genkingさんの日記

(Web全体に公開)

2013年
11月14日
16:04

巧妙なトリック

現在日本の平均寿命は
80歳を超えています。

ちょっと海を渡って
アメリカを見てみます。

1901年の寿命は統計上49歳。
2000年は77歳でした。

この統計を見てあなたは何を思いますか?

100年の間に28歳寿命が延びる。
凄いことです。

ではこれらは全て医者の技術の進歩、
薬の発達のおかげでしょうか?

もちろんそれもあります。しかし、
この数字大きな落とし穴があるのです。

昔の寿命はどうして短いか?
それは赤ちゃんの出産時の死亡率が高いからです。

若い時に亡くなる方が多ければ、
平均は下がっていきますよね。

赤ちゃんが亡くなる分だけ
平均寿命は短くなるんです。

逆に平均寿命が長くなるとは
どういうことでしょうか?

それは亡くなる赤ちゃんが減ったということです。
それは、医療の発達が大きく関与していると考えます。

そして、これだけ考えるとやはり医者は偉い。
と考えざるをえません。

では、100年前の昔の人は50歳位で
バタバタ死んでいったのですか?

ありえません。ここでもう一つ重要な
事実が出てきます。

昔から70、80歳の人は多くいた。
という事実です。

ですから、実は赤ちゃんの死亡率を
なくすと人間の寿命は2,3歳しか
上がっていないというのが本当の所です。

私達は平均寿命だけ見てみると医療の力で
「長生きできるようになった」と錯覚します。

しかし、事実は違うのです。

医学界はこういう数字のトリックを巧みに使い
自身の権威を不動のものにしてきたのです。
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