『ジェノサイド』 高野和明
『空白を満たしなさい』平野 啓一郎 著
先日、この二冊の本を続けて読んでしまったがために、厭な鬱々とした気分を過ごすはめになってしまった。
『ジェノサイド』は、スケールが大きくて面白かったんだけど、残虐なシーンで無防備に脳に強い刺激を与えられて、気持ちがどんどん沈んだ。
『空白を満たしなさい』は、死んだ人間が生き返るというストーリーで、登場人物が全員平野 啓一郎氏の分身になって、話すものだから、
しつこくて、最後の方はいいかげん厭になって、飛ばし読みをしてやっと最後まで読み終えた。分人という考え方に特に新鮮さは感じられなかった。小説としてはつまらない終わり方だった。
現実逃避するために、小説読むのはいいけど、もっと楽しくなる物を選んだ方がいいんじゃないかと思った。体にも悪い影響を与えそうだし。
単純に流行作家ばかり選んで、人に薦められないような本ばかり読む自分は、ホントニ愚かな奴だ。
来月、久しぶりに、検査のため病院へ行く。忘れないようにしよう。
コメント
08月29日
02:15
1: ぴこり
小説は感情移入してしまうとストレス掛かりますよね。
どちらも読んだ事ないけど、高野和明は「13階段」が面白かった、滅多に買わない単行本を買ってしまったので。
確か映画化もしたような・・・?
残虐なシーンが多いのではちょっと・・・
「空白・・・」は結構話題に上がってますよね、twitterアカウントもありますよ!
しかも私も読もうかな!と思ってたんですけど~笑
「決壊」も宣伝広告が立派過ぎたからか、期待して読んだらがっかりでした。
私は流行作家ばかり読んじゃうので・・・楽しければいいかな・・・(´Д`;)
08月29日
21:06
2: らの
ぴこりさん、こんにちは。
基本、私、意外にハッピーエンドが好きです。
あと、作家さんが原稿料を意識してダラダラと長くしない、参照した文献の数が多い。暗いシーンと明るいシーンがトントンぐらいが良い。
東野圭吾(こっそり全部読んでる)以外で面白い本あったら教えてくださいね!