、顔の表情に影響があるような麻痺もないし、うつむいても大丈夫。
取り敢えず、近くの皮膚科で相談したら、確かに帯状疱疹の疑いということで、ウイルス薬を出してもらいました。

実は、水疱瘡のウイルスが暴れる帯状疱疹が耳の神経の辺りで起きる「耳性帯状疱疹」というのは、顔面神経麻痺だけでなくて、難聴や耳の周りの水ぶくれ、めまいが起きる病気で、ラムゼイ・ハント症候群とも言われています。
その場合は、できるだけ早くウイルス薬を飲み始めるのが肝要と聞いたことがあります。
「耳鼻科でなくて、皮膚科に来たってことは、これを疑ったんでしょ。正解だねぇ。」と先生がつぶやきながら、お薬の飲むリスクより、飲まないリスクが大きいよねとお薬を処方してくださいました。

今は、帯状疱疹のお薬もいろいろ出てるんですね。
お薬を選ぶのに、「1日1回でいいのと、3回のと、5回のとがあります。どれにしますか?」と、聞かれました。昔話なら謙虚な解答が正解ですが、この場合、きっと効き方は同じですって説明でした。
「でも回数が少ないのはお高いんでしょ」と聞いたらほんとに高かった!

アシクロビルなら800mgを1日に5回で、1週間分が11,256円。
バラシクロビルなら1000mgを3回で5,720.4円。
ファムシクロビルは500mgを3回で4,525.5円。
新薬のアメナリーフは、1日1回だけど、19,766.6円もする。
そんな説明でした。他の薬も飲むから、1日3回くらいは問題なし。研究もたくさんある古典的なバラシクロビルを選択してみました。

しばらくしたら、チクチクはおさまってきました。耳は聞こえたり聞こえなかったり。
関係があったかどうかは謎だけれど、顔の麻痺など、おおごとにならなくて、取り敢えずよかったです。

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